ビアンカも一緒にでランチ休憩？

今日は皆で、ちょっと遅い時間にランチを食べに、Mme.シャノアールの店に出て行こうと思って居たら、ビアンカがやって来ました。彼女もランチはこれからだと言うので、一緒に行くことになりました。

行きがかり上そうなってしまいましたが、セージ君とエルダー君は、先日の医学部の話を聞いた後なので、最近やけに現れるビアンカには、気を引き締めています。

今日現れたのは偶然かもしれませんが、急に凄く親し気に入り込んできている感がしたからです。本来はあんまり気にしない所ですが、一応事件のいきさつを聞いたので、相手のいる2人は用心です。他のスタッフもいるのですから、全部でならまぁ付き合いもですが、メィスと仲が良い理由なら、2人で外で会って欲しい所です。

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エルダー《（ヒソヒソ）何だか最近やけに現れるよな？明るい性格かもだけれど、テンション高いから落ち着かないんだよな。メィスと仲が良いからだけかもしれないけれどね。教室には、女はメィスだけで十分だよな？

セージ《（ヒソヒソ）露骨には言えないから、今日は仕方が無いけれど、今度からは別行動でいこうか？何が目的なんだかね。

フランツ《ビアンカは、もうかなり暇になったのかい？夏休み前の準備で忙しい時じゃぁないのかい？

イリス《そうそう、うちは結構それぞれが忙しいんだよ。

ビアンカ《私の所もだけれどね。でもあなた達の教室は、何だか気持ちが良いから、つい空気吸いに寄ってしまうのよ。

私の教室は暑苦しいけれど、ターナー教室は男性が多いからか、静かですからね。

エルダー《（ヒソヒソ）彼女も明るいけれど、暑くるしい明るさだと思わないかい？最近知り合ったばかりだとは、思えないよな。

セージ《（ヒソヒソ）思うよ。声がやたらでかくてね。まるでアメリカ人みたいなフレンドリーさなんだよな。

フランツ《うちはさ休憩時間の中からも、仕事関係の話がある時があるから、全員で出て来た時は、一寸遠慮してほしい時があるんだよ。

イリス《そうそう、俺からも頼むよ。確かにこれからも一緒に組んで仕事する事もあるだろうけれど、メィスに逢いたいなら何時呼び出しても良いからさ。

プロジェクトチーム内のマル秘もあるからね。まさかメィスも気にしないで、彼女のプロジェクトや、他の教室に出入りしていないよね。
うちのチームがマナーが悪いって事になっては困るからね。

メィス《ゴメン！確かに気を付けないといけない事だったわ。ビアンカ悪いけれど、来るときはあなたも他の教室に行く時は、連絡してからか、ノックしてから入るでしょう？うちも一応部外者にはシークレットの話中って事も結構あるのよ。

ビアンカ《あらっ、ごめんなさい。ついみんな感じがよくて穏やかな感じなので、分かったわ。言ってくれてありがとう。けじめは大事よね。

エルダー《（ヒソヒソ）やれやれだよな。フランツのリードで、イリスも言う事は言うようになって、リーダーらしくなってきたかな？

セージ《（ヒソヒソ）やっぱり皆、そう思っていたんだね。

イリス《君はそれとも、外にはめったに出て行かない、フランツにでもデート申し込みたくて、来るんじゃぁないのかい？

月末のパーティ前で、今パートナー探しを皆しているからね。

フランツ《おいおい、やたらな事言うなよ。ビアンカに失礼だろう。

メィス《あぁ、そうだわね。ビアンカとフランツなら、年齢も3～4歳違いだから、普通にカップルですものね。

最近女性が年上カップルがかなりいるけれど、うちには独身者はフランツだけですものね？　だって、まさかターナーじゃぁないでしょう？

ビアンカ《Dr.ターナーは凄く素敵だけれど、恐れ多くて声などかけられないわ。
年下が良いんだけれど、イリスもハンサム君だけれど、もう2児の父になるしね。

エルダーなんか好みのタイプとも言えるけれど(^^♪　相手が居るけれど、結婚はしていないから、まだチャンスが無い訳じゃぁ無いけれど、彼には冷たく捨てられそうですし。

セージが凄くチャーミングで美味しそうになってきたんだけれど、“これ以上そばに寄るなよ”って目で見るからね。

セージ《（ヒソヒソ）すげぇ、ちゃんとわかっているじゃぁ無いか！鈍感ではないようだね。

メィス《フランツ、別に改まる事ないんだから、ビアンカを誘ってあげたら！パーティもあるじゃぁない？

フランツ《お、俺がかい？デートに本当に誘うのかい？

ビアンカ《あらっ、前には言ってくれたけれど、それっきりで、私待っていたのに、忙しくて時間がないのかと遠慮していたのよ。

エルダー《（ヒソヒソ）そう言えば、そんなような話ししているの聞いたよな？フランツは忘れちゃったんだよ。

正式に申し込んだわけじゃぁ無い感じだったから、忙しかっただろう？

ビアンカ《今日は皆の前で、正式に申し込んでくれない？私パーティに行く準備するからね。

フランツ《判ったよ。じゃぁビアンカ今月末のパーティは、パートナーとして出席してください。

メィス《よかったじゃぁない。フランツは控えめな人だけれど、誠実な人だからね。ちょっと忘れっぽいかもしれないけれど、おすすめ品よ。

ビアンカ《そう、メィスがそう言うなら、お買い得品ね🎶

フランツ《何だか酷いなぁ、消費期限切れをセールで売っているみたいでさ。

イリス《俺が独身だったらね。でも今はうちの奥さんは怖いからね。子供の面倒も見なくちゃぁならないしなぁ～。

そう言えばオムツのリポートは役に立ったのかな？第一回目は出したけれど・・・

ビアンカ《役に立ったわよ。それで大至急ちょっと手を加えたから、今度はパーフェクトだと思うのよ。適当に、数日様子見てリポートをメィスに渡してね。

多分問題は起きていないと思うんだけれどね。どんな感じでした？

エルダー《うちは問題なしで、将来利用する事になるのかなぁ～って思ったよ。

セージ《うちも今のところは、大丈夫そうだけれどね。もう2日くらいしたらリポートを出すよ。

メィス《私達はまだ短時間なのよ。もしOKだったら、提出する上の研究所員達は24時間使用してチェックしているのよ。動き回った時にはズレないかとかね。

特に大人用のは、専用下着を作ってみているのよ。あのマテリアルでね。組み合わせたら、完全じゃぁ無いかと思ってね。

フランツ《しかし、男も50歳を過ぎた頃から、漏れ易くなるらしいとはなぁ～。何だか自然現象とは言え情け無いなぁ～。

イリス《でもさ、50歳過ぎって言ったら、早ければ孫がいる人も居る歳だからね。孫と一緒に仲良くオムツかい？

メィス《普通のオムツはまさか、病気とか事故とか何かなければ、まだ使わないでしょうけれどね。尿取りパッドはSugarからの情報を、参考にキャップ状の物を作っているのよ。下着にテープをはがしたら、接着剤で貼り付けられるようにしてね。

ビアンカ《そういう事は、うちのプロジェクトで開発しているけれど、独身女性ばかりなので、研究所の他の教室の人に頼んで協力してもらったわ。

さすがに初期の時期の研究中は、この教室の人達は若いから、頼みにくいじゃぁない・Ahahaha、、、、

エルダー《じゃぁ、もう出来上がるって事は、もうすぐ俺達も24時間使用の実験台かい？

セージ《全然ロマンチックさが無い話題だね。この懸案に関しては俺は降りたいんだけれどね。

フランツ《まぁもうすぐ終わるからさ。此処は協力しておこうよ。此処まで付き合ってしまったんだからね。生物は生きて行くには食べる事と排泄は、大事な事だからね。

イリス《そうだよ。俺なんて今は、毎日ここで仕事していない時は、食べさせることとオムツ交換の日々だぜ。もう一人増えたら、暫くは疲れ果てて寝るだけの暮らしだよ。

ビアンカ《夜中も起きてやっているの？

エルダー《そりゃぁ交代でやっているだろう？一番大変な事なんだからさ。奥さんは妊娠中だし、仕事もしているんだからさ。

セージ《どうしても女の方が、普通は仕事は多くなるようだよな。

フランツ《まぁ、みんなそれで育ってきたんだからさ。此処の国は早い時期から育児室が、見てくれるからかなり楽だろう？

疲れたら預けて休むことだって可能だからね。西欧にしては珍しく、教授達の考えで、子供は親だけで育てるのでなく、皆で助け合って育てようだからね。

イリス《各家庭での躾だけれど、基本理念はこの国の理念を考えて、逞しく理性的な人間。心身とも健康。個性を見極めて、本人がやりたい事を伸ばしてやるだね。

メィス《環境的には、やっぱり自然に大人の真似もするし、父親は研究者だったりだから、そのようにはなりやすいんじゃぁないの？

エルダー《突然、医学部とか工学部卒業の、すごいMCみたいなのが出たりしてね。

セージ《Aha！それも又面白いんじゃぁ無いの。音楽だけしかやらなかった人とは、又一味違っていたりしてさ。

イリス《それはそうだろね。うちの息子など、ダンサーになるって言うかもしれないしね。でも、基本は偏った考えかもしれないけれど、きちんと学んだ上でのプラスワンなら良いと思うんだ。

フランツ《おや、イリス君、初めて父親らしいこと言うじゃぁ無いのかな？

メィス《最近急に悟りを開いたみたいよ。

ビアンカ《Ahahaha、、、やっぱり、このプロジェクトの人達は面白いわ。でも、ゴメンね！今度からは私気を付けるわ。

今日も私が居なかったら、内々の話があったのかもしれなかったものね。良い勉強になったわ。そう言う風に言ってくれる事ってなかなか無いからね。

メィス《うちのチームは、皆優しいのよ。私も救われたアドバイスをしてもらったことが有るのよ。マナーが良いからでしょうし、皆自慢の仲間だわ。性格が良いのよ。

フランツ《そうだね、少なくともチームワークは抜群だよ。

ビアンカ《うちのチームもそうならないとね。

エルダー《セージそう言えば夏休みはハネムーンだって？

セージ《そうだよ。ずっとタイミングが合わなくて、行けずに居たんだからね。

フランツ《でもまだ、出国などはなるべくしないようにだろう？

セージ《だから、国内でハネムーンだよ。絶対に夏休みは邪魔はさせないんだよ。

まぁ1日くらいは、ファミリーで集まるって言うのが、あるかもしれないけれどね。それ以外は本当に初めて夏休みらしく過ごしたいよ。

エルダー《うちはどうするかなぁ～。まだゆっくり相談はしていないんだよ。俺管理人試験もあったからね。

フランツ《受かって、よかったなぁ～。リヴェール教授が言うように、チャンスがあったら資格は取っておいても邪魔にはならないよ。

セージ《そうだよ。管理人試験は、俺も何だかどさくさに紛れて、試験がある時期なのに、更に資格とったりしちゃったけれどね。

何かの役に立つんじゃぁ無いかな。知識が増えるのは便利だろうね。

ルナル《あんた聞いた？いつ勉強を始めるのよ？

ジャンティ《判っているよ。もうこれだけはこの国は焦らされるよな。夏休みに軽く講習を一応受けるからさ。

まずはエンジンかけないとね。癪なのはさ、何で皆が“忙しくなる”とか“大変だよな”って言いながら、楽しそうなんだよなぁ。

メィス《セージも人間工学の講座を申し込んだんですって？秋からは忙しくなるじゃぁ無いの？

ビアンカ《あらぁ～、ホント、皆勉強家なのねぇ～。若いのに！って此処は遊ぶものが何もないから、勉強が遊びみたいなものね。

そうそう、サイクルチームクラブを作ったんですって？森の中を、自転車でぶっ飛ばしているのを、見た人が居るって言ってたわ。

エルダー《あぁ、自分で組み立てて、乗っているんだよ。休みの日のメンズクラブなんだ。休みの日のささやかな、男だけのお喋りも楽しむクラブだから、女人禁制クラブなんだ！

セージ《そうそう、いずれツールドフランスにでも出ようかってね！厳しいトレーニングするクラブの予定もなんだよ。

新人は23歳以下しか入れないしね。体力的に無理だからね。

エルダー《クッククク、、、、本当にすごいしごかれてさ、俺なんてもう数歳の差だけれど、23歳になるともう半日終わったら、家に帰ってシャワー浴びたらグッタリしてしまうんだよ。

セージ《その位やらないと、足腰の筋肉が鍛えられないからね・笑

フランツ《そう言えばお前たち一気に腹が締まったよなぁ～。筋肉でワレワレになっただろう？

イリス《そう言えば、そうだよなぁ～。俺はジムにでも行って鍛えないとなぁ～。早く息子が泳げるようになったら、一緒に行けるんだけれどなぁ～。

メィス《私もスポーツクラブ何か入ろうかしら？時々火曜日のスイミングは行っているんだけれど、ビアンカの所は誰も来ていないわよね？

ビアンカ《うちは、運動は駄目なのばかりよ。何だか火曜日のエクササイズのセラピストは、凄くハンサムなんですって？って噂はするんだけれどね。

誰も参加はしていないのよ。秋からは参加するように言われるかもね。
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ビアンカさんは人柄は悪く無いようですが、まぁ健康と言えば健康なのでしょうが、男性にばかり目が行くようで・・・ちょっと落ち着きない部分です。そんなビアンカさんを見て、フランツさんは苦笑いですが、口では色々言いますが、しつこく迫ってきたりはしないようで、その辺りはちゃんと弁えているようです。

少々賑やかで細やかではありませんが、無神経というほどの人ではないので、フランツさんと良いカップルになると良いのに🎶とメィスは密かに思って居るのです。

そうしたら、ビアンカも少しは、落ち着いた性格になるのではないでしょうか？
今は彼方此方で、纏まりそうで、まだ纏まらないカップルが何組かいる状態なのです。夏休みは、チャンスの時かもしれませんね。