育児室の引越しの手伝いになりました。

今日は朝早いうちに、育児室を引越しするという日なので、手伝ってくれるはずの管理人さん達を、Dr.ターナーが待っていました。

なかなか来ないので、出勤したセージ君とエルダーが手伝って引越しを始めました。大きな荷物はカウチだけなので、サイクルルームに有るカウチを育児室に運び、サイクルルームは違うカウチにする事にしました。

後はちびっ子達の物なので、手分けしたら直ぐに終りそうです。そこで、着替える前に3人でさっさと片付ける事にしたのです。気心が知れている同士は仕事が速く片付くようです。

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Dr.ターナー《悪いなぁ～。やる事があったんじゃぁないかい？こんな労働は管理人の雑務の人に頼んであるんだよ。何だかなかなか来なくてな。

セージ《良いですよ。そんな大変なものは無いんだから！

エルダー《そうそう、もう1時間ちょっとで運び終わったし、ほぼ終わりだよ。

Dr.ターナー《そうか、イリスの所の新生児も、秋口には生まれるからなぁ～。2度目だから多分初産であれだけ簡単だったから、さっさと生まれてくるんじゃぁないかな！

セージ《水中出産だと楽なんだってね？

エルダー《そうだってさ、赤ちゃんはそれまで水の中にいるから、出てきても溺れないそうだぜ！泳いじゃうみたいだよ。

Dr.ターナー《俺も通常分娩は実習経験有るけれど、水中出産は始めてなんだよ。泳げない妊婦さんは水の中が怖いだろうけれど、でも此処では、もうマルさんも、Mrs.マーシュも泳げるから、お産前にもプールリハビリをして慣れておくからね。

セージ《イリスの所が夏休みに生まれたら、全員同学年だよね。だってさ、予定日って言ったって、本当に予定で、医学が発達したからって、正確には判らないんだろう？

エルダー《そりゃぁかなり計画出産で、ずっと検査しながらとか体外受精とかしない限りは判らないだろうAhahaha、、、

まさかDr.マリアンヌだって、其処まで細かく根掘り葉掘りは聞かないだろうからね。

Dr.ターナー《まぁお産が楽なように、赤ちゃんは早い目に生まれるように、リハビリしながら時期が来たら、陣痛促進するようなリハビリをするだろうからね。

最近は栄養状態が良くて、大きい赤ちゃんが多いからね。母体を考えたら、小さめで生まれたほうが楽だからね。

セージ《すんごい大きな赤ちゃんがいるそうだからね。

エルダー《セージは早産で早く生まれちゃったそうだものね。普通に生まれていたら考えたら、もう1学年下だったんだぁ。

Dr.ターナー《そうだな。7月の終わりに生まれているから、普通なら９月の終わりか10月生まれだったんだろう？

セージ《う～ん、本当は何時だったかは、聞いたような気がするけれど忘れた。凄く小さくて暫くＢＯＸに入っていたって事だけでね。

ローソンが言うとおりなら、片手に乗りそうなくらいだとかって言うからさ、言い方がオーバーだよね。

エルダー《2000ｇ以上あれば問題なく育つんだそうだからね。だから、うちの従姉妹の双子も生まれた時は２人で5000ｇくらいで生まれたらしいよ。凄い元気だったってさ。はい、こんなんで終了かな？

Dr.ターナー《おぉ～、早かったなぁ～。まあこのくらいの広さで良いかな？

エルダー《此処は元の教授の秘密の別室とか言ってた部屋だろう？って事は、今は教授の秘密の部屋は特別セキュリティルームに同居したの？

以前とは違って、セキュリティルームも変わったからね。本来の研究所内の部屋が整ってきたんだろう？

セージ《ふ～ん、久しぶりにオルガンかぁ・o(^^)o　Humpty Dumpty..... wall～♪Humpty ..... a great fall～🎶

Dr.ターナー《おいおい、Humpty Dumptyだなんて懐かしいなぁ～・(^^♪　俺も知っているぞ！

セージ《All the king's ..... and ..... king's men～♬

エルダー《何だよそれってマザーグースだっけ？

Dr.ターナー《よくセージ覚えているなぁ～。そうか、お前はちょっと前だもんな・笑　俺も小さい時に歌ったけれど、すっかり忘れてたよ。

セージ《ふん、馬鹿にするなよ。たまたま思い出しただけで、凄い昔だよ。

エルダー《Ahaha、、、セージを構うのは皆楽しそうだね♪　もう気分は今日分の仕事は終ったような気がするなぁ～。あっという間に終ってしまったしさ。

セージ《ほぃ、ほぃ、ミニホース君お前は名前は何だっけ？

Dr.ターナー《セージは動物の扱いも慣れているんだなぁ～。

エルダー《Cafeに、以前暫く預かっていたミニホースだろう？どうしたの？

Dr.ターナー《あぁ～、そういえば居たなぁ。何だ育児室で暮らす事にしたのか？

セージ《そうみたいだよ。スコットが以前手に入れてきたんだよ。結婚式とかあるんで、落着くまでCafeで預かってくれってね。

夜は家に連れ帰るけれど、子供が遊びたがるから、育児室に取れてきたんだよ。

ラズリーがもう少し大きくなったら、乗れるようになるだろうって事にしたみたい。でも、本当はスコットが馬を飼いたかったんだよ。

エルダー《セージの国は動物好きな人が多いよなぁ～。

Dr.ターナー《そう言われると、そうだなぁ～俺も小さい時から、ずっと家には犬がいたしね。他にも絶えず何か動物が居たように思うよ。

セージ《俺は乗馬はやっていたから！って言うとカッコよいけれど、勝手に乗れるようになったんだよ。昔は、家に馬が居たから、３歳前から裸馬に乗っていたよ。

何頭か居たけれど、大好きな馬がいたんだよ。凄い頭が良いんだぜ。

エルダー《でもさ、頭の良い動物って、人を見るからなぁ～。馬なんて相手に寄って馬鹿にするんだってさ。

Dr.ターナー《そういえば、以前アニマルセラピーって言うのもあったよな？実際は病院で動物は無理だろうから、療養所とか施設では、ボランティアの訪問だけでなく、飼っている所もあるそうだよ。高齢者施設は自分のペットと暮らせるしね。

セージ《あぁ、やっぱり身近に動物が居る暮らしが、自然だよね。気をつけて手入れして飼えば、あんまり問題は無いと思うんだけれどね。でもさ、動物が嫌いな人も居るからね。

エルダー《そうだよな、きちんと躾けないで、手入れもしないと雑菌など問題も出て来るけれどね。それは飼い主の責任だよ。

人の子だって、清潔に育った人とそうでない人では、違うだろうからね。でもさ、たまにテーブルフードとかを与えて、運動不足にして、犬だか豚だか判らないような犬いるよね。

基本犬など腹が巻き上がっていなくちゃぁならないのにさ！俺サウナに入るようになって、そんな犬を思い出すんだよ。

此処には肥満体はいないけれど、腹が出ている人少なくないからね・笑　だから、サウナは裸が見られるから、自分は気を付けようって思ったよ。あぁなっちゃぁいけないってね。

Dr.ターナー《そうだよ。俺もサウナの時には、必ず鏡で横から見る様にしているんだ、腹がたるんできているのが諸見えるからね・笑

そう言えばセージの両親や、Dr.トーマス夫妻など、遺跡調査会で何年も過されて、環境的に大変だったろうね？　

国では又昔のブリティッシュが発掘されて、カービングされた写真が、ニュースで出ていたよな？

セージ《そうだね。でももうDadは大好きな愛人の、何とかザウルスに囲まれて、仕事しているんじゃぁないかな？

子供の時からの夢みたいだったからね。Mum公認愛人だから、もう愛に溺れている様だよ。名前まで付けているんだぜ。

エルダー《一番大好きな研究はリタイア後に取って置いたんだね。それがいいよなぁ～一番好きな事を仕事にしちゃったら、楽しみの趣味がなくなっちゃうものね。

Dr.ターナー《若いうちに、楽しい趣味を幾つか見つけて、リタイア後の楽しみにしておけば、仕事していても楽しみが有るって言うものじゃぁないか！

今度やりはじめたサイクルチームもやり続けていたら、歳取っても出来る楽しみだからな！俺も大分組み立てたぜ♪

セージ《みたいだね、何時組み立てたの？マニュアル見れば判ったでしょう？泊まりの時の休憩時間とか、適当にだね？

重症患者が居なければ、とりあえずの泊まりだものね。

エルダー《そうかぁ、今はザワついちゃったから、長期療養患者とかが多いんだね。

Dr.ターナー《そうだね。何とも言えないけれどね。何時重症患者が来るか判らないからなぁ～。何たって病院だからね。

セージ《そうだよね。でも世の中には病人が多いよね。文化が発達してよかったのは、衛生観念が発達した事だと思うけれどさ。

やはり不思議な事に教育が行き届かないと、衛生観念とか、その他が低下するんだよね。幾ら寄付や援助しても、まったく意味がなされない所もあるからね。

もう養ってもらって当たり前の精神が、何代も続いてしまってさぁ～。ルールもマナーもないんだよなぁ～。

エルダー《本当に、俺達は色々不満も言うけれど、凄く恵まれた所に生まれたんだから、シッカリ勉強もして、楽しみも見つけて、へんな欲など持たずに暮らさないとって思うんだよね。　神様に感謝だね。

Dr.ターナー《そうだよ、でもやたらな所で言うなよ。差別している問題発言って言われるんだぞ。

だからさ、俺は此処の国に縁遇って、来る事になって途中から総合などになって、まだずっと勉強の生活だけれど、不満なんて何もないぜ。

昔同級だったやつは国境なき医師団に参加して、何処だかの国に行っている奴に逢った事あるんだけれど、話聞くと彼はもう本当に偉い奴だと思うよ。凄い環境悪い中での仕事だそうだからね。

セージ《そういう人は又自分で選んで行ったんだろう？じゃぁ、大変かもしれないけれど、希望通りの道に進んだんだから、幸せなのかもしれないよね。

人の幸、不幸は本人にしか判らないからね。

エルダー《俺達は俺達で、やる事を誠実にやるだけさ。あまり何でもシリアスに考え出したら疲れちゃうからね。

此処での引っ越し作業はこれでお終いなんだろう？じゃぁ行こうか・・・。

これからは結構身近で、ちびっ子の声が聞こえてくるのかもね。それもまた、健康的で良いのかもね。子供の声は煩いけれどね。
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皆でその後は少し、Mme.シャノアールの所で、お茶を飲んで別れたのです。セージ君とエルダー君は教室に向かい、それぞれの作業をやった１日でした。いつの間にかこの国にも歴史が少しずつ積もってきて、何時か歳取ってきたら、皆で昔話が出来ると良いのですけれどね。

今はまだ、スタートしたばかりの国ですし皆が若いから、彼らが歴史を刻んでいかないとなりませんね。

リヴェール教授達が望んでいるように、今の若者達が又次の世代に、平和を願う心を繋いで、そこそこ穏やかに過ぎていけば良いのですが・・・

やはり、依存する事無く『お互い様精神』で過していけると理想的なのですけれどね。それには天秤の錘が同じようで無いとですね。
リヴェール教授達の後を引き継ぐ、良いTOPになれる人材が育ってくれると良いのですが.....