Mrs.Sugarは今日はスカートで又カードゲームです

スカートは暑いと言いながら、Mrs.Sugarは又スカートです。ブラックのチューブのブラは涼しいのですが、セージ君はスカートを出していたので、今日はそれを着たのです。

その日着る服は、セージ君が決めて、出してきます。服はみな、テーラード以外はMrs.Sugarの手作り服です。

セージ君はMrs.Sugarの作った服は、どれも好きなのでその中から、気分で前の晩の寝る前に用意して眠ります。日本人の子供の時のように几帳面です。

　　　　　💑～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～💕

Mrs.Sugar＼ちょっと待ってよぉ～。え～と、今日は私案外頭が、スッキリしているんですからね。最近になくスッキリ気分なのよね。

セージ＼室温の設定を変えたんだよ。少し下げたからね。湿度も下がったはずだよ。何だか怠そうだったからね。

Mrs.Sugar＼あら、そうだったの？　気が付かなかったけれど、起きた時から何だかスッキリしていたと思ったわ。

体の為には、冷やし過ぎないほうが良いって言われたでしょう？　だから、汗はかくほどでは無かったけれど、微妙に体はだるかったものね。

このくらいの方が、私は快適なんだけれど、問題はないのかしらね。

セージ＼体感温度は、各自違うからね。俺も一応今までは、基本設定でいたけれどさ。ちょっと下げた方が快適かなぁ～って思ったんだよ。

だって、でないとSugarはあんまり密着したくないようなんだもの。俺の体温は暑いからね。それで、１.５℃下げたんだ。

だから、スカートにしたんだよ。下半身は女性は、冷やさない方が良いって言うだろう？そのスカートは、俺は好きだしね。

Sugarが動くたびに、シルエットが変わって、女性らしくて良い感じだろう？そういうつもりでSugarは作ったんじゃぁないの？

Mrs.Sugar＼そうよ。エレガントな感じでしょう？でも実際は、家にいるとお行儀悪くなってしまうのよね。でも寒くなるとお行儀良いでしょう？

まさかこんなに暑くなるとは思わなかったしね。昨年偶然このチューブのブラ作ったから、今年は重宝しているわ。

セージ＼そういえばそうだね。もし熱くなったら作るって言っていたんだよね。そうかぁ！
もうそれから１年経ったなんて、本当に環境が急に変わったりもあったからか、早かったよね。

Mrs.Sugar＼そうね！え～と.....うーん此処までかしらぁ。でもちょっと待ってよ！

セージ＼いいよ。どうぞごゆっくり思い出したら！俺待つの平気だからね。

Mrs.Sugar＼あぁ～。。。。αβγ・・・ζηθ・・！もうちょっとで思い出すのにぃ！絵札は勘違いして覚えて仕舞いやすいのよね！

セージ＼そう焦ることはないんだからさ。イラつかないでやったら？思い出し始めたら、次々に思い出して、冴えてくるよ。

Mrs.Sugar＼あぁ、、、、、、、。今どれだったか決めかねているのよ。それが出来たら、又もう少し取れそうなんだからぁ～。

セージ＼Sugarも、変なところ普段とは違って、悔しがるんだからね。人の事は言えないんだけれどさ。

もうさ、そんなに悩むなら、諦めて適当にカードの中から決めたら！

Mrs.Sugar＼だって、３枚候補があるうちの１枚なのよ。もし外したら、この枚数だったら、後は絶対にセージが全部取ってしまうんだもの。

ゲームになると、きっちり情け容赦なく勝つんですものね。案外本当はセージって薄情だったりして.....。あぁ～、やっぱり間違えたわ。絵札なのは合っていたのにぃ.....。これで、私の人生は終わりだわ！

セージ＼又、オーバーな！だって、オマケされたらSugarは嫌だろう？　だから俺は、ちゃんと勝つ時は勝つんだよ。

そうすると、トレーニングするのか、次のゲームの時には前よりも、Sugarは強くなっていたりするだろう？　でもこのゲームだけは、一番苦手なんだよね・笑

Mrs.Sugar＼そうよ。だって面白いじゃぁない？すごく単純なんだけれど、ゲームって考える人は、賢いわよね。

セージはあの旅のゲーム、よく考えたわよね。スタートの時の簡単なのから始まって、慣れたら、売り物になるくらいの、精巧なゲームまで作れるんですもの。

セージ＼あれは時間がかかっているんだよ。もう最初計画したのは、何年もまえだからね。

ただ試験とか勉強とかが忙しかったから、卒業したら完成させようと思っていたんだよ。

Mrs.Sugar＼考えたら、セージも呑気よね？試験の合間にゲームの事考えたりしていたなんてね！

大学院生なんて、もう卒業が見えてきているのに、勉強漬けが辛くて、ドロップアウトしちゃう人が、少なくないって言うのにね。

セージ＼俺だって、少しは疲れて来たときはあったよ。だから、気分転換にゲームの事やったりしたんだよ。

それにSugarがいてくれたから、ドロップアウトすることは無かったんだよ。

ゲームはギャンブルなんだから、潔くあきらめも肝心だよ。おやま、俺もこれはあまりとれなかったな。まだ残っているからSugarが上りかもだよ。

Mrs.Sugar＼解っているわよ。え～と、気分が変わったから、え～と、これかな？　あっ、当たりぃ(^^♪　え～と、それでこれとこれでしょう。

セージ＼ほらね。絶対はないんだけれど、迷わないで勢いでやった方が、巧く行ったりするんだよ。

Mrs.Sugar＼ふぅ、ここまでね。ほら何となく覚えていたのは、終わったわ。セージはこれで有利になったのよね。

このくらい残っているなら、もう後はセージが全部取ってしまうわよね。

セージ＼別に決まった訳じゃぁないだろう？やってみないとね。

Mrs.Sugar＼いいわ、もう負けたにしても、今日は結構沢山取れたからね。あとはセージが取っても思い残す事はないわ。

セージ＼なんだよその言い方って、明日にでも死んでしまいそうな言い方するんだからね。やめてくれよ。

Mrs.Sugar＼よいしょっと！ちょっとお行儀悪い格好になるけれど、足がしびれてきたからね。私日本人でも、正座などは出来ないのよ。

だから着物なんて、２回しか着た事ないわ。正座しなくてはならないときはフレァスカートで行って、足かくして、崩して座っていたわ・笑

セージ＼いいんじゃぁない？今は家の中なんだから、好きな恰好すればね。じゃぁ俺残りをやるからね。そんな恨めしそうな目で見るなよ。

なんだかやりにくいだろう。

Mrs.Sugar＼いいえ、気になさらずにどうぞ！もう私は満足するだけ取ったから、負けても、悔いはないわ。

セージ＼まったく、このゲームに関しては、やりたがるくせに、Sugarは変に、いじけっぽくなるんだからね。

で、ならやめるかと思うと、やりたがるしさ！　これだけは変わってるね。

Mrs.Sugar＼そうよ！私変わっているのよ。嫌な性格しているんだからね。知らなかったの？

セージ＼多分知っていたんだと思うよ。だってさ、俺は誰もが良い人だなんて言うだけの人には、魅力感じないんだ。

もちろん、嫌いな人ではないけれどさ！でも大好きで、何時も側に居たいなんて感じたのは、きっと見たきりのSugarではないところを、感じたんだと思うよ。

はい、悪いね。終了しちゃった。

Mrs.Sugar＼やっぱり思った通りでしょう？　ねぇ、その言い方、まるで私って２重人格みたいじゃぁない？

外面が良い八方美人みたいに感じるわ。でもま、多少は営業用の顔して、Cafeはやっているけれどね。

シャノには、愛想がないって言われたけれどね。でもお茶を淹れたりする時は、愛情込めて、美味しく飲んでもらおうって思うわよ。

Mrs.Sugar＼でも、セージがアルバイトに来てくれて、助かったのよ。ミントがあの時、セージに“ちょっと手伝っていってよ”って言ってくれてね。

重かったり大変で、手を付けずに置いておいた事やってくれたからね。まとめて、工務店さんにでも頼もうかと思っておいたことなのよ。

セージ＼俺も次の日には帰国するつもりだったんだよね。本当に何にも無い国なのに“ミントがよく居残ったなぁ～”って思ったもの。

でも、手伝った後にSugarがお茶入れてくれて、ビスケット食べておしゃべりして居たら、なんだか凄く楽しく感じてさ。

で、ミントが“暇ならしばらくアルバイトしていってよ”っていう話に、ふと乗ってしまったんだよね。結局、夏休み中ずっとやる事になったんだよね。

ミントから“珍しくセージは、Sugarととても楽しそうに話しているのね。何話すことがそんなにあるの？”って聞かれたくらいだったよ。

何話したかなんて言うほどの話を、した訳じゃぁなかったんだよね。Sugarはあの時は一人でやっていて、ミントは大学院が終わるとCafeにやってきたから、ほとんど仕事は、俺と２人でやっていたのかな？

頼まれたものを自転車で届けたり、材料を飛行場まで取りに行ったりで、あとは適当にぶらぶらしていたんだけれど、妙に楽しくてさ。

此処の大学を受験するのも悪くないかも？って願書もらって、帰ったんだよね。ただそれだけだったけれど、初めてアルバイトしたって言ったら、家族に笑われたよ。

　　　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～💑

今日もゲームの間や、お茶を飲みながら、他愛のない２人にとって、出会った時の思い出話などしながら、又とんでもない飛躍した話をしながら、穏やかな１日を過ごしたのです。

セージ君が希望する、退屈なくらい穏やかで暇な休日が今日も、過ごせました。今日こそMrs.Sugarにからかわれて、返答に困るような、意地悪な事も言われず何となく１日が終わったと言う日になりました。

きっと日本人には、考えられない無駄な時間の過ごし方ですが、セージ君などからしたら、当たり前の一番贅沢な休日の過ごし方なのです。

こんな風に時間を使う暮らしが、とっても大事だと思えるのは、多くの西欧人の考え方のようです。

特にセージ君のような、古い家柄の人間特有の、意外につましいけれど、最もポッシュな暮らし方です。

お金では買えない物を持つ贅沢さですね。やっとMrs.Sugarにも、こんな時間を過ごすのに慣れてきました。

今では“上天気だから洗濯しなくちゃぁ～”などと、全く思わなくなりましたしね。