週２回はアートカレッジの講師に...

今朝はMrs.SugarはDr.マリアンヌとリヴェール教授と話をして来ました。やはり、新しく何だかの理由で、体が変形してしまった患者さんの服作りの依頼です。

病気や事故やその他で、腰や背中が曲がってしまったり、体が変形してしまっても、素敵にお洒落が楽しめたり、機能的にも脱ぎ着がしやすい服を作る科を、服飾デザイン科の中で作り、授業科目を増やす事に決まったのです。

其処が落着くまでは、ブティックで頼まれて、リフォームしたり注文も受けるようにしたのです。今のところ年中ある仕事ではないのですけれど、何れ増えてくる可能性が大です。

また関連事項として、セージ君の作ったリハビリスーツや、セパレーツともリンクしてくるでしょう。そうなれば、夫婦合作での研究になるかもしれません。それ以外にも、大至急はBaby exercisesの水着も頼まれましたので、メィスさんとも相談です。

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Mrs.Sugar《そういうわけで、カレッジの春休みが終ったら、週2回ミントと交代で、講師をする事になったのよ。でもまだ私の場合は、お試しでと言う事でね。

それ以外は気儘にブティックの編み物などしながら、デザインを考えたりで、Cafeの隅の席で適当に手伝ったりで過すわ。

ポプリ《それでは、セルフィーユに、サンドイッチ作りは引き継いでもらてね？

Mrs.サフラン《良いんじゃぁ無いですか！かなりサンドイッチ作りも大変ですからね。若い人に任せて良い事はお願いされたら....

Mrs.Sugar《何だか講師だなんて、偉そうよね・笑

ポプリ《Sugarちゃん、沢山の人前で話した事あります？

Mrs.サフラン《そうそう、人前で話すのって、あがってしまいますわよね。大丈夫ですかしら？

Mrs.Sugar《中高生の頃生徒会と言うのがあって、私やっていたから、まぁ多分人前で話すのは大丈夫と思うんですけれど、この英語力ですからねぇ。

皆に伝わるかどうかやって見ないと判らないわ。何とかなるんじゃぁない。

ポプリ《Ohohoho、、、きっと大丈夫なのじゃぁないかしら？学生が英語堪能者ばかりですからね。

ご愛嬌でよいんじゃぁ無いですか？大事なのはハートの問題ですよ。

Mrs.サフラン《そうですわね。語学堪能でも、魅力的な講義じゃぁなければ、皆が興味深く聞いてくれないでしょうからね。

Sugarさんの着ている服を見たら、それだけで勉強になるんじゃぁないかしら？

腰と背中が少し曲がって固まっているなんて、全然判りませんものね。今日の服も凄く素敵だわぁ～❤

Mrs.Sugar《欠点は目立たない服を着ているのよ。これなど、目線が上の方に行くでしょう？きっと、私が日本人と言うだけで、興味津々じゃぁないかしら！

服飾の勉強をしていたら、きっと日本の着物文化などの勉強もしているでしょうからね。私はデザインに関しての自分なりの考えを、話すだけで、きちんと講義しなくてはならないパターンの事等は、ミントが講義するんですからね。

ポプリ《メィスと組んでの仕事も出て来るんですって？　リハビリのセパレーツのデザイン的なものなども絡んでくると、セージ君とも一緒の仕事も出てくるんじゃぁないのかしら？

Mrs.Sugar《そう言う事もあるかも知れないとは聴きましたけれど、今のところは無いんじゃぁないのかしら？

Mrs.Sugar《まぁ、なるようになるわよ。やっぱりその場その場や周辺国からの影響やで、この国も最初とは変化してきたんですから、今後変わって来てもおかしくないでしょうしね。

ポプリ《のんびり平凡な日々を送って行くかと思いましたけれど、この数年で急に変わってきましたものね。

まさか今の状態になるなんて、考えもしませんでしたわね。入国審査や条件も、厳しくせざるを得ないわね。

セルフィーユ《Sugarさん安心してくださいね。僕はまだまだ体力的に余裕が有りますからね。痩せてはいますけれど！

セージ君にはパワーはまだ負けたくないですからね。一応2～3歳上の体力だから、踏ん張らないと崖っぷち体力かな？

Mrs.ローリー《大体24～5歳が男性はピークらしいわよ。女性は21歳 ～28歳 が最高な時だから、その間にお産すると良いんですって聞いたわよ。

Mrs.Sugar《あらっ、じゃぁセルフィーユはあと1年が体力のピークなのね。

ポプリ《そういえばDr.ターナー達が30歳でしょう？彼の同じ年齢の人結構居るけれど、普段は感じなくても、徹夜とかした後は年々違って来るような気がするとか言ってらしたわよ。

まだ大丈夫だけれど、無茶はしないように気をつけるって！

Mrs.サフラン《巧くできているわね。息子も今がピークですものね。

ですから今年は、何だかの資格を取るとか、勉強をするって言ってましたものね。だんだんきつくなるからって！

まぁ、今年は24歳になるなんて、あの可愛かった息子がねぇ～。私も歳取ってくるはずだわ。

Mrs.Sugar《セージなんてもう１０代の時からしたら、衰えてきたんですって、休みの日は家でも、ヨガやストレッチやり始めたわよ。

Mrs.サフラン《あらっ、もう気にし始めたの？まだ大丈夫でしょう。

セルフィーユ《いやいや、油断できないですよ。僕だって水泳にジャンと行くようになって、サウナのあと鏡を見てドキっとしたもの。　
2歳くらいの差でも、ジャンはまだ若い体で筋肉が締まってるんですよ。肌もね！

Mrs.Sugar《わぁ～いやらしい。若い男性がそんな皆で筋肉とか体の比較しているわけ？肌まできにしているの？

Mrs.サフラン《いえいえ、男の子は女性以上に、思春期から拘るみたいでしたわよ。髭が濃くなったとか、そんな事ばかり言い始めるみたいよ。

Mrs.Sugar《それは女の子もね。何歳からブラをするかどうか話したりするでしょう？

ポプリ《大体、１１～３歳になったら、し始めるわよね。でないと胸の形が悪くなるからっていってね。

Mrs.サフラン《そうそう、胸は大きくてカッコよく無いと、モテませんからね・笑

Mrs.Sugar《日本は反対だったような気がするわ。本当は男性は胸が大きい方が好みかもですけれどねぇ。

女子同士では“大きいのが恥ずかしい”って言っていたような気がしたわ？今も日本女性は、実サイズより小さいブラを付けているみたいよ。

ポプリ《それで、今度のデザインのお仕事は、意外と忙しくなるのではないですか？

Mrs.サフラン《本当に！手が動かない人とか、色々居るでしょう？着易くて素敵な服を着たら、気持ちも明るくなりますものね。

Mrs.Sugar《それが大事よね。明るい気持ちで暮らせるように成ることって、全てに対して大事な事よ。

私、去年肺炎になったときも、何時もセージが側にいてくれて、ニコって笑顔を向けてくれて、凄く元気な気持ちになれたわよ。

だから、私は歳のわりには、早くに元気になれたと思うわ。人は気分次第だわ。彼は治ったら楽しく遊ぶ事ばかり話してくれたのよ。“もう少しだよ”ってね。

ポプリ《そうだったの。でも考えただけでもそうよね。調子が今ひとつ悪かったら、尚更素敵な服着ていたら楽しく暮らせるわよね。

Mrs.サフラン《そうよ。Sugarさんの作る服で、少しでも楽しくくらせたら、素敵な事だしSugarさんもやりがいがあるお仕事でしょう。

Mrs.Sugar《そうね。人は皆辛い事があると、自分だけがとか、凄く閉鎖的な気持ちになりやすいでしょう？

だから、せめて素敵な服を着たら、外に出て行こうと思うんじゃぁないかしら？

外に出れば気分も晴れて、色々な事を見たり聞いたりするだけでも、色々な人が居て、自分だけがと思う時間が減るんじゃぁないかしらね？　理想ですけれどね。

ポプリ《いいえ、そう思ってお仕事したら、きっと少しずつ伝わっていくと思うわよ。

Mrs.サフラン《そうですよ。私が良い例でしょう？あんなに息子だけしか見ていなくて、何時も暗い顔していたんですものね。

息子にベッタリとくっついていたのが、こちらにたまたま連れて来て来てもらってから、人生が変わったのよ。この『にゃん亭Cafe』は暖かで、リラックス出来る雰囲気なのよね。

ですから、ある日一人で来てみる気になって、自分から“お手伝いさせてほしい”ってお願いしたなんてね。又来たいって言う気持ちになるんですよ。

もう息子なんて、Sugarさんに大感謝しているとおもうわ。

Mrs.Sugar《又オーバーな事言って、褒めてくれちゃって！何でも本人なのよ。本人が自分が幸せに成るためには、動かないとね。動いたから結果がでたのよ。

ただ待っていたって、何もやっては来ないわ。だからって、人に何でもねだるのはよくないですしね。私も意地悪なのかしら、見当違いの事をねだられると、せっかくそう思っていても、嫌になっちゃうのよね。

ポプリ《それはまぁ、そうですわよね。ただ、Sugarちゃんには不思議と、人を引き寄せる何かがあるのよ。別に“又いらっしてくださいね”とか言わないんですけれどね。それが良いのかもしれませんわ。

Mrs.サフラン《そうですね。私も駄目かもしれないけれど、お願いするだけしてみましょうという気になるんですよ。

ポプリ《Ohohoho、、、まるで、セージ君がSugarちゃんに告白した時みたいね。全然彼らしくなく、スマートでも何でもない告白だったけれど！

側にいて構わないって言うから、私居ましたけれどね。突然の事ですし、Sugarちゃんが何て答えるか、気になったわ。
私が告白して答えを待つみたいな気分になって、一瞬息がつまってしまったわ。

Mrs.Sugar《そう言えばそうだったわね。私も考える余地がなくて、素敵なお返事は出来なかったけれどね。只でさえ英語は知らない言葉が多いのですからね。

特に告白に合った、素敵にお返事する言葉なんて、まったく知らなかったわ。

Mrs.サフラン《それで、何てお返事されたのかしら？（わくわく）

ポプリ《それがね、言っても良いかしら？　“今ならOKよ”って言ったのよ。セージ君は一瞬フリーズしちゃって、そしてその後ニコッとして、Sugarちゃんを後ろから抱きしめて、頬に軽くKissして“よかったぁ♪”って、部屋に戻っていったのよ。

その後の２人は知りませんけれどね。まぁ試験勉強に、拍車がかかったんじゃぁないかしらね。でもSugarちゃんの国の習慣を、セージ君は知っていたから、きっと西欧式ではなくて、じっくりゆっくりSugarちゃんに寄り添っていったんだと思うわ。

Mrs.Sugar《むっふ、そうよ。セージは何でも我慢我慢の日が始まったのかもしれないわ・笑　凄く気を使ってくれてね。今でもですけれどね。

Mrs.サフラン《“OK”って言われてセージさん嬉しかったでしょうね！言葉で言えないくらい幸せだったと思いますよ。

もう今の状態になったのは、自然の事だったのではないかしらね。将来はきっと一緒の、お仕事が増えるんでしょうね？
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どうやら『にゃん亭Cafe』も、ちゃんと後を引き継いで、やってくれる若い人達に引き継げそうです。今はパン焼きはMrs.ローリーさんにしっかりお任せですし、熟女３人は気楽に無理せず仕事ができるようになりました。Mrs.Sugarの言うとおり、なるように成るもののようです。

結構気楽に考えています。Cafeの事の方は、気になってはいましたが、今ではセルフィーユ君が、流石にパテシエなだけあって、飲み込みも早くて助かってるのです。

この日の為にセルフィーユ君を雇った訳ではないのですが、流れに任せていたらこのように収まりました。セルフィーユ君も、叔母のMme.シャノアールや従妹のルナルやジャンティ君がいるので、暫く滞在で来ました。

丁度Cafeに人出が欲しかった時なので、アルバイトを始めたのが、居心地よくてすっかり腰を下ろしてしまった様子です。　Mrs.Sugarはいずれ店を持ちたいと言っているセルフィーユ君なので、Cafeを譲っても良いと思っているのです。