アトリエの外注さんが見つかりました。

WANNYANWONDERLANDも過ごしやすい気候の所ですが、さすがに昼間の暑さはかなり暑くなってきました。
やっぱり、暑さに弱いMrs.Sugarは少々暑さバテする日も出てきたようです。
助かるのは朝晩は涼しい事です。　ですから１日の気温差は結構ある土地なのですね。

緑が豊かで、周囲は森に囲まれていますし、至る所に落葉樹が有りますから、夏は木陰を作ってくれますし、冬は葉が落ちて日当たり良好になります。
皆交替で夏休みを取るようなので、ちょっと一時の忙しさは収まってくれて・・・

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ポプリ＊Sugarちゃんミントさんが、ちょっとお店に来てほしいっていってますよ。どなたか見えている様ですよ。

Mrs.Sugar＊あらっ！どなたかしらね。ではちょっと行って来るわね。

　　　　　　　　　　　　
Mrs.Sugar＊ ミント！私に御用だとか？

ミント＊ゴメンナサイ。忙しかったかしら？実はね外注さんなんですけれど、アニーの知り合いの方がお仕事したいと言ってらしたので、会っていただこうと思たのよ。

アニー＊こちらは私の先輩なんだけれど、一旦国に帰っていたんだけれど、やっぱりここが良くて戻ってきたんです。　で、夏休みが終わったら、家で出来る仕事がしたいって言うので・・・
舞台衣装作っていたから、縫物はプロなんですけれど・・・出来たらアルバイトで外注で仕事したいって言うので、お願いにきたんです。

マグノリア＊初めまして、こうしてお会いするのは初めてですが、私はMrs.Sugarの事は良く存じています。
一昨年卒業しましたが、作品やブティックはのぞかせて頂いていましたので・・・

Mrs.Sugar＊お客様だったのね・笑　私の編んだニット着ていらっしゃるわね。私はもう今はリタイアしたので、ミントと話して決めて下さる。

アニー＊ミントさんはＯＫしてくださったんですけれど、Mrs.Sugarに会いたいって言うので、ミントさんに頼んだんです。

ミント＊縫物はもうパーフエクトなので、お願いしようと思うのよ。うちは時給などは安いわよ！って言ったんですけれど、好きな服が扱えるなら、構わないっておっしゃるから・笑
うちとしては願ったりかなったりでしょう？　慣れてきたら出来高でと話していたのよ。

　　　　　　　　　　
Mrs.Sugar＊そう、まぁ宜しくお願いいたします。若い方にお仕事してもらえたら、良いんじゃぁないかしらね。良かったじゃぁないミントも年齢が近い人が出入りしてもらえたら・・・

ミント＊そうなのよね。ゴメンね、ありがとう。ちょっと会っておいてもらいたかったのよ。

Mrs.Sugar＊夏休み前に決まって良かったじゃぁない～♪これでミントも安心して夏休みに入れるでしょう。　アニーも、アルバイトに来ている間は、ミントをフォローしてあげてね。

アニー＊はい、Mrs.Sugarは夏休みは何処にも行かないんですか？

ミント＊セージがね離さないから、彼は夏休みも勉強だか研究だか、色々忙しいから家におこもりですって！
だから、Sugarだけでも夏休みは？って言ったら睨まれたわ・笑

アニー＊セージの性格は小さい時から変わらないんだ。あっ、マグノリアセージって、この間も言ったと思うけれど、私のナーサリ―からの幼馴染で、ミントさんはそのお姉さんで、Mrs.Sugarと結婚した子なのよ。
あっ、子なんて言ったら怒られるわね・笑

マグノリア＊噂では聞いたことありますよ。まだ凄く若いのにMrs.Sugarを射止めたって・・・

Mrs.Sugar＊まっ、恐ろしいわね噂って！　卒業生にまで届いてしまうのね・笑
まぁ皆の噂になっても可笑しくない歳の差婚ですものね。

アニー＊私は両方とも知っていたからか、全然不自然には感じなかったわよ。
だって、もうセージが受験勉強始めた時の方が私には、ずっと不自然だったんですもの。何かあると思っていたわ。
それも、倍率も高くて試験まで有る此処の工学部に行くなんて、気でも狂ったかと思ったんですよ。

ミント＊アニーったら、当たってるけれど一応私の弟なんだけれど？

アニー＊だって、一番呑気そうにしていて、適当に国内の大学に行くって話だったのが、何かに取りつかれたみたいに勉強始めちゃって・・・

Mrs.Sugar＊AHAHAHAHAゝゝ、、、まさかよね。じゃぁ、後は皆さん宜しくお願いしますね。

アニー＊マグノリア、近くで話せて良かったかしら？

マグノリア＊えぇ、明るくてあっさりした感じの楽しそうな方ね🎶

ミント＊あっさりし過ぎているって感じもするけれどね・笑

マグノリア＊デザインされた服そのまんまの方だと思いますわ。大らかでしょうけれど、とても丁寧に計算された服ばかりですもの。　色々な色合いの服を出されているけれど、どれとも合わせられるように計算されていますわ。これ以上ないくらいにシンプルなのに、何処かに遊びを感じるデザインなんですよね。

ミント＊そうなのよ。私には思いつかないようなね。それでは９月になったら来てくださいな。最初１週間くらいは、此処で仕事して欲しいのよね。
アトリエの雰囲気も把握して、それから家で好きな時間に仕事してくださればよいですから。　納期が決まっている者は、それだけは守ってくださいね。
それから、売り物ですから汚さないようにね。

マグノリア＊はい、それは仕事でしていましたから、気をつけます。

アニー＊ねぇミントさん、まだ外注さんは増やしたいんでしょう？　だって、オーダーがいっぱい溜まっているみたいですけれど、大丈夫？

ミント＊そうなのよねぇ～。皆さん待ってくださるお客様ばかりですけれどね。でも私は夏休みはしっかりとるわよ。

アニー＊それは皆、病院は稼働しているけれど、交代で夏休みは取るから良いけれど、余りのんびり構えて居ると、９月になったら大変かと思って・・・

ミント＊そうなのよねぇ～。アシスタントが当てにしていたのに、突然いなくなっちゃったからね。

アニー＊私も秋からもう少し手伝いましょうか？　進路を決めかねているから・・・


ミント＊あらっ！本当。それはラッキーだわ・・・アニーなら此処の人たちにも慣れているしね🎶

アニー＊進路を決めかねているって、悩んでいるのにラッキーだなんて、まったくミントさんも凄いお気楽な性格だわ。流石セージのお姉さんだけあるわ。

ミント＊それはね、大変だと思うわよ。でもアニーはまだ若いし、余裕あるじゃぁない？

アニー＊セージと幼馴染っていっても、私はセージより１歳ちょっと年上なのよ。結婚適齢期だとも言える年頃だしね。結婚を考える生き方をするか、ミントさんみたいに仕事を取るか悩む所なんですから・・・で、ちょっとゆっくり考えようと思って・・・

ミント＊あなたが一番華やかな世界に行きそうな話だったのに、一番慎重だったのね・AHAHAHAHAゝゝ人は見かけによらないものね。
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Mrs.Sugar＊まぁ、セージまで来て、今度は何の相談なのかしら？


ポプリ＊セージは研究所に行った帰りでSugarちゃんと帰ろうと寄ったのよ。そうしたら、お姉様方につかまったってとこよ。

サフラン夫人＊セージさんは、Sugarさんが、今日あたりはきっと診療所に寄るのを、忘れる頃だからって、寄られたんですよ。今日は手が空いたときに、ミントさんの所に行かれてしまったから、多分帰りに寄れば良いけれど、忘れるんじゃぁないかと・・・

Mrs.Sugar＊あっ！今日は金曜日だったわね！

ポプリ＊やっぱり忘れていました？　さすが旦那様だわねぇ～良く判っているわぁ。。。

ポプリ＆サフラン＊オホホホゝゝ、、、、もう長年連れ添った夫婦みたいだわ。


Mrs.Sugar＊それって、喜ぶべき言葉かしら？　もう、本当にセージったら、とぼけた顔して、結構人の事判っているのよねぇ・・・

ポプリ＊良いじゃぁ有りませんか、やっぱり毎年夏はSugarちゃんパワーダウンする季節ですからね。
心配なんですよ。　半日でもお店で働いているんですから！最近夏が好きな私も、疲れますもの。

Mrs.Sugar＊あらっ！そうなの？　私だけかと思ったわ。

ポプリ＊出てくるのは楽しいんですよ。でも帰ったらもう、シャワー浴びて、ドテーってしていますわよ・笑

サフラン夫人＊もうこの窯は、火を落としてしまいますわよ。

Mrs.Sugar＊あらっ、お願いします。　サフランさんはお元気よね。　以前より顔色も良くなられたし・・・

サフラン夫人＊息子にも言われますのよ。
こちらで楽しく過ごさせていただきますから、家で息子に煩く話しかけなくなりましたしね。　ちょっとは疲れますが、気持ちが好いんですよ。

Mrs.Sugar＊それはよかったわね。適当に体を動かしますしね。

ポプリ＊そうですよ。そして、お仕事が終わった後のお茶が美味しいでしょう🎶

サフラン夫人＊本当にこれで今日も終わったと言う感じで・・・

Mrs.Sugar＊むふふふ、そうよね。　私も仕事しているから、お休みの日が待ち遠しいですしね・笑
　
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そうです。セージ君が思った通りに、今日は又ケロッとMrs.Sugarは診療所に行くのを忘れていました。
適当で良いからって言われていますから、強要はしないつもりですが、彼は図書館で本も借りておきたいと思って出て来ました。

図書館も暫くは休館日になりますので、本は借りておきたいのです。
読みたい本がたくさんあって・・・何やら自分用の資料作りをしている様なのです。
きっと研究員の仕事は、彼に合っているのでしょうね。
で結局は思い出したMrs.Sugarは、ちゃんと診療所に行きました。

やっぱりMrs.Sugarみたいに、結構適当であっさりした性格の女性でなければ、セージ君の妻は勤まらないでしょう。
ノッてくると、彼はもうその世界に浸かり込んでしまいますから、上手にそれに付き合わないとなのです。

いい加減なくらいでないと、巧く行かないでしょうね。Mrs.Sugarも似た所が有るので、良く判るのです。

Mrs.Sugarは彼女なりに様子を見て、セージ君が勉強に気を取られている間は、慣れてきたら自分もやりたい事があるのです。
塩梅よく、セージ君の希望通りに、彼の傍らで出来る事ですし・・・