教授達がリハビリスーツの具体策

今朝はリヴェール教授の部屋で、出来上がったリハビリスーツを役員達が見て、今後どのように具体的に利用して行くか相談です。

そして、このスーツを手軽穿けるセパレーツ型にした物を、今製作中だとの報告も...セパレーツにしてしまうと、スーツほど筋肉の動きは、全体に力が分散されないのですが、もっと気軽に着用するものとして、便利ではという意見などが出ています。特に院内の女性職員は期待しているようです。

中高年世代などは、体を動かすのが軽く感じたら、ジョギングやジムでの運動を、気軽にやる気にさせるのでは？などと思っているのです。もっと老齢になる前にエクササイズの習慣化を始めたいのです。
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リヴェール教授《どうだろうねぇ～。僕も声かけばかりして、一向に動かないからDr.マリアンヌに言われてしまうんだけれどね。

本当に最低でも週1回位は、何か好きな運動をする様になれば、良いと思うんだよ。　僕も今年は週末の仕事が終わった時には、プールかジムに行こうと決めたよ。

Dr.ローソン《そう言われると、何ともいえないんですけれどね。でも１ヶ月続けば、大丈夫ですよ。僕もね暮れから、誰かを誘ってプールに行くことにしたんですよ。

Dr.ターナー《医学部は結構プールは行っていますよ。俺は週２回は泳いでいますよ。週２回が良いと言うのはセージに聞いてね。

１回はセージが行っている時で、もう１回はマロウと一緒に行ってるんですが、連れが居ると続きますよ。

リヴェール教授《ジムに行っている者はいないのかね？

Dr.マリアンヌ《リヴェール教授。行こうと決めたではなく、行く事にしたでしょう？本当にこう言う事は、女性よりも男性の方が動きが悪いんですからね。

エリオットマネジャー《僕もね昨年から、休みの日にはプールやジムに行っていますよ。

リヴェール教授《そうなんですよ。プールでリハビリや、水中出産や、ベビースィミングをさせようと言ってる僕達が泳いでいないのは拙いだろうね・笑

Dr.マリアンヌ《まったく行っていないのは、貴方だけではないですか？

エリオットマネジャー《とにかくリヴェール教授はまず、そのセパレーツ型のリハビリの服が出来たら、着てみたらどうですかね？

Dr.マリアンヌ《男女別で３サイズずつ作って、着用してみましょう。一応至急作るように、Dr.ターナー頼んでくれましたよね？

エリオットマネジャー《しかし、予定していたよりもずっと精巧な物が早くできたよなぁ～。

どうやって作ったんだい？こういうのは結構何年越しかになるものだけれどね。

Dr.マリアンヌ《取り掛かっているのは、何年か前からなのよ。まだセージ君が大学生の時に手をつけ始めたはずで、大学院に入ってからだったかしら？

おまけにつけたリハビリ用の靴が完成してしまって、スーツはもう一寸と言う事で、登録はしたのよね？ドイツの研究所で製作してもらったのよ。

まだ此方では彼らも学生だったので、このような小物には手を付けていなかったのよ。

エリオットマネジャー《何とも変わった肌触りのスーツだよね。凄く軽くて、滑らかだし人の皮膚みたいで、そんなに筋肉の動きに合わせて、サポート効果が有るようには感じないよなぁ～。

Dr.マリアンヌ《発案したセージ君が、元ジュニアの水泳選手だったのよ。その時の水着の素材から、色々考えて、同じプロジェクトに居るメィスさんに相談していたのよ。

エリオットマネジャー《そうかぁ、水着の素材からね！何でも経験した事は役に立つものだなぁ～。

リヴェール教授《それにターナー教室のメンバーは、愉快だよなぁ～。時代が違ったんだと言う気がするよ。

何だか遊んでいるような歌やギターが聞こえたかと思うと、何か作る時は、何時やったんだ？と思うくらいに、ひょこっと何か作るんだな？

Dr.ローソン《昔からターナー君がよく纏めてくれているからねぇ～。自分も忙しいのに、感心するよ。
これは本当に表現しにくい肌触りだねぇ～人の肌を厚くしたような？

Dr.ターナー《いや、彼らは見守っているだけで、自由にさせておいた方が良い結果を出してくるんですよ。

俺は忙しいから、フランツにリーダーとして、はみ出さないように見守りを頼んでいるから、出来るようなものですよ。

あの教室に行くと、凄くリラックス出来てね。余計な口出しは、しないようにしているんですよ。
遊んでいる時は一緒に仲間に入ったりしに行く位でね。

パルム事務長《それぞれ、各プロジェクトチーム本当に面白いですよ。個性がありますからね。

Dr.ローソン《でもどうやって、これは縫い目は最低限しか縫っていないよね？

Dr.ターナー《各筋肉パーツの型紙をセージが作ったんですよ。そして、表にして型紙にも書き込んで、最初は縫い合わせるつもりだったんだそうです。

マテリアルの研究している所とメィスさんが相談して、アレルギー対策も考えているうちに、一枚の布にストレッチの強さを変えて織ってしまおうと言う事になったんだそうだよ。

リヴェール教授《良くそのように考えられたよなぁ～？アレルギー問題は大事なポイントだものな。

Dr.ターナー《メィスさんが、Mrs.Sugarの肌を知っていたのがキーポイントになったようですよ。
肌が弱くて、服の縫い目が当たると、そこが赤くなってヒリヒリしてくるとかと聞いていたのも、考慮に入れて考えた結果ですよ。　

Dr.ローソン《僕達もSugarの肌の具合は知っていたけれど、其処は女性ならはでの目のつけどころでしょうね。

男には思いつきにくい部分でしょう。ターナー教室には女性がひとり居るというのが、凄く良い影響を与えているんですね。

リヴェール教授《そのようだね。女性ならはでの感性も必要だからね。

Dr.マリアンヌ《そうですよ。此処の役員会も、私が居るのと居ないのでは、全然違いますでしょう？我儘だとか言われますけれどね・笑

パルム事務長《Dr.マリアンヌも最近は、以前よりも変わられましたからね。

水中エクササイズは、ご自分で言われていたように、女性ホルモンのバランスを整えるのにも、役立ったんじゃぁないですか？

Dr.ローソン《Ahahaha、、、本当にそうですよね。水泳と言うよりも一番は、まずはプライベートな仲良しのSugarが出来てから、変わってきましたよね。イライラしなくなってきた。

パルム事務長《代わりに、一寸時間が出来るとCafeに行っていますからね・笑帰りは楽しそうな顔して帰ってこられますよね。

Dr.ローソン《やはり、本当の一番は精神的なものでしょうね。水中エクササイズ自体もですが、その後サウナで裸の付き合いをして、冗談言って笑いあってが楽しくて、エクササイズも続いているようですからね。

Dr.ターナー《そうですね。Sugarさんの事故で、水が怖くなってしまうかと思いましたら、反対に泳げたら起きない事故だったと、思ってくれたのが良かったですね。

マイナスではなくプラス思考になってくれたのが、良かったんですよ。セラピスト達や、医療班の者達のプールに居る人達への、精神的フォローが良かったんですね。

Dr.ローソン《たまたま、治療用のリハビリプールに救急ヘリのスタッフが来ていたんですよ。人手がそろっていたんです。

運よくカイザーセラピストがSugarに処置してくれて、一寸原因になってしまったウディセラピストの方が、怪我した２人のほうの介護に回ったのが良かったんですよ。

リヴェール教授《そうそう、Sugarさんが沈んじゃったのは、鳥肌たって筋肉が硬直したのが原因だったんだよね。

Dr.マリアンヌ《それは私が、もっと早くセラピストの変更を、すればよかったのよね。まぁ悪い条件が揃ってしまって！

でもまさか皆に大人気のウディセラピストが、Sugarにとってはアレルゲンだったとはね！
アナフィラキシーショックみたいなものだったのよね。

Dr.ローソン《その問題も、皆に知ってもらっておかないとの問題なんですよね。

エリオットマネジャー《なんだい、Mrs.Sugarは人によって何かあるのかい？

リヴェール教授《人のからだって、本当に不思議だよねぇ～。それは多分接触と言うよりも、接触するほど近づくと、臭いに反応するんだと思うんだよね。もしくは体を覆っている電気かな？

Dr.ローソン《僕もそう思ったんですよ。以前僕の助手をやってくれていた、シュミット君にも、彼女は反応して、採血する時に彼がやったら、凄い鳥肌が立ち、呼吸も苦しそうになったんですよね。

もうがっくりしていましたが、結局はSugarに後から聞いたら、何となく落着かなくなって嫌な相手なのだそうですからね。

Dr.ターナー《今回も良く聞いたら、特に水着の時に、ウッディが助けるつもりで、背中や腕にてを回したから、そのまま本人は意識が無くなってしまったらしいので、その先は覚えていないというんだよね。

かなり水を飲んでしまったけれど、硬直して意識がなくなったから、それ以上水を飲まないで済んだ様だけれど、カイザーセラピストが、処置始めた時は、脈は無く呼吸も一瞬止まったそうだからね。

もう駄目かと思ったけれど、人工呼吸をしっかり続けたのと、救急救命隊が呼吸器の良いのを持っていたからラッキーだったんだよ。

リヴェール教授《まぁ、何が運が悪かったか、運が良かったか判らないような事故だったよね。これで、たかがプールとは言えないよなぁ～。まさかプールサイドを走る者が居るとはね。

Dr.マリアンヌ《世の中はまさかに満ちているのよね。だから病気になったり、怪我したりで、私たち医者が必要なのよ。

そして、散々手を尽くしても、命を落とす人も居るし、駄目かもしれない人が、元気に快復したり。
どちらを選ぶかは本人次第でもあるような、気がする時があるわ。

Dr.ローソン《そうですね。Sugarの今回の時にも、僕は自宅で好きにしていた方が、助かると感じたのです。
医者が思うには、余りにもいい加減で非科学的な考えでしたが...

でも、Sugarは去年の事故もですが心身とも健康な人なのが、助かった理由だと思うんですよ。マイナス思考にはならない。

Dr.ターナー《俺も賛成したんです。もし、その感覚が間違っていて、命を落としてしまったら、俺は医者を止めようと思いました。

薬も最低限で抑えたのは、薬では助からないと思ったからです。薬は本人の回復力まで、抑えてしまう場合がありますからね。

リヴェール教授《まぁ、どんな出来事も、学びだね。これは一生そうなんだよね。学ばない人は同じ事繰り返しても、何も学ばない人もいるけれどね。

Dr.マリアンヌ《まぁ、事務長、プロジェクトにはちゃんと予算があるのでしょう？このスーツは一寸お金が掛かるかもしれないんだけれど！ってセージ君が言っていたらしいけれど.....

パルム事務長《確かに安いものではないのですが、セパレーツ型の物が希望者が多くて、大量に作れば費用は安くなります。

コンピューターに覚えさせてしまえば、もう自動的に３サイズ微調整しながら、作ってくれるようにすればよいのですからね。男性用は又型紙が違ってきますから、それは作ってもらわなくてはですね。

Dr.ローソン《あっ、丁度良いからターナー君、あれ今お願いしたらどうかな？サイクルロードの件を！

Dr.ターナー《実はですね。これこれしかじかで、そのサイクリングロードはリハビリでも使えると思うので、病院の方で工事してもらえないかと思うのですが！　

費用はロープ代と、杭の分とキャタピラのある工事用の車で数回道を回って下草を倒してくれればよいだけなんですが、後は物置を１つ空けてクラブルーム兼プロジェクトの作業所に借りたいのですが。

リヴェール教授《駄目だとは言えないだろう・笑　何サイクリングクラブを作るのかい？

Dr.ターナー《ハンドメイドの自転車で、まぁ運動不足解消と、楽しみとでメンズクラブを作ろうと言う事で自分達で、道路も作ろうと思っていたようですが、まぁリハビリ用の安心して歩ける道もあっても良いかと！

サウナの工事をする時にでも、工事お願いできればと思ったのですが.....
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リハビリスーツの件もセパレーツ型も、Dr,ターナーはついでにどさくさにまぎれて、サイクリングロードやクラブハウスの許可も取ってしまいました。
働く医療関係者や、研究所の研究員も心身とも健康でいてくれないとですからね。

Dr.ターナーもなかなか交渉上手で、リヴェール教授も健康的な事に関しては、賛成派です。それに好きな人には、たまらなく魅力的なサウナを沢山、増やす事になったのです。WANNYANWONDERLAND国は少しずつ、なんだか充実していくようです。

が、既に次の計画へとシェルター工事も進めているのです。予想以上に早く必要になるかもと他国の学会に出て行くと感じるのです。