地球儀を見ながらお喋り休日

今日の休みは、先日セージ君が持ち帰ってくれた地球儀を見ながら、2人は旅の計画の話です。と言っても、今のところ夏休みに旅にいけるようにはなりそうもありません。

相変わらず、万が一も考えて、入出国に関しては、自粛するように言われています。用心深いのも、ほどほどになのですが、大使館が出来たので、今週は首脳陣が集まって、新しく関わりを深くした国などがお忍びで集まり、会議が開かれるようですから、夏休みに旅行は、無いかなぁ～です。

尚更、地球儀やゲームで旅を楽しもうと言う事でお喋りです。どちらにしても、Mrs.Sugar夫婦は楽しく遊ぶ事には、幾らでもアイディアが沸くのです。

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Mrs.Sugar《何だか壊してしまいそうで怖いわね。ガラスの地球儀だなんて、とても綺麗だけれど...

セージ《もし割れちゃっても気にしないで良いそうだよ。自分が壊すかもしれないんだからって！物置に入れて使わないで居るより、誰かが楽しんでくれた方が地球儀も喜ぶってさ。

電話で話しただけれど、とても感じが良い人だったよ。

セージ《トランクの時もそうだけれど、事務所が間に入っているから、お互いに名前も知らせない貸し借りだからね。

お互いに信用だけだよ。大事に使わせてもらうって言っておいたよ。要らなくなったら、事務所に返せば良いんだよ。

Mrs.Sugar《嬉しいわぁ～(^^♪　彼方此方が見られて、地球儀は面白いわよね。

こんなのが空間に浮いていて、目に見えないくらい小さな生き物が、人なんですもね。細かいことなど気にしないで、心は大きく持った方が良いのよねぇ～🎵

なるようにしかならないんだしね！

セージ《あのさぁ、でも俺が思うには、Sugarはそれ以上大きな心は、持たない方が良いような気がするんだ。

Mrs.Sugar《あら、何で？ある程度細やかな心使いは大事だけれど、

それ以外はね、何でもそこそこで満足、大体で暮らすのが良いと思わない？幸せは日々の小さな幸せで満足でしょう？

Mrs.Sugar《その小さな幸せで満足するには、大きな心を持たないと、得られないと思うのよ。小さな心の人が反対に、大きな欲望を持っていたりする事も多いから！

一時幸せを手に入れたら、自分ひとりが偉かったみたい思って、小さな了見を持っているから、持続出来ずに、一瞬のうちに転落したりするんじゃぁないの？

セージ《う～ん、そうなのかなぁ～。よく判らないけれどね。俺まだ人間が、出来ていないからかもしれないけれどさ、もう凄く大きな物を手に入れてしまったように思っているんだ。

だから、後は小さな心で細心の注意を払って、大事に大事に暖めているんだよ。何だかやたらに、ラッキーが続いていたからね。最終目的だったはずの物が、皆今手元にあるんだもの。

欲しい物はもう何にも無いんだ。これ以上名誉も財産も、名声も何一つこれ以上は何も要らない。

Mrs.Sugar《随分欲がないのね？物質的な物はまぁ別にしても、一生懸命研究開発したものは、やっぱり評価されて、玄関脇の壁にプレートが増えたら、名誉な事でしょう？　又やろうって思うでしょう？普通は！

セージ《それは、良い結果が出せたら凄く嬉しいけれど、それに俺の名前が出なくて良いんだよ。成果を出すまでが、大変な時もあるけれどね。

良い結果に結びつけば嬉しいだけだよ。だからさ、ターナー教室のリーダーはイリスにしたのさ。あいつは教授になりたいんだからね。

もう少し慣れてきて、巧く教室のセールスポイントを伝える営業力を身につけたら、凄く頭が良いんだから、教授になれば良いんだよ。

だって、そんな教授はいっぱい要るんだからね。

Mrs.Sugar《何だか変なの？大体最近の若者は、もう人生を悟りきってしまったみたな事を言うわ。セージは縁の下で支えているだけなの？

それを踏み台に皆に、自分が成果を上げたかのように、評価されて先生とか言われるのがイリスでも良いわけ？

セージ《うん、そうだよ。俺は此処で研究開発するのは楽しい事だし、それを仕事にして、Sugarとなるべく長く楽しく過ごせれば、それ以上の物は何もいらないんだ。

だって、どうでも良いような話が、とても面白可笑しく感じられて、笑って暮らせたら、それ以上何が必要なの？

Mrs.Sugar《まぁそういわれるとねぇ～。私はもうセージが望むようになるべく心身とも、元気に長生きできるように努力はするわ。

長生きすればする程、何処かに不調が出て来るでしょうし、おつむも怪しくなってくるでしょうけれどねぇ～。良いのかしら？

セージ《でもさ、おつむは皆怪しいものさ。若くたって凄い怪しい奴がいるんだからね。人に迷惑掛けないくらい物忘れしたり、勘違いするくらいの方が、周りも本人も楽じゃぁ無いかな？

Nanみたいなのは、側に居ないから良いけれど、何時も側に居たら、きっと疲れちゃうよ。何時も魔法の杖で、人の事を自由に動かそうとするからね。

俺は孫だからまだ良いけれど、Mum達なんて、疲れるんじゃぁないかな？　だから、第二の人生の、趣味権仕事に年じゅう出て行くんだよ。

Mrs.Sugar《まぁセージったら、大好きなNanでしょう？凄く冷静に見ているのね。

セージ《大好きな人だから、なるべく最低限の用事以外は、離れているのが良いんだよ。ああ言う性格は、他人に世話してもらうのが良いんだよ。

世話する人も仕事って割り切って、その範囲で仲良くしていれば良いんだからね。さて、俺達は地球儀上であっても、旅をする準備をしようよ。

Mrs.Sugar《そうね。でも本当に地球儀で見ると面白いわよね。地図で見るよりもずっと近かったりして！私は何だか南半球には興味が無いのよねぇ～。

セージ《そうだねぇ～。歴史があるものは、北半球が多いようだからね。俺も何も無い所って言われても、ジャングルの中よりツンドラ地帯の方がよいかもしれない。

Mrs.Sugar《そうね！オーロラが見えたり、不思議な現象が見られるし、寒い所は虫が居ないのが良いわ！変な疫病も少ないでしょう？　

それにやはり寒い目の国は元気なご長寿さんが多いみたいね。Nanなんて凄く元気でしょう？今年は大雪が降ったって言ってらしたけれど！寂しそうでは無いようですものね。

セージ《昼は年中離れているから、夜や休みはDad達も結構居るし、丁度好いんじゃぁないの。俺は又皆とは考え方も環境も違うから、家に居るのが一番幸せなんだ。

以前は休みの日に寮から家に戻ると、独りで部屋で過ごすのが多かったかなぁ。家族は仲は良いんだけれど、案外煩わしくてね。

それが結婚したら、今度は凄く家に居たいなんてね。忙しい時に結婚しちゃったから、意外と雑用が多くてさ、本当に２人きりの、ゆっくりした時間が少ないだろう？

さ～てお茶飲もうか！ハーブティが好いかなぁ～。

Mrs.Sugar《まさか、セージにお茶淹れてもらって飲めるなんて～❤セージの淹れてくれたお茶は、とても美味しいのよ！

セージ《俺もSugarが淹れてくれるお茶が、美味しいよ。特にお茶はさ、愛情こめて淹れると美味しくなるって言うだろう。

俺も愛する人に、心をこめてお茶を淹れるようになるなんて、思っても居なかったよ・笑　だから、この幸せが怖い気がするときがあるんだ。

Mrs.Sugar《それはね、セージが若いからよ。私も昔、年長の人から聞いたわ、歳をとってくると、怖い物は何も無くなってくるんですって！

セージ《俺は他には、あまり怖いものはないんだけれどね。この心地よい時間や状態を誰にも奪われたくないって思うんだ。

こんな気持ちになるなんて、想像した事もなかったしね。そうそう、でも解った事があるよ。愛している人に愛を囁くから、愛が深まるんだってね。

何も伝えないと、これは育たないんだよ。

Mrs.Sugar《そうなのかしらね？私はセージから毎日愛しているって言われると、最初は照れくさいような気がしていたけれど、今は違うわ。

私からも言うようになったでしょう？愛は発信しないと、膨らんでこないって、判ったのよね。

そして、幾ら言ったからって、飽きたりもしないし無くなりもしないわ。

セージ《そうだろう？だって、Sugarを見ていると、俺は伝えたい言葉が沢山出てくるんだもの。無言じゃぁ駄目なんだよ。

Mrs.Sugar《お待たせいたしました。今はよく判るわよ・笑

セージ《やっと今解ってくれたんだ。いやぁ～理想的に苦労して、伝えることが出来たようだよ。だからやっぱり俺の好み通りなんだよ。

俺の方が愛がいっぱいな相手で、それも直ぐにべったりされちゃうようなのは嫌だしね。少々てこずる所が有った方が、良いし...　Ahahaha、、、俺すげぇ我侭だよね。

Mrs.Sugar《本当にね。私の場合は習慣が全く違う国だから、こうなったという結果でね。

セージ《だからね、俺はSgarと結婚する為に生まれたとしか思えないよ。同じ習慣の国の女性なら、もうベタベタ抱きついて来るのが当たり前だろうし、それでも話が合って面白かったら良いけれど、そう言う子は居なかったし！

じゃぁ日本人なら、他でも良かったかと言うと、一般的日本人女性だってパセリさんが言っていたけれど、パセリさんやこむぎさんなどには、何も感じない人達だから、国は関係ないようだね。Sugarなんだよ。程よく意地悪だしさ！

Mrs.Sugar《何、その言い方って！まるで私が意地悪な、性格の悪い人間みたいじゃぁないの！確かに意地悪する時があるけれど、だって、ミントから教わったのよ。

私一人っ子だから、愛情はあるけれど、苛めたくなる弟って言う真理は、始めての経験ですもの。やってみたら、夫であっても何だか凄く楽しいものだって思ったわ。

セージ《ミントも酷い姉だよね。今頃スコットを、俺の変わりに苛めているかもしれないよね。でも、スコットは案外喜んでいたりして！

何たって、先に熱上げて付き合いたがっていたのは、スコットの方だからね。でも、男はさ将来の為に勉強もしなくちゃぁね。薬学も難しい勉強みたいだからね。

スコットは寮長だった印象の方が強いんだ。俺は１年しか付き合いがなかったからね。学校が終われば、毎日一緒だったけれどさ、スコットは、ほとんど勉強ばかりしていたんじゃぁないかな？あれっ、でもミントとは何処で付き合っていたんだろう？

あの頃は５歳年上のスコットは、凄く年上っていう感じだったからね。今は段々年上の人との歳の差は、感じなくなって来たけれどさ。

Mrs.Sugar《じゃぁ初めて逢ったときの私なんて、目茶目茶歳の違いを感じたでしょう？１６歳になった次の日位に来たんですから.....

セージ《それがね、全くそんなこと感じなかったよ。不思議だね。ちょっと手伝って、一緒に休憩してお茶飲みながら話して、何だかやたらに楽しかったって感じだったよ。

だから、もう少し居てもよいかなぁ～ってね。で、ミントに言われて夏休みの間、ギリギリまで居たんだよね。アルバイトって、凄く楽しい事なんだって思ったよ。　

初めてやる事が多かったのに、結構そこそこ出来てしまって、Sugarが嬉しそうに“まぁ助かったわぁ～ありがとう🎵”って言てくれるのがやけに嬉しくてね。

あのに俺は勝手に、恋に落ちちゃったんだなぁ。ずっと気がつかなかったけれどね。

何だか俺って馬鹿みたいだよなぁ。せめて、あれが落ちたって事だって気がつけば、まだしもね。あの時初めてSugarからもらった、アルバイト料は、記念に今も仕舞ってあるよ。
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今日は地球儀を見ながら、勝手にお互いの気になった国の事を調べて見たりして、お喋りしたりした休日です。又それもまた楽しい休日となりました。

途中からインドのカレーの話になり、シークの人がひげを伸ばしターバンを巻いている話から、髭の話になり国によって髭を伸ばしている人が多い国の話をしたり、そこから、人の体毛は部位によって成長の早さが違うという話になりました。

セージ君が髭剃り跡に使っているローションは、髭の成長が遅くなる物を使っていると言う事を、Mrs.Sugarは今日初めて知って、感動もしました。カレーもインドからイギリスに渡り、それから日本に入ってきたという話になったりして、他の人から見たら、どうでも良いような事に興味を持ち、熱心に話し込んでしまったりして、とても楽しい休日だったのです。

サイクルルームにはライモン君が♪

今朝はやっと予約が回ってきたので、Mrs.Sugarは美容院へ行く事にしました。誰でも良い訳で無く、触られるのが嫌ではない美容師さんで無いと、髪を触られたりシャンプーなどが、困ります。相性の良い美容師さんを決めるまで、ちょっと様子がわかるまで、待たなくてはならなかったのです。

すべてに大雑把に受け入れられるMrs.Sugarですが、肌が触れたりには過敏に反応してしまうのです。これは男女関係無くなのです。それで今日は、やっと順番が回って来たので、美容院へです。セージ君はサイクルクラブルームへ向かいました。
まず自転車を各自乗り回してから、クラブルームで自転車の汚れを落として、手入れしながらお喋りです。

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エルダー《やぁ、おはよぉ～。ライモンに逢わなかったかい？

セージ《おはよぉ～。会わなかったよ。自転車が無いからエルダーと一緒かと思っていたんだけれどね？

エルダー《いや、俺が来た時にはもう自転車は無かったよ。何処に言ったんだろうね？　もう何処に行っても良くなったから、彼方此方見に行っているのかもね。

セージ《あいつやたらに嬉しそうな声出して話していたからね。“今日は絶対に此処へ来るから待っていてくれよな”って言っていたんだよ。

“ホテルに工事が入ったら、数日は部屋の片付けとか忙しいから、でも出来たら出て来たい”って言ってたけれどさ、“大使館が片付かないのに、大使が居なくなってサイクルクラブは不味いだろう？”って言ったんだけれどね。

エルダー《そりゃぁ、そうだよね。他の人たちにサイクルクラブが目をつけられちゃったら、嫌だもんなぁ～。こんなに健全な集まりなのにさぁ。

セージ《何だか秘書の人が口うるさそうな感じの人だったものなぁ。いちいち何か言いそうだぜ！“ライモン様お下品なサイクルクラブなどに出入りはいけません”とか言っちゃってさ。女人禁制にしておいて良かったよなぁ～。

エルダー《うんうん、チェックしに付いて来たりされても、しらけるものな！

セージ《あぁ、その辺りに亡霊のように立っていたりしてさ。うわぁ～想像が付くだけに嫌だよ。女性的な人では無いけれど、一応女性だしね・笑

此処は絶対に男性のみの部屋だよ。“部屋に工具が散らかっていますし、男臭い”とかも言いそうだよ。

エルダー《そうそう、セージは言われた事ないかい？俺なんて何時頃からかなぁ？『部屋が男臭い』って勝手に掃除とかされちゃった事あってね。

その時は俺は凄く母親の事怒って、留守の時は鍵かけて出かけるようにしたんだ。そうしたら、泣かれちゃってさぁ～。その後父親が亡くなったら余計に煩くなってね！

尚更、俺は家から離れたかったんで、ここへきたんだよ。兄が色々なだめてくれたみたいだけれど、結局は数年後には母は来ちゃったからね。

セージ《そうだよね。“俺も男臭い”って言われた事あるけれど、俺から言わせたら女の方がよぽど臭いぜ！色々な匂いがミックスして、充満しちゃってさ。

自分の匂いは気がつかないんだよ。化粧品やパヒュームや、体臭や凄いのは女だぜ。
だから、余計に側に寄られたくないし、ハグされたりKissされたりなんて、Nan以外は嫌だったね。

男同士だってベタベタされるのは嫌なんだ。イリスにはだから言ってあるんだよ。あいつはベタベタ大好きだからね。

エルダー《セージそれで、よくSugarさんを大好きになったよなぁ？幾ら化粧品使って居なくたって、女の匂いはするだろう？意識しなくともさ。

セージ《それがさ、Sugarはいい匂いがするんだよ💑初めて逢った時、今思えばアルバイトの休憩の時に、お茶飲んだりしたんだけれど、すぐ横に自然に座ったんだよ。まったく無臭の人だったしね。
親しくなってきたら、気持ちが良い匂いがするってね。どんな？って言われるんだけれど、一番近いのはタルカムパウダー？ドライハーブ？何だかそんな感じの好い匂いだよ。ってエルダー、今度Sugarに逢った時、匂いなんて嗅ぐなよ！

エルダー《バ～カ、そんな事しねぇよ！何時だって離れているだろう？まぁ確かに男女関係無く、体臭って気になる時あるよな！

自然現象で、動物がお互いに臭いを嗅ぎ合うのと同じで、好きな人か嫌いな相手か決めるものらしいからね。ひとは言語が発達したから、コミュニケーションで、補っているだろうけれどね。

ライモン《おはよぉ～♪久しぶりぃ（ニコニコ）

エルダー《やぁ、早かったねぇ～。何処まで行っていたのかい？サイクルロードに居た？何処かで会うかと思ったけれど会わなかったよね。

セージ《凄く早く来たんだね？

ライモン《今日はさ、赴任先の町はどうなのか彼方此方視察していたんだよ。

その内病院の自転車借りられるっていうから、ワイスと又回って見ようかと思ってね。

エルダー《視察って、何にも無いだろう？ロッジ風の家か、セミデタッチか、職員用と学生用のフラットだけで、後はもう森林ばかりでね。

セージ《何か参考になるような事があったかい？

ライモン《うん、大いに有ったよ。今度リヴェール教授に聞いてみようと思ったよ。素晴らしく計算されて、手入れされた森林に囲まれているんだよね。

森林は、やたらにあればよいというわけではないからさ。凄く難しいんだよ。住人にとって快適な気候にする場合と、反対になる場合とあるからね。気をつけないと、此処の森は迷子になってしまうよね。

エルダー《うん、それは聞いた事あるよ。一人で森に入って行くなって言われたもの。行きたいなら警備会社に森林管理員と一緒に行くようにって、セージ言われただろう？　でも前紅葉を見に行った時、お前結構スムーズに歩いて行ったよなぁ～？

セージ《俺はもう何年も前に、此処にアルバイトに来た頃に、散歩に行っていたからね。でもちゃんと帰るマーク付けていたから、帰って来られたよ。

でも今だって知らない所には行かないよ。

エルダー《よく戻ってこられたよなぁ～？まぁ戻って来られたから、今話しているんだけれどね。

セージ《子供の時に参加していた、サマースクールで森林などの歩き方を習ったからね。後は全く同じ木は無いから、木の顔を覚えるんだよ。そうしたら、ちゃんと帰り道を教えてくれるんだよ。

さぁて、もう直ぐランチタイムだし、俺は今日はもうSugarが美容院から帰ってくるから帰るよ。ライモンはエルダーに遊んでもらえよ。

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Mrs.Sugar《セージ早くに出てきて良かったの？ライモンさんも今日は出ていらしたんでしょう？

セージ《うん、出てきたよ。皆バラバラに適当に自転車乗って、その後、部屋で喋っていたんだよ。まぁ時には皆一緒に自転車乗っても好いけれどね。

後は適当に出てきた順に、好きに乗ればよいんだし、その後皆でお喋りして、帰ってきたら良いんじゃぁないの。それだって、十分楽しいよ。

Mrs.Sugar《まぁそうよね。私達婦人会も、パンやお菓子焼きながらお茶飲んで、編み物しながらお喋り楽しんでいるだけですものね。

特に今は、セルフィーユ君が一人で、営業してくれているから、自分達でお茶も入れなかったりよ・笑

セージ《Sugar、やっぱり今までも良かったけれど、少し髪を長くして、カールした髪はとても女らしくて、俺は大好きだよ。今Sugarにピッタリのヘァスタイルだよ。

Mrs.Sugar《此処に来る以前はこうだったのよ。美容院の関係で、説明が簡単なベリーショートにしていたけれどね。

セージ《うん、あれはあれで、とってもよく似合ってたよ。でも又違う雰囲気になって、何とも言えない感じだよ。この間始めて見たときは、ドキッとしちゃった。

Mrs.Sugar《セージって直ぐにドキッとするのね。ライモンさんだけでなく、セージも心臓をみてもらったら良いんじゃぁないの？

セージ《又止めてくれよ。心臓が悪いんじゃぁ無くて、Sugarのしたことが、心臓に悪いだけだよ。俺は別にM気はないけれど、Sugarの事はドキドキ心臓に来ることが多いんだよ。病気したり、ちょっとしたしぐさや、そのヘァスタイルにした時とかね！

Mrs.Sugar《まぁ、それではこれからたっぷり保険金掛けて、悩ましく悩殺して、保険金もらって、高飛びしちゃおうかしら？映画みたいにね・Ahahahaha、、、、

そんな話雑誌でも見たけれど、相手はセージみたいに若い人でなく、もっとかなりお爺さんだったかしらね。

セージ《悩殺は若い方がしやすいんじゃぁないの？免疫が無いからね。年々色々経験して、免疫力がついてきちゃうんじゃぁないのかなぁ？

でもさ、本当にSugar凄く女性らしくて、素敵だよ💕

Mrs.Sugar《気に入ってくれて良かったわ。そう言うところは、セージ達外国人の男性は、直ぐに気がついてくれるし、褒めてくれるから、お洒落しがいがあるわね。

せいぜいお気に入りファッションで、セージを刺激しなくてはね・笑

セージ《うん、凄い楽しみしているよ。この新しく縫った服も、今までとは雰囲気が違う感じだけれど、それもまたフレッシュだよ。

セージ《Your smile speaks books to me.I'm under your thumb, under your spell. There's no one else could warm my heart as much as you.You're all.

Mrs.Sugar《The distance is the best husband for me.

セージ《I'm under your thumb, under your spell, tight, Right here with you, just like this.You know I feel okay.

Mrs.Sugar《Being with you is the most wonderful thing for me.
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今日はショッピングセンターのセンターポイントのグロッサリーにオーダーしてきたので、昼過ぎには荷物が届くでしょう。何時ものように2人で1週間分の調理を済ませて、冷凍しておけば、跡は本当に楽なのです。

もうこれからは、できる限りリラックスして、2人で過ごす時間を作って、楽しく過ごそうと思いました。
来週はセージ君は手をつけた物を、教室に出て行ったら製作しなければなりません。暫くはいくつか仕上げ作業がありますから、それが夏休みまでの仕事でしょう。

大使館員は全員診療所へ.....

今日はライモン君は他の大使館員達と診療所に挨拶に行きました。これから何かとお世話になる所です。入国時には入念に身体検査が有りましたが、いずれまた個別に住まいの方へ来て訪問診療があります。
大使館を此処で開けば、一応国民と同じように診療所の方で、診察をしてくれます。Dr.マリアンヌやDr.ターナーその他、今日の出勤医師に挨拶をしました。そして、此処で暮らす以上は全員が、国民と同じにライフスタイルや、住まい環境も確認です。病気の元は家庭にあるから住まいもメディカルチェックを受け、カルテが作られます。
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Dr.ローソン《それでは、一度帰国した次の日には又胸が苦しくなって、調子が悪かったのかい？

ライモン《はい、朝起きたときから、何となく調子が悪かったんです。でも連絡する程ではないくらいだったので、安静にしてました。

Dr.マリアンヌ《ちゃんとよく眠ったのでしょう？自分の家なんですから！

ライモン《えぇ、ちゃんと眠れたと思うんですよ。それなのに、朝起きるのが辛かったんです。

ワイス事務官《僕があまり起きて来ないので、見に行きましたら、ちょっと顔色も悪くて、一応着替えをして、お茶を飲んだだけで、朝食は食べませんでした。

Dr.ターナー《でも、次の日には治ったんだね？

Dr.ローソン《それきりその後は、大丈夫だったんだね？

ライモン《はい、僕もやらなくてはならない仕事もありましたし、来客もありましたから、あれこれ忙しく過ごしました。でも大丈夫なようです。

Dr.マリアンヌ《それで、フランネル財団次期会長などと話あって、大使館をという話になったのね？Ohohoho、、それにしても、随分素早く話が纏まったものね。
まぁ、悪くないお話なので、宜しくお願いいたしますね。

担当医は前のままDr.ターナーと言う事で！定期的に検査は受けてもらいますよ。

プリメル《ライモン様は、皆さんをとても信頼なさっていらっしゃるようですわ。

エーデル秘書《本当に、まぁ小さな子供になったように、素直な態度でねぇ～。

ワイス事務官《Ahahaha、、、、本当に、ライモン様は凄く信頼なさっているようですね。

プリメル《（ひそひそ）皆さんニコニコして、明るい感じの診療所ですわ。何時でも見てくださるというのが、素晴らしいわ。女医さんがとても美しい方ですわね。

ライモン《判りました。日にちを決めていただいたら、皆受診や検査を受けますから...。

Dr.マリアンヌ《早い目に検査などは受けてもらいましょうか？　工務店さんが入ったら、ホテルの方でお忙しくなるでしょう？

Dr.ローソン《そうだね。そうでなければ、すべて終わってからにするか、ご都合はどちらが好いのかな？

ライモン《どうせ、今中途半端な時間なので、今のうちに受けた方がよいと思います。

Dr.ターナー《そうだな、君も部屋が出来上がったら、大使としての仕事があるだろう？

Dr.マロウ《たしか大使でも、えらい大使なんだよなぁ～。余り気楽に話してはまずいかな？ライモン様っていうのかな？

ライモン《仕事中は仕方が無い時があるかもだけれど、あんまりよそよそしくしないでくださいよね。皆さんはドクターですしね。

Dr.ローソン《まぁ、此処の暮らしに慣れてきたら、公式の時意外は、此処はみんな誰でもフランクに付き合っていますよ。そちらが構わなければですけれどね。

Dr.マロウ《Wahahaha、、、Dr.マリアンヌやリヴェール教授などは、本当は最高TOPの役員だけれど、普通に話しているよ。まぁ気楽に過ごそうよ。病気にもそれが一番だよ。じゃぁ以前通りにライモン君だね。

エーデル秘書《そんなにも、精神的なものが大きく関わりますですか？　でも完治するわけではないのですよね？

ワイス事務官《昔はライモン様は、何でもなかったですよねぇ～。元気よく遊んでいましたからね。

プリメル《お食事とか、気をつけることもございますでしょう？

Dr.マリアンヌ《彼の場合は、先天的な異常がありますから、それは治りませんよ。でもストレスなどは程々で、リラックスして暮らせば、普通に暮らせますよ。

Dr.ローソン《まぁ、全く問題が無い訳ではないけれど、たとえばアレルギーで喘息があるなんて言う人より、楽な病気だと思っていれば、良いんじゃぁないですか？

Dr.ターナー《休日はしっかり休むようにして、まぁここの大使なら、調子が悪かったら仕事休んで安静にすれば好いんだからね。

そのくらいな気分で良いんじゃぁないですか？朝から晩まで、きちんとした暮らしなんてしていたら、誰でも病気になってしまうでしょう。

特に子供の時から君も、しかるべき教育を受けて、お行儀良く暮らしていたら、精神的に行き詰ってくるだろう？

Dr.マロウ《それが、年齢が行くにしたがって、ストレスとして溜ってきたんじゃぁないかな？

プリメル《ライモン様はお小さいときは、凄くきちんとした、お行儀のよい方でしたわよね。　少し大きくなって、パーティなどに出席されるようになってから、ちょっと羽目をはずす時があるって、聞くようになりましたけれど。

Dr.ターナー《まぁ普通の事でしょう・笑　12～3歳からでしょう？暫くは、楽しく悪い事覚える頃だものなぁ。

Dr.マロウ《そうそう、一番楽しい時ともいえるかな？勉強も忙しくなり始める頃だしな・笑

ライモン《むふふふ、そうだね。親は将来のためにと、正式なパーティなどに連れていくけれどさ、そこで年上から順番に悪い事など教わるんだよね・笑

僕はセージに結構色々教えたよ。でも既に寮でも、先輩達に教わっていたようだからね。

Dr.マリアンヌ《女性も同じですよ。姉とか居れば、そう言う人から教わる事もありますけれど、他人が一番手取り足取り教えてくれるわね・Ohohoho、、、、

それでは、近いうちに皆さん検査など受けてくださいね。

ライモン《判りました。エーデルとプリメルは部屋が決まり次第、そちらに引っ越します。僕とワイスは大使館奥に居室を作ってもらいますから、それまではホテル暮らしです。

Dr.ローソン《そんなに先でなく、近いうちに工務店は伺うと思いますよ。それまでは適当に過ごして居てください。

センターポイントの中には、そこそこの店もはいっていますからね。

Dr.マリアンヌ《エーデルさん達は、センターの上のほうの階に、女性専用フロァーみたいなのが有りますから楽しむと宜しいですわよ。

自由時間が今は沢山あるでしょう？

ライモン《それは良いじゃぁないか。行ってくれば！僕はもう此処には少し慣れたから、放って置いてくれて良いからね。

Dr.ローソン《Ahahaha、、、、此処は、かなり安全ですからね。大丈夫ですよ。

ここにはアルコールを飲む場所も、心配になるような店とかはありませんしね。メンズクラブに行くか、ホテルのラウンジで飲むくらいでしょう。

エーデル秘書《それで、以前はあまり歳が変わらないワイスを、遊び仲間にと就けたんですよ。でも最初は逐一報告受けたのに、その内、ワイスはあんまり言わなくなってきたんですよ。

ワイス《それはね、やっぱり男同士ですからね。一応全くの他人ではなくて、ハトコっていうんですかね。お互いにサポートしあう所はありましたよ。

プリメル《ある意味お気の毒ですわね。普通の家でしたら、もっと楽しく色々遊んだり出来たでしょうに、何時も誰かの目に晒されているかんじですものね。

ライモン《知らないうちに、仕事をするようになったら、ストレスが溜るように、なったのかもしれないよなぁ～。

ここに静養に来て、こんなに自由な気分を味わえるなんて！って感動したよ。ちょっと退屈もしたけれど、でもセージやミントや達に逢えて、本当に嬉しかったよ。

ワイスは知っているよね。セージの事を......

ワイス《ミントさんには、ライモン様は何度も振られていましたよね。彼女は若い時は本当に可愛くて魅力的なレディでしたからね・笑　今も美しいままだそうで...。

はっきり断るから意外と傷つかないのか、ライモン様は何度もプロポーズして居ましたよね・Ahahaha、、

Dr.マリアンヌ《それは再会出来たのに、もう赤ちゃんも居て残念でしたね・笑

Dr.ローソン《彼女も子供産んだら又綺麗になっただろう？

ライモン《そうなんですよね。女性って変わるものですねぇ。でも、旦那様と一緒に居るのを見たら、もう諦めがつきましたよ。

凄く夫婦仲が良いのがよく判りましたから！一見ミントがえらそうに威張っているけれど、実際はしっかり妻らしく支えてもいるんだなぁ～って言うのが、よく判りましたからね。

エーデル秘書《ライモン様は本当にこちらの国がお気に入りなのですね。あんなに明るい表情で話しをなさるなんて、皆さんとても楽しそうにお話なさるんですね。

ライモン様が、調子が良くなるのが、判るような気がするわ。ねぇワイスそう思わない？

ワイス《セージ君ががり勉して、ここの大学に入ったのがよく判る気がするよ。何処を見ても穏やかで明るい感じがするね。

健康的だし、でも代わりに学問に関しては、唯一ダークな世界と言う感じかなぁ。図書館などかなりの利用率だし、独特の雰囲気でしたよ。唯一少し暗い場所ですかね。

特に地下の専門書のフロァなどは、何ともいえない雰囲気ですよ。僕から見たら、真剣な顔していて、勉強地獄みたいな雰囲気すらありましたよ。

結果を良い意味に、皆使っているのでしょうけれどね。
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今日は暫く診療所で過ごして、彼らは一応この国の国民と同じに、健康管理の為にしっかり検査をされる事になりました。それには、ちょっとエーデル秘書などは吃驚したようです。自国では健康管理は自由ですからね。割合緩い国で自由ですが、健康管理に関しては、かなり約束事があります。

しかし、ライモン君の様子をみると、それはきっとそれほど窮屈な事ではないようです。ちょっと厳しい表情が多いエーデル秘書ですが、きっとその内表情が柔らかく変わって来ることでしょう。

今日は皆が真面目な話の1日でしたが、ライモン君は明日のサイクルクラブの日が凄く楽しみなのです。それを気取られないように、今日は終始真面目な顔で過ごしています。

超音波洗浄除菌機も早い目に検討！

セージ君はライモン君用のブレスレット型端末機を作りながら、パッド用洗浄乾燥滅菌機の事もまだ考えていました。ほぼ出来上がっているのでもう提出してあるのですが、自分の研究用にもう1台手元にあります。
でもまだ完成はしていないのです。他の慣れた単純作業をしながら考えるのは、最適な思考する為の時間です。そして、一応皆が集まった時に、ちょっと軽く説明と相談を始めました。

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セージ《ねぇ、ちょっとこれなんだけれどさぁ～。一応今まで作り上げたのは、もう転出は済んだんだけれど、エルダーは考えてくれているみたいなんだけれど、フランツにも頼みたいんだけれどさぁ.....何となく早くやったら！みたいな雰囲気なんだよね。

フランツ《なんだい。そうかセージは今ライモン君の頼まれ物を製作しているんだね？

エルダー《エネルギーの事は、俺も今考えているよ。もう少し小型化できないものかとかね？そうしたいんだろう？

セージ《うん、もう少し小さくしたいのと、超音波を使ったらって思ったんだよ。

もうすでに汚れ落とし用とかには、ハンディタイプとか販売もされているだろう？パッドは布製だから、超音波が使えるよね？

フランツ《あぁ、じゃぁちょっと考えて見ようか、エルダーは管理人試験もあるけれど大丈夫かな？

エルダー《全然、問題なぁ～い。そのくらいたまには忙しくないとね。

エルダー《だいたいさ、少しは追われている感が時には無いと、脳が動かなくなるよ。でも、時にはじっくり考えた方が良い時もあるしね。

セージみたいに、まったく関係ない遊びみたいな事やっていたら、ハっと思う時もたしかにあるんだよね。

セージ《わりぃ、ちょっとメモだけしてあるんだけれど、そこから先を頼むよ。色々思いついた限りは書いてあるよ。今さ、ライモンのブレスレット作るついでに、ちょっと色々なバリエーションの物を、作っておきたいのさ。

時間が掛かるから、ベースのブレスレットだけ作っておけば、後はソフトを変えれば良いだけにしておきたいんだよなぁ～って計画していたんだ。

超音波は？って思っちゃったから、でも一寸閃いちゃったんだよ。超音波の洗浄機をね。だから、もしかしたら、ライモンのだけ作って、先に洗浄機の方を、先にしても、もうちょっと完成度の高い物まで、作ってしまうかもしれない。うん、多分.....

フランツ《色々なのが中途半端で置いてあるのを、完成させてしまえば良いんだけれど、気分が乗って来たらやってしまえば良いし、好きにやれば良いよ。

セージ《あぁ、それにやっぱり暫く使っわないと判らない事もあるからね。不都合も出て来るかもだしね。修正したりしないと判らないからね。

でもまずは、ライモンが来ちゃったから、先にこれは彼分だけは今日中に作ってしまうよ。医療用のものは、あのままで良いと思うんだよ。院内で使ったりするには素材も軽いしね。

ただ見た目がいかにもだからね。入院患者には必ずGPS付きで、自分でははずせないようになっているから、一人で歩き回っている時に異常があったら、直ぐに見つけられるしね。

メィス《認知症の患者さんや、色々利用できますものね。

フランツ《判ったよ。じゃぁエルダーは巧い事時間はやりくりしながら、やってみようぜ。

エルダー《あぁ、そうだな、超音波を考えるべきだよね。只容器はそれなりの強固な物にしないとならないから、重くはなるよね。

セージ《まぁ、持ち歩く物ではないからね。巧くいったら、もう各部や、家庭には1台は取り付けになるんじゃぁないのかなぁ～。

フランツ《提出したしたものは、シンプルな良さがあるけれどね。最終的には手動でハンドル回せばでも、発電も出来るよ。

どっちにしてもエネルギー源のことは、もっと考える余地はありだからね。他の物にしてもさ。

エルダー《グラフェンを使うのって、そう言えば問題がないかい？ちょっと汚れが付いたりしただけで、調子が不安定になるような気がするんだよね？

一寸俺それも又、考えるよ。でも時間があるならフランツ考えておいてくれよ。俺、資格試験を終わらせるからさ。

セージ《あっ、俺もそう思ったよ。軽いしコンパクトで良いんだけれど、玩具みたいだよね。どんどん、耐久性はいまひとつになっていくような気がするしね.....

でも何でも小型化軽量を求めるとなぁ～。

フランツ《その辺たりを俺達も考えるよ。何か質のよいものが出来ないかね。

イリス《それでさ、仕事の流れをキチンと整理するから、資料はある程度まとめて俺に出してくれよな。

大分判ってきたから、何かの時には皆の代役を少々でも出来るようにするからさぁ。

メィス《イリスったら本当に遅いんだからね。何でももう少しパッパと考えたり行動できないのかしらね？　オムツや水着やその他はもう纏め終わったの？　

それも今改良中ですからね！今より良くなるはずだわ。

セージ《あはっ、イリスが窓口なんだから、説明その他はやるんだよ。凄い良いトレーニングになるよな。

他から何か聞かれたら、製作中の俺達が説明していたら時間がもったいないからね。

フランツ《そうそう、折角考えが纏まってきて、乗ってきた時に、上層部や研究所の方から問い合わせとかあって途中で手を止めては、困る時があるからね。

エルダー《俺も管理人試験の講習に行ったりで出たり入ったりするから、頼んだぜ。

イリス《はいはい、判っていますよ。もう終わった分に関してはね。

セージ《そう言うのは、イリスは得意だろう？全面的に頼んだぜ・笑

フランツ《なんだい。急にイリスは気配消したな？

エルダー《判っているけれど、完全に責任持たされると、気配が消えるんだよな！そう言うときは素早いんだよ。

メィス《Ahahaha、、、、そうそう、エルダーもイリスのことよく判ってきたわね。

イリス《特にセージがあれこれ一瞬にして、パッパと進みだすと、一度に進むからさぁ~。まぁ何時もの事なんだけれどね。

セージ《お前さぁ、もういい加減慣れたら？緊急時以外でも、あのダンスの時の、速い動作をしたら良いんだよ。そう言うのもリズムだろう。リズム感は誰よりも良いんだからさ。
そうだ、BGMが有ればそれに乗って動いたり、話したり出来るんじゃぁないの？

フランツ《おいおい、何てこと思いつくんだよ。まぁ、それも一理あるかもな！　前からしたらかなり反応は良くなったよな。

自分なりにリズムがつかめればいい塩梅に、なるんじゃぁないの？それもまぁ、ちょっとゆっくりなんだよな。

メィス《全く、2人目が出来るのだけは、誰よりも早かったのにね。

エルダー《あっ、メィス言う事がストレートだなぁ～。そう言うところは、やっぱり俺は嫌いじゃぁないぜ。

うじうじぐちゃぐちゃは大嫌いなんだ。なるべく気を使って言うけれど、早くに言った方が良い事もあるからね。

セージ《何言っているんだよ。そう言うのは女だよ。男はそんなに露骨にストレートには、思っても言わないぜ。

やっぱり色々計算しちゃうのが男なんじゃぁないの？女は感情のままに言うからね。

フランツ《おっ、セージ君流石に女性心理には詳しいですなぁ～。

エルダー《本当に、考えたらさ、小さいときからどちらかと言うと若いのから高齢者まで、セージの周りは女性に囲まれて暮らしていたんだものな・笑

メィス《そうよね！お婆様からミント達もMomも、男性も居るけれど、女性がいっぱいっていう感じ！

イリス《そう言えば寮に入った時はさ、ホームシックになる奴もいたのに、独りでご機嫌でさ休みの度には帰宅しなくって、先生や寮長に帰らなくても良いのか言われていたものな？

フランツ《Ahahaha、、、、それも又傑作な奴だよなぁ～？まだ10歳くらいだっただろう？

エルダー《よぽど居心地が良い寮だったんだな？まぁ、有る意味家族から離れて自由満喫かもしれないけれどね。

女家族って口うるさいからなぁ～。

セージ《そうだよ。イリスを見てみろよ。今でもメィスに年中あれこれ言われているんだぜ！家帰ったら奥さんにも言われていたりして！

イリスはそのほうが落ち着く性格かもね。俺なんてさ、姉弟でもないのに、子供の時からメィスには、色々言われてしまう時があるんだぜ！

フランツ《そういえばそうだなぁ～。ちょくちょくメィスは、何かいっているよな？

エルダー《わぁ、マロウさん可愛そう！メィスって意外と口うるさい奥さんになるかもしれないね。今はLove優先で、凄～く優しげだったりするかもしれないけれどさ。女は化けるからなぁ～。

セージ《ちょっとさ、蓋部分にすべて納めちゃうのが一番コンパクトに出来るだろう？超音波使うと多少音は出るだろうけれどさ。
下の部分は2~3重構造になって重くなるから問題は無いと思うんだ。

フランツ《判ったよ。出来るだけ小さく纏まるようにするよ。

エルダー《パッドが超薄型になったから、結構入るしマメに洗えばよいんだものな！大人のオムツやパッドにしたって、結構入るからね。

セージ《理想は、こちらにあるポットの大きさにしたいんだよ。ポットに関しては研究所に持っていけば作る機器もあるし、直ぐに考えてくれると思うよ。

フランツ《そう言うの専門に作ってる部門があるからな。そう言うときはイリスが挨拶に行って、顔を知ってもらって頼んでくるんだぜ。

ターナー教室の顔&セールスマンがリーダーの仕事だからな。

エルダー《仲良くなったら、色々便宜も図ってもらえるからね。

メィス《イリスには良い勉強だわ。

イリス《判りましたよ。後で何処に頼めばよいか見に行って挨拶して頼んでくるよ。

フランツ《その意気で、コツをつかんだら、頼みごとが後回しされずに、早く出来上がってくるからさ。

エルダー《代わりにこちらが何か頼まれる事もあるからね。

研究員って言ったって、一人で仕事していれば良いわけじゃぁないからさ。

メィス《そう言えばこのあいだ、セージとエルダーが居ない時だったけれど、マティリアル研究会の私の友達が、パッドを届けがてら来たのよ。2人にも紹介したかったんだけれどね。

セージのオールインワンなど頼んだ時も、彼女が色々協力してくれたのよ。ビアンカっていうんだけれど、セージやエルダーにも会いたがっていたわ。

イリス《又メイスは皆の事をあれこれ喋っているんだろうね。女同士って何でも喋るんだよ。

セージ《ふ～ん。まぁそのうち逢うだろう。お礼は言っておかないとね。

面倒なオールインワンを頼んじゃったし、その後のレギンスも至急作ってくれたんだろう？

メィス《そうよ。凄くチャーミングなのに、未だ独身なのよ。セージは何度か、私がビアンカと一緒に居る時に逢っているのよね。

イリス《きっと“私のもう一人の弟みたいな子よ”とかって言っているんじゃぁないかな？

フランツ《Ahahaha、、、、言い方がそっくりだよなぁ～流石弟だよ。メィスの事をよく知っているよ。

セージ《へぇ～俺メィスに何処かで逢ったっけね？

エルダー《良い女なのかい？どんなタイプ？　やっぱりボインキュッボインだろうね？

フランツ《エルダー、お前さんは、もう関係ないだろう？アニーほどスタイルが良い子は少ないぜ！

メィス《あらっ、フランツって案外アニーの事良く見ていたのね。そうよ、アニーは凄く良いプロポーションしているのよね。

正にボインキュッボインでしょう？
　　　💖～～～～～～～～～～～～～～～～～💕
打ち合わせをしながらも、冗談は忘れずに、ついでに雑談もしながら、楽しく仕事は進めています。エルダー君は、冗談だとは言え、やっぱり女性には興味津々名のは何時もの事ですし、といっても若い男性なら当たり前の事でしょうかしらね。

ガールフレンドのアニーはかなりスタイル抜群ですし、髪の色も素晴らしく綺麗な女性なのです。付き合い始めて数ヶ月は、他には目は行かなかったようですが、一応一緒に暮らし始めると、浮気はしないにしても、目線は魅力的な女性には行くようです。ま、これが普通の若い男性でしょうかね。

ライモン君達はホテルに落ち着きました。

ライモン君たちは週末にやってきて、ホテルの部屋に落ち着きました。　焦ることなく、少し落ち着いたらペントハウスに工務店に入ってもらって、大使館らしい部屋に改造です。

国営ホテルですから、許可が下りれば即着工です。工務店の人と打ち合わせて、図面を提出して・・・

ライモン君とボディガードかねて事務官のワイス君が大使館奥にプライベートルームを作る事になり、秘書のエーデルさんと料理人兼事務補助員lプリメルさんの４人がやってきたのです。

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ライモン《う～ん。何となく落ち着いたかな？皆はまだ慣れないだろうから、工務店の工事が入るまでは各自好きに過ごそうよ。

病院からその奥の北側の住宅街は、国民以外は一応立ち入り禁止地区なんだよ。誰かが通報したら警備員が飛んでくるからね。

エーデル秘書《北側は何か特別な区域なのですか？

ワイス事務官《確か、第一期くらいに移民した人たちの居住区ですし、病院や大学関係の役員宿舎などがある地区なんですよ。

後からの移住者や職員などは、こちらの飛行場側の南側ブロックに住んでいるようですよ。

プリメル《飛行機から見えましたが。病院周りはかなり深い森に囲まれた高地のようですね。

ライモン《うん、その深い森も、もう何十年もかけて手を入れて作った森のようだよ。森が城壁代わり、国境になっているから、迷い込んだら、でてくるのは大変なようだよ。

でも風が巧く通るように造園屋が計画立てて、手を入れたそうだよ。

エーデル秘書《意外と厳重なのですね。

ワイス事務官《それは軍隊も警察も無い国だからね。やはり守りはかなり堅いでしょうね。

プリメル《うっかりしたら、国境を超えてしまう場合もあるのね？

超えてしまった国によっては、そちら側が煩い事になるんですね。

ライモン《此処みたいに徹底して小さな弱小国は、隣接している国々にお願いしているからね。何かあれば問題がややこしくなるから、却って安全だと思うよ。

ひたすら学びたい人中心の国ですからね。後は協力なコネクションが無いと、病院に入院も出来ないし、通常は見てもらえないんだ。国民は診療所があって、何時でも、見てもらえるし、無料だそうだよ。

エーデル秘書《でも緊急時のヘルプは基本戦争などが絡まない病人なら、何処の国であっても、ドクターヘリで助けに行くそうですよ。

素晴らしいドクターヘリが数機あって、余程複雑でなければ、中でオペも出来るそうですね。

ワイス事務官《優秀なドクターが揃っているようですからね。

確か全員が総合医療のドクターではないでしょうか？丁度良い年齢の若いドクターが多いのですよ。

プリメル《まぁ、でもそんな病院の有る国の大使館なら、ライモン様のような持病がある方には、心強くて良かったですわねぇ～。

ライモン《運よく昔の遊び友達が、研究所にいたからね。フランネル財団次期会長にしつこく頼んでよかったよ。たまたま見せてもらった、ブレスレット型ウェラブル端末機を見せてもらってね。

で、話していたら開発者は、凄く若いまだ大学院生だって言うので、へぇ~って話していたら、ふと名前を聞いたら、僕の知り合いの名前と同じだったんで、ちょっと記憶に残っていたんだよ。

ワイス事務官《あのセージ君だったんですね？それで、オーストリアの病院を断って、こちらにお願いしたんですね。

同姓同名で別人かも知れないかもしれないのに！
又逢えてよかったですね。彼はどんな大人になっていましたか？

ライモン《あぁ、セージは元々明るくていい奴だったんだけれど、想像以上に素敵な男になっていたよ。カッコよかったし、まだ２１歳なのに、結婚して居たんだ。

ワイス信じられるかい？あのセージが、人生を変えるくらい勉強しまくって、此処の大学に入学したんだ。あのままでも、全く問題のない暮らしなのにさ。

この国で大好きな人に出会ってしまったんだよ。まぁ、プライベートでは昔と変わらないかもだけれど、凄く男っぽくて素敵になっているよ。

体が大きくなって、ワイスは逢ったら吃驚するよ。僕よりもずっと背が高いんだよ。

エーデル秘書《でも、もの凄く年上の方と結婚なさったんでしょう？そんな素敵なら、いくらでも歳相応の相手が居るでしょうに......

プリメル《そうですわねぇ。でもお歳を聞いてから、お付き合いを始めるなんて言う事は有りませんものね。

ワイス事務官《セージは凄く拘りやだからね。徹底して自分好みでないと駄目なんだよ。きっとその人は、セージの好みを満たす人だったんだろうね。歳は最低条件じゃぁないの。

エーデル秘書《ライモン様お会いなさって、お話もなさったのでしょう？

私も少しだけお見かけしましたけれど！

ライモン《あぁ、確かに若い人ではないけれど、不思議な雰囲気の人だったよ。

凄く柔らかな感じがして、でも話をすると、やたらにあっさりした物言いの人だったよ。僕の立場など聞くと、皆意識した話し方するんだけれど、彼女はぜんぜん気にしないみたいだったよ。誰にでも同じでね。Dr.マリアンヌと仲がよいんだよ。

ワイス事務官《それは凄いですよね。Dr.マリアンヌは何となく恐れ多い雰囲気の方でしょう？女医としても、かなりの実力者みたいですしね。

プリメル《リヴェール教授の奥様なのでしょう？仲も宜しくて、素晴らしいご夫婦だと聞いていますけれど。

ライモン《ワイスもそのうちセージに逢うとよいよ。奥さんはCafeのオーナーだし、２階のブティックは経営はセージのお姉さんのミントだけれど、オーナーはセージの奥さんのMrs.Sugarだから、ブティックの服のデザインは彼女がやっているんだよ。

僕が帰国する時に、ミントに逢って行こうと、ブティックにエーデルも一緒に寄ったら、出来たばかりと言うドレスがあって、買えるって聞いたら、エーデルは２枚も買ったんだよ。結局ミントには逢えなかったんだけれどね。

ワイス事務官《１枚は、プリメルが今着ているドレスだね？

ライモン《そうだよ。エーデルも始めて行ったブティックなのにさ“お買い物して宜しいかしら？”とか言って、皆がなかなか買えないで居るというのにさ...

申し訳ありませんが“買いに来ることが出来ませんので、２枚宜しいかしら？”って買ってしまったんだよ。もう凄いオバサンっていう感じでさ。

僕には“はしたない事はいけません”とか言うくせに、あの時は本当にはしたなかったよ。

ワイス事務官&プリメル《Ahahaha、、、、まさか１週間？位で、直ぐに戻ってきたなんてね。

ライモン《でも、僕は帰国したら、次の日にはちょっと、胸が息苦しくなったのは本当だよ。収まったからこの調子なら尚更って思って、大使館の話を進めたのさ。

丁度『そうするべきだ！』みたいにフランネル財団次期会長が来たから、相談に乗ってもらったんだよ。もうあっという間に決まったね。

“リヴェール教授がOKしてくれたら、良いアイディアだ”ってね。僕は褒められたんだよ。静養に入院しても、無駄な事ではなかったってね。
入院中に、やっぱりセキュリティに関しての、情報を提供しただけの事があったね。

エーデル秘書《フランネル財団次期会長は、やはりヨーロッパでは、もう実力者ですし、お付き合いもそれなりの方と親しくなさっていますからね。

プリメル《それで又ワイスを事務官にするとはね。ライモン様も、大使としてなら、此処の国でも良いお仕事が出来るのではないですか？適任でいらっしゃいますわ。
サポート役にエーデルさんとワイス親子を配属するなんて、フランネル財団次期会長は流石ですわね。わが国の首脳陣も、何の異論なく一致で即決には驚きましたわ。

ライモン《前から考えてはいたんじゃぁないのかい？この国とは限らずに、小国は小国同士で、何か結び付きをつくらないと、これからは乗り越えていかなくてはならない問題も多いからね。

考えたらこの国は、最も何処の協定国も文句の無い国だよね。学問と医療だけメインの国だからね。街中歩いているのは学者もどき人間ばかり良く集まったものだよ。

エーデル秘書《本当に、礼儀正しい方ばかりですし、何となく穏やかでひっそりした国なのは、子供がいないのと学識者が多いからなのでしょうね。

ワイス事務官《此処のセンター内なども、結構皆楽しそうにお喋りしている若い人が沢山いるのに、やたらに穏やかな雰囲気ですよね。

プリメル《それでも、活気が無いわけでもないんですよね？スポーツ熱が今凄いらしいですわね。フロアマネジャーが教えてくれましたわ。

プールやジムも利用できますし、大きなサウナもあるそうですよ。最近凄くみんな健康志向が強くなったそうですよ。

　　　　　　❤～～～～～～～～～～～～～～❤

エリオットマネジャー＼近いうちに工務店から連絡があるから、そうしたら僕は少し大使館設立の方の手伝いにでますからね。

ルネ理事長＼おぉ～お願いできますか？僕か学長がと思っていましたが、エリオット君がやってくれれば助かりますよ。

ミレーユ秘書＼理事長達がここにいてくだされば、私も女性が２人いらっしゃるから、何かの時にはお手伝いにでられますよ。

エリオットマネジャー＼何だか最近は、凄く連携が良くなってきたなぁ～。

ルネ理事長＼これからは、巧くやっていかないとね。

そうでなくとも、人は少しずつ増えて行きやすいのだから、人が増えればよい事もあるけれど、危険因子も入って来易いから用心が必要になるからね。

世の中は健康な精神の人ばかりではないだろう？今の状態が、ギリギリだろうね。

ミレーユ秘書＼外からよりも、中で新国民が生まれてくれないとね。

クローブ（セキュリティエンジニア）＼クスクス、それにしても、皆よく働くようになりましたね。無駄なく動いていますよ。

エリオットマネジャー＼でもまぁ、まさか患者が大使館第一号を設立するなんてなぁ～。この小さな国にだよ。

ルネ理事長＼しかし、実力のある小さな国ですから、そこの大使館が一つ出来れば、近隣の協定国が皆そこを利用出来ますから、今後便利かもしれないですよ。

ミレーユ秘書＼でもなんだって、大使館という話になったのかしらね？　あの心臓が悪くて静養に来た患者さんでしょう？

ジョルジュ＼セージ君の友達だったんだよね。

ジョルジュ＼大使館が出来るとなると、ネットのセキュリティはもう少し強化しないとなりませんよね？

クローブ（セキュリティエンジニア）＼そうだねぇ～。まぁ金融国だから、多分かなり知識の有るスタッフ付きじゃぁないかと思うけれどね。特別に考える事は無いと思うけれどね。

小さな大使館が出来るだけ、発展したようで、好いのではないですかね・笑

エリオットマネジャー＼まぁ、何でも前向きに考えましょう。活気がでてくるかもしれませんからね。

別に怪しい国と言うわけではないのですから.....
フランネル財団の紹介なら、間違いないでしょうし、援助してくれる国が増えたんですからね。

ルネ理事長＼それはそうなのですが、もうこれ以上は患者国は増やしたくはないといっているんですよ。

此処までで手いっぱいでしょうね。あまり忙しくなりすぎたら、よい医療から遠ざかりますからね。

ミレーユ秘書＼何か災害などあっても、患者さんを無事に守るのも、手薄になりますしね。

エリオットマネジャー＼お互いに情報交換も出来るでしょう。『お互い様精神』ですね。

ルネ理事長＼そう言う意味では、堅実で静かな国のようですから、巧く付き合っていけるでしょう。

あちらにもしっかりした秘書さんが付いていますからね。事務の女性もとても美しい方でしたよね。

ミレーユ秘書＼まぁ、理事長も流石男性ね。女性には直ぐ目が行くんですね・笑

本当に男性は、全くの堅物でも、女性をチェックするのだけは早いんですから！ってでも、あの若い大使は独身でしょう？　

なかなかのハンサムな青年よね。
セージ君の昔のお友達らしいけれど、ちょっと年上くらいかしらね？

　　　　💖～～～～～～～～～～～～～～❤

どうやら、今日は皆落ち着いてきたようで、図面が届いたら、動き始めたら良いでしょう。西欧人の引越しは海外への移動でも、実に気軽で荷物もコンパクトですからね。何日かゆっくり過ごしたら、公示後は少しは忙しいかもです。

ライモン君は、暫くセージ君には会っていないので、早く逢いたいのですが、今は仕事が忙しい最中だとかで、早く逢えても土曜日でしょうか？エルダー君も管理人試験を控えて、今はちょっと忙しくなったと言う話なので、まぁ、ちょっとゆっくりと過ごしています。

女性達は部屋をシェアして借りるか、別々にするか考えながら、不動産やさんを覘く事にしたり話し合っていました。時間が出来たら、Dr.マリアンヌにも逢いたいと思っているエーデル秘書でした。

今日はデザイン講義です。

お気楽なMrs.Sugarですが、自分が講師をする日までには、あれこれ自分も勉強しなおしたり、できる範囲で準備はします。普通のプロの講師にような講義は、皆が求めては居ないと前回でわかりました。

それよりも広い範囲でデザインする楽しさを伝えたいと思っているので、若い時に自分が教わった事プラス経験した話のエピソードやを話すのが刺激になって、皆のやる気に繋がればと思っているのです。

今日は又風がわずかに吹いて、上天気の朝になりました。空気が澄んでとても眩しい朝なのです。セージ君は日光浴はしたい気分です。眩しくてサングラスを、かけてくれば良かったと思いました。

　　　　💑～～～～～～～～～～～～～～～～💕

Mrs.Sugar《セージッたら、なんて目つきなの・笑　見えないんでしょう？サングラスかけてくればよかったわね。

セージ《うん、まさかこんなに晴れて来るとは思わなかったんだよ。だって、曇っていただろう？

Mrs.Sugar《これからは、判らないから何時も持ち歩かないと、目を傷めてしまうでしょう？
第一そんなにじっと見つめたら、誤解されるわよ。

セージ《でも、眩しくて全然見えていないんだぜ。Sugarの事位はわかるけれど、表情までは見えないよ。

Mrs.Sugar《だから、そのセージの目つきが、セージの思いとは別に、誘っているように思われ兼ねないわ。
そうやって、じっと見つめないで、目線を合わせないようにしないとね。

セージ《そんなの当たり前じゃぁないか！今はSugarだし、側に居るから目を見ようとしているだけでさ！
そこまで俺の事を、馬鹿だって思っているわけ？何度も同じ間違いは起こさないよ。

Mrs.Sugar《でもね、セージって変なところ子供でも判りそうな事なのに、まるで疑わないでお馬鹿さんなんだもの。

やっぱり、女性が多い家で育ったから、あんまり女性に対して異性として意識する気持ちが欠落しているんじゃぁないの？

セージ《何言っているんだよ。それは皆直ぐに言うけれど、反対に用心はしているよ。全く見知らぬ人だったらね。

前のことはね、まさかて思っていたけれど、俺がセクハラにあったようなもんだろう？それも皆の前でさ、Sugarそれでも俺の事が許せない？確かに嫌な思いさせちゃったけれどさ。

Mrs.Sugar《そんな事ないわよ。ちょっと意地悪言ってみただけよ。セージは直ぐに剥きになって、言い訳っぽく言うからね。本当に何かあったら、どうするつもり？

セージ《だってさぁ、あの時は絶対に俺から誘いをかけたわけじゃぁ無くて、2回とも通りかかっただけなんだよ。

同じ事が起きたら、信じてもらえるように何でも言う事聞くよ。命かけても無実だって証明するよ。

Mrs.Sugar《大丈夫よ。私はセージのこと信じているから。でもね、信頼していてても、不快感はどうする事も出来ないわよね。

それにまぁ他に居るよりも、この国に居る方が、色々な問題は少ないんじゃぁないかしら！

セージ《それは違うと思うよ。問題のある行動を起こしやすい人は、何処にでも居るんだからね。ただ此処は人の目が多いのと、ちゃんと計算できるのさ。

『そんな馬鹿馬鹿しい事で顰蹙を買ったら、今まで一生懸命積み重ねてきた、信用や知識等の、形の無い一番大事な宝が、穢れてしまう』って判っている人が多いだけなんだよ。

Mrs.Sugar《そうね。セージも本当に一生懸命勉強したり、アルバイトまでしに来てくれていたんですものね。中途半端な気持ちでは達成出来ない事だったわ。

そして今もまだ、ずっと研究開発する為には、皆コツコツ地道に勉強したりしているのよね。本当にえらいわ。そう言えば、エルダー君も試験があるんでしょう？

セージ《うん、そうだよ。“今回受けないと、もう受けるタイミングが合わなくなりそうだ”って言っていたよ。だから、急にエルダーは忙しくなったんだよ。

あのオムツの洗浄機のエネルギーの事もやらなくちゃぁならないからね。

Mrs.Sugar《私も早く服を縫い上げて、旅の研究しなくっちゃぁね🎵楽しみが増えたわ！まだいけなくても、もう特別休暇まで、５年もなくなってきたでしょう？

それでね、私本を見ていたら、スコットランドの本が有って、見だしたら面白いところなのよね。

凄く大きな写真集があって、キルトの事とか色々書いてあって、ああいう写真集はネットで見るよりも、写真集が迫力があって楽しかったわ。

昔日本でも、タータンチェックのひだのスカートが流行ったことが有ったのよ。今でも高校生の制服にはブレザーとチャックのスカートって結構多いとおもうわ。

セージ《へぇそうなんだ。変なところでキルトが流行ったんだね。

色々なチェックがあって，何処の家の物か直ぐに判るんだよ。伝統的なものだからね。

Mrs.Sugar《大体日本人は小柄で、短足と言うかウエストの位置が低いから、スカートの方がごまかせて、格好よく見せる事ができるし、動作も女性らしくなって良いのよね。

セージ《うん、スカートは好いんじゃぁないのかな？俺もエクササイズは別として、そうでないときは、女性はスカートの方が好きだよ。

此処の国の女性は大概がスカートだからね。

Mrs.Sugar《だって、せっかく女性に生まれたんですものね。レディらしいのが良いわ。そう言えばセージの家にはキルトもあるのよね。先祖とかがスコットランド出身でしたっけ？

セージ《スコットランド出身の人が居るんだよ。今でも親戚はいるよ。だからキルトがあるんだよ。俺のマナーハウスもスコットランドにしたんだよ。だから、土地ごと自分のものなんだ。結構貧しい所なんだけれど、好きな所なんだ。

Mrs.Sugar《そうだって前に聞いたわね。チェックと言うと、やっぱりスコットランドって直ぐにイメージするわよね。

コートの裏地に見えるのも洒落ているわ。昔の日本の羽織みたいに、表は無地でシックなのに、裏地が洒落た柄物で、ちょっとすそが翻った時とか裏地がチラッと見えた時が素敵よね。

セージ《キルトはスカートじゃぁないんだよ。あれは１枚の布をヒダを付けて巻きつけて、残った分を肩にかけたりするんだよ。

正式な盛装なんだよ。俺も子供の時１度親戚に行った時に、着た事あるよ。

Mrs.Sugar《昔の西欧映画の衣装も、男性はトラウザは、騎馬民族だけのものだったんですってね？日本も着物でしたものね。羽織袴は城使えの武士だけだったんじゃぁないかしら？

服も時代によって、だんだん変わっていったのよね。そうそう、その後もセージも下着穿かないでしょう？最近はトランクスとかCMでやっていて...。

まるでファッションみたいに穿く人も増えたようだけれど、Yシャツのすそが下着代わりって言うのが未だ浸透しているみたいよね？

セージ《キルトの下は、何も穿いていないって知っている人は多いよね。昔の男性の衣装も、ウエストにベルトとか巻いているけれど、騎馬民族以外は皆下着は何も穿いていなかったそうだよ。

Mrs.Sugar《西欧なんて凄く寒いんじゃぁないのかしら？　騎馬民族はねぇ～まくれちゃって酷い状態になっちゃうわよね・Ahahaha、、、、

前も見えなくなって、Ahahaha、、、、馬から落ちちゃうわよね。

セージ《Sugar、笑いすぎ！　まったくもう.....

Mrs.Sugar《ごめんなさい。つい勝手に色々想像しちゃってね。アラビアのロレンスなんて、らくだにまたがっては居ないものね。足を崩したようなスタイルで乗ってるのよね。

あのロレンスの衣装も素敵だったわ。そうそうセージも、白い部屋着が良く似合うものね。この国も昔にファッションも戻して、1500年代とは言わないけれど、1600～1700年代の服は手が混んでいてお洒落よね。

その前の丈が長い服の頃はバレリーナーみたいなタイツ穿いているから、やっぱり寒かったのね。まぁそこまで古くないけれど、１８００年代の服なんて素敵よね。

セージ《まぁね。でもね、野蛮人って言われるけれど、人前ではならないけれど、裸が好きだなぁ～。だからって、ヌーディスト村とかに行くのは嫌だし、あれは不自然な気がして、気持ちがいやだよ。

Mrs.Sugar《むふふふふ、、、、。で休日に寮から家に帰ると、部屋の中で、裸で日光浴とかしていたんですってね？ミントが何時ものつもりで、返事を待たずにドアを開けて、凄く怒られたって言っていたわ。

Nan達に言いつけたら、反対にミントさんが怒られたって！

セージ《あぁ、ミントは何でもSugarに話しちゃうんだね・笑見たければ見たって良いけれどね。大体マナーがなっていないよ。弟と言っても年頃の異性の部屋だぜ。

Mrs.Sugar《私は腰痛用の編み上げコルセットするとき、何時も“昔の女性は、こんなので締め上げて暮らしていたのね”って思っていたわ。

あれはね食べ過ぎにならないし、凄い締め上げるから自然にバストアップされて、姿勢も良くなるのよね。和服の帯もそうらしいから、苦しいのよねぇ～。

セージ《そう言えばそのコルセットは見たけれど、滅多につけないよね？　此処に着てからは、するような腰痛はなくなったって言っていたよね？背中や腰も、最近痛いって言わなくなったね。

Mrs.Sugar《そうなのよ。コルセットすると、かがむ事も大変だし、服も着られなくなる事があるんだけれど！だから私のドレスは、皆マタニティにもなるようなデザインが多いでしょう？

ウエストが太くなってしまうそうだけれど、何も無しがもう楽なのよねぇ～。でも美と健康の講習会などに行ったら、そんな服は下がる所は全部下がるって言われるわ。

やっぱり、鏡の前で裸でチェックしたり、裸に近いスタイルで、直ぐに姿が映るような部屋に居ると、スタイルは良くなるんですって！　セージが言うように、自分で直ぐに判るものね。
　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～💑
段々太陽の位置が高くなってきて、暑くなってきたので、２人はおしゃべりをやめて、各自行く所へ向かいました。

まぁ毎日どうと言う事が無いけれど、何だか結構話をしては、大笑いする事も多い朝のスタートです。

朝大笑いすると、やはり一日余韻が残ってなのか、楽しく過ごす事が出来るのです。

そして、このどうでも良い話の中で、セージ君はちょっとアイディアを思いついたので、早速エルダー君に言って提出が済んだのですが、超音波も利用する洗浄機を思い出したので、手を加えて見ようと思っています。

朝日のパワーも元気が良いのですね。ですからシリアスな話題の話合いや、嫌な事は朝のうちにが良いようです。

夕方や、夜に向かっては、より深刻になってしまいがちですからね。夜明けの太陽にパワーをもらっての、早朝散歩で仕事に行くのが良いようです。