最近はMrs.SugarとMme.シャノアールはお喋りが多いんです。

シェルターへの引っ越しが終ったようなので、かなり落ち着いてきましたが、色々開講されていた講座は早くに休講になり、又来年になったらになりました。

急に時間が出来たので、Mrs.Sugarは早朝散歩でセージ君を見送った後に、Mme.シャノアールの所に寄るようになりました。昔は毎朝シャノアールの店のカップル席で、暫くお喋りして見送っていたのが、引っ越したり環境が変わって、いつの間にか散歩コースが変わったり、習慣が変わっていました。

今ではMme.シャノアールも、結構時間は自由な立場になったので、Mrs.Sugarとお喋りが楽しみで、待っています。

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Mrs.Sugar《ちょっとセージ、今気が付いたらもう12月20日よ！大変。

セージ《何か大変な事があったっけ？来週クリスマスが終わったら、冬休みに入る人がいるくらいだろう。ほぼ引っ越しは終わっているし・・・。

え～と、そうだ、ライモンが合い間みて、帰国するって言ってたなぁ～。それとも帰国しているのかな？

俺はちょっと研究室のコンピューター使いたいから、1～2日は半日出かけるけれど、そうしたらお終いかな？Sugarは何か大変な事あったの？

Mrs.Sugar《ううん、別に特にはないんだけれどね。気分よね！今年が終っちゃうじゃぁない？日本は年末と年始はセレモニーが有るから、今頃から準備に入るのよ。

ですから、気分が何となく大変！って気になるのよ。セージ達はクリスマスと、年越しだけで、後は普通に冬休みなんでしょうけれど！

セージ《そのつもりだけれどね。クリスマスは2人でパーティしようよ(^^♪
って言っただろう？

後は俺達は前のままの家に住んでいるんだから、のんびりゆっくり冬休みを過ごせば良いだけだよ。

何にも大変な事は無いと思うけれどなぁ～。今年こそ本格的に、何もしないでゆっくりの冬休みだよ。

セージ《Come here to me.Cause with every kiss and every hugoh, I'm into you.Tell me what I gotta do to please you.Baby anything you say I'll do.

Mrs.Sugar《But I love you just the same.You have my heart.You're part of my entity, here for infinity.
　　　　　　　　
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Mrs.Sugar《どうしたの？今頃そんな大きなかぼちゃ！そう言えば今年はハロウィンもしなかったわね。

Mme.シャノアール《すごいだろう？体に良いからって“パイでも作ったら！”ってもらったんだよ。

セルフィーユに言って、帰ってきたら作らせようかと思ってね。
Sugar達食べるんなら、パイを多く焼くわよ。

Mrs.Sugar《えぇ～、悪いけれど私はあんまりだし、多分セージもそんなにイケる口じゃぁないから！でも一切れは甘さ控えめで貰おうかなぁ～。食べない事ではないけれどね。

コーヒータイムに一口かなぁ。うちでもパイは焼く事あるけれど、ミートパイですものねぇ～。

Mme.シャノアール《Ahahaha、、、そうかと思ったけれどね。じゃぁ、今度2人で来た時にご馳走するわ。

そうそう冷凍しておくから、皆がCafeに集まる事があったら、持って行って皆でたべようか！甘いもの少しはって言う人も居るでしょうからね。

Mrs.Sugar《そうね。それにしてもまぁ大きなかぼちゃね。ハロウィ～ンの時のジャイアンツパンプキンとは違う様ね。

でも黄色くて縁起が良さそうだわ。風水では縁起が良いって言うじゃぁない。

Mme.シャノアール《風水？あぁ、パセリさんがよく言う、チャイニーズフォーチュンだね。

Mrs.Sugar《知っていた？商売繁盛かもよ。って、もうシャノアールの所は繁盛しているものね。

Cafeも昔想像していたよりも、ずっと大きくなって繁盛していますものね。

うちなんて、昔は数匹の猫がえらそうに歩き回っていて、それでただのCafeだったのが、誰かが犬猫の居るCafeだっていうから、猫が多かったから『にゃん亭Cafe』って名になったんですものね。

Mme.シャノアール《そうそう、そうだったよね。1匹はうちに居座って、何処かその辺に居るだろうけれど、まぁ喰い意地が張っていて、皆が何か食べさせるから、猫と言うより黒豚みたいになったよ。

お客さんのテーブルの上の物を、食べないから良いけれどね。

Cafeの犬猫もそれはきちんとしているよね。最初はSugarが躾けたんだろう？

Mrs.Sugar《それはね。躾だけはキチンとしておかないとね。

後はね、全然何もしなくても、先輩の犬猫が、後から来た子達を躾けるみたいだわ。

あの子達が居るから、Cafeは用心が良いわ。お客さんでなく、時間外にCafeに人が入ったら襲われるわよ。

Mme.シャノアール《そうそう、以前一時泥棒騒ぎがあった頃に、犬の激しい鳴き声にガードマンが駆け付けた事があったねぇ～。

何処の家だったかしらね？　その後念入りにパトロールするようになったら、もうそれきり泥棒騒ぎはなくなったね？

大学の研究室？大学院の事務所？だかが荒らされたけれど、わずかばかりの現金が無くなったきりで終わったんだよね。

ジャンティ《そんな事があったのかい？内部犯行？

Mrs.Sugar《まさか！その頃は何だか観光客風の人や、大学の入学案内を取りに来る学生とか外部の出入りが多かった時なのよ。

でもそれきりだったから、意外と此処には金目の物が無いか判ったんじゃぁないの・Ahahaha、、、、。

あげるって言われても、扱いに困る物が多いじゃぁない？

Mme.シャノアール《本当にガードマンにつかまったら、国に送られたら犯罪者でだからね。

厳しい罰則希望だから、割の合わない国だって判ったんだよ。

ルナル《ほんとうに盗めそうな物で、金目の物は何もない国ですものね。個人的には貴重かもしれないけれど、大事な物は管理人室の奥深くの金庫でしょう？

Mrs.Sugar《そうよ。この国の財産は職員や学生達の知識が財産だから、お金が欲しかったら誘拐しかないわよね。

それも身代金目当てって言う犯罪にはならないでしょうしね。国ごとのっとるか、プロジェクトチーム全員誘拐するかよね。

Mme.シャノアール《それだってよっぽど特殊な知識がない限り、盗んだプロジェクトチームを巧く使わないとお金にはならないだろう？

皆ここでは大人しく穏やかにしているけれど、ある意味技術者や研究者なんて、優秀なほど気難しくて動かすのが大変だろうしね。

彼らが素直に動いて、仕事してくれたら、凄い金額のお金が手に入る方法もあるかもだろうけれどさ。

ジャンティ《盗みに入る方だって、それが想像できないほど馬鹿じゃぁないんじゃぁないの。物凄く割の合わない仕事だよなぁ～。

盗み出した後が凄い大変そうだものね。多少のお金積まれて、頼まれたって嫌だよな。

Mrs.Sugar《Ahahahaha、、、酷い話よね。皆クシャミしているわよ。でもきっと犯人の方に同情するわよね。ストレスで病気になっちゃったりしてね。

だって、よく昔は赤ちゃんとか誘拐して、身代金要求って言うのがあったけれど、ラズリー位の年頃が誘拐しやすいでしょうけれど、凄い鳴き声とあのチョコマカの動きじゃぁ、誘拐したら後悔すると思うわ！

Mme.シャノアール《あたしは、そんなひどい事は思っても言わないよ。その辺りで聞いていたらどうするんだい。何言われるかわからないからね。

よく言えば個性的と言うか、ユニークと言うか、まぁ気が合わなかったら、扱いにくそうな連中の集まりだよ！　

でもそんな人たちが好きだって事は、私達も同類の変わり者って事かしらね？

ルナル《そうだと思うわよ。特にシャノなんて、かなり変わっているからね。

ジャンティ《そうそう、やたらに芸術家好きだったしね。仲の良いと言う友達は、素敵な人が多かったけれど、並みの人達ではなかったじゃぁないか！

昔のシャノの恋人たちだってさ、どの人も変わり者だったけれど、でも今では、その道で皆、ちょっとは名を上げて暮らしているものね。

ルナル《だって“優秀で才能のある人の中に居ないと、私もレベルの低い人間になってしまうから”ってね。
恋をするたびに、シャノは素敵になっていったのよ。まさかこの国に移民して雑貨屋になるとは思わなかったわ。

ただ、国民って言う人達が、性格は色々だけれど、ランクの高い人が大部分って言う感じがするわ。

Mrs.Sugar《あらっ、シャノって沢山素敵な恋をしたって、冗談ではなく本当だったの‼　具体的な話は聞いた事なかったからね。

まぁいっくつかの恋位はしたんでしょうけれどね。

Mme.シャノアール《だから、話したら限ないくらい沢山の恋をして、もう恋には疲れちゃったのさ。

皆悪く無い相手なのに、結婚の事など考える人達ではないし、私も恋が実ってゴールが結婚なんて、一番お洒落ではないって思って居たのさ。

花嫁姿が最高潮で、後は散っていくだけでっなんてね。花が散って、実がなるのが大事な事って気が付かなかったのよ。

ジャンティ《あっ、そう言う事なんだ。実って子供の事？でも無さそうだね。その言い方はさ。

ルナル《実がなるのは、まだまだずっと先なのよ。子供が居ても居なくても、カップルにとっての実は、きっと恋から愛に変わって、大事に育てていくと、最後の時に実がなるのよね。

Mrs.Sugar《それが、難しいのよね。私もね、やっと多分セージが“最近これからがスタートだね。大事に育てないと！”って言っている意味がそうなんだって分かったのよ。

日本人は結婚がゴールだって思って居る人多いんじゃぁないかしら？セージはご両親がメィンで育てた子ではないけれど、自分が『本当に愛し合っている夫婦の間に生まれたんだ』って実感した時があったそうよ。

だから自分も、一生添い遂げられる人を、見つけなくちゃぁって思ったんですって！でも理想を考えると、まとまりが無くて、イメージがわかなかったそうよ。

Mme.シャノアール《セージは立派な良い家系に、生まれているんだよ。家族全員が心身とも健康な人ばかりだって言うのは、環境も良かったんでしょうね。

バツイチ同士の夫婦も混ざて入るけれど、今度はあの2人はお似合いだから、巧く行くよ。Sugarも良い人と出会ってよかったわね。

これからは、何があっても怖いものなしで、2人して乗り越えていけるパワーがあるよ。

ジャンティ《そうかぁ、そう言う相手を見つけて、結婚すれば良いんだね。

ルナル《結婚がすべてではないわよ。恋人であって、別れが来ても、別れた後に自分がその前よりも、中身が濃く慣れる相手と恋愛をすれば良いのよ。

Mrs.Sugar《そうね。私もセージやミント達と知り合って、お利口さんになったものね。もうね、これは惚気ではないのよ。セージの物の考え方って、いつも感心してしまうのよ。

凄くきちんとしていて、必ず良い面だけでなく、もしもの悪かった時も考えて、悪い面が出て来た時には、どうするべきか考えているのよ。

それが、ややこしい訳でなく、スムーズに普通の考えとしてそうなのよ。でもね、問題はあるのよ！良い子過ぎて、あれはバランスが悪いと思うのよ。

ひとは悪い面も持っているはずで、それで健康な精神を保っていると思うの。

だから、思い切り悪い子になる日を休みの日に作って、パーティをやって、はしゃぎまわるのよ。

悪い言葉使ってもＯＫでね・笑　ガス抜きよ！

Mme.シャノアール《そうそう、そうかもしれないよ。もう呆れるくらいに年齢なりにっていうか、もっと子供っぽかったりするんだけれどさ、何か大事な筋が一本通っているんだよ。

セージにとって、答えが出にくくて、持て余すくらいに困った事は、Sugarを好きになってしまった事くらいだろうね。昔風の躾の結果だろうけれど、私は悪く無いと思うよ。

それでも、どんな男でも恋する心は、手に負えないようだよ。女もだけれど、女は子供が生まれると、一時的に男よりもそちらに気が行くだろう？

それでも、パートナーに愛情が深ければ、分身の子供は愛情いっぱいで育てるだろうけれどね。時には子供が邪魔になるくらい、他に好きな相手が出てきたら、もう子供からは目が離れちゃうだろうしね。

良い相手と付き合わないと、子供に対してもそれなりの愛情になってしまう様だよ。ややこしいもんだよね。だから、犠牲になってしまう子も出て来るんだよね。

ルナル《そうそう、常に男性が居ないとって思う人は、子供が邪魔になるでしょうし、本当に愛する人に出逢えていないんでしょうね。

出逢って居たら、万が一男性と別れる事になっても、先立たれても子供を一番にしてしっかり育てていますものね。女も男も相手次第だわ。

うちの家系は、どうも独り者で居るのが、性に合っているのか、恋はいっぱいするけれど、結婚している人は少ないわよねぇ。

Mrs.Sugar《そうね。そう言う事が有るから、セージは自分の管理している領土があるみたいだけれど、修道院が１７～８歳まで、預かる児童養護院をやっているのよ。

其処への出資額を増やしたって言っていたものね。国も予算とってちゃんと見てはいるけれど、何だか最近は、捨てられちゃう子が増えているそうなのよね。

里親を探すボランティア事務所も、少し大きくしたらしいしね。そうそう、クリスマスの事も、弁護士事務所に頼んだって言っていたわ。

やっぱりクリスマスは、不思議と優しい気持ちになるのよね。
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どうも、シャンソンの国の人の言う事は、又独特で・・・でも間違ってはいないような気もします。愛もだけれど、それ以前の恋がお好きなようなですね？同じ家系の出でも、セルフィ―ユ君は、マグノリアと結婚しようかなぁ～と少し思って居るようですが・・・。
まぁ結婚している人も沢山居ると言って居ましたが、独身者も多い家系だそうです。

Mrs.sugarは帰り道に色々考えて、やっぱりセージ達の国の人と、シャノアールたちの国の人とは、ちょっぴり違うような雰囲気がします。そして又、ドイツ系の人や北欧の人も、それぞれ個々には違うのですが、雰囲気や考え方の共通性が出身国によって違うようです。国民性と言うのでしょうね。

国境がある国とない国は、大きく違う場合もあります。どちらが良いとは言えませんが、良い所は素直に認めて、取り入れれば良いと、Mrs.sugarはあくまでも、調子よく柔軟思考です。

見る限り大概の人達が、此処に住み着くと、顔つきがのんびり穏やかになり、今回の様に大気汚染でシェルター暮らしに変っても、結構柔軟に暮らしている様で、最初の頃よりも、何時も通りにのんびり過ごして居るようです。

何時までも、過ぎた事に拘ってばかりはいないのは、今どきの若い人が大部分だからのようです。