夏休みの準備話題でのんびりと！

プロジェクトチームが今まで開発して来た物を、皆で再チェック。提出し終わった物は、整理して保存するものは保存して、後は研究所の方へ戻します。

ここでの出来上がりは７０％までで、後は研究所の更に上層部の研究員が、きちんとした製品にして使う事になります。出来上がりがよければ、それだけ上層部の手が入らずに完成品になります。

リハビリ用のオールインワンスーツが、ほぼ完成品として提出になりましたし、端末機のブレスレットMRSと、洗浄滅菌乾燥機も90％の出来上がりで提出しました。オムツはもほぼ出来上がりましたが、これはマテリアル研究室へ行き、そこから上に提出ですが、メィスのあれこれへの貢献度に対して、プレートが出されました。

エルダー君も超音波利用の蓋がほぼ完成に近いので、彼の開発品としてプレートが埋め込まれました。セージ君は今回は無しですが、もうすでにMRSやリハビリスーツの開発で、プレートを貰っています。

休み明けには、メガネ型端末機に取り掛かりたいのです＝ゲームソフトを公私共で手を入れたい。フランツさんは発電機関係、エルダー君超音波仕様で、もう今商品化されていはいるメガネ洗浄機以外の、もっと手軽で、簡単な洗浄機類の研究をしたいと思っています。

忙しい合間を縫って、皆チョコチョコ内職的に、自分のやりたい事にも手を付けていたのです。

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フランツ《よぉ～、セージこのサイズで収まれば最高に良いよなぁ～。あの玩具の端末機とは大違いだものなぁ～。これをどこまで色々と使えるようにするかだな。

お前の事だから、前はリハビリのゲームだって騒いで遊んでいたけれど、あれから大分進めたんだろう？

メィス《決まっているじゃぁ無いの。まずはあれこれ遊んでみないと収まらないんですからね。前に私たちが見たのは、もう大分前ですからね。

当然ゲームも考えているでしょうけれどね。最近は“匂いがする映画って言うのが、昔逢ったよね？”って言わなくなったわよね。

セージ《まぁね。まだ考えがバラバラなんだけれどね。急いだからって、良いものが出来るって訳じゃぁないしさ。

休み明けには色々とお試し版ソフトなどを作ったりしつかなぁ～。

メィス《そうよねぇ～、私も中途半端になっている物があるんだけれどね。まぁ、夏休みも取りつつ、適当に考えるわ。

今年こそは夏休みらしい休みを過ごすわ。デートもしたいしねぇ。デートだなんて、何年ぶりかしらねぇ～💕むふふふ、、、、

エルダー《そう言えば今週が、今季最後のダンスパーティだしなぁ～。俺も何にも言わなかったけれど、アニーに行きたいか聞いてみるかなぁ？

ねぇ、アニーはダンスパーティ行きたい方かなぁ？聞いたことあるかい？

セージ《さぁ～？でも前は舞台女優になるとかって言ってたんだから、嫌いじゃぁないんじゃぁないの？ダンスも巧いだろうしさ。

エルダー《本格的にタンゴとか踊られたら、俺はもどきしか、踊れないぜ！今日帰ったら早速聞いて、行きたいって言ったら、練習しないとな。

なぁ、皆は行かないのかい？

フランツ《俺は行くって言っちゃったから、今回はちゃんと行かないとな。ダンスなんて忘れちまったよ。なぁメィス、ビアンカはダンスが巧いのかい？

メィス《う～ん、まぁそこそこに踊れる程度よ。だから、適当にワルツが踊れれば良いんじゃぁないの！　そうだわ、私マロウにダンスパーティの事確認しないと！
凄い久しぶりのダンスパーティだわ。丁度パーティが終わって夏休みじゃぁないの💕

最後のダンスパーティって言えば、セージがSugarを誘って行った、大学卒業の時の大学主催パーティの時よね？

これでもう大学院だって時でしょう？セージも久しぶりにダンスパーティに出席したら？

イリス《そうかぁ、あれから3年？それ以上経ったって事かい？俺はあのパーティの後にMrs.Sugarとセージの代わりに踊って、そして皆がラストダンス踊り終わったら、一気にMrs.Sugarを両脇から抱えて部屋に連れ帰ったんだよな！

急にヒールの高い靴履いて、何曲か踊るから、足が腫れちゃってたんだよなぁ～。考えたら彼女も駄々っ子だよね？

セージ《そうかぁ、もう3年経ったんだよなぁ～。その後イリスは急にアンジェと付き合い始めて、同棲して...ってやたらに話が一気に進んで、そして別れちゃって！

突然Mrs.マーシュと知り合って、同棲して、子供が出来て結婚って、そっち関係だけはイリスは超特急なんだよなぁ？

メィス《本当よね。セージ達まで巻き込んじゃって、アンジェがあんなだとは思わなかったわよね。男女関係に関しては、幼馴染とは言え、判らないものだわ。
あのまま結婚するかと思っていたものね。よく有る話だけれど、問題大有りよね。

セージ《やっぱり、研究者の妻になるには、派手好みじゃぁ無理なんじゃぁないの。アンジェは、さばさばして遊びには面白い子供時代だったけれど、真面目に男女の付き合いをするには、向いていない性格なんだよ。

何だっけ、噂ではアラブの大金持ちと結婚したんだろう？何番目の妻だかしれないけれどさ。

エルダー《大体アラブの大金持ちのって所から“関係ないね”って言う感じだよな。

イリス《セージの友達の、大使館の友達に出会う前に、型が付いた後で良かったよな？いる時だったら、凄い話がややこしくなりそうじゃぁないか！

今や遠い国に行ってくれて良かったよ。その後もこっそり入国したりしてさ、本当にセ―ジには悪い事しちゃってさ。

セージ《もう良いよ、今更終わっちゃったことだしさ。はぁ～もう今年無事に年が終ってくれたらと思うだけだよ。

何故か秋の終わり頃から新年にかけて、Sugarは大好きな季節だと言うのに、何かと災難が！だからね。

メィス《他人ごとでは無く、皆で気を付けましょう。皆Sugar本人ではなく、側に居るものが、受けるべく何かをSugarが被っているんですからね。

病気を移したり、怪我をさせちゃったりとね。

フランツ《まぁ、時期関係なく、皆、体や事故には気を付けないとな。此処は安全な国と言うのも、油断をする元でもあるんだぜ。

安全な国だからこそ、気が緩んでいるからね。まさかの事故などに遭ったりするって言う事もあるんだよ。

エルダー《判ったよ。本当にそれはありうる話だね。神経質になり過ぎも良くないけれど、神経使わなすぎも良くないからね。気が付かずに迷惑掛けたりね。

セージ《まぁ、うちは多分家でゆっくり過ごすよ。昨年は秋口からはゆっくり過ごす事もなかったしね。何でもが初めての今年だよ。

フランツ《まぁ、皆がまずは今年の夏休みは初めての、夏休みらしい夏休みを過ごそうよ。せっかくの気候の良い国の夏だからね。

メィス《そうよね。楽しみだわぁ～💑

イリス《俺も初めての子供がいる夏休みだよ。去年はもうすぐ生まれるって言う夏休みだったからね。

セージ《お前今年も又もうすぐ生まれるって言う夏休みだろう？生まれちゃったのも居るしさぁ～。せいぜい来年は同じにはなるなよな。３年連続年子は奥さんの体に悪いんじゃぁ無いの？

フランツ《おいおい、そうだよ！一気に若いうちに済んじゃったら、ある意味楽だろうけれど、母親は大変だろうが・・・

メィス《本当よね。３人年子だなんてなったら、もう呆れて何も言えないわ。

エルダー《Ahahaha、、、、でも若いからどうなんだろうね？中にはそんな人も居るかもしれないよな！　

たまに聞いたぜ、子だくさんの家でさ、お腹が小さいのを見た事ないなんて言われる家があってさ！　

イリス《止めてくれよな、皆してさ。

セージ《イリスは、夏休みは子供も言葉とか覚える時だから、一緒にフランス語も、ドイツ語、英語、スペイン語って親が関わっている国の言葉を、一気にマスターしちゃったら？

まずはお前さぁ、言語をみっちりやったら良いんじゃぁ無いの？奥さんが居るんだから、頭の中で“完璧に！”なんて思わず、先ず喋れよ。その中で教わったりすればよいんだよ。

フランツ《おいおい、子供は混乱するって事にならないのかい？

メィス《子供はならないわよ。イリスが混乱するだけで、覚えるのが一番遅かったりしてね。冗談でなくありうるわよ。

セージ《まぁ、せっかくの夏休みだからね。巧くすればフランツも話がさっさと纏まったりして！　彼女はまんざらでもない感じだよ。

フランツ《まさか、たまたま今回は、相手がいないから気楽にって事だよ。

メィス《あらっ、そうでもなさそうよ。最初から、誠実そうな人だって言っていたもの。ただ何時もやたらに生真面目な顔しているから、話しにくかっただけでしょうからね。

たしかに、彼女は最近、ちょっと彼が欲しい病の所が見られるんだけれどね。

エルダー《此処は皆、相手が居る男ばかりだものなぁ～。それも一番若いのから決まっちゃっていたからね。フランツはチャンスだぜ。

イリス《もう２児の父にもなるのがいるしね。でもさ、俺は最近凄く落ち着いた気分になってきたんだぜ。子供が出来たからかもしれないけれどさ。

皆からしたら、反応は遅いかもだけれど、早くなったところもあるんだよ。トレーニング積んできたからね。子供は待ってくれないからさ。

セージ《多分そうだよきっと、あのダンスパーティの時に頼んだ時の反応の良さがあるんだから、日頃は眠っているだけでさ、必要な時はイリスも動けるんだよ。

だって、俺詳しい説明はしなかったのに、イリスは予想以上に的確にフォローしてくれたから、今の俺達夫婦が居るんだもの。

フランツ《そうなのかい？

メィス《そうなのよ。だって、ダンスのパートナーの時のイリスは、別人になるのよ。私はずっとイリスと踊って来たからわかるのよ。リードは巧いのよ。

何故か日頃はそれが、どうしちゃうのかしらねぇ～？でも、アンジェと別れた後にマーシュを連れて帰ってきた時もきっと、直感的にパッと動いたのよ。早かったじゃぁない。

それが異性問題ばかりでなく、研究の方に行かされればねぇ～。

イリス《いやな言い方だよな。知らない人が聞いたら、俺ってやたらに助平男みたいに聞こえるぜ。

エルダー《間違っちゃぁいないよな。まぁ、もうさ、父親なんだからその反応の良さを研究の方に軌道修正すればよいんだよ。

セージ《そうだよ。もし俺がSugarの事で在宅研究とか、何かあった時は、イリスにヘルプを頼む事が出て来るかもしれないんだぜ。やっぱり一番わかっているだろうからさ。当てにしているんだぜ。

イリス《もちろんだよ。何でも言ってくれよ。前からそのつもりだからって、マーシュと言っているんだからさ。

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皆で、のんびりとおしゃべりしながら、片づけ物をしたりして過ごしました。今週いっぱいで夏休みに入ります。次に皆が逢う時は９月になってからです。まぁ、途中で何度か顔見せに集まる事はあるかもですが.....

日本の様に小刻みな休みは有りませんが、長期休みは有りますから、その間に有効に自分がやりたいその他を勉強する事も出来るのです。

今度の夏休みは、出入国は一応しないという事ですから、ゆっくりと、将来に備えて休息をとったり、まぁそれぞれに有効に使うでしょう。

全く何もしないで過ごすのも、大事な時間ですね。ボンヤリと全細胞を休ませるって言う事もとても大事な事です。