今日はサイクルクラブは3人でお喋りです。

今日はベビーカーのメンテがあると聞いて来たのですが、まだ持ち込まれては居ませんでした。

Dr.マロウはセージ君とエルダー君がいるのを見て、今日は夜勤明けで帰るところだったと、立ち寄ってしばらく皆でお喋りです。

水着を注文した話になり、皆で色々な水着の話になりました。水着を買ったので家では暑いから水着で過ごすと言うリヴェール教授の話に、即皆ノッたのです。

ホームウェアのハーフパンツで過ごすか、水着の方が涼しいのでは？と言う話などをしています。
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Dr.マロウ＼こう暑いと、なんだかだらけるよなぁ～。この中は日陰とか、風がないからか、外みたいな温度ではないのに、慣れてしまうと暑く感じるんだよな。

ま、今夏休みは、新患なしで、療養の人がほとんどだから、やっとみんな夏休みが取れているけれどよ。

来年の事思うと、ブルーな気分になるよな？セージの所は大丈夫かい？

セージ＼うん、もう諦めたみたいだよ。気候も嫌でここの国に来たのに、まさかの一時とは言え、何日か滞在だからね。

せっかくアレルギーもほぼ治ったのに、再発しないと良いんだけれどね。何が嫌かと言うと、暑いのが何よりも嫌だそうだよ。今年の気温は又さらに上がって、４０℃くらいまで上がるらしいよ。ムシムシ暑くて、停電でもあったら地獄だよな。

エルダー＼万が一のテロやその他があるのに、女性まで行くなんてな。ラファエル特別研究員は、顔見知りはSugarさんだから、本当はずっといて欲しいみたいだよな。

秘書代わりに使うつもりじゃぁないのかい？

Dr.マロウ＼まぁ、お茶だけは淹れてほしそうだよ。“なるべくこき使わないように！”ってリヴェール教授は言ったそうだよ。

この国や、大気汚染問題の研究会資金の面では、居て欲しい人ナンバーワンの経済界の大物の人だから、もう人にやってもらって当たり前みたいなんだろうね。

セージ＼リヴェール教授も、小さくても一応国を持っていると、なにかと大変なんだね。経済面も考えないとならないんだよね。

研究所の色々なレンタルとか、その他でまかなえているんだと思うけれど、それだけではないんだよね？

病院もさぁ、会員制の入院患者はあの人だけでなく、希望者も沢山増えているって言うじゃぁない？

最初とは違ってきているだろうから、見直しして整理しないと、時代も会員も変えていかないと、そのあたりは存続は難しいんじゃぁないの？

エルダー＼セージ、お前考え方がなんか違うよなぁ？合理的って言うかさぁ。俺なんて考えたこともなかったよ。

Dr.マロウ＼そりゃぁ、世が世なら、ご領主様だからな、セージは継承した領地の整理をしたんだってな？もう終わったのかい？

セージ＼あぁ、もう継承したときに、俺だけ皆とは違った州の領地をもらったからね。整理するときの手続きもトラブルなしだよ。

残したのはもしもの時の為の、自分が住む家と土地だけで、あとは先祖からずっと暮らして仕事している人たちに、退職金代わりに譲ったんだよ。

それでみな今まで通りに生活できるし、古い町だから、俺の継いだ所はそっくり国の保存指定地区になったから、安全だろうよ。

観光地になっているけれど、のんびりした伝統的な暮らしや、景色をちょっと見るだけ観光地だから、１～２泊するだけの広さだし、ゆっくりしに来る観光客ばかりだからね。多分ずっと荒らされることもないんだよ。

エルダー＼そんな事まで考えたのかい？だって１５歳位で継承なんだろう？

Dr.マロウ＼法律的な色々は、ちゃんと昔からの弁護士が居るから、各家庭で決めたら、それを法的に調整するのも弁護士なんだよ。

若くても家族の中だけでは、その時に継承して、日付抜きで書類は作成するんだよ。可能な年齢になったらそこで、世間一般に通用するように、コントロールするのも、弁護士や遺産管理人の仕事だからね。

そこはやっぱり王室もあり、伝統の国ならはでの秩序、その他が守られている良いところだよ。

セージ＼そうだね。もう俺も２２歳だからね。国際結婚しているから、又万が一の時の問題も手続きはしたよ。だからSugarも結局は俺の国と此処の2重国籍にしてあるんだよ。そうしたら国に戻る事になっても、もう国民で居られる年数経過するからね。

もし、俺何かあって、此処から出るようなことにあったら、その家で暮らしても、ここで暮らしても、Sugarが困らないようにしてあるよ。チェルシーの家で暮らしても良いしね。

エルダー＼そうか、そういう風に考えるようにも、ちゃんと躾けられていたんだね。セージが先に死ぬってこともあるんだからな。

愛する家族ができると、そこまで考えるようになるのかぁ。それが結婚だよね。大体男が残されるより、女が残った方が良いみたいだよ。女は元気だからね。

Dr.マロウ＼まぁ、たぶんセージとしては、特に学んだわけじゃぁないと思っているだろうけれどね。思い立って勝手に自分で考えてやったんだろう？　

誰かに相談したのかい？

セージ＼えっ、相談はしなかったよ。俺長男だし、もう結婚したときにはNanからは、アドバイス受けていたからね。

これからは、今までとは違う世の中になるだろうから、早くに書類関係の事はやるように言われていたんだよ。

だから、墓地の事も俺は、新しく夫婦で一緒に入れるような墓地に建て替えたんだよ。
骨は同じ焼き物の箱に入れるようにもしたんだ。死んだら、本当に夫婦は一緒になれるんだよ。幸い子供が居ないから、２人の事だけ考えればよいしね。

エルダー＼えぇ～そうなんだぁ～。そんな事俺本当に考えたこともなかったぜ。でも急に色々変わったからなぁ～。いやいや、急に一部の人たちが、はっきり数値的にわかってきたって事かな？

一般人はなんとなく感じていても、大気汚染が思っているより酷いって、知らされてはいないからね。

Dr.マロウ＼俺の家も、ささやかながら個人墓地所有しているから、そのうち作り替えようかと思っているんだよ。

いくら手入れしていても、あんまり古いと、もうボロくなってしまうからな。土地は王室から何処も借りているんだよ。

セージの州だけ個人所有だったんじゃぁないかな？でなければ、契約更新の時があるんだよ。王室からの借地なんだよ。

セージ＼ま、偶然丁度良い時にやったかな？本当に偶然なんだけれどね。そこに決めてもらったのは、だってまだSugarと知り合う前の事だからね。

エルダー＼俺もさぁ、来年の事考えて、日本のニュースとか見るようになって、ついでに他の国のニュースなど見るようになっただろう？

アニーとよく話すようになったんだよ。今後どうやって暮らしていくかね。一応もしかして子供が生まれるとしてね。

その子供たちは、今の俺たち以上に、違う環境の中で暮らすんだぜ。ライフスタイルも、変化の多い環境で育てなくてはならないだろうしな。

大気汚染の影響で、どんな子供が生まれるかも解らないだろう？でもさ、最終的にはま、未来の事考えるにしても、子供世代の事までかな？

後は子供世代が、その先を考えられるように、教育するしかないものなぁ～。

Dr.マロウ＼そうだよなぁ～。思っているよりも、科学の発達が速くってよぉ。それをこなすためには、出来るだけ勉強しないと、ならなくなってるから、忙しいよな。

まぁ、ここはそれが苦にはならないで、楽しみでもある人が国民だからね。性格も攻撃的な、荒々しい性格のものは居ないだろう？

最小限人数でまかなえるような、マルチ人間が多いしね。くだらない虐めなどやる者もまず居ないだろうね。

虐める方が、病んでいるんだからね。ほとんどが、一対一での虐めは無いんじゃぁないか？虐める奴が弱虫で、何かコンプレックス持っているんだよ。

虐めている時間は、時間の無駄使いだからね。まだぼんやり何か考えたりしている時間に使った方が断然有効だね。

セージ＼そうだね。その意見に賛成！でもさ、たまたまかもしれないけれど虐めっこ集団のボスだった奴ってさ、大きくなってから出逢ったら、商店とかその他の世界では、結構成功していたりするやつがいない？　

人を使うのが巧かったりして、自分の身は周りに居る奴に守らせて、一人で居るちょっと目立つ個性のあるやつを、虐めるんだよ。

エルダー＼あっ、そうそう、学問の世界に進む人には、虐められっ子は居るかもだけれど、結局１人で好きなことやったりするのが、好きな性格が多いのかな？

天才的に音楽や芸術家など、何かの才能があるとかも、虐められっ子は割合多いね。ちょっと変わっていたり、他人にゴマ擂って生きるのも、潔しとは思わないからね。

Dr.マロウ＼これでも俺は昔は、彫刻家になりたかったんだぜ。バードカービングとかに凝っていて、望遠鏡とカメラもって森に出かけたりしてたんだ。

スケッチしたり、家でカービングやったり、習いにもいっていたんだよ。でも芸術家になるほどのものではなかったから、趣味だったけれどな。

習い事の先の仲間で、あれこれ批評しあったりしていたからなぁ。歩き回って足腰は強いし、結構肉体労働はやっていたよ。

セージ＼でも外科医になったんだ？どことなく似た共通部分があるような、無いようなだよね？

エルダー＼遺伝子的にも環境的にも、突然全く違う世界に進むのは、なりにくいよね。俺の家もたいした家じゃぁないけれど、教師や大学教授やが多いからね。

勉強しながら、仕事するのが普通ってイメージだったなぁ～。スポーツ得意でも、スポーツ選手って言うのは居ないよ。

オリンピック選手の家は親もスポーツ関係の事やっていて、幼い時から親のやること見ていて、その道に入っていく場合が多いものね。

Dr.マロウ＼まぁ、そうだね。深くは考えなかったけれど、何となく仕事は医療関係かな？って思っていたものね。カービングは趣味でさ。

リタイアしたら、又趣味でやれるしね。

エルダー＼（ゴソゴソ）道具箱点検しておかないとな。何時点検や手入れが必要な物が来るかわからないからな？

今日は着ているかと思ったのにさ。まだないからね。こう言う時って突然一度に着るんだよね。

セージ＼そうなんだよ。着ていないって事は、絶対に纏まって一度に着るよ。きっと今皆使っているんだね。

夏休み中も終わるから、却ってベビーカーなどは、その辺り親子で出歩いているとかさ。入院患者も、安定して静養している人が多いって言う事は、車椅子で、病室以外に出かけているとかね。

療養なんて、そこそこの状態なのに、病室にばかりいると、却って病気になりそうだよ。たまには気分転換に違う景色みたいだろう？

エルダー＼違う景色って、どこかに景色が有ったっけ？大体ここに入院して療養何て患者は、家に居たら休めないって環境なんだろう？

気候も良いから、秘書に来たようなものだろう？病院って言うよりサナトリウムだよな。

セージ＼別にさ、凄い景色でなくとも、Cafeの庭とかさ、プランテーションの所とかさ。あれだって、結構ホッとするぜ。

そういえば、夏休み中は理事長や学長達は、野菜やハーブなどをプランテーションで栽培して居るんだよ。

今度の俺の部屋は天窓が割合大きいから、明るいし、壁面を利用して、植物育てているから、特殊な曇りガラスみたいなので出来ているから、人が動いている影は、グリーンの間にシルエットが見えるんだよ。

Dr.マロウ＼それでSugarさんの様子はどうなのかい？今度の家の方がかなり開放感があるんじゃぁないのかい？

セージ＼あぁ、外に出ていくことがなくても、落ち着いているようだよ。まぁ、俺が何時も一緒にいるんだけれどさ。

たまに少しだけ外に行くか聞くけれど、暑いのもあるけれど“行かなくても良いわ”って言うもの。前なら嬉しそうに“行こう(^^♪”って言ってたのにね。

エルダー＼良いのか悪いのか、暑いから部屋でゆっくりが多いものなぁ～。退屈で死ぬかと思ったら、案外そんなことなくのんびり映画ばかり見ているよ。
水着着て、気分はバケーションでね。

一応時間によって、窓から光は入ってくるんだよ。

Dr.マロウ＼あぁ、窓の件は教授が順番にセージの部屋みたいに、緑が感じられる壁面に少しずつ交換しているんだよ。

凄いガラスではないんだけれど、透け感がある素材ができたから、外側は植物で埋められているところが少し広く取れるようになっているんだよ。

セージ＼へぇ～そうなんだ。この中の研究室で開発したのかい？

エルダー＼そうだよ。バイオとかもやっている教室があるんだから、きっとプランテーションのアイディアから、何か開発したんじゃぁないの？

セージ＼あのさ、この間Sugarと話していてね、未来の人間は宇宙にばかり目が行っているけれど、海中の方が費用にしても、資源にしても、メリットが多いんじゃぁないかって話していたんだよ。

で、我が家では宇宙よりも海中海底の都市計画が良いって思って話しているんだ。海中の方が未使用の土地や資源や、汚染物質の浄化に長けていると思うんだよ。

ここのシェルターの球体構造も、もっと改良されたら、そのまま利用できると思うんだけれどなぁ～。

第一いくら深いといっても、宇宙に行くよりもずっと近いしね。もともと海から生命体が生まれたんだから、無理がないと思うんだけれどね。

エルダー＼そう言われればそうだよなぁ～。なんだか昔そんな映画もあったよね。でも宇宙の方が華やかに脚光を浴びちゃったけれどさ。

Dr.マロウ＼夫婦でそんな話しているのかい？愛を囁いてばかりいるわけじゃぁないんだな・笑

セージ＼俺たちは結婚するずっと前から、そうだったよ。愛ばかり囁かされているのは、マロウさんじゃぁないの？

メィスは情熱的って感じだからね。“アモーレ、アモーレだろう？”でもあのメィスが女らしくなったものなぁ～。

エルダー＼そうそう、前は教室の中に女が居るって感じなかったものな？俺かなり色々な女に対応できるはずだけれど、メィスは同士って感じで好きだけれどさ、同じ歳なのになぜか、歳上の同士って気にしかならなかったものね。

今は“女性だったんだ！少しは気を使わなくちゃね。”って思うようになったよ。

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本日も全く取り留めなく、雑談会ですが、楽しい半日を過ごしたのです。来てしまえば楽しい集まりですが、出てくるときにはややお尻が重くなる時があるセージ君でしたが、最近は少し変わってきたのです。

この夏休みに、かなり満足するくらいに、Mrs.Sugarに引っ付いていられたからなのか、少し離れた時間があった方が、また帰宅して逢った時に、新鮮な気持ちで愛を感じるってわかったのです。

でも、泊りがけが平気になったかと言うと、それは別物のようです。