夏休みラスト土曜日は暑い日になりました

２ヶ月も有ったはずの夏休みがあっという間に終わりました。今日から９月です。今年の夏休みの気候は例年とは少し違っていました。夜降る雨が少なくて昼間の湿度が高い目と、あんまり何時もの様にかカラッとした夏の日ではありませんでした。
膝が悪いマダムシャノアールなどは、あまり調子は良くなかったようです。Mrs.Sugarは何とか無事に苦手な夏をやり過ごす事が出来ましたが、９月に入ると言うのに秋風を感じません。どうした事でしょうね。日本の暑さからしたら、ずっと楽なはずなのですが.....。

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Mrs.Sugar《涼しい日も有ったのにねぇ～。今朝は歩いたらまだ汗だくだわ。

セージ《本当だね。帰ったらすぐにシャワーを浴びないとなぁ～。何時もは寒いくらいの国が猛暑で大変だったりだからね。
きっと皆、今年はクーラーを使ったところが多いだろうね。

Mrs.Sugar《今までは西欧は扇風機もない家があったそうですものね。暑いのはどうやっても暑いのよねぇ～。
あぁ～日本なんて最悪だったようだから、此処に来てよかったわ。アレルギーもそこそこで治まったしね。

セージ《本当によかったよね。気にしないで暮らして居たけれど、ライモンの持病も。此処へ来て治ったって言うか治まったんだから、他よりは良い環境なんだろうね。

やっぱり原因は色々あるだろうけれど、此処みたいに不便でエコな暮らしは悪く無いんだよ。馬鹿に出来ないよなぁ～。

Mrs.Sugar《そうよぉ～。私のアレルギーは、蒸し暑いと悪化していたんですからね。でも直し方が判らないそうで、日本とドイツだけが研究しているんですって！

それもずっと冬に悪化って言われていたのよ。本人が夏悪化するって言っているのにね。でも此処でも、原因は不明なんですけれどね。相変わらず感染症には要注意って言われているけれどね。

セージ《俺は一度もそのアレルギーの酷い状態の時は見ていないんだよね。完治とは言われていないなら、気を付けないとね。

Mrs.Sugar《それでね、ここに来るちょっと前に、やっと夏悪化する人もいるって判ったのよ。原因不明の病気が、凄く増えたわよね。それも難病とかで治し方が判らないって言うのがね。

試しにやってみようか！って言う治療法が有るんだけれど、絶対に治るって言う保証は無いし、リスクが大きいからって、たいそうな検査をしたけれど、もう少し様子を見る事にしたのよ。でもそのままここに来ちゃったからね。

セージ《へぇ～それで、アレルギーの元は結局判らなかったんだ？

Mrs.Sugar《それでね扁桃腺取る手術で治った人や、ある日突然治ったりもあるし、もう悪化しちゃった人は、関節炎が酷くて、骨が固まって寝たきりで鎮痛剤も聞かない人もいるらしいのよね。でもあまり気にしていてもね。

Mrs.Sugar《色々アレルギーテストはやったんだけれどね。あんまりにも元が多くて分からなかったのよ。金属アレルギーでなる人も居るらしいんだけれど、私の場合は違っていてね。

死んじゃう病気も大変だけれど、骨が固まって動けなくなって、原因不明の彼方此方が痛いって言う症状も嫌よね。

動けなくなってから最後は死んじゃうらしいけれど、まぁ人は何かが原因で死ぬんだから、出来ればあまり苦しまずに痛くなくが良いわよね。感染症は持病共々悪化するのはわかったから、要注意だけは注意しているわ。

セージ《でも今のところは、持病は悪化した様子はないよね？痛いところが有るのに、鎮痛剤が聞かないのは困るよなぁ～。感染症は駄目だよ。

ところで、今注意しているって言うけれど、Sugarは何注意していたっけ？俺には手洗いとか、うがいとか、日常的な事以外何もしていない様に思うけれど？

Mrs.Sugar《そうよ、後は細かい事は気にしないに様に、注意しているんじゃぁないの。神経質になり過ぎるのが良くないのよ。

それで、ここでは治ってきたようだから、安心していたら、こむぎさん達の風邪を拾っちゃったのよね！

運よく冬だったから、風邪は重症になったけれど、持病は巧くスルーしてくれたわ。でも本当に感染症には移りやすかったようね。
ちゃんと、こむぎさんには言ってあるのに。言葉が通じる同国人の方が無神経だわ。

セージ《そう言うのはなに人て言う事なく、居るんだよ。わるいけれど、こむぎさんはもう少し真剣に言葉の勉強と、人の言う事をきちんと聞かないとね。

だから、去年プールで溺れたら、Sugarに抱きついたりしたんだよ。一番危険だから、もし溺れそうになったらの注意しているのに、判らないなんてさ。

いくら経っても、今以上は言葉は覚える気はないみたいだしね。

Mrs.Sugar《ブティックではこむぎさんとパセリさんがニットをやってくれるのは助かっているでしょう？

セージ《でも他に外注でやりたかっている人がいるんだから、もう時期が来たらお引き取りか、まぁ俺が嫌みたいでさ、寄ってこなくなったからね・笑
きちんと謝れないんだよ、謝る為の努力もしないんだからね。

Mrs.Sugar《むふふふ、こむぎさんは、昔のセージからしたら、立派な大人の男性になったから、余計話しずらいんでしょうね。
昔はセージが気を使って、丁寧に話しかけたりしていたのにね。

セージ《絶対に目を合わせないんだよね。迷惑そうな顔されちゃったよ。

Mrs.Sugar《悪い人ではないけれど、多分日本人のサンプルみたいな人よ。海外駐在員の日本人でも、日本人としか付き合わない人多いし、食べ物も和食じゃぁ無いと駄目なんですって！私が変なんだって言われていたわ。

セージ《Sugarは仲が良い人沢山居るから、彼女に拘る事はないよ。凄い仲良しだった訳でもないんだろう？

Mrs.Sugar《そうね、軽い意味での友達なのかしら？たまにお茶飲みするくらいだったのよ。込み入った話などする関係じゃぁなかったわ。

何故か来たいって言ってきて、来たらその内暮らしたいってね。

完全には引き受けなかったわ。編み物の仕事しているから、滞在出来ているけれど、もう直ぐミントさん次第で、延長滞在するか、帰国する時期だと思うのよ。

セージ《まぁ、好きにするさ。Sugarが関わる事は無いと思うよ。気の毒だとか思うなよ。暮らす事に少しは真剣にならないとね。

Mrs.Sugar《思わないわよ。以前は思ったけれど、親しくなるにつれて、だんだん厚かましくなってきたのよね。本人はその気はないのでしょうけれどね。

一緒に暮らさなくて良かったわ。部屋が見つかるまで、私の部屋に居たけれど、出て行ってもらったのよ。そしたら、暫くしたらパセリさんが来て同居したのよ。

パセリさんは台湾とのハーフで、語学は堪能ですからね。それも当てにしちゃうから勉強しない元でしょうね。

セージ《関係ないんだけれどね。此処で暮らしたかったら、一人でも大丈夫なくらい、言葉は話せないとね。自分で決めるだろうけれどね。

でももう俺と結婚したSugarの所には、前みたいには“ねぇどうしたら良いと思う？”とか色々言ってこなくなったね。前は年中言っていたものね。

“ねぇどうしたら良いと思う？”って俺覚えちゃった日本語だよ。

“ごめん”で済まない事をやったんだからね。ちゃんと言ってこないしさ。あまりSugarは知らんぷりはしずらいだろうけれどね。程々にだよ。

Mrs.Sugar《わかっていたの？日本語で言っていたのに！それに今私忙しいじゃぁない？ゲーム関係や、時々はCafeに行って、皆で編み物などもしているしね。
お客さんからのリクエストなんですって！　あそこで溜まって編み物している風景が落ち着くんですって・笑

セージ《SugarはCafeの看板だからね。仕方が無いよね。体が動く限りは時々居ないとね。

Mrs.Sugar《セージは今日は土曜日だけれど、サイクルクラブは行かなくて良いの？ライモンさんなんて、逢いたくて待ってるんじゃぁないの？

セージ《後で一寸だけ顔出してくるよ。Sugarは図書館で待っていてくれる？暫くしたら俺も図書館に行くからさ。本借りて帰るだろう？

Mrs.Sugar《そうね、なぁんて言うと凄い勉強家みたいよね。大した本を見ている訳ではないんだけれどね。ほとんどが写真集を見ているのよ。

旅に行くつもりであれこれね。写真集は重くって！　借りる本は児童書だしね。

セージ《貸出係の人が言ってたよ。君の妻は私立探偵にでもなるのかな？ってね・笑　事件が起きたら、是非頼まなくっちゃぁってね。

Mrs.Sugar《Ahahaha、、、。ミスマープルみたいに、皆の噂話など聞きまくって、Cafeかシャノの店で、情報集めてね。

見た目は、ミスマープルみたいなお婆さんになりたかったのよね。素敵じゃぁない。

セージ《ジョーン・ヒクソンの事だろう？　むふ、きっとなれるよ。体に気を付けて元気でいたらね。好奇心旺盛な所はそっくりだからね。

Mrs.Sugar《でもね、ミスマープルって、決して良い性格の女性ではないわよね。復習の女神メネシスですものね。

本では読んだけれど、DVDやビデオにはなって居ない話もあるのよね。特に私の持っているDVDBOXには入っていないわ。

セージ《本当に好きだね。ホームズとポアロと、メグレ、エラリー又そのうちに１日中読むんだろう？

Mrs.Sugar《そうよ。何時もね何もかも準備してね。本も読み始めたら、もう何もしたくなくなるのよね。

でも今はまだ体が動くから、色々気ままにやっているけれど、もっと高齢になったら、１日中ベッドでDVD見たり、本読もうと思って居たのよ。

だから、目と耳は大事にしなくっちゃぁだわ。音楽が聴けなくなるのも困るしね。

セージ《凄いねぇ～老後の計画が沢山あって、俺の入る隙間がないじゃぁないか！何処か開けて置いてくれなくちゃぁ、あんまりにも寂しいじゃぁないか.....グスン！

Mrs.Sugar《今はだから、予定が少し変わったのよ。それはセージと付き合う前の計画ですからね。
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ちょっぴり、しょんぼりしてしまったセージ君です。確かに以前のセージ君は、ただひたすら此処の大学に入る事ばかりに気を取られていましたからね。そのもとはMrs.Sugarの側で過ごしたいからでしたが、まだ考えが纏まってはいなかったのです。

ただ、此処の大学に入って、以前のようにアルバイトしながら大学に行けたら、凄く幸せだと思っていただけと、思い込んでいたのですからね。暫くお喋りして、セージ君はサイクルクラブへ、Mrs.Sugarは図書館へ向かいました。いよいよ、もう夏休みは明日で終わりですものね。