今日は新年のミサに参加して、初散歩......

 昨晩はカウントダウンには出て行かなかったので、今朝は散歩兼ねて初ミサに参加しようと教会にも行きました。日本の初詣ではないのですが、Wannynwonderlandの教会は何時でも、誰でも礼拝できる様に飛行場の側に在るプロテスタントの教会です。

牧師さんの意向もあり、宗派は問わず礼拝出来る事になっているのです。今年は珍しくセージ君が行ってこようと言うので、初散歩兼ねて出かけたのです。

今年こそMrs.Sugarが、何事もなく過せるように祈りたいのと、かなり危険状態だったのにも関わらず 、早い快復で何の後遺症も残らずに終ったお礼です。
日頃は教会には行かないセージ君ですが、余程昨年は辛かったのでしょう。

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Mrs.Sugar《早朝ミサに出ている人が、結構居るものなのね？ここの教会は始めて来たけれど.....。

セージ《そうだね。ちゃんとした信者さんも多いと聞いたよ。やっぱり人命に関わる仕事しているから、医療関係者は多いようだよ。　一寸したオペの前とかには、礼拝にくるそうだから！

Mrs.Sugar《そうなんだぁ～。皆強い精神をしているようだけれど、やっぱり牧師様の話を聞いたり、お祈りするのね。

日本もミッション系の病院は、一味違うわよね。私は信者じゃぁ無いけれど、ボランティアに行っていた事あるのよ。不思議な縁で修道院のミサにも、参加した経験があるけれどね。

セージ《カトリックが多いんじゃぁないの？

Mrs.Sugar《そうよ。私が行っていたのはカトリックで、大昔から医療十字と言われている病院だったわ。シスターのお医者さんもいらしたのよ。
信者ではないボランティアは、私が始めてだといわれていたわ・笑

セージ《大人になってからも教会に行ったんだね？

Mrs.Sugar《そうなのよ。何だかミサに参加すると凄く落ち着くから、気が向くといったりしていたのよね。

でも、その派の信者って言うわけではないのよ。今日はセージが、何だか真剣にお祈りしているのには、一寸驚いたわ。

セージ《俺も学校の礼拝時間以外で、教会に来たのは、子供の時以来だよ。そんなに信心深くないんだよ。

Mrs.Sugar《何か悩みでもあったの？何時も明るくて元気なセージだから、何となくミスマッチな気がしたわ。

セージ《Sugar悩みがあったら、まずはSugarに相談するよ。Sugarにもう災いが行かないように祈ったのと、一昨年も昨年もSugarは秋から冬には、アクシデントが遭ったからね。凄く早くに快復してくれたり、死なずにいてくれたお礼を言ったんだよ。

それに、俺は一番の感謝はSugarに巡りあって、結婚も出来た事にお礼したんだよ。

Mrs.Sugar《セージって、本当に真面目なのね。そうそう、私ね修道院や教会とは、不思議な縁を感じるのよね。
みんな後から判ってきた事だけれど、偶然にしては、何だか不思議な縁を感じたわ。

セージ《何か不思議体験でもしたのかい？マグダラのマリアにでも出会ったとか・笑

Mrs.Sugar《マグダラのマリアには出会わなかったけれど、絶対に普通は逢うはずのない戒律の厳しい宗派の修道女なのに、偶然出会ってお友達になったのよ。

それでね、修道院へ時々遊びに行くようになったんだけれど、そこでシスターと話していて、吃驚したのはその時なのよ。

セージ《何を吃驚したんだい?何か見たとか？大体戒律が厳しい宗派のシスターと友達になったSugarのほうが吃驚だよね。

Mrs.Sugar《絶対に外に出る事のないシスターなのに、特徴的な服を着ていたから、直ぐに判ったわ。

一寸私って、話に寄り道が多いわね。　そうそうそれでね、若いときに見た映画が有って、その宗派が出来た時の映画だったそうなんだけれど、偶然私見ていたのよ。

歌も今でも歌える位に直ぐに覚えてしまったのよ。
すっかり忘れていた映画だったんだけれど、シスターの話から思い出して、歌まで歌っちゃったわ・笑

セージ《へぇ～最近歌った事はないよね？聞いた覚えはないもの。大体Sugarの歌う歌は、俺も覚えてしまうからね。

Mrs.Sugar《Ahahaha、、、ついね、ふと思い出すと歌っちゃうのよね。　その曲はDonovanの曲でねBrother Sunand Sister Moon♪　I seldom see ......your tune♪って言う曲なの。

セージ《ふぅ～ん。DonovanってUKの大昔の歌手だったんじゃぁないかなぁ？

Mrs.Sugar《スコットランドのミュージシャンよ！大昔だなんて言わないで、オールディズの歌手って言ってよね。セージからしたら大昔でしょうけれどね。

それでね、その映画を私は見ていたのと、その後ずっと後になって、一寸だけ発売された雑誌があって、その雑誌のなかで、フランスの修道院の写真が特集で出ていたのよ。

取材させてもらうのに、カメラマンが何年もかかって、やっと写真が取れたという写真が素晴らしくて、私はシスターの衣装が特徴的だから、印象に残っていたのよ。

セージ《そんな特徴的な衣装だったんだ？大体は黒とかグレィだろう？後はマザーテレサみたいに白とか・・・俺は見た事ないけれどね。

Mrs.Sugar《あっ、マザーテレサの所のシスターとも私出逢って話をしたのよ。ほらセージ達も一緒に行った、ツァーの上高地でよ。あの時は大雨だったけれど、一人で毎年秋には写真撮りにいっていたのよ。で川の上流に行ったら、数人とバッタリ出会ったのよ。

セージ達と言った時は、最後の帰国の時に雨になってしまった所で！あの日は雨で濁流になってしまったけれど、普段はとても美しい川なのよ。あそこの川の上流で出会ったの。

セージ《何だかSugarって結構ミステリアスな体験しているよね。普段ならあまり出会わない人と出会うんだね。

Mrs.Sugar《本当に！で、そのお友達になった方のシスターは素敵な茶の衣装に、ロープの腰紐をしているので、直ぐに気がついて思わず“こんにちわ”って言ってしまって、それから仲良くしてもらったのよ。

シスターだけのミサに招待されて、参加したけれど、物凄く素敵な体験だったわ。暫くして、仕事が忙しくて、修道院には行かなくなってしまったんだけれどね。

とにかくやたらに色々なシスターと出逢って言葉を交わしたりしているのが不思議？　仏教のお坊さんや、神道の宮司さんとか親しく話をする事があったわ。

セージ《ふぅ～ん。きっとSugarは守ってもらえているんだよ。だから、一昨年も昨年も本当は凄い重症だったって言うのに、一時はもう駄目かもって言われたのに、回復しだしたら、信じられないような早い快復をしたものね。

Mrs.Sugar《そうなのかもしれないわね。更にパワーを与えてくれるセージとまで出会って、こうして暮らしているんですものね。これだって不思議な出会いだわ。セージには何度も心配かけて、ごめんなさいね。

セージ《でもね、俺は本当は不思議だと感じてはいないんだよ。Sugarに出会うために生まれてきたと思っているくらいだよ。

我儘な俺の好みに、ジグソーパズルみたいに、パチパチハマって行く様でね。凄くピース数の多いパズルでね。毎日１ピースずつ、愛が埋まっていくような感じがするんだ。気まぐれで寄ったこの国でSugarと出逢ったのも不思議だし、こんなに人を大好きになったのも初めてだし、看護していて神様に祈ったのも初めてだし、勉強する事が当たり前の仕事を選んだのも、初めてだし...。

Mrs.Sugar《うんうん、凄く判りやすい言い方だわ、ジグソーは何処にはまるか判らないけれど、かならず何処かにハマっていくのよね。セージのジグソーは何千ピースあるのか判らないけれどね。

セージ《物凄いピース数だよ。完成は何十年もかかるから、Sugarはまだまだずっと元気で長生きするんだよ。

セージ《Honey you're starting something deep inside of me.you're sparking something, this fire in me.

Mrs.Sugar《The fire spread to me recently.

セージ《Fire spreads without disappearing all the time.
Mrs.Sugar《Feel your heart so close to mine.For the rest of time.

セージ《I just want to stay with you in this moment forever.And thank God we're together.

Mrs.Sugar《I wish your love grow forever.
　　　　　　
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暖かい太陽の光を浴びながら、２人は仲良く帰っていきました。今年は礼拝もしましたし、きっと穏やかな暮らしがスタートする事でしょう。

セージ君は姉弟全員が結婚して、義理の兄たちがこの国で出来て、今年はきっと賑やかな暮らしが始まるのではないでしょうか...

冬休みも、まだ始まったばかりですから、暫くはゆっくり過そうと思っています。初めてゆっくりと過せる冬休みの予定です。

あくまでも予定ですが...義兄たちが皆医療関係者だと言うのも、Mrs.Sugarの年齢を思うと、とても心強く感じます。Mrs.Sugarと出逢ったからこその苦労がありましたが、セージ君としては自分の中の一番上等な自分の歩む道に進めたと言う気もします。