プールエクササイズの日です。

かなり気温も上がってきて、寒がりの人には良い季節になりました。ローズ&マリーさんが帰国してから、結構日にちが経ち、度々健康管理に関してのミーティングを開いているので、セラピストのカイザーさんやウッディさんとも親しくなりました。彼らも３０歳代と同じ世代なのです。

カイザーさんのほうが、先に仕事を始めましたし、資格も多く持っていますので、ここではセラピストのリーダーです。普段は同世代なので、まだ見習い中のセラピストに教えながらの仕事を仲良くやっています。

ローズ&マリーさんが加わったので、仕事の幅が広がりましたし、華やかなので、彼女達が来た日は地味だった理学療法室が、賑やかになりました。金曜日のエクササイズ前にちょっとお茶して、おしゃべりです。
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ローズ&マリー《それで、Babyスィミングの方はどうでしたの？

カイザー《まだ２人とも小さいから、水の怖さは全く感じないし、母親が泳げる人達でリラックスして居るから、全く問題なしでしたよ。

ウッディ《そうそう、親が不安そうに見ていたりが一番良くないよね。自分はやらないけれど、子供は!と言うのも、出来るだけない方が、子供は当たり前のこととして受け入れやすいんだよ。

ローズ&マリー《で、あんなに小さなBabyの時からやるメリットは？オムツが取れてからの方が簡単なのではないの？あまりお漏らしもしないでしょうし！

カイザー《小さい時の方が、水に対する恐怖心がないから、すぐ泳げるようになるんだよ。

ウッディ《３ヶ月位の首が据わったら、慣れていれば、もし親の姿が見えなくなっても、見慣れた人なら、個別にトレーニングできるからね。

子供は水遊びだし、母親は自分のエクササイズで、ストレス解消が出来るでしょう？

ローズ&マリー《あぁ~そう言うことね。そして、水曜日の『美と健康の為の講習会』に参加出来たら、パーフエクトという訳ね？

カイザー《そう、母親としての役目はもちろん大事だけれど、夫婦やカップルで分担して子育てはして、でも育児マシーンみたいな暮らしは、人としてよい時機に、あまりにも楽しみが少なすぎるだろう？

1/3は親として、1/3は夫婦や恋人の男と女の暮らし、残りの1/3は自分の為、なんでも良いから未来の為に、羽ばたく暮らしをということでね。

学ぶのも良しだし、趣味に費やすのも良しだよ。

ウッディ《俺はその理想の前に、相手を探さないとな・笑

ローズ《私もね、もう少し落ち着いたら、色々勉強はしたいわ！

聞けばここは、色々な学部のゼミや講習会や、大概は参加できるそうじゃぁない？

何時までもきれいで若々しくしていたかったら、医学的な事から知らなくちゃぁ！って気がついたのよ。

もちろんお食事の効果はかなりのものだし、マリーが教えるウォーキングも若く居られる為には大事なことなのよ。

でもそれだけでは不足だわ。特にまだ若い人は、今から始めなくてはね。出産後のケァの仕方も重要だわ。ところで、Baby達の水着は大丈夫だったの？

ウッディ《あぁ、時間が短かったからね。でもまったく中のオムツが濡れていないから、水着の防水力もしっかりしたものなんだね。

マリー《そうね。ウォーキングは高齢になったら、若い人とは違った歩行の仕方もありますしね。理学療法とは又違った観点からですけれど、合せてやると良いわ。

男性もよ！綺麗な歩き方すると、ダイエットにもなるのよ。緩んだ骨盤が正しい位置にシッカリ乗っかるようにね。

カイザー《そうかもしれないね。俺達は医学的な意味での療法に偏っているからなぁ～。やはり美しく姿勢良く歩くのは、とても大事な事だと思うよ。

ウッディ《そうそう、美しい動作と健康は関係あると思うよ。もちろん習慣的な所作もあるだろうしね。って、理想ばかり高いんだけれどな。

ジャンテイ《又皆で難しくて、面倒なこと言っているよ。聞いているだけで、疲れちまうぜ！気ままに好きなように暮らすのが、心の健康には良いと思うんだけれどね。俺はね！

ローズ《何処まで皆が楽しみながら、意識してやってくれるかよね。窮屈に感じ出したら、それはもうストレスにしかなりませんものね。

ウッディ《しかし、あの大きなサウナは良かったですよね。大きな鏡と、ちょっとしたトレーニング道具、休憩するベンチが、話題が出る元で、女性の方は覘く訳にはいかないけれど、男子用は大盛り上がりですよ。

最初は裸で入るのに慣れていない人もいたけれど、今はもう慣れて開放感でいっぱいだし、スタイル映しては、反省したりで、ジムやプール利用者がかなり増えたんだよ。

マリー《却って、男性の方が、裸は抵抗があったのかしらね？女性は案外皆平気だったようよ。特にやはり引き締まったスタイルが注目ね・笑
それにね。結構シビアな意見が皆納得で、痩せているから格好が良いとは限らないに気がついたようよ。

カイザー《バランスの良い体つきが良いって思うようになった訳だね。なかなか居ないけれどね。

ローズ&マリー《でもね、ある程度肉付きが良い人のほうが、裸や水着は格好良いわね。美しい肉体の持ち主が結構居るのよね。服はある意味ごまかしよね。

もう私たちも、少し、肉付きよくした方が良いかも！って思ったわ。写真のモデルをやるのでなければね。

カイザー《美と健康と言うのは、ちょっとイメージがずれるもんだね？多少体格は良い方が、やっぱり健康だよ。

ウッディ《そうだね。やはり日ごろは服着て過ごすから、細めの方が見栄えは良いかもしれないしけれどね。

ローズ&マリー《難しいところよね。でもね、センスが良いお洒落な人は、ぽっちゃりしていても、垢ぬけて素敵だわよ。

カイザー《最初から参加している人達は、エクササイズ関係なく、Sugarさんの事故以来、皆水泳の練習して、泳げるようになりましたよ。

ウッディ《それが良かったような、まぁ犠牲が大きかったと言いますかね。あれは、怖かった事故だったねぇ～。

ローズ&マリー《そうですってねぇ～。Dr.マリアンヌから聞いて、吃驚したんですよ。プールサイドで走って、滑った人がいたからの事故ですってね。

でも巻き込まれたのが、Sugarとは知らなかったのよ。そう言う事故があって、命を落とす所だったって聞いただけで！Sugarが被害者だって聞いて、吃驚したのよね。

カイザー《意外と泳げない人がいて、吃驚しましたね。着衣で水泳は必須だと思っていましたからね。
かなり泳げる人もしがみつかれたら、ひとたまりもないからね。

ウッディ《水泳の授業は学校によってだろうね。ヨーロッパは水辺や川が全く無い所もあるからね。でもかなりの学校が、着衣での水泳トレーニングをやっているんだけれどね。最近の事なのかな？

ローズ&マリー《それでは、Babyの方も順番にで、巧くいきそうね。

カイザー《偶然、以前プール用の玩具を買っておいたのが、役に立つね。

ウッディ《プール用の玩具なんてあるのかい？

カイザー《うん、Sugarさんのリハビリに以前使ったんだよ。錘が入っていて、プールの底に沈めて置くのを、深いプールで取りに行くんだよ。

Babyスイミングから始めた子は、1歳くらいになったら潜る練習しないと、潜れないんだよ。大人でも水が怖くなくなったら、それをやると、人の体は沈むのが大変だってわかるんだよね。急に恐怖感がなくなるようだよ。

マリー《わぁ、私たちは水泳習おうかしら？泳げると言うほど、泳げないのよね。

カイザー《でもここは水辺が無いですから、大体泳げればよいんじゃぁないですか？全く泳げないのは、プールに入る事があるので、泳げたらよいのですが！

ウッディ《まぁ本格的に泳ぎたいなら又別ですがね。

マリー《それもそうね？もし、ホリディなどで旅にいける様になったら、又海辺に行ったり、があるでしょうけれどね。又以前みたいな暮らしに戻れるのかしら？

カイザー《そう簡単には、元みたいなわけにはいかないでしょう。だんだん細かく、各国がお互いが腹の探りあいをし始めているような感じがしないですか？

ローズ《まさか、こんな風になるとは思いもしなかったわね。虫の予感か、此処を出る時に移民権保留にしておいてよかったわね。

本当はキャンセルして、パリとか、ミラノとかに行こうかと思ったのよね。

ウッディ《病気なさったとか？で、入院した病院でDr.マリアンヌと出会ったそうですね？

ローズ&マリー《そうなのよね。仕事優先で、ちょっと無茶しちゃったものでね。婦人家系の病気してしまってね。
体力には自身があったんだけれど、やっぱり30歳って、微妙な年齢なのよね！　男性は関係ないかもですけれどね。

カイザー《いやいや、やはり、何時も鍛えているかのような俺達でも、体力のピークは過ぎたって思いますよ。却って感じるかな？

ローズ&マリー《まぁ、丁度良い時期に私たちも戻ることにして、ここで仕事が見つかって良かったわ。

もう華やかな世界は十分味わいましたしね。

ウッディ《此処では最近月一度、ホテルのホールで、ダンスパーティを開催されるだけですよ。

カイザー《前は年4回くらいでしたが、今はあまりに何も無いので、ダンスパーティでもと、ホテル主催で開かれるようになったんですよ。

一応生バンドとレコードとでね・笑

ローズ&マリー《生バンド？この中にそんなのがあったのかしら？

カイザー《大学関係者中心で、趣味の音楽会があるんですよ。そこが猛練習して、だんだん巧くなってきましてね。四重奏ですけれど、雰囲気は満点だそうですよ。

会員も増えて、音楽同好会とはいえないくらいですよ。日ごろの練習にもホール使わせてもらえるのでね。

ウッディ《どうですか、そのうち後一緒しませんか？

ローズ&マリー《あらっ、誘ってくださるの？　そのうち気が向いたらね。さて、講習会が有るから、行かなくちゃぁ～。
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おやおや、ミーティング兼ねてかと思いましたら、流石ウッディさん巧く誘いましたね。
カイザーさんは思わぬ展開に吃驚した顔していましたが！

そこは女性の扱いの巧いウッディさんは、どうやら、マリーさんの方が気になる相手だったようで座る時も、やや後ろの一番近い席のベンチに座っていました。

でもここでも、年齢はローズ&マリーさん達のほうが、3~4歳上のようです。どうなるでしょうね？最近は何処も女性が年上カップルが多いようで、結構巧くいっているようですね。