Story of the Mrs. Sugar 💕(´ー`('∇^*)*♪   

💑物語の始まりは2012年にHP『ひつじ庵物語』内から始まりました。途中からこちらに引っ越してきました。それ以前の物語のスタートはHP内『小さな物語』に2017年までのあらすじを纏めました。HP入口はプロフィール内です。他のはてなブログ(洋楽や世界の雑記)のメニューにもなっています。気が向いた方は寄って見て下さい。

ライモンの自転車組み立てが順調に進み始めました。

今日からいよいよライモン君の自転車組み立てが始まります。エルダー君が早い目に来て鍵を開けて、自分の自転車の仕上げ作業をしていたら、ライモン君がやって来ました。
ライモン君はもう嬉しくて、ニコニコ顔です。

生まれて初めて工具を使い、メカニックな事をやるのですから、やっぱり男性だったんですね。
考えたら、良い家柄に生まれる事は楽な事ではないようです。
それも、王族の親族で、万が一の継承権が5~6番目と言う中途半端さですから、程ほど普通の世界も気楽に経験しているのです。

でも、けして何もかもが自由ではないのです。もうちょっと権利が上がるとボディガードがつきますが、今のところは、ちょっと遊ぶ時間があるかな?と言う微妙な立場。

職場は決められています。精密機器や金融がメインの国なので、ライモン君は金融関係の方向で仕事をしました。若くても企業のTOPや、他国との交渉ごとや半分公務みたいな仕事やパーティの出席などもありました。

そして、もう何年も前から、すでに起きていた問題だったそうですが、最近急に話題になったランサムウェアの問題なども有り、勉強会にも行かなくてはなりません。

一般市民は結構のんびり暮らしていますが、彼のような立場の人はスケジュールがいっぱいなのです。で、調子を崩してしまい、検査の結果まだ重症ではないけれど、心臓が悪いと判明して、暫く静養をになったのです。友達も自由には作れないので、一時前のパーティ会場で出会ったセージ君などは、家柄からしても、問題無い友達条件の相手です。
他の集まっていた仲間は、親の仕事などの関係なども在り、気楽な友達とは言えない所があったのです。
そんなでしたから、今回の静養暮らしは、ライモン君は暇も持て余しましたが、パラダイスのような暮らしです。

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エルダー\おや、おはよぉ~。早く出て来たね・笑

ライモン\おはよぉ~。もう嬉しくて、凄く早く目が覚めてしまいましたよ。看護士さんが、吃驚して“どうしたの?”って見に来たりしてね。

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エルダー\なんだよ。そんなに楽しみだったのかい?これからは、毎週末集るんだよ。

ライモン\そうなんだけれど、もう何年もこんな楽しい週末なんて送った事なかったよ。

本当にセージにも逢えたし、エルダーとも知り合えたし、僕は病気になって良かったよ♪

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エルダー\でも、心臓が悪いなんて、気をつけないと、何時どうなるか判らないんだろう?

ライモン\最初はそれで、凄く気をつけて、何もしないでいたんだけれどね。たまたま仕事でフランネルって言う知り合いが、あのブレスレットをしていてね。

話を聞いたら“内緒だけれど”って教えてくれたんだよ。どうやら、名前を聞いたらセージと同じ名前でさ。

内緒の話って、これじゃぁ全然内緒じゃぁないんだけれどね!言葉は一度口から出たら、勝手に広がっていくと思わなくちゃぁね。

でも一応言ってよいかどうかは考えて、言ったんだよ。
でも僕と一緒に遊んでいたセージはそんな仕事しているかなぁ~?とも思ったんだよね。

でも少し療養したらという話が出たので、此処を頼んだんだよ。なかなか許可がもらえなくって、リヴェール教授は、とても厳しい人のようだね?やっと、特別にって入院許可がもらえたんだよ。

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エルダー\それはね、この国を危険に晒したくないからだよ。ここには警護って言うか警備科しかないからね。

代わりにものすごい凄腕の、元諜報部員だったような人達が配属されているらしいけれどね。

ライモン\あぁ、それは聞いたよ。それこそヨーロッパ各国からの配置らしいね。だから、僕の国も僕がここに静養に来たいと言った時には、即OKだったんだよ。

でも本元の教授が、国が補償しているのに“受け入れは今は駄目”
だって拒否していたそうだからね。それは良く判るんだけれどさ。

国も守らないとならないし、入院した以上は、患者としての僕も守らないとならないからね。

でもその交渉で、すっかり僕の国のTOP達は、Wannynwonderlandのファンになったんだよ。

僕もね、直々にお願いして、もし僕に何か有っても、他の国で同じ事があって事故などに繋がるよりも良いからって事で、やっとOKしてもらったんだよ。

子供みたいに駄々こねて、友達のセージらしき奴がいるところが良いってね・笑 そのくらいの自由は認めてもらわないとね。

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セージ\おはよぉ~♪ 皆、随分早くから来ているんだなぁ~。

エルダー\俺が今日は、アニーの都合で早く出てきたら、すぐにライモンが来たよ・笑

ライモン\だってさぁ~僕は嬉しくて、凄い朝早くに目が覚めたんだよ。看護士に何かあったのか心配かけちゃったよ・笑 

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セージ\人の事は言えないけれど、お前って相変わらず馬鹿みたいな所は、治らないみたいだな?

エルダー\なんだい、ライモンはそんな性格なのかい?

ライモン\まぁ、セージに言われたくないんだけれどね。たしかにかもだよ。
でもさぁ大学終って、仕事についたら、立場上きちんとしなくてはならないから、ストレス溜まっちゃったみたいで、目いっぱい役目は果たしていたから、病気になったんだよ。

だってさ、みなは週2日は休めるのに、僕は週末は公式行事みたいなのがあると、時には出なくちゃぁならないしさ。

愚痴を言うのは許されないんだけれどさ。 
昔から僕は、セージには時々聞いてもらったものだよ。

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セージ\まぁ、よく判らない事も合ったけれど、聞くくらいはね。だって見ていても、俺はライモンみたいな家柄に、生まれなくて良かったって思ったよ。

特に俺の家に、生まれて良かったってね。それでも爺さんの躾は、厳しかったけれど、大学受験の勉強を始める頃には、爺さんに感謝する事が多かったね。

紳士として長男としてと言っていたけれど、男として生きていくには、大事な基本ばかりだったんだ。

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エルダー\昔ながらの男女差もあるんだね? 俺の国も昔はそうだったらしいけれど、それも男女では、酷い格差だったらしいけれど、その後ウーマンリブ以来何も無くなったら、何でもOKみたいになってしまった部分はあるよ。

だって、どんなに頑張っても、やっぱり体力差は男女間では違うし、強い男と強い女は、明らかに内容が違うからね。 

平等を履き違えている人も中にはいるんだ。

ライモン\それは何処にでもある事だよ。精神的には女の方が強いと思うよ。男は僕みたいに忍耐力は今ひとつなんだよ。

ま、中には強靭な人もいるけれどね。そんな人も結構側で支える女房役がいるんだよ。

女性の出産みたいに、側に夫が付き添っていたとしても、大概は凄い痛みにひとりで耐えて、出産するんだから凄いよなぁ!

痛みを夫婦で分かち合えないだろう。
そして又産むんだよ! 僕は見た訳じゃぁ無いけれど、話に聞くだけで、信じられない気がするよ。
その強さは何処から来るんだろうね。本能なのかな?

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ライモン\そういえばマルも、もう直ぐ出産だろう?セージは心配だろう?双子だしさぁ~。

セージ\えっ、俺は別に心配していないよ。うちはさMomの話聞いても、お産は軽い様だからね。

ミントもそうだったけれど、性格的に呑気って言うか、痛かったけれど、覚悟していたほどではなかったらしいんだ。

それを聞いているから、マルも結構気楽そうだよ。ローソンがついているしね。

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エルダー\あぁ、ライモン其処はさ、最初からネジは閉めすぎない様にね。少し遊びがあった方が他の部品をはめ込みやすいんだ。

後から閉めれば良いからさ。

ライモン\わかった。ありがとう。悪いね!僕1人で広げちゃってさ。

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エルダー\俺達はほぼ完成しているんだよ。もう少し天候が落ち着いてから、試乗した方が危険が無いからね。

サイクルロードは山道なんだよ。久しぶりに乗るからさ、下草などが凍っていたり、コンデションがよいとは言えないから、ターナーさんに注意されているんだ。

サイクルロードをもう少し整備してからにしろってね。

セージ\俺の事信用していないんだよ。大丈夫だって言ってるのにさ、お前は何やるかわからないからってね。

それに俺は初乗りは、Sugarと2人乗りするつもりだからね。

ライモン\えっ!だって乗る場所がないだろう?荷台でも付けてあれば別だけれどさぁ~。

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エルダー\だから、ちゃんと荷台のパーツもひとつ取り寄せてあるんだよ。2人乗りは一応禁止なんだけれどさ。

俺も何れセージ達の2人乗りがアニーにばれたら、アニーを乗せてやろうかと思っているんだけれどね。

セージ\後ろのチェーンのボルトに、足をかけて立って、2人乗りは出来るんだけれどさ!

でもうちの場合はSugarは“大丈夫よぉ”って言うけれど、絶対に駄目っていってるんだよ。

若い時にはやったらしいけれど、もう足の筋肉だって、若いときほどなくなっているんだからね。
そう言うところは自覚が無くて困るんだよなぁ~。

ライモン\へぇ~そんな乗り方があるんだぁ~!知らなかったよ。此処に来て、本当に僕は世間知らずだってわかたよ。

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セージ\良いんだよ、そんな事知らなくたってさ。今後のライモンの人生には、何の役にも立たないからね。

いつかは、安定したら帰国して、元の暮らしに戻るんだろうからさ。

ライモン\そんな悲しい事言うなよ。僕は此処の大学にでも入って、もう一度今度は何か技術的な事の勉強でもしながら、違う人生を歩いてみたいと思っているくらいなんだからさぁ。

少しは人間らしく、生きてみたいよ。

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セージ\やたらな世界を知ってしまったら、元に戻るのが辛くなるから止めた方がよいぜ。

人は味を知らなければ、そんなものだと思って暮らせるけれど、一度刺激的な味を知ってしまったら、それを再び絶つのは苦しさ倍増だぜ。

中途半端なダイエットして、でも一生続けられなくて、リバウンドしてしまうのと同じだよ。

エルダー\そうだな。此処の国の暮らしもさ、馴染んでしまって、自分の世界が出来ちゃったら、元の自分の国には帰りたくないものな。

懐かしく時々思い出すくらいで良いんだよ。深入りしないのがベストだよ。君は元の世界に帰って行く人だからね。

ライモン\益々、何だか悲しくなってくるよ。
じゃぁ、これ以上は求めず、病人暮らしが良いって事かい?

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セージ\お前その手つき何だか変じゃぁないか?細かい作業の時は握り方を変えたほうが良いんだよ。

工具も先のうんと細いのに変えて、そこはペンシルグリップの方がずれないで、入るんだよ。

ライモン\あれっ、そうかぁ、全然気がつかなかったよ。凄いなぁ~そんな事セージは誰に教わったの?

エルダー\そういうのはさ、教わるって言うより、色々なものをたくさん作って、四苦八苦しているうちに気がつくものなんだよ。

他の事もね。中には道具さえ自分で作ってしまうこともあるんだよ。工学部なんて、ある意味職人の世界だからね。

ライモン\あぁ、そういえばDr.ターナーも言っていたなぁ~。メスとか自分で作った物もあるってね。

手の癖とかに合わせてたりしてってね。医学部でもそうなんだね?

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エルダー\まぁ、外科は職人技がないとね。完全に勘とね。又特別の世界なんだろうね。好きじゃぁ無いとやってられないよな。

新しい機器も一応使いこなさないとならないだろうから、年中勉強だろうしね。研修会とか国際シンポジウムとかも年中あるから、出席しなくちゃぁならないみたいだしね。

セージ\そうそう、前は知らないうちに、とんぼ返りで行ってたみたいだものね。

ライモン\やっぱり、皆それぞれ、大変なんだね。傍目には判らなくても...。

呑気そうなセージもSugarさんの事故では、毎年かなり大変な思いもしたそうだしね。

でもすっかり元気になったようで、良かったじゃぁないか。凄い歳の差だと、年齢が近い同士より場合によっては、別れは早くやってくる辛さがあるよね。

でも若くても、僕みたいに変な病気持ちだと、何時死んじゃうかもわからないから、何とも言えないけれどね。
それを思うと、本気で好きになる人も作れないよな。

セージ\考えすぎるなよ。考え出したらさ、人なんて皆気がかりな何かを抱えて居るもんだって事わすれて、隣の芝生が青く見え出したりしてね、辛いのは自分だけ見たいな気分になったりするぜ。

ライモンが昔、俺に教えてくれたんだぜ。今出来る事を目いっぱい楽しもうよってね。

ほら、あと少しで、大分組み立て終わるからさ。来週はタイヤをつけたりそのほかの事が出来るよ。完成出来るかも?

      💕~~~~~~~~~~~~~~~~~❤
セージ君とエルダー君はなるべく口を出しすぎないように、ライモン君が苦労しながら工具を使うのを見守りながら、お喋りした日でした。

ところどころで、コツを伝授したりして、なるべく1人で作り上げた方が、達成感が味わえますからね。彼らからしたら、気長な見守りです。
でも経験上、説明しすぎとか、手を出しすぎは、早く出来上がりますが、得るものが少なくなります。

アドバイスも、本人が四苦八苦するのを見計らってからです。
時には自力で、解決方法を見付けるからです。 その時は嬉しそうに鼻をぴくぴくさせて、にんまりしています。それが大事ですからね。

その喜びは最高の贅沢な喜びだと、セージ君達は知っているのです。