ハンドメイド『バラ完』の自転車作り

今朝は天気があまり良くないのか、くらい朝になりました。天気がよければ天窓から見える空が結構なスピードで明るくなってくるのですが、今朝は空も低くて薄暗いのです。

いよいよ雪空でしょうか？　Mrs.Sugarは雪なら、寒くても散歩に行きたいところですが、まだ何も降って来ませんし、家で今日はのんびりとDay to do nothing を勧めるセージ君です。

彼はPCに向かってなにやらやっていますし、Mrs.Sugarも、MVなど動画を時々見ながら、編み物をする日にしました。何となく手を動かしていたほうが、手持ち無沙汰にならずに落ち着きます。

ヒット曲などの動画を余り熱心に見ていると、時によってはセージ君が嫉妬深い目で見ますからね・笑　
只それだけの事ですが、西欧人は表情が豊かなので、その後凄く悲しそうな顔などするのが素直と言うか幼さを感じます。これだけは一寸気をつけねばです。それ以外はまったく寛大で優しい夫なのです。

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Mrs.Sugar《ねぇ“Day to do nothing ”って言うけれど、編み物位はやっても良いでしょう？編み物は心が落着くんですもの。

セージ《うふふふ、、、もちろん楽しんでなら良いよ。俺もSugarが、編み物しているの見ているのは好きだからね。

“平和だなぁ～”って感じるんだよね。UKの女性は編み物好きな人が多いよ。刺繍とかね。うちの家族達だって、皆一応編み物や刺繍はやるんだよ。

Mrs.Sugar《刺繍ね！私も以前はやったけれど、最近は目が疲れるし、真剣にやらないと綺麗に出来ないから、編み物が楽だわ。時々よそ見して動画も観られるしね。

だから私ミントのブティックの、商品サンプルのデザインはして、見本は作って渡すけれど、それ以外は基本編み物の、ロングストールを編む外注のパートタイマーって言う事に、してもらったのよ。本業はセージのハウスワイフよ。

セージ《それなら真っ直ぐ編めばよいだけだから、TVなども楽しめるから、良いんじゃぁないの！新作サンプルのデザインはやっているんだから！

Mrs.Sugar《ねぇセージ、今年はセージ少し若者らしい遊びを始めたらどうかしら？　今まで勉強漬けの暮らしだったんだから、やっと卒業して時間が出来たのよ。

セージ位の年齢なら、少し趣味の世界とか、好きなことして遊んだほうが良いと思うのだけれど？本当なら“これから楽しまなくちゃぁ”って言う年齢でしょう。

セージ《だって、今だってSugarと休みの日は遊んでいるじゃぁない？　それで十分満足しているよ。それ以外は、プロジェクトチームの教室だけれど、事務系の仕事では無いから、適当に皆で喋っているしね。滅茶苦茶忙しかったり、不規則ではあるんだけれどね。俺はチームメイトも仲が良いし楽しいよ。

Mrs.Sugar《私との遊びや暮らしは、まだずっと余り変化なく続くと思うのよ。でも外でのお付き合いは、もっと変化に富んでいるでしょうし、多分男性としては、自分の世界を広くしてくれる時期だと思うのよ。

見ていて私が満足出来ないのよね。私と遊ぶのはお休みの日１日にして、もう１日は若い仲間とスポーツやるとか、バンドを作るとか、何かやったほうが良いとおもうのよねぇ～。だって、セージはお行儀が良すぎる暮らしでしょう。

だからってギャンブルや女遊びは、してほしくないけれどね。

セージ《女遊びなんて、身を滅ぼすだけだからしないよ。何でそんな風に言うの？ずっと俺と居るのは嫌になったの？日本人の習慣からしたら鬱陶しい？

Mrs.Sugar《そうでなく、今の暮らしのままだと、セージは狭い世界だけでの暮らしで、偏った人になってしまう気がするわ。
そうなって欲しくはないのよ。色々体験して、セージらしく広い世界も観て欲しいわ。

セージ《本当に俺の事が鬱陶しくて、嫌になったわけではないんだね？　俺はこうして、Sugarの側にいて、資料つくりしたりしている時間も、凄く充実していて好きなんだけれどね。
だって、そうしたくて、此処の大学に入ったんだからね。結婚するまでは考えていなかったけれどね。大学行って、アルバイトしてだけ考えて居たよ。

でも“大学入るには、死ぬほど勉強しなくては”って気が付いたんだよ。それとイリスと同じ時期に大学入るならスキップしなくちゃぁならないって解ってね・笑
Nan達も酷いよね。学生なんだから勉強してもおかしく無いのにさ“何処か悪くなったのか心配した”って言ってたなんてね。

それに、俺は教室に出て行けば仲間も居るし、適当に医学部に行ったり、研究所にも行ったりして、色々な人との付き合いがあるから、大丈夫だと思うんだけれどね。

だって人は体が１つしかないから、好きな事は沢山あっても、あれもこれもは出来ないだろう？そんな事心配してくれていたなんて！ありがとう。

Mrs.Sugar《ほらセージ、前にサイクルチーム作るって行ってたじゃぁない？そんな事を楽しむ日を１日作ったら？って思ったのよ。ロードレース好きでしょう？

その方が自然だわ。幾ら自由だからって、仕事の日は仕事でしょう？だって、何時もツールドフランスだけは熱心に見ているでしょう？

自転車も持っているって言てたし。少なくともセスナに乗りに行くには、まだ時間が無くて、今は良い時期じゃぁないでしょう？

セージ《Sugarがその方が良いなら、考えてみるけれどさぁ～。Sugarは俺が出かけたら、その間はどうするの？

Mrs.Sugar《う～ん、私は男遊びでもしようかなぁ～♪　今しか出来ないからねえ...

セージ《・・・・・・・・・・
Mrs.Sugar《ねぇ、セージ何固まっているのよ。冗談に決まっているじゃぁないの。
私はその日はシャノの店か、Cafeに皆で集って、レディースディでもするわ。

セージ《本当にその方が良いと思うの？俺は凄く寂しい気がする。でも、よく判らないけれど、その方が良いとSugarが思うなら、考えてみるよ。エルダーも自転車は好きだから、よく話すからね。

Mrs.Sugar《うん、考えてみて！　エルダー君とまずは自転車を作ろうかな？って言っていたじゃぁない。
嫌でないのでしょうから、思っているだけでなく、やってみたらと思うのよ。

けして、セージが鬱陶しい訳ではないのよ。何だかそうした方が、健康的で良いような気がするのよ。嫌になったら止めれば良いだけの事でしょう？

セージ《わかったよ。理屈では少し距離を取った方が良いて、思ってはいるんだけれど、やっぱりこうして側に居たいほうの気持ちが強くって、直ぐには決断が付かないけれど、考えてみるよ。

セージ《 But never forget only my thing loving you heartily.

Mrs.Sugar《Of course, Because I have started magic of your love. If there is not you, it is difficult to live.

Mrs.Sugar《Come home early even if you go out to play. Because I am waiting.
Surely you should be able to look at the larger world.

セージ《 Baby anything you say I'll do.

Mrs.Sugar《Therefore try oneself.

セージ《And you'll always be my baby

Mrs.Sugar《セージ、自転車は出来たのを買うのでなく、自分で作るっていっていたわよね？

セージ《うん、そうだよ。Nanに言えば、倉庫にある俺の自転車を送ってくれるから、組み立てなおすよ。

凄く気に入っている自転車なんだ。手入れしなおして、必要な部品を取り寄せたら、作り直すよ。RALEIGHの部品で作った自転車なんだよ。

多分サイズが小さくなっているだろうけれどね。俺背が伸びているからね。

Mrs.Sugar《セージったら、本当に物持ちが良いのね・笑

セージ《でもさ、そんなに昔でもないんだよ。試験勉強始めたから、乗らなくなって、その内にって倉庫に仕舞っておいてあるだけでさ。

Mrs.Sugar《うふふふ、、、、そうよね。５～６年前の話ですものね。未だ買ってから、たいして乗っていないんじゃぁないの？その前は子供用自転車だったでしょうからね・笑

セージ《Sugar、何て事言うんだよ！其処まで子供じゃぁなかったよ！　でも自転車を買ったのは、確かにそんなに前じゃぁ無いんだけれどね。

ハンドメイドの自転車のスタジオが在って、其処で出会って何度も通い詰めて、そして買ったんだよ。職人さんに作り方教えてもらって、作り始めたものだからね。

Mrs.Sugar《プラモデルみたいになっていたの？

セージ《ううん、俺のは『バラ完』と言って、パーツパーツを1個1個自分で揃えてそれを合体させて作ったんだよ。

だって、それで、あれこれ考えながら作るから楽しいんだよ。一応完成はしているけれど、もっと手を入れたいんだよ。
取り替えたい部分もあるからね。わぁ～話していたら、その頃の事を思い出しちゃったよ。

Mrs.Sugar《いいじゃぁないその調子よ🎶きっとそれで、又セージは其処から何か良いアイディアが生まれたりすると思うわよ。楽しそうだしね。

セージ《とりあえず、気が変わらないうちに、早速送ってもらうよ。何処で作業をするかなぁ～。エルダーもやりたいとか言っていたし、仲間が増えたら場所が要るからね。

ターナー先輩に聞いてみようっと！
でも、やっぱり凄く寂しいなぁ～。遊びだから、俺は帰りたくなったら、直ぐに帰ってくるからね。ン?緊急メール？なんだろう？ローソンからだよ。
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Mrs.Sugarは１人でニンマリしてしまいます。　あまりにもセージ君は素直に誘いに乗ってしまうからです。幾ら好きな事への誘惑だとしてもです。
でもこれで、若い仲間同士が休みの日に趣味を通して、触れ合うのは大事な事だと思うのです。又仕事仲間とは違った感覚だと思うのです。

セージ君も、今までの経験上Mrs.Sugarの勧めに従って、結果が良かった事が幾つもあるので、ちょっと今の自分から脱却するには良い事かもと聞く事にしたのです。

と言っても、結構顔ぶれは変わらないかもですけれどね。プライベートでの付き合いになったら、又雰囲気が違うでしょう。同性の仲間での趣味の集りは、気が置けなくて楽しいはずなのは、想像は付きます。

緊急メールは、Dr.ローソンから明日にでも病院へ来て欲しいとの連絡でした。入院中のライモンさんが冬休み中で退屈しているので、都合の良い時間に遊びに来て欲しいのだとか！
Mrs.Sugarも是非ご一緒になのだそうでした。

セージ君はMrs.Sugarと一緒に行くべきかどうか、一寸悩んでいましたが、一緒に行く事にしました。
出来るだけ、ライモンさんとは遠ざけたいのですが、まぁマナー違反はしないでしょう。