リーダーはイリス君に入れ替わり

今まではセージ君がリーダー的に仕事をしていましたが、皆で相談した結果、イリス君が立場を入れ替わる事になりました。セージ君は自分の研究開発を遣りつつ、この教室での資料の整理作業をする事になり、イリスは資料を読みつつ、セージ君達の研究開発のアイディアを持っている知識で、纏め上げて、追加作業などを又皆に割り振ったりします。

苦手なリーダー的立場にもなってもらい、フランツさんも１歩退いて、エネルギー関係の研究時間を長く取るようにしようと言う事になりました。
巧く行かなければ、又考えれば良いと言う事にしたのです。セージ君に負担が多すぎていたので、一番役目が少ないイリス君がリーダーに！にしました。リーダーは雑用が多いのです。

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エルダー《セージはこれで気楽になっただろう・(´-｀)

セージ《あぁ、このほうが全員が仕事をやり易くなると思うんだ。イリスも慣れたら、実力が出せるようになるだろうしね。
あいつを単なる整理係にしておくのは、勿体ないよ。

頑固だから、やると決めたらやり切るだろうからね。俺はいい加減だから、直ぐにまぁ良いか！になってしまうから、皆が合わせるのが大変だただろう？

フランツ《それぞれ個性があるから、やってみないと判らないからね。決めたんだからイリスもやって見た方が良いと思うよ。

２児の父親になったんだから、少しは気合を入れて仕事しないとな。あいつの為にも良かったかもしれないよ。何れは教授になりたいと言っているんだからね。

メィス《そうね。広くはないけれど、だてにたくさんの本を読んだりはして居ないと思うわ。皆がイリスを引き立ててくれる気持ちは、姉として凄く嬉しいわ。

オリジナリティのないのは十分承知しているしね。でも立場が変わって、今まで無かった部分が、出て来たらしっかり研究員として、自覚を持って仕事するようになるかもしれないわ。　暫く付き合ってみてくれる？

エルダー《もちろんだよ。そう立場が変わっても、俺は結果的にセージのサポート役は変わらないだろうしね。

むしろリーダーは、イリスみたいなほうが、良いかもしれないよな？セージは自由な身でいたほうが、アイディアも沸くだろうしさ。

フランツ《そうだよ。年齢的にも、もうイリスが中心になってやっても、良いだろうしな。俺も役目を半分肩代わりしてくれた方が、エネルギーの研究ができる時間ができるからね。

俺はセージとは違う面でこのめがね型端末機のエネルギーを研究したいしね。　セージが求めるものを、エルダーと共同開発出来ると思うんだよ。

メィス《巧く回るように成ると良いんだけれどね。暫くは落ち着かないでしょうけれどね。でも、このチームは凄く連携が巧くいくメンバーですからね。

イリスがリーダーになっても、楽なはずよ。細かい仕事だけれど、皆に協力してもらわないとならない仕事が色々来ているのよ。だからセージは身軽でいて欲しいわ。

エルダー《そうなのかい？ターナーさんから？

セージ《じゃぁさ、まずは席を替えたほうが良くないのかなぁ～？

エルダー《いや、俺達がでなくて、フランツが俺の奥に移ればよいんだよ。同じ機器を使う事が多くなるんだからさ。

セージも其処の機器は移動しない方が良いから、そのままでフランツの所を広くして、イリスが１人で使えば良いんじゃぁないの？

セージ《そうか、俺は出たり入ったりや、此処の機器は年中使うからな。奥に運ぶのは配線なども大変だものね。

エルダー《俺が此方に寄るから、フランツは奥に来たら？今は荷物も殆ど無いだろう？

セージ《そうだね。いよいよ、フランツも忙しくなるね？２人の共同作業で、エネルギー関係をやってくれたら、凄良い物が出来そうな気がするよ。

メィス《あのね、セージ、ヘラヘラ喜んで居るけれど、ほぼ確実にSugarも関わってもらって、私大至急Babyの水着の良い物を作らないとならないのよ。

セパレーツは今週中に届くそうだから、それは旦は今段階では完成と言う事でね。

次のBabyスイミングパンツは、４月から始めるからちょっと急いで作るからね。

フランツ《じゃぁ、俺は後で引っ越すよ。メィスはMrs.Sugarとも打ち合わせがあるんだね？　体に障害があったりする人の、服も作るとかって話もなんだろう？

メィス《そうよ。かなり具体的になってきたら、Sugarも此処に来る事もあると思うわ。セージ、だからって、はなの下伸ばしているんじゃぁないわよ。

もう絶対に、とろけそうな目つきになってしまうんだからね。

セージ《な、なんだよ！その言い方。仕事で来るんだから、別に離れてメィスと話をしに来るだけだろう？水着や洋服は俺は関係無いんだからね。

プライベートの時はどうか解らないけれど、俺そんな目になんてならないぜ。

エルダー《ふふふふ、、、それはさ、別に仕事をちゃんとやっていて、支障がなければ、問題無いだろう。

そんな目つきになっても、目だけなんだからさ。人の心までは縛れないだろう？　

フランツ《そうそう、仕方が無いだろう。セージのパワーの元なんだからさ！メィスだって、Dr.マロウの所に行ったら、今やもうまったく別人になってしまうんだろうしな。

エルダー《結構情熱的に迫って居るんじゃぁなのかなぁ～。本人は違うつもりだろうけれどさ。グッと女っぽくなっちゃったりしてね・Ahaha、、、

セージ《そうだよ。俺なんて別に出合った所で、そんな激しい態度とった事もないしさ。目付きなんて言うとおりだったとしても、コントロールは出来ないよ。

フランツ《それで、Baby用水着はDr.マリアンヌから注文がきたのかい？ターナーは知っているの？水着はスイミングだから、セラピストの方からかな？

セージ《何だか、ここはさ、多角経営の中小企業みたいなプロジェクトになってきたなぁ～。オムツの新しいのも考えているんだろう？

エルダー《生まれてから死ぬまで使う物なぁ？どんなのを考えているんだい？最終的にはエコなものと言うことだろう？それはもう考え付いているのかい？

Dr.ターナー《うぃっす！どうだい、相談出来たのかい？

フランツ《あぁ、この前言った通りにする事にしたよ。俺が席を替わる事にして、エルダーと並んで座って、共同開発する事にしてな。

エルダー《やって見ないと判らないし、案外良いかもってね。まぁ何でも前向きに、どうして物時は又考えれば良いだろうってね。元々皆チームワークが良いんだからさ。これだけの人数だしね。

メィス《ねぇ、それに至急でBabyの水着の開発を一番早くとか聞いたんだけれど？その順番で良いのよね？

それが終ったら、オムツの続きをやって！それから、服の調整した物をSugarと打ち合わせしながら、オーダーがあった時は作ると言う事で・・・

これは場合によっては、リハビリスーツの応用で、セージに筋肉の型紙を作ってもらって、それを巧くデザイン性のあるものにして作ると言う事になるかもよ。

エルダー《スゲェ“セージは商社みたいに、多角経営になってきたな！”って言ってたんだよ。プロジェクトチーム兼デザイン性もあるリハビリスーツみたいなのも、作るって事になるんだろう？Sugarさんが打ち合わせ等に来たら、やっぱりセージがヒートして融けてしまったりしてな！

セージ《も～う皆して勝手な事言って、知るかよ。

Dr.ターナー《いいんじゃぁないか！セージが融けっようが抱きしめようが、良い開発のアイディアが出て着たらね。皆も見慣れれば良いんだからよ。　

ほら、何だっけ動物園に居る、コアラだっけ？あれと同じだと思えば良いじゃぁないか。大体ハグやKissしたって、普通の事だろうに、セージの事となると、皆騒ぎ過ぎだぜ。イリスほど激しくイチャツクわけじゃぁないんだからな・笑

メィス《確かにね。かえって、あまりによそよそしいから、皆の噂の元になったくらいですものね。私の国ならもっと情熱的よ。

此処ではかなり抑え気味ですけれどね。あれこれ言ってたのは、ブティックに居る日本人の人達だけですものね。

エルダー《まぁ、Kissくらいであれこれ言われたら、西欧人は全員言われなくちゃぁならないよなぁ～。きっとそれは羨ましいのが、本音だろうね。

彼女達はTVとかは、ラブロマンス番組ばかり見ているって、アニーが言ていたからね。皆で見かけたら、彼女達に挨拶のKissをするって言うのも薬に成るかもな・笑

Dr.ターナー《よせよ、血圧でも上がっても困るからな！言いたい人は放っておけばよいのさ。アクティブに自分の世界を持って、暮らしている人は、人の事なんて言っている暇はないからね。

一応これだけ国民が居るんだから、色々な人が居て当たり前だからな。人を傷つけるのは問題だけれど、そうでなければ、放っておくさ。第一もう去年のプール事故以来大人しくなったんだろう？

セージも、一緒に関わる仕事が出てきても、慣れるだろうからな。個人的に話せなくても、又ここで逢えるのは良いだろう？
Sugarさんは問題なく、けろっとして普通に仕事に来るだろうからな。

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Dr.ターナーに小突かれたセージ君は、ちょっとふくれっ面していましたが、皆は噴出したくなるのを我慢して、チラッとみていました。まだ時々子供っぽい顔が見られるのです。

日頃のセージ君は、文句なく誠実に一生懸命に何でもやるので、誰もが憎からず思っているし、感心しているのです。元々はセージ君の研究開発があったから、皆が集りスタートしたプロジェクトなのは変わりません。

イリス君がリーダーになって、この後進んでいっても、今までのスタイルが大きく変わる事はないでしょう。Dr.ターナーもちゃんと責任者として、見守っていますしね。

何れイリス君の願いが叶って、教授になれたとしても、そんな名前だけ教授はたくさん居るのです。その他が纏まっていたら何の問題無しです。リーダーと名前が付いたら、ひとは不思議とその様な雰囲気を身につけるものです。