Baby水着が出来上がります。

Baby水着を大至急仕上げていますが、今日はメィスは水着の中に使うオムツパッドを仕上げにマティリアル研究所につめています。何種類か作っているのです。

出来上がったら、耐水性抜群の裏地をつけた水着を縫っているのです。赤ちゃんの肌を痛めず、そして、お漏らししても、外に漏れ出ないように、あれこれ考えながらです。

ブティック初めてのBaby用品ですから、皆わいわいとにぎやかです。アニーと、マグノリアとMrs.マーシュ３人がオムツの製作に取り掛かり、パセリ＆こむぎさんは編み物の手を休めず、話には参加です。
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アニー《ミントさんは今日は育児室に出かけて、まだ戻ってきそうもないわね！

ちょっと見て欲しいんだけれどなぁ～。まぁここまで来たら、焦る事はないのですけれどね。

Mrs.マーシュ《Sugarさんも今日はお休みの日ですものねぇ～。ハンデキャップ用の服のプランでも考えているのかしらね？

何だか片麻痺になった人が、自分で着られる服とかも考えるのだとかって？むずかしそうよね。

マグノリア《そうよねぇ～。でも、もし自分がそうなったら、自分で着られたら、やっぱり嬉しいでしょうし、自立できた感があって良いと思うわぁ～。

パセリ《素直にそうならよいんだけれどね。薦められて嫌な人も居るかもしれないだろう？

こむぎ《そうよね。余計意識しちゃって、嫌な人もいるかもしれないわよね。

アニー《あまり考えすぎると、何も出来なくなるわ。希望者にだけなんだから...とにかく私達は希望されたら、なるべく希望通りのものを、早くに提供しなくてはね。

焦ることは無いけれど、ちょっと仕事が遅いように感じるのよね。もう少ししたら、ミントさんがちゃんと出勤してくるから、それまでは皆しっかりやりましょうね。

アニー《あらっ、私ちょっと偉そうだったかしら？

Mrs.マーシュ《ううん、そんなこと無いわよ。誰かがリーダーシップ発揮してくれないと、なかなか進まないもの。アニーは大変だと思うわ。言う通りですしね！

マグノリア《そうよ。私はアニーのサポート役で、やっていくからね。アニーはブティックの事よく判っていますし、ミントさんの性格や、Sugarさんの拘りも、良く理解しているでしょう。

ミントさんがいない時には頼りにしてるわ。皆にはっきり言うのは、嫌な役目の時もありますからね。

アニー《でも、皆異論があったら、言ってね。考え方は色々あるんですから！

ただ今までSugarのヘルプなど、当然みたいに当てにし過ぎていたように思うのよ。今は立場も変わったのですからね！影で文句言わないで、ちゃんと話し合いましょう。

マグノリア《もう、彼女を解放してあげなくちゃぁね。まずは水着を仕上げちゃって、渡してしまったら、ブティックの仕事の注文のベストつくりをしましょうね。

アニー《そうなのよ。ニットのベストも注文が溜まっているから、こむぎさんたち仕事するなら、お願いね。当てにしているわよ。

Mrs.マーシュ《私はどちらを手伝いましょうか？

マグノリア《とりあえず今日は水着を作ってしまいましょう。そしてお宅の坊やにも、試着してもらって、フィット感など確認しなくちゃぁね。

良ければオムツを当てて穿かせて、プールに入れてどんなかも見てみなくちゃぁね！理想はオムツなしで使える事よね。

パセリ《ミントさんちの子の方が大きいんだろう？

こむぎ《あぁ、やたらに大声で泣くって言う子でしょう？

アニー《あんまり泣く子ではないみたいで、何時もご機嫌が良いらしいけれど、泣くと凄いのは変わらないみたいよ。

Mrs.マーシュ《でもうちの子の方が、月数は舌なのに、食欲が旺盛で、体は負けずに大きいのよね。父親に似たみたい。夫も子供の時は、体が大きかったそうですから....

こむぎ《遅くから背が伸びる子の方が大きくなるみたいよ。セージ君が高校生になってから、どんどん体が大きくなって、イリス君を追い抜いていったそうですものね。初めて見た時は、身長は同じくらいだったのよ。

マグノリア《アニーは、そういっては何だけれど、バニラさんのところの日本人マネジャーよりも、良いマネジャーになれるわよ。

無理の無い計画が立てられますし、実技もきちんと出来るしね。やっぱり作る側の事も判ってくれて、事務系にも強いのは最強だわ。

Mrs.マーシュ《事務系がきちんと出来ると言うのが、良いわよね。お勉強もなさったのでしょうけれど！

パセリ《そうだよ、確かアニーも会計士の資格とかも、以前取ったんだよね？

こむぎ《そうそう、まだカレッジに居る時に、重ねて勉強していたのよね？

セージ君の、管理人試験の話の時に“忙しいついでに、チャンスが来たならやってしまう”と言う言葉に触発されて！

アニー《そうなのよね。あのセージの言葉を聞かなかったら、私その勉強進めてくれた人に断っていたかもしれないわ。此処にこなくても、会計士の資格くらい持っていて、自分の仕事のマネージメントくらい出来た方が良いですからって思ってね。

アニー《まさか、ブティックで仕事するとは、その時には思わなかったんだけれどね。

こむぎ《そういえば、何処だかの大きな劇場直の仕事に就いたのよね？それをやめて此処に戻ってきたのよねぇ～。随分方向転換よね？

ショーの女優さんになるとかって言っていたんじゃぁなかった？

Mrs.マーシュ《まぁ、それも勿体ない事したようだけれど、良い経験したわね！

アニー《ローズ＆マリーさんも言ってたように、華やかな世界の裏ほど、暗い世界があったのを見てしまったのよね。知識としては解っていたんですけれどね。

そこでは、ただ真面目にがんばっただけでは、大物にはなれないってわかったのよ。

でも私は、中途半端なのが嫌だから、大物になるために自分を売るような事は出来なかったのよ。

マグノリア《と言うことは、チャンスになる良い話もあったのね？

Mrs.マーシュ《でも只良い話では無かったって事ね？

パセリ《良くニュースに出るようなことがあったんだ！

アニー《そうなる前に、らしきことが見えたからやめたのよ。

Mrs.マーシュ《やっぱりねぇ～。女性とは限らないけれど、歌手とかでも大物になった人は、大物の援助を受けたりして、引き上げてもらっていますものねぇ。

マグノリア《そうよ。シャンソン歌手なんて、結構新聞などに載っていたじゃぁない？有名歌手の愛人になって、お互いに利用し合ってかもしれないけれどね。

でもその経験が、歌に深みが出たりするって言うじゃぁない？微妙ね。

アニー《やっぱり、いろいろな意味でスポンサーが居るのと、居ないのとでは違うんでしょうね。シークレットの場合もあるけれど！

スキャンダルを売りにして、まずは社会に名前が知られるじゃない。更に実力があれば、大当たりになるんじゃぁないの。

地味にコツコツしていても、なかなか注目はされないわよ。だって、歌が巧かったり、ダンスが巧かったりなんて、当たり前の人がゴロゴロいるんですからね。

Mrs.マーシュ《それは、考え方は色々ですけれど、此処に戻ってきて、本当に良かったですよね。大きな名声は得られないかもしれませんけれど、地道な幸せな暮らしが得られたではないですか！

あんな素敵な彼と一緒になれたんですからね！

マグノリア《そうよねぇ～。とても綺麗な男性よね。女性以上に！と言う感じだわ。でも性格は男性的だそうね。

こむぎ《ホントよね。エルダー君は本当にバニラさんではないけれど、パリコレに出られるくらいのモデル体型と美貌を持っているって言っていましたものね。連れて帰りたいくらいだって！

セージ君もお気に入りだったのよね。結構あれこれ聞いてきていたんだけれど、あの事故でそれどころでは無くなって、セージ君に凄く冷たい差すような目で見られて、初めて“怖い”って思ったんですって！

男性から、あんなに冷たい目で見られたのは、生まれて初めてだったって言っていたわ。バニラさんは、可愛くて若く見られるから、ちやほやされてきたそうですから！

ほとんど狙った相手は、落としたって自慢していたのよ。

アニー《そんな事言っていたの？　確かに一見チャーミングで、年齢には見えないし、擦り寄られたら男はだらしなく、鼻の下伸ばしそうな感じよね。

Mrs.マーシュ《でも、そういっては失礼だけれど、上品ではないから、幾らこの国でこび媚しても、お付き合いしようって思う人は、居ないんじゃぁないかしら？

マグノリア《そうね。自分のガールフレンドや、妻があのムードで異性が居ると、声まで変わってしまうのは気分はよくないでしょう。

パセリ《Ahahaha、、、でもまぁ、女が集まると、女は幾ら美人でも、不細工でも何言われるか判らないね。

やっぱり、同姓に好かれないとね。ミントさんの仲良しだっていうけれど、どうも勝手にバニラさんが勝手に親友と思ってるだけで、ミントさんはただのパーティ友達としか思っていないみたいだったじゃないか！

ミントさんも案外お人よしだから、短期間ならって、入国の身元引受人になったみたいだろう。

アニー《まぁ、どうせずっとこの国に居られるようなタイプではなかったでしょう？病院の患者さんのセージの友達の、家柄の良いハンサム君には、一番秋風送っていたようだけれどね。

Mrs.マーシュ《あぁ、あの方は、本当に普通の若い男性とは少し違った雰囲気よね。一度はシャノアールの店で、お茶の付き合いをしたみたいですれどね。

マグノリア《彼は何処だかの国の、王族の直系だとかという噂なのよね。あの方も凄くハンサムな人よね。でも気楽に話しにくい、貫禄というか存在感があるわよね。

ねぇ、ちょっとこちらの布でも、水着を作って見てって言われていたわね。ミントさんはラズリー君連れてくるかしら？

そうしたら、穿かせられるんだけれど！ここで裸にするのは嫌かしらね。

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皆はおしゃべりしながらも、手はちゃんと動かして、水着もほぼ出来上がりそうです。これで、メィスさんがオムツを仕上げて持ってきたら、即はさみこんで出来上がりが見られるのですが...
そして、手直しをしたら、一応完成するのですが...

Mrs.Sugarは休みですし、ミントさんは育児室に行ったきり戻ってきませんから、何か話し込んでいるのでしょうね。ラズリー君とクレス君母子が、まずプールエクササイズを始めたら、６月にはマルベリーさんのBabyも、３ヶ月になりますから、一緒にプールに入れます。
今作っているのより、小さいサイズの水着を作らないとですね。

女性ばかりが集まると男性と変わらず、異性の噂話などが盛り上がるようです。