育児室が引越後初めての日

病院の育児室は、今日から新しい部屋に引っ越しました。　今のところは、主に以前のままに患者さんの子供を預かっているのですが、衛生管理はきちんとしているので、昨年生まれたミントさんやMrs.マーシュの子供も一緒です。

此処は何時も、凄くいっぱいに成る事はないのですが、今度からは絶えず２人体制で子供を見る事になり、完全にナースレモンとナースクミンが見る事にして、保健婦が診療所の手伝いにと変わりました。

ミモザ夫人（育児室長）は事務関係と、ナース達の都合で、代わりに入るようにとか、巧くまわせるようになったのです。

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リヴェール教授《終ったかい。大人がいっぱいいるからか、何だか狭くないのかな？

Dr.ローソン《この人数なら、良いかと思いますよ。皆身近に居るので、良く看られますしね。

Dr.マリアンヌ《そうね、やはり目がゆきとどくにはちょっと狭い目スペースが良いかもよ。

クランベリー《でも、まぁ１日中おちびさん見ているのは、目が疲れそうだわ。

Dr.マリアンヌ《まったく、じっとしていませんものね。

リヴェール教授《凄いパワーだよねぇ～。

Dr.ローソン《食べるか、寝るか以外は動き回っていますからね。大人しい子も中にはいるけれど、彼らは熱が高くても、元気いっぱいな子も居るからね。気をつけないとね。

クランベリー《見ているとため息が出てしまうわ。マルは双子出産ですものね！

リヴェール教授《これではいち早く事務職とヘルプに回ったミモザ育児室室長の気持ちが判ったよ。彼女も前より歳とったからね・笑

Dr.マリアンヌ《本当よね、現場は体力があるうちよね。特に子供はね？あなた達のチームワークでお願いするわ。用事などある時はミモザ室長に連絡してヘルプを頼んでね。

ナースレモン《任せて下さい。私達子育て経験も、体力もまだありますからね。

ナースクミン《本当に、でも１０年後は自信持って言えませんけれどね。ですから、次の事は考えておいてくださいね。

リヴェール教授《本当だね。１０年なんて直ぐに経ってしまいそうだしね。

Dr.マリアンヌ《樹木と同じ位に、小さい時の成長の速さは、あっという間にですものね。その辺りも生き物の神秘よね。

クランベリー《そう思って研究し出したら、研究者は何年寿命が延びても限が無いわよね。

Dr.マリアンヌ《本当よ私は３世代分ぐらい脱皮して、調べ続けたい位よ。今になってやっと考えの基礎が出来て、固まってきてスタートと言う気分ですものね。後継者も見つけて置かないとだわ。

女性医師が女性の体の事を実感できるから、医師の協力的な夫を持った若手を見つけなくてはだわ。

Dr.ローソン《本当に何か研究し続けるのには、ある程度貢献してくれるパートナーを見つけるだけでも、至難の業かもしれないよね。

クランベリー《ローソンは、妻が双子産んでくれたし、私達夫妻が親族になったし、医工学の研究者の弟も居るしで、かなり回りが固まってきて恵まれたわよね。

リヴェール教授《何となく、此処は皆メインメンバーのネットワークが巧くリンクしてきたよねぇ～。マリアンヌの研究も、暫くは被験者に恵まれただろうしね。

Dr.マリアンヌ《それに私は、Sugarが、実に素敵に癒してくれて、医療関係者ではないけれど、結構色々な事しっているから、だから何でも話せて、大事な私のセラピストだわ。

ナースクミン《一番の難問解決ですね。Ohohoho、、、、

リヴェール教授《本当だね。君は彼女と親しくなるまでは、何時もイライラしていて、腰を据えて研究し始めるとは言わなかったものね。

此処の国に早く来て良かったよね。余り歳取り過ぎてしまっては実行する気にはなかなかなら無いだろうからね。

Dr.ローソン《全てやる気に成る、条件が揃ったんですね・笑

Dr.マリアンヌ《本当よ。計画倒れで、宙ぶらりんで終ってしまうかもって思ったわ。それでも、今まで調べた事を引き継いでくれる後継者も探さないととも思っていましたしね。暫くはまだ自分で出来るわ。

クランベリー《何か研究するというのも大変よね。特に人間相手の事は、時間が足りないですものね。推測だけで終ってしまいますものね。

リヴェール教授《まぁ、君も忙しいだろうけれど、時間のやりくりして、始めると良いよ。幾らでもフォローするからね。

Dr.マリアンヌ《リヴェール有難う。悪いわね！　彼方もリタイアしたら、老後は時間が出来たら好きな帆船作りでもなさってね。

リヴェール教授《そうだね。おや、なんで判ったのかい？

Dr.マリアンヌ《この間、サイクルチームの相談のときに、セージ君の自転車を持って帰って来た時、実家から帆船のモデル持ってきたでしょう？物入れに仕舞って有るの見たわよ。

リヴェール教授《Wahahahaha、、、そうか、まだ隠しておいたつもりだったんだけれどなぁ～。完全にリタイアは出来ないだろうけれどね。

Dr.マリアンヌ《彼方は、家では何処か抜けているのよね。一気に緊張が解けるのかしらね・笑　我儘な私のサポートも仕事ではしなくてはですものね。

ナースクミン《それに、女性には女独特の勘が働くんですよね・笑愛する夫の事なら良く解るんですよね。

Dr.マリアンヌ《そうなのよね。それって不思議よね？男とは脳が違うのよね。結構あたるのが又不思議なのよ。

Dr.ローソン《おや、何だか恐ろしい話題になってきたねぇ～。

クランベリー《でもだから、子育ては幾ら夫が手伝っても、母親には敵わないのよね。特に家族の嘘や隠し事には、よく働くのよね・笑

リヴェール教授《ウォッホン！それでだね、カイザー君ベビーエクササイズを遣りたいと思うんだよ。

特に水泳は小さい時程、まだ体が水の中に居たのを覚えているだろうから、危険から守る為にも泳げるようにしておきたいし、良い運動に成る事が多いと思うんだよ。
ちょっと調べてメニューを作ってくれないか？

Dr.マリアンヌ《そうよ、皆当たり前に泳げたら、昨年みたいなSugarのような事故にはならないと思うのよ。あの時は又、悪い条件が揃ってしまったんですけれど、まぁ事故ってそんなものよね。

カイザーセラピスト《僕もMrs.Sugarの鳥肌の事を聞いた後だったので、良かったですよ。あれは恐ろしい事故でしたよね。

クランベリー《凄く危険状態だったそうですものね。

Dr.ローソン《そうだよ。流石に僕ももしかしたら、駄目かもって思った事故だったよ。ターナー君の決断が良かったって言う事だね。常識的じゃぁ無い事だったけれどね。

クランベリー《私もあとから聞いて、震えてしまったわ。医療関係者も自分の身内だと、冷静になりにくいのよね。

悪い例を知っている分、余計にマイナスに考えてしまうかもしれないわ。

Dr.ローソン《そうだよ。僕でさえ色々な考えが頭をよぎったからね。ターナー君はそれを感じて、“医学的判断ではないけれど、手当てする方法は簡単ですが、これは人としてのハートの問題が重要だと思うので、セージに任せて自宅療養にしましょう”って言うのに任せてよかったよ。

トーマス君もそれが良いと言ってくれたからね。トーマス君はやはり遺跡調査会に行って、ある意味修羅場をくぐってきた経験があるからね。

Dr.ローソン《あのような時の医者は、本当に無力だよね。幸いしたのは感染型の肺炎では無かったことと、セージの不思議な力だよ。

クランベリー《でも、セージももし運が悪い結果になっても、病院任せだったよりも、納得が出来たと思うわ。あの子は本当にSugarが必要なのよね。

カイザーセラピスト《僕も子供のエクササイズ以外にも色々調べてみますよ。わぁ～勉強したい事が溜まってきたなぁ～。

たかがセラピストですけれど、できる事はもっとあると思うので・・・リハビリに関してもですし、水泳に関しては、僕がセージ君に教えてもらいたいこともあるんですよね。

Dr.ローソン《そうなのかい？セージに？

カイザーセラピスト《えぇ、Mrs.Sugarのリハビリ時に、少し教わったんですけれど、やたら水泳ならリハビリに良いわけでなく、腰が悪い人や、まぁ体の悪い所により、泳ぐ時のフォームを変えて泳ぐと良いと言うのを、僕自身がきちんと覚えないとなんですよ。彼に又見てもらわないと.....
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育児室の引越しとともに、今後の管理の仕方その他の話になりました。皆が話している間中、ちびっこはたちはじっとしている事無く動き回っているのは、元気な証拠でもあるのでしょう。

しかし子供は調子を崩し出したら、悪くなるのもスピードが速いので、要注意なのですね。それでも、此処の育児室はとても良い条件です。健康管理その他の超プロが揃っていますし、遊びその他に関しても、心理学者の研究対象被験者達でもあります。
皆が勉強対象で目はいき届かせ、手はなるべく出さない行き届いた育児室です。