気分転換にベッドの向きを変えて眠ってみましたら.....。

せっかく落ち着いては来たのですが、窓からの明かりは何とかしたい感じです。
それで昨晩はMrs.Sugarとセージ君は協力し合って、ベッドの位置を変えてみました。半分は遊び心です。

一晩眠って、これで今日は過ごしてみようという事なのです。２人の位置は逆にならないと、意外と寝相が悪いMrs.Sugarは、壁側に寝ないとベッドから落ちてしまうからです。寒くなってきたので、割合お行儀よく寝ていますが、暑く成ったり、足がだるいと斜めになって、セージ君の上に足を乗せてきます。

取り合えず、夜は問題なく眠りました。最初は驚いたセージ君ですが、Mrs.Sugarの足が乗って来るのには慣れて、問題なくぐっすり眠りますが、しかしまぁ大きな問題はなかったのですが.....。

💑～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～💕

Mrs.Sugar＼・・・・💤.......

セージ＼．．．．。。。..........💤ℤℤ

Mrs.Sugar＼.......ℤℤℤ

セージ＼💤...．．。ハァ～．．．．悪い夢見た感じだね。さておきようかな！

Mrs.Sugar＼セージはよく眠れたの？

セージ＼ン！眠れたよ。でもさ、夜中に珍しく一度目が覚めたよ。

Mrs.Sugar＼あらっ、珍しいわね。どうしたのかしら？何か変だったの？

セージ＼うん、寝がえりうった時にさ、何時もと位置が違ったの忘れちゃってさ、隣にいるはずの“Sugarが居ない！”って、思っちゃったんだよ。

それで凄い焦っちゃって、目が覚めてしまったんだよ。

Mrs.Sugar＼寝ぼけていたのね。だって反対側に居るの直ぐに判ったでしょ？

セージ＼それがさ、たまたまSugarがやけに壁際の方に寄って寝ていたから、２人は離れて寝ていたんだよ。

だから背中にSugarの体温を感じなくてさ！

悪い夢見ているのかと思ったよ。又Sugarがやたらに、壁に張り付いて寝ているんで、暗い中探しちゃったよ。

段々思い出して来てさ！それでいつもの位置に戻して、また眠ったけれどね。

Mrs.Sugar＼狭いベッドなのに？本当はキングサイズのベッドでも、良いくらいセージは大きいんだからね。

子供の時に眠っていたって言う、セージの家のベッドはチビッ子の時から、キングサイズに１人で寝ていたんでしょう？

セージ＼そうだよ。あのベッドには、俺の涎とかも沁み込んでいるかもね・笑　一晩あの部屋に泊った事あるだろう？　その時に思ったんだよ。

“絶対にもっと狭いベッドにしよう”ってね。くっついて眠っていた方が、ずっとよく眠れるよ。丁度良い暖かさと、柔らかさでさ。

Mrs.Sugar＼むふふ、あの大きなベッドで、テディベァのハニーちゃんと寝ていたのね。私と結婚するまでずっと？此処にも持って来ていたんでしょう？

セージ＼そうだよ。悪い？だって、もう枕などとセットになっていたんだからね。でもさSugarと一緒に寝る様になったら、ハニーは本箱内に移ったんだよ。

焼きもちでも焼くかと思ったら、直ぐにSugarがあのドイツの研究所の変人教授達から、テディベァを貰ったからね。

ハニーもカップルになったから、もう俺の事等には知らんぷりだよ。本箱の中覗くと、気のせいか迷惑そうに見かえしたり、時にはまるで、見せびらかす様に、いちゃついているように見えるんだぜ。

Mrs.Sugar＼Ahahaha、、、、。判る気がするわ。セージの気持ちが移っちゃうのよ。ぬいぐるみであっても、分身みたいになっているのね。

男の子の方が、そう言う人いるみたいよ。

セージ＼そうかなぁ～。よくペットが、飼い主に恋人や、結婚相手が出来ると、焼きもち焼いて、割り込んでくるのが居るって聞いた事あるけれどね。

ペットをベッドに入れて寝る人は、恋人とかと巧くいかないって言う場合があるんだってさ。
きちんと躾ていないんだよな。犬猫は暖かいから気持ちが良いんだろうけれどね。

Mrs.Sugar＼そうよね。私も色々飼ったけれど、ベッドや椅子の上には座らせたりはしなかったわ。自分用のクッションとか、用意しておいて、其処が休む時の定位置にさせていたわ。

セージ＼そうだよね。うちにも犬は何時も居たけれど、絶対に人よりも下だったからね。猫も犬と一緒に飼うと、犬と同じになるよ。

ただ、人が居なくなると、猫は何しているか判らないけれどね。
俺が継いだマナーハウスの方は、牛や馬や居るから、ネズミ避けに犬猫は何匹もいるけれど、あそこは家の中には動物は入れないんだよ。

俺が暮らすスペース以外は、B＆Bみたいにしてあるから、お客さんが泊まるからね。

Mrs.Sugar＼そう言っていたわね。そう言えば養護院にクリスマスプレゼント送ったのよね？

セージ＼あぁ、玩具ではなくギフト券を贈ったんだよ。養護院の子達は、好きに自分の欲しい物を買う事は無いからね。買い物もしたいだろうと思ってね。

年に一度はシスターたちとクリスマスの日に買い物しに、街まで出て行くんだよ。
その時には、好きな自分の物を買っても、良い事になっているんだ。

Mrs.Sugar＼入所希望者が増えたって言っていたわよね？

セージ＼あぁ、そう連絡があったから、５人だけ予備室を使って、引き受けたんだよ。
此処と同じに、皆で譲り合って、大きい子は２人部屋だけれど、小さめの子は、ベッドを増やしてね。もうそれ以上は、財政的には無理だからね。

GCSEという義務教育修了試験を受けるまでの教育は受けないとって思ってね。

Mrs.Sugar＼そうよね。将来なるべく希望の職業について、生活できないとね。セージって偉いわよね。

自分と同じ歳や、以前は一寸だけ歳上の子の教育まで見たのね。

Mrs.Sugar＼セージが私と出会った時の年齢の子って言う事よね。成績の良い子は奨学金などで、大学にも行けるんでしょう？

そう言う所は、セージの国は、国がよく見てくれるって聞いたわ。
職業訓練学校みたいなのも、有るって言うしね？

セージ＼そうなんだよ。使い捨て文化でなくて、修理して使う国だから、手に職を付ければ、食べるのには困らないだろうからね。

本当に自立した人にしないと、国のレベルも低くなるよ。最先端への道を選ぶか、伝統を守る世界に進むか、それは自由だからね。

１５歳で俺は親から財産分与されたんだけれどさ、養護院の子供達は、俺がスポンサーだって知らないんだよ。いくら何でも若すぎるだろう？

“もっと年取った人が！”って思って居るんだよ。代理であの父親弁護士が行くように手配してあるからね。

多分弁護士がスポンサーだと思っているよ。

Mrs.Sugar＼お手紙が弁護士さんから、纏めて送られて来ているものね。ファザーって書いてあったので、笑えちゃったわ。
皆、日常生活の報告と、将来の希望と、感謝の言葉が書かれていたわね。

セージ＼あぁ、シスター達が、クリスマスの恒例で書かせるんだよ。幼い子でもナーサリーに行く位の時に、どうしてそこで暮らして居るのか、説明するしね。

だから、皆しっかりとしているよ。　有難い事にそれで、あそこの養護院からは、いじけたりぐれた子は、一人も出ていないし、里子に行く子も多いんだよ。

やっぱり、躾は小さい時に厳しくが良いと思うんだ。思春期になるより前の、まだ早いと思われる頃の方が、素直に受け止められると思うんだ。

親が居ないから不幸だとは限らないだろう？　両親や家族が居ても、不幸な子供だっているんだからね。

日曜日の礼拝の後の、日曜学校の時にブラザー達が来て、色々な教育のサポートをしているんだよ。皆ちゃんと納得しているんだよ。

Mrs.Sugar＼そうよね。両親も揃って、愛情もたっぷりだけれど、厳しいお爺様に、滅茶苦茶厳しく躾られた小さなジェントルマンも居るんですものね。

ミントからは聞いていたわよ。弟は可哀想だったって思う時がよく有ったけれど、弟はお爺様の愛情を、ちゃんと感じていたみたいだったってね。

Nanは何時もとても優しかったし、両親も優しかったけれど、何時も自分達がイチャイチャが大事な夫婦だし、仕事が忙しい時だからって！居ないときも多かったそうですものね。Dad達は本当に仲の良いご夫婦なんですってね？

セージ＼うん、“あんなに男と女が愛し合えるものなんだ。夫婦ってそう言うものなんだ！”って思ってたから、俺はそんなに愛せそうな女性は現れなかったら、結婚はしないんじゃぁないかと思ったよ。

ああいう両親が居るのも、場合に寄っては問題だよなぁ～。だからきっと、クランは良い相手を見つけたけれど、マルはバツイチになったし、ミントもなかなか結婚しなかったんじゃぁないかな。

Mrs.Sugar＼マルもミントも、遅い結婚になったけれど、凄く幸せそうで良かったわよね。クランは子供は産めないけれど、夫婦は仲が良いしねぇ。

ずっと友達みたいだし、チーム仲間みたいで爽やか夫婦よね。

セージ＼そうだよね。子供が欲しくなったら、俺の所の養護院から、里子貰ってくれって言ってるんだよ。

でも仕事が、Dadの大きな遺跡調査会専用の医療班で遺跡を回っていたからね。子育てしながらの環境じゃぁないからね。

きっと、ミントとマルがまだ産むんじゃぁないかなぁ～。
ミントなんて、まだまだポコポコ産みそうだろう？　俺は養護院を見るから、沢山子供がいるみたいなもんだから、Sugarが居れば、それでもう他に回す愛はないんだよ。

ほらアニメの『KONAN』の両親が、やたら仲良い設定になっているけれど、西欧の夫婦に近いんじゃぁないの？

セージ＼Sugar when Im with you.I lose track of time.
Youre stuck on my mind.Cause Ill love you.

Mrs.Sugar＼I'd breathe you in every single day.but now you are all I see.
Like to say to you.　But I don't know how.　　　　　

セージ＼I wouldn’t last one night alone baby,I can’t get enough of,

I’m addicted to you,
　　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～💑

とっても大人っぽく、仕事などではえらい事もやっているセージ君ですが、家に帰るとMrs.Sugarには、もう誰にも想像が出来ないくらい、溶けちゃった状態です。

彼が個人的に里子を取ったりして、子育てなんてとんでもないって思っていますし、もし本当に自分の子であっても、一時は義務で大事に育てても、そして愛していたとしてもMrs.Sugarを愛しているほど、子供を愛する事は出来そうに無いと思うのです。

きっと遺伝なのかもしれないですね。セージ君の両親と同じなのだと思うのです。今日もセージ君はMrs.Sugarを見ていて、もう全身どこもかも、どの表情も大好きって思います。

でも相変わらず聞くと、Mrs.Sugarはセージ君の、本など読んでいる時のうつむいた横顔と、瞼や睫毛とか、背中の筋肉とか、本人には見えない所が、一番好きな所だと言うのです。

勿論全部を大好きとは言ってくれるのですけれどね。ちょっと不満が残ります。
そんなものですから、ますますセージ君はMrs.Sugarを好きになってしまうようです。
今日は２人はゴロゴロしながら過ごしましたが、ベッドの位置は前に戻そうという事になりました。

又眠っている時に、セージ君が寝ぼけて夜中に１人でバタバタしても困りますからね。シェルター内の家は月明かりが入らず、かなり真っ暗なのです。