Babyエクササイズのミーティング

今朝は、昨年生まれのBaby達も健康に育ってきたので、何時からエクササイズを始めるかの相談になりました。妊婦さんたちもリハビリプールの方で、エクササイズをしていますので、一緒に母子ともで半年を目安にやっても良いのではと言う話になりました。

本当はもっと小さくても親子でプールに入るのは問題は無いのですが、ここでは3ヶ月したら、リハビリブールに入れようと言う事になりした。赤ちゃんは抱いて潜っても、ちゃんと息を止めますし、暫くすれば泳げます。

そして、Babyスイミングから、水泳を始めた赤ちゃんは1歳過ぎてからスィミングを始めた子とはレッスンの仕方が違い潜れないので、潜る練習をするのです。大きい赤ちゃんは、浮く練習から始めますが、ここの国民は3ヶ月から始めても良いのではと言う事になりました。

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カイザーセラピスト《では何時から始めますかね？　僕の方では何時でも出来ますけれど、水着も発注しました。

Dr.ローソン《そうだ、良い水着を考えてくれるように、ターナー教室に頼もうかね。今ある水着でもプールは汚れる事はないんだけれど、オムツカバーしたまんまと言う感じだろう？

クランベリー《そうね、裸で良いと思うんだけれど、万が一、中でお漏らししたら不衛生ですからね。赤ちゃんも裸に近いくらいの感触の水着で、プールも汚さないような水着があったらよいわよね。

カイザーセラピスト《スイミングをすると、胃腸が活発に動くから、当然汚しやすいでしょうからね。

クランベリー《プロジェクトに頼んでおけば、何か考えてくれるでしょう。特にメィスは女性だからこその医療小物など結構作ってくれているのよ。

ナースレモン《そうなんですよね。　巻き易い包帯とか、色々な小さなものを、ちょっと手を加えて改良するだけですけれどね。

Dr.ローソン《今はオムツの良い物を考えてくれているようだね。紙オムツではなく、ゴミが出ないような物を考えているようだよ。

カイザーセラピスト《大気汚染などから守る為には、色々考えないとなりませんね？でもあんまり完璧にしてしまうのも、精神的に良くないからと、あえて、悪くても取り入れている物もだそうで、精神のバランスを取っているとか？

クランベリー《そうそう、そのさじ加減が難しいのよね。衛生観念にしてもね。過ぎてしまわないようにバランスを取るのが難しいわよね。

カイザーセラピスト《あまり神経質になりすぎたり、清潔になりすぎたりは、強い子供にならないからね。世の中に衛生観念が行き渡ってから、アレルギーとか増えたようだものね。
どんどん、当たり前に身の回りにあるもののアレルギー患者が増えるって言うのが、不思議だよね？

クランベリー《体が勝手に、拒否反応するようになってしまうんですからね。

クランベリー《これから生まれてくる子達が、健康な生活が出来るように育ってくれると良いんだけれどね！健康って言うのは身も心もですからね。

今の若者や大人は体は元気でも精神的には、病んでいたり人間が小さいって言うか、多いと思わない？完璧さを求めすぎたんだと思うのよね。

カイザーセラピスト《そうですよね。人に迷惑かけるのは良くないけれど、多少の欠点は合っても良いと思うんですよね。

有って当たり前と言うか、その人らしい個性まで壊してしまうのは、僕は良くないと思うんですよね。

ナースレモン《そのような事を考えると、子育てや躾は難しいですよね。

Dr.ローソン《でもね、余り考えると何も出来なくなってしまうからね。まぁ手探りだけれど、今のところこの国では、子供は親だけでなく、皆で育てようという話になっているんだよ。

色々な人の考えがあるから、子供は迷ってしまうかもしれないけれど、考える力をつける習慣をまずつけたら、本人が考えて選ぶのじゃぁないかな。基本は両親がなんだけれどね。

カイザーセラピスト《此処はいろいろな国の人間が集まっているからね。案外知恵が集まって、良いんじゃぁないのかな？

皆で育てようって言う意識が大人にあれば、自分も何が正しいのか考えるようになるし、行動もする様に成ると思うんだよ。

クランベリー《親もひとりで抱え込まないでいられますしね。

カイザーセラピスト《そうそう、そう思うと、皆気楽に子供を産む気になるんじゃぁないですかね？

ナースレモン《親であっても、変なことを子供に言っていると思ったら、他人でも意見を言っても良いと言う事ね。

Dr.ローソン《でもまぁ、基本は親だからね。特にこの育児室では、親からどうしたいか希望はしっかり聞き取らないとね。

でも他の子供と一緒に過す訳だから、ここでは社会ではどうしなくてはいけないかのルールがある事は守ってもらわないとね。

子供が増えてきたら、ずっと家で見ると言う子供も出て来るだろうし、そうなったら、また比較研究ができるだろう？

カイザーセラピスト《結局は研究対象にはなってしまいますけれどね。

クランベリー《それを理解して、良いと思ったから、此処の国民になったんだと思うわ。嫌なら何時出国しても止めはしませんからね。入国希望者がたくさん控えていますからね。教授がやたらに増やさないだけですから。

ナースレモン《以前からしたら、かなり規制して入国させていませんものね。

カイザーセラピスト《そうだよねぇ～最初の頃は“かなり間口は広くしようか”と言っていたんだけれど世の中がどんどん変わってしまったからね。

クランベリー《そうよねぇ～。でも最初の頃でも条件は有ったんでしょう？

ナースレモン《えぇ、海外暮らしが最低3年以上ある人とか、身分証明の書類以外は面接で、身元調査などして、審査して決めたようですよ。

Dr.ローソン《そうそう、懐かしい時代だよね。やっぱり一次募集で入国した人は、少ないけれど皆仲ががよくて、不便な国だから助け合ってやってきたんだよ。　のんびりして楽しかったよ。
想像以上に不便な暮らしに、移民は取りやめた人も要るんだよ。

カイザーセラピスト《セラピストも僕以外は助手が2人だったしね。

クランベリー《今は、結構職員も増えたわよねぇ～。此処の大学の卒業生が職員にもなりましたからね。

Dr.ローソン《でも、言い感じに人が集まって、落ち着いて来たよなぁ～。人員はやたらに増やさないで、皆が協力しあって何とかやるようになって、中身が濃くなったよね。

クラン達も来てくれて、凄く充実してきたからね。不便な場所で仕事してきたから“なんでもドンと来い”とばかりに、何でもこなしますからね。あなたが助産婦の資格も持っているのには、Dr.マリアンヌは大喜びですよ。

クランベリー《そんな資格は取るつもりは無かったんですけれど、やっぱりトーマスと一緒に仕事していくには、不便な国などが多いですからね。

持っていたほうが良いと思って取ったんですよ。それがまさか、此処へ来るきっかけにもなりましたものね。

Dr.ローソン《丁度ね、学長の奥さんのミモザ元看護婦長が、リタイアしたいと言っていたので、君が入れ替わりに来てくれるのもありがたかったよ。

それが、聞けばセージ達のお姉さん夫婦だったとはね。流石に僕も何か縁と言うのを感じたよ。

クランベリー《マルまでこの国の講師として居たし、そのマルとローソンが再婚同士で結婚して、ローソンが真剣に医者になって“人の命を助ける手伝いをしよう”と思いを固めた体験が、セージが未熟児で産まれた時に立ち会っていたなんてね。不思議な縁と言えば縁よね。

Dr.ローソン《あぁ、そうだよ。僕が今みたいに地道にコツコツと研究しながら、医療活動をする医者になったのは、あの小さなセージを抱いて保育箱に入れたからだと思うよ。

あの時の感動がなければ、只家の跡を継いで、普通の街の小病院の医者になっていたと思うよ。今僕は、僕の持っている力の中で、最高の僕として暮らしているんだよ。　

これはセージが同じ事を言った言葉だけれど、それを聴いたときに、又縁の深さを感じたよ。

カイザーセラピスト《セージ君がそんな事を言ったんですか？

クランベリー《そうよ。セージはね合同結婚式の時に、初めて家族に“Sugarに出会わなかったら今の自分は居なかったよ。もし凄い歳の差って事で、みなに反対されたら、家族と縁を切ってでもって思っていたんだ”ってね。

“Sugarが居たから、最高の自分に成れたんだ”って言っていたわ。

Dr.ローソン《それぞれの思いが鎖のように繋がっているんだね。偶然と言うにしたら、余りにも不思議に思うんだよね。医者の言う言葉らしからぬ言い方だけれどね。

セージの姉と結婚して、それも結婚する相手と決めてから、セージがあの時の赤ちゃんだったって判ったんだからね。

カイザーセラピスト《人が出会う確立って凄く少ないって言いますからね。そう言い出したら、世の中は不思議に満ちていますよ。

Dr.ローソン《まぁ、そう言う事で、皆で協力し合って、此処の部屋も守っていかなくてはな。今は患者さんの子供を預かっているけれど、何れは別室にしても良いしな。又その時に一番良い方法を考えていこうと思っているんだよ。
此処の子供達にとって、何が一番良い事かね。

クランベリー《私ももう少ししたら、2人の甥や姪の叔母さんですからね！他人事ではなくなったわ。

Dr.ローソン《まずは僕も水中出産の勉強をしなくてはね。医者としても興味深いし、父親としても始めての体験だからね。

ナースクミン《私は何度かお手伝いした事ありましたけれど、旦那様が一緒に水着を着て、付き添うのが一番良いみたいですよ。

妊婦さんも安心するから、余計に安産だったようですし、水中に居る方が、子宮口が柔らかくなって、開きやすくなるそうですよ。

クランベリー《本当は私が取り上げるんですけれど、ローソンが取り上げて見れば良いわよ。双子だから小さめで産ますしね。

セージほど小さくはないけれどね。予定よりも早い時期のお産になるかもね。十分に順調に育っているそうですからね。良い経験でしょう？

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どうやら、育児室もよく皆が纏まって、スタートしたようです。ラズリー君もご機嫌で相変わらず滅多に泣く事が無いのですが、たまに泣くともう本当に凄い声なのですね。
でもDr.ローソンはまだ聞いては居ないのですが！

もう直ぐ生まれる我子はどんな子が生まれるでしょうか？取りあえずは母子とも元気に安産で居てほしいものです。その半年位後には、イリス君の所の第2子が生まれます。さぞかし賑やかに成ることでしょう。
身内としても、医者としても嬉しい事です。

お産は、違う意味ではとても危険なことなのです。出産後に元気だったはずの母親が半年後位に、亡くなってしまう事も少なくないのです。
子宮がきちんと快復せずに、出血し始めて出血死する事は、少なくないのを皆考えなさすぎなのです。出産はとても大変な仕事です。

父親はしっかり協力して、母体が完全に快復する手伝いをしなくてはなりませんが、元気だと忘れてしまう場合が多々あるのですからね。妊娠を簡単に考えてはいけないことですね。
そんな大仕事をする妻を、労わることが出来ない夫がたまに居るのですね。