プールに行って帰りは図書館に！

ついに8月になり、夏休みが半分終わってしまいました。7月は１回もプールには行っていないので、今日はプールに行って、帰りに図書館によって、本を借りてこようと思って、プールが開く時間に合わせて早い目に出て来ました。

アーリーバードが多い国ですし、夜明けも早いので、６時に公共施設は開くのです。特に夏休みは混んでいると聞いていましたが、早めに出て来て開くまでの時間の、少しの待ち時間はおしゃべりして過ごします。

８月はやはり早朝から、晴れると日差しが強くって、日焼けをしたくないと騒ぐ割には、Mrs.Sugar日傘を忘れるし、セージ君は日傘反対派です。

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Mrs.Sugar《ヤッパリ日傘持ってくれば良かったかしら？何だか凄い日差しじゃぁない？空気が乾いているから、日陰は涼しいけれど、私でさえ眩しいくらいだし...。

セージ《だから、なるべく日影が多い時間に行動すれば良いんだよ。日傘差すと、傘がじゃまで離れてあるかないとならないだろう。

俺に合わせたら、Sugarには、日傘の意味なくなるからさ。俺の影に入って歩けば良いんだよ。

Mrs.Sugar《ねぇ、でも日焼けって、目からも陽に焼けるんですってね。UVカットの、良い帽子があるんだけれどねぇ～。

セージ《つばひろで、アラブ人みたいに黒いチュールが肩くらいまで付いて居て、まるで顔が見えない帽子だろう？

Mrs.Sugar《そうよ。前にミント達と、皆で“ネットで買おうか”って言っていたのよね。マリアンヌさんや、かなりの人数が集まったんだけれど、それはリヴェール教授が反対なさったんですって！　

絶対に皆が真似して、女性達が皆その帽子被って歩くのは、見た目が宜しく無いってね。

セージ《そうだよ。早朝の日陰が多い時間に、出歩けば良いんだからね。

Mrs.Sugar《又セージまでそんな事言っちゃって！男性たちは“女性の顔は見えた方が楽しいから反対”って言う事になったのよ。

セージ《そうだよ。俺は他の人はどうでも良いけれど、話ながら歩く時に顔が見えないのは、味気ないよ。楽しみにしているんだから...

Mrs.Sugar《でも今年の夏は暑いわよね。今までで一番暑いわ。暑い時って、どうやっても暑いから困るのよ。

セージ《家に居れば温度設定してあるから、涼しいだろう？でもたまに外に出て外気浴しないとね。何だか俺言う事が、だんだん年寄り臭くなってきたよ。

暑さに負けずに、アクティブに暮らす気が起きないよ。

Mrs.Sugar《Ahahaha、、、、、私がセージの若さを吸い取っちゃっているのかもよ。

だから、サイクルクラブみたいに若い男性が集まるのに行かないとね。そう言えば今年は、ツールドフランスを、あんまり見なかったわね？

セージ《うん、でもポイントポイントはちゃんと見ているよ。かっこ良いよなぁ。スポーツは見るのも面白いけれど、やるのも面白いしね。

ただ怪我とかされると困るから、此処はわざと荒っぽいスポーツはやらないように、設備は作らなかったらしいよ。

若い人が多いから、スポーツクラブが有ったら、何かやる人も多くなるだろう？

Mrs.Sugar《まぁ、それで、プールとジムなのね。なんで球技とかのコートとか無いのかしらって思っていたのよねぇ～。その内考えているとか言うばかりでね。
やるとなったら、何時も手早くやってしまう教授なのにって思っていたのよね。

セージ《リハビリになりそうな物は、凄く充実しているだろう？体育館の上には屋内トラックだって作ってあるんだぜ。俺は行かないけれどね。

Mrs.Sugar《そうそう、２～３日うちに、９月からの『美と健康の為の食事講座』は午前と午後とと夕方からと３回やるんですって！栄養士さんが凄く、魅力的な人でね！誰を講師にするか色々迷ったそうよ。　

ローズさんの後ですから、美人さんて言うか、魅力的な人でないと『美と...』って言うのに、説得力が無いでしょう・笑

セージ《夕方からもやるのかい？凄い熱心だよなぁ～“強制はしないけれど、男性もなるべく受講して下さい”って行ってたよなぁ～。

特に独身の人は...らしいよ。俺も少し受講しようかな。食事で『病気になりにくい体つくりして、体力があれば心も健康になると人は好い表情になる』って言う事だって！確かに...だよね。

Mrs.Sugar《本当によね。気持ちが明るく成れば、病気も自己治癒力が高くなって、治りやすいって事よね。健康なセージが看護してくれたから、私も元気に回復出来たのよ。

セージ《何となく、きっとこれが良いだろうって思う事をやったら、偶然理論的には正しい事だって、言われたんだよ。
でもあの方法は、家族や恋人でないと出来ない方法だからね。

Mrs.Sugar《本当に気持ちがよくて、何よりも安心感がもてたわよ。セージの体の暖かさと、優しく撫でてくれる手のぬくもりもね。いっぱい抱きしめてくれて...。

いくら良い方法と言っても、お医者さんがやるわけにも行かないものねぇ・笑

セージ《そうだよ、雪山で遭難でもしない限りはね！その位緊急時には、助かる可能性は結構高いらしいよ。人の体温って、とっても良い暖かさなんだよ。

Mrs.Sugar《そして、ずっと背中とか撫でてくれたのもね。私もセージが具合が悪くなったら、やってあげるわね。

でも、セージを膝に乗せたら、大きいから届かなくなるから、方法を考えなくちゃぁね。病気のセージの膝に座ったら、丁度好い高さになるんだけれどね。

セージ《いいよ、俺の膝に座って抱きしめてくれても。きっと凄い熱が高くなって、一気に菌をやっつけてくれるかもね。Ahahaha、、、

想像したら可笑しくて、そうなったら大笑いになって、免疫力UPするかもね。

Mrs.Sugar《さぁて、もう直ぐプール開くわね。朝一は水が冷たいのよね。でも何曜日でしたっけ、水入れ替えるから、凄く冷たい日があるのよね。あの水の量は凄いわよね！ろ過して、消毒して生活用水だかに使うんでしょう？

此処は最後の最後まで使い切るのよね。

セージ《冷房も地下の工事が済んだから、地下深くで天然氷みたいにして、パイプに流して冷房に使っているんだよ。

シェルター内でも何時でも稼働出来るように、時間によって、装置が切り替わるようになっているんだ。機械類は適度に動かして居ないと駄目になるからね。

Mrs.Sugar《それらの管理も管理人さん達がやっているんでしょう？

セージ《そうだよ。完全に裏方だけれど、資格持っていなくても、プロフェッショナルばかりが２４時間交代で見ているんだよ。気が付かない人もいるだろうけれどね。

だから、俺の我儘を通してくれるローテーションだったら、俺は管理人でも良いんだけれどね。ちゃんと仕事するんならね。高齢者施設の建設も始まるみたいだしね。

若年性の病気の人もボチボチ出てきた様だから、入所もだけれど、昼間は育児室と同じにお預かりもあって、夫などが仕事行く時に送って行って、帰る時に迎えに行けば良いのとか、色々なケァがあるそうだよ。

Mrs.Sugar《でもまぁ、高齢者だけでなく、若くても事故とかで、家に一人で置いて置けない場合などは預けて、介護者が休んだりも出来ますものね。

親の介護だけでなく、子供の介護も有る時代ですものね。何だか大変な時代になったものよね。

セージ《今では、死ぬ方が大変な時代でもあるからね。長寿になり過ぎて、世界的に人生の最後に緩和ケアを必要としている人の数は、毎年2000万人以上だってさ。

１０人に８人は緩和ケァが必要になってきているそうだよ。人に寄って違うんだろうけれどさ、何が本人にとって幸せなんだろうね。100歳過ぎてもすげぇ達者で、元気なのは良いけれどね。そうでない人の方が多いって事なんだよな。

Mrs.Sugar《それでDr.ローソン達は、何時までも色々と忙しそうなのね。薬で長生きさせるのではなく、ちゃんと自然に終末期を迎えられるようにって！お医者さん大変よねぇ～。

セージ《そうだよなぁ～。研究所なんて、一番暢気かもしれないよ。Sugarが具合が悪くなっても、在宅で仕事出来るしね。最高の職業だよ。だから安心して...。

さぁ行こうか、太陽が高くなる前に帰ろう。俺は本も借りたいしね。

Mrs.Sugar《私も借りるわよ。結構ちゃんと読み進んでいるからね。

セージ《嬉しいくらい時間が有るから、もう面白そうな本は借りて乱読だよね。意外に期待していない本が面白かったりしてさ。

Mrs.Sugar《ラヴストーリーも読んでみたら？どんなものかセージなんて、経験はあんまりないんだから、色々な愛があるって判ると思うわよ。

セージ《おや、何だかその言い方、いかにもSugarは、恋愛経験豊かみたいに聞こえるんだけれど？

Mrs.Sugar《Ahahah、、、まぁ、私プレィガールだからぁ💕なんでも聞いて頂戴。

セージ《本当かい！　だって、日本のあの文化で、早くに結婚して、仕事とハウスキーピングでほとんど終わったのにぃ？

Mrs.Sugar《友達の話とか、職場で話聴いたりもするじゃぁない。

セージ《むっふ、それがまだ２０歳にもならないくらいの、俺が抱きしめただけで、あんなにカチコチに緊張するかぁ？

Mrs.Sugar《あれはあれで、これは又これでよ。知識と体験は又別ですしぃ...。

セージ《まぁね、慣れたら結構きわどい意地悪な事もするからね。夫婦だから別に良いんだけれどね。やっぱりSugarは、俺にとっては最高の好み通りの人だよ。

Mrs.Sugar《Was I slightly helpful for you?

セージ《You're all I've ever wanted, and my arms are open wide.And I want to tell you so much, I love you.

Mrs.Sugar《Maybe that is how I knew you were the one

セージ＼Every road leads right back to you.It's getting way too deep

Mrs.Sugar《さぁ、プールに行って、本を借りて帰りましょう。夏休みはまだ半分残っているわ🎵
　　　　　　
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結局いつも、話の最後は、セージ君はMrs.Sugarが、大好きと言う気分になってしまうのです。相変わらず、時々楽し気に意地悪な事を言われたりしますが、それにも慣れましたし...。

冗談だと判っていても、そんな時は悲しくもなります。でもそんな時は、必ずその後に、Mrs.Sugarはとっても優しくしてくれるので、複雑な気分です。でもきっといつか、そんな事にはビクともしないくらいに、愛情いっぱいな見事な木に育つ事でしょう。

いやいや、木よりもしなやかな蔓性植物でしょうかね。花言葉にもよくありますよね。しなやかな植物が倒れることなく、強く育って行く事でしょう。

プールは早朝にも関わらず賑わっていました。皆日差しが強くなる前に帰るつもりなのでしょう。久しぶりなので、今日はSugarに合わせて、ゆっくりと泳いで帰りました。