今日も元気にプールです ♪

かなり暖かで、初夏みたいな日でしたが、今朝はちょっとひんやりした朝になりました。今日はプールエクササイズの日ですから、Mrs.Sugarはセージ君を送った後にマダムシャノアールの所に寄って少々お喋りして、家に帰ったら縫い物です。

一応次の季節に着る物を作りかけなのです。次のデザインの講義の時には、新しい服を着ていくつもりです。今日はプールの日でもあるので、少しテキパキと計画的に過ごします。

　　　　💖～～～～～～～～～～～～～～～～💕

Mme.シャノアール《何だかはっきりしない陽気だねぇ～。風引かないようにするんだよ。

ルナル《ジャンは汗かいたらそのままにしないで、ちゃんと着替えるのよ。アンタ大雑把だから、返事だけ良いけれど、若くたって風引くんだからね。

ジャンティ《解っているよ。みんなに移しちゃったら大変だからね。そのくらいはちゃんと自己管理位出来るよ。店やっている者の常識くらいあるんだぜ。

ルナル《最近はよくセルフィーユとプールとか行っているんだってね！

ジャンティ《あぁ、そうしてサウナに入ると、肌がツルツルになるんだぜ・笑　もうね、俺も２２歳だから気をつけないとな。

そろそろ良い相手も見つけないと、ルナルみたいに行きそこなうからな！

Mme.シャノアール《ジャンは言う事だけは一丁前の事言っているけれどさ、精神年齢は一番低いんじゃぁないかねぇ～。

真面目に女性と付き合えるようじゃぁないとね。ナンパばかり巧くたって、何にもならないんだからね！

ジャンティ《何だよぉ。最初はナンパみたいなもので、知り合う事が多いだろう？知り合って気があったら、ちゃんと付き合えば良いんだからさ。

ルナル《まぁ、それはそうなんだけれどね。少し図書館とか行って、本を読んで賢くならないと、この国の女の子は頭良い子が多いですからね。

Mme.シャノアール《そうだよ。アンタ会計士だったっけ“勉強して資格でも取ろうか！”って、何度か聞いたような気がするんだけれどねぇ～。

思うばかり、口先ばかりなら何だっていえるんだよ。なるべく若いうちに、勉強や試験物は取った方が楽だよ。

ジャンティ《判ったよ。そうだ、髪を切りにいって、カラーリングするって予約入れなくちゃぁな。今結構混んでいるみたいなんだよ。

ちょっとスッキリさわやかなイメージにならなくちゃぁ～。そうしたら、気分を変えて始めるよ。

ルナル《そうそう、私も美容院は予約入れてあるのよね。髪の色明るくしようと思ってね！ローズさんのところで、メイクの仕方も習って見ようと思っているのよね🎵　

女っぽく変身だわ。彼女達のお店が出来ているの知っていた？

ジャンティ《CafeのMrs.ローリーなんて、ばっさり髪を切って、メイクも習ったら黙っていたら、もう別人みたいにセクシーな、いい女になったって、セルフィーユが言ってたよ。毎月やるダンスパーティに夫婦で行っているんだってさ。

Mme.シャノアール《黙っていたらってまぁ、言いたい事いっちゃって！　あんた達も金曜日の夜なんだから、めかしこんで誰か誘ってダンスパーティに行ったら良いさ！　パーティの日くらい早く店をしめたって良いんだからね。

ジャンティ《そうだね。今度の時は考えて見るさ。

ルナル《ジャン、アンタ気になる子が誰かいたんじゃぁなかったっけ？

カイザー《おやおや、いいなぁ~気になる子が居るのかい？生意気な！

Mme.シャノアール《なんだい気になる子が居るのかい？そう言うのは、ある程度煮詰まったら、さっさと進めないと、駄目になってしまうんだよ。

何でもタイミングは大事だからね。

ジャンティ《はぁ～、ふぅ～。そのタイミングが合わなくてね。もう終わっちゃったんだ。

ルナル《なんだぁ～。ジャンらしくなく慎重だったのね。結構本気だったんだぁ笑

Mme.シャノアール《でもまぁ、それは縁が無かったのさ。もともともう相手が、居たんじゃぁないのかい？トラブルにならなくて良かったよ。

ルナル《まずは完全に、独り者かどうか確かめてからよね。此処は男女間のトラブルは厳しいからね。

独り者同士の恋愛は、よほどトラブルが起きない限りは自由ですけれどね。

ルナル《あらっ、皆さんお揃いでいらっしゃ～い。

Mrs.Sugar《そこで、皆さんと出会ったのよ🎵

アントニオ《おはようっす。コーヒーをください。

クローネ《よっこらしょっと！何だいMrs.Sugarは今日はもうプールかい？

カイザー《プールは夕方ですよ。親友に逢に来たんでしょう？仲がよいんだからね。

Mme.シャノアール《おや、今朝はセージは一緒じゃぁなかったんだね？

ジャンティ《何となく朝はカップルで現れないと、変な感じだよなぁ～。でも本当に朝一人は珍しいね。そうか、今彼は忙しいんだ！　

何だかやる事があるって、この間皆で来たときに話していたものね。

クローネ《ターナー教室は、結構忙しそうだよな！

アントニオ《セージ君は教室と研究所と、図書館を行ったりきたりしているものなぁ～。

Mrs.Sugar《あらっ、そうなの？　何か作り始めたって言っていたけれどね。まぁ、お仕事は適当に忙しくないとね。

でも特に凄く忙しいとは言っていなかったと思うけれどね。

カイザー《Sugarさん、此処へ座ると良いよ。俺そちら側に行くから！

Mme.シャノアール《あらぁ、悪いわね。私が奥に行っても良いんだけれど、まぁありがとうね。Sugarここで話をしようよ。それで寄ってくれたんだろう？

Mrs.Sugar《ありがとう。あのね、糸や小物も注文したいのよね。新しい服縫っているんだけれど、足りなくなりそうだわ。来るまで時間掛かるでしょう？

ジャンティ《１０日くらいかなぁ～。ちょっと早く荷がつくようになったんですよ。

ルナル《あらっ、今度はどんな服が出来てくるかしら？　何時も見るの楽しみなのよね。カップルのペァのデザインでしょう？　皆きっと楽しみにしているわよ。

カイザー《俺もベスト注文してあるんだよ。後はラフな普段着ね。休みの日はあれ着ていると、着心地良くてさぁ、ほっとするよ。

ゆったりしているのが余計に寛げるんだね。

Mme.シャノアール《３サイズくらいあるんだっけ？セージの大きさならLサイズだろうしさ！でもあの大きさじゃぁ、フランス人などには大きすぎだからね。

ジャンティ《でも俺はLサイズだぜ。背はセージ君よりも少し低いけれど、体格は負けていないからね！

ルナル《ジャンは大柄だからね。セルフィーユなんて、ブカブカ出来ているわよ。

あの子は背は有っても華奢だからね。細長いのよね。

Mrs.Sugar《そうそう、セルフィーユは、前ブティックに来ていたバニラさんが、モデル体型だって言っていたわよ。

“エルダ君ーとセルフィーユはファッションショーの時に借りたいくらいだわ”って言っていたのよ。

カイザー《おや、あの人は以前は、セージ君にもご執心だったのに、変更かい？　気の多い人だったよなぁ。

Mrs.Sugar《私が怪我した時に、セージに睨まれてからは、セージの姿見えると気配を消しちゃうようになったのよ・笑　
男性に睨まれたのは生まれて始めてですって！何時も可愛いってモテていたみたいよ。

Mme.シャノアール《セージが人の事睨むなんて、珍しい事があったものだよね。

カイザー《あれはね、流石にセージ君も許せなかったんだろうね。日頃おおらかな性格の人が怒ったら収まりが付かないんだよね。

年中直ぐに怒る人は、案外寛大だけれどさ。反対に日頃寛大な人が腹を立てた時は、もう絶対に許せないんだろうね。仕方が無いさ。あれだけの事故を、不注意から起こしたんだからね。

皆にも良い薬になったよね。でもSugarさん本当に元気になってよかったですね。

Mme.シャノアール《Sugarは強運なんだよ。手相見ても、もう吃驚するような手相をしているんだよ...でも、女としてはあまり運が強過ぎるのは、幸せにはなれないんだけれど、いい塩梅にセージと結婚したから、Sugarの強い運を代わりに使えば両方が楽になるのさ！

セージなら、良い運を無駄に使う事はないからね。

ジャンティ《強運って言うけれど、どういうのが強運なんだよ？女は運が強いのは良くないというのも、意味不明だよ。手相何て迷信じゃぁないのかい？

Mrs.Sugar《そうそう、私ね何人もの人に“占い師に見てもらったら！”って言われて、占い師って怪しい人のような気がして、学校に行って勉強したのよ。アリストテレスの頃から掌は見たそうよ。

自分で見てもだし、何人ものちゃんと勉強した、色々な占いをする人に見てもらっても、皆に同じ事言われたわ。強運ってどう言うのが強運って言うのか聞いたのよ。

そうしたらね、物凄い事故に巻き込まれて、皆死んじゃったり大怪我しても、かすり傷くらいで済んじゃったりするのとかですって！

でもね、飛行機事故とかで、海に落ちちゃったり、ジャングルの中に落ちて、一人だけかすり傷だったりしたら嫌だわ。

一人でずっと漂流するなんて、凄く大変じゃぁないの。即死の方が私は良いわ！

ルナル《確かにねぇ～。周りは地獄を見る様でしょうしね。

アントニオ《あぁ～、判った！　Mrs.Sugarはだから確か毎年、何だか命落とすくらいの事故に遭ったり、病気しているのに、助かっているんだね。　きっとそれは強運だからだよ。

Mme.シャノアール《それにね。不思議な事に。セージも同じように、夫婦で両手にエンゼルクロスがあるし、ラッキーMがスタンプで押したみたいに、刻まれている同士なんだよ。

２人とも生まれた時や生まれて直ぐに、死ぬような事に出会っているというのも、エンゼルクロスが刻まれる条件だって聞いたよ。

私も沢山の人の掌を見たけれど、そんなカップルは始めてみたもの。もう運命の出会いなんだよ。

セージはSugarの強すぎる運を、上手に吸収して、よい事に使うだろうからね。

ジャンティ《へぇ～そうなんだ！　それにしても、２人揃って暢気で気ままなエンゼルなんだよなぁ～。

ルナル《Ahahaha、、、、確かにね。でもすごいわよね。くっきりとエンゼルクロスが入っているなんて！シャノから聞いていたけれど、本物のエンゼルクロスの入った掌見たの初めてだったわよ。

それも夫婦して、掌がペアルックだなんてね。ほとんど同じ掌なのよ！

Mrs.Sugar《う～ん、まぁ私はこの歳になって、セージと出会って結婚したので、始めてラッキーMだとかエンゼルクロスって、偶然ばかりでなく、運命的出会いかしらねぇ～って思ったんだけれどね。でも似てはいるけれど、同じではないわよ。

確かに私は此処へ移民するまでは、色々大変だったものねぇ～。でもね、何とかなるものよね。それ以上悪いことはないだろうって、普通に過ごすようにしていたわ。

そのとき出来る楽しみは、やってしまおうって、何時も思っていたしね。

さぁて、私は帰ったら縫い物をして...シャノ、夕方はプールで又逢いましょうねぇ！
　　　　💖～～～～～～～～～～～～～～～💕

Mrs.Sugarは皆より一足早く、家に帰る事にしました。何時ものように、気ままな足取りで、周囲にある木々や雑草の花など眺めたりと、道草食いながらの帰宅です。もちろん鼻歌も歌いながら・・・

Thank the stars it's Friday♪　
I'm burning like ...... wild on Saturday~♪
Guess I won't ...... on Sunday♪
I'll be waiting for love, waiting for love♪To come around・・・

と歌いながら、又ちょっぴり若くして亡くなった、遠い国の若者を残念に思ったのでした。