アルフィ君がサイクルクラブに直訴にやってきました...。

今日はサイクルクラブにセージ君が行くと、Dr.ターナーが何時もの仮眠台で眠っていました。

エルダー君も来ていて、起こさないように静かにしていたのですが、少ししたらアルフィー君とDr.マロウがやってきたので、Dr.ターナーは起き出しました。

アルフィー君はユニホームで来たので、作業をやっていたのでしょう。

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Dr.マロウ＼まぁ、そうカッカしないで、気楽に話せよな。

アルフィー＼う～ん、だってさぁ、俺はそんなに気短な性格では無いと思うんだぜ。

でも、絶対にあの雰囲気は、きっとストレスで病気になって死んでしまうよ。

Dr.マロウ＼別にいじめられた訳ではないだろう？

アルフィー＼だいたいさ、虐められたんじゃぁなくても、なんだか皆まとまりが無くて見ているだけで、凄く疲れてしまうんだよ。

もっとニコニコ出来ないのかなぁ～？朝の挨拶もニコニコ挨拶すると、一応挨拶は返してくれるんだけれど、それから先の言葉が出ない雰囲気なんだぜ！

その雰囲気が俺が居るのは、全く目に入っていないみたいで、同じ教室仲間とは思えないんだよ。だからって、ジロジロみられるのも嫌なんだけれどさぁ～。

セージ＼ジョルジュさんも居るだろう？何も声をかけてくれないのかい？そう言えば皆個性的な性格の人ばかりだよなぁ～。

エルダー＼『メディカルシステム工学生体医用システム工学ヘリオット教室』になったんだよなぁ～。

大体がさ、物理とか医療ロボットとかを、主に研究していた人達だからねぇ。それが好きな性格の人達だもんなぁ。

セージ＼アルフィー君はとても明るい性格だからさぁ。君が重苦しい雰囲気を打破したらよいんじゃぁないのかい？

個人的に話したりすると、リーゼさん以外は話した事が有るけれど、皆愛想はないけれど親切だし、悪く無いと思うけれどなぁ？

ちょっと年齢は離れて居るけれど、ハンスさんが一番話しやすいかもだよ。

ジョルジュさんが歳は一番近いけれど、無口な人だし、やたらに真面目だからね。静かで公平な人だよ。

エルダー＼確かに、直ぐには親しくなれる雰囲気じゃぁないかもしれないけれどね。

Dr.ターナー＼よぉ～、皆さんお揃いで朝から元気が良いなぁ～。ふぁぁ～...。

セージ＼人の事言えないけれど、ターナー先輩って、何処でも眠れるんだね。それも直ぐに眠れるんだよね。それって才能だね。

Dr.マロウ＼医者は、とにかく眠れるときは寝る。食べられるときは、腹が減って居なくても何か食べるだよ。

そしてさらに最近は、ストレッチなどして、体を動かして置くもだよ。

エルダー＼そうかぁ、緊急自体が起きたら、寝る時間もないし、食べる時間もないんだよね。可愛そう。体力が無いとやってられないね。

今回自分が怪我して入院して、初めて医療現場に入ってみたけれど、凄いよな！

アルフィー＼そうなんだよ。以前見学した事あるけれど、オペは予定通りのオペは、結構音楽かけながらやっていたりするけれどね。

緊急は又、まるっきり違うんだよな。検査技師もアレンさんなんて、オペ室に行くのは、その場での検査が色々あるって解ったんだ。

Dr.ターナー＼特別オペ室と病室がスタートしたから、今までみたいとは違ってその場で即検査しなくてはならないからね。

そう言うのは、最先端医療を使うし、もし災害などで停電になっても、即効検査出来る何かを考えなくてはな。

アルフィー＼なぁ、それは俺もわかっているんだよ。だからぁ、それを今の物理教室でなく、ターナー教室でやらせてもらえないのかなぁ～。

色々な人が入る候補に挙がっていて、１日ずつ出勤してみて、巧く協力してやっていけるスタッフに決めるってアレンに聞いたんだよ。

Dr.マロウ＼こいつめ！それで、俺を見つけてくっ付いてこようって飛んできたんだな？

エルダー＼一応マナーを知っているんだね・笑

セージ＼可愛い～ぃ！Ahahaha、、、、。Dr.ターナー＼それは、まぁ今チャンスかもしれないけれどよぉ。お前は何を研究しようと思って居るんだい？　

俺の所は何でも屋みたいなもんなんだぜ。結構細々した事をやっている地味な研究室だし、専門の事ばかりでなく、必要な時には専門外でも手伝わなくちゃぁならないしな。

Dr.マロウ＼そうだよなぁ、メンテナンスもやるし、本当に縁の下の力持ちで、地味な教室だよなぁ～。

素晴らしいのは、全くの０から何かを思いついて、最初の一歩をやり始める所だよ。でも、基本の部分が出来上がったら、もうそこで資料その他ワンセットで、提出して仕舞うんだぜ。

そこから先の仕上げは、上級研究員がちゃんとした物にして、事務局は即特許提出してしまうんだよ。

ご褒美はプレートに名前を刻まれて、研究所の玄関の壁の一部にはめ込まれるだけで、誰も観ないし名前さえ知られないんだぜ。

アルフィー＼知っているよ。いいんだよ。俺は楽しい雰囲気の中で、仕事がしたいんだよ。

検査関係は一応やっと覚えたから、オペ室や救命救急でも使える、小型の検査キットとかの研究をするって事でさ。

一応候補の中に入れてくれよ。駄目だったら、諦めるからさぁ・・・。

セージ＼いれてやったら？

エルダー＼何でも試してみないと解らないからね。

Dr.ターナー＼ま、入れてやるか、外から見ているほど楽ではないからな。ただ元の性格がおめでたいのか、暗くならないだけでよ。

若いのばかりだからかもしれないけれど、偶然お気楽な連中が集まったのかな？

セージ＼俺の事じゃぁないからね。他の皆がだからね。

エルダー＼俺でも無いからな。やっぱりそう言うのは、責任者の性格が影響するんじゃぁないのかい？

Dr.ターナー＼おいおい、責任者って言ったら俺の事かよ。俺はお気楽か？そう言われると、俺は自分がどんな性格しているか、考えた事無かったような気がするぜ。

皆自分は、どんな性格か考えた事ってあるかい？　俺は結構我儘で、好き嫌いはあからさまには見せないけれど、ハッキリしているなぁ。

良く褒めて人を使えって言うけれど、褒められないのに、褒めることは出来ないしなぁ。

Dr.マロウ＼俺はそれ以上に、不器用だからな。良く俺達が外科チームになって、オペが巧く行くようになったよな？

凄い麻酔医のリンデンと出会ったのが良かったんだよな。あいつは凄い麻酔医なんだよな！　しかし、奴は何時もニコニコしてはいるけれど、仕事以外は何考えて居るのやら・・・
かなり、気ままに暮らしているようだしなぁ～。でも、日頃は外来のペインクリニックで、人とは接しているものな。

セージ＼でも、一応難しいオペが出来る『ゴールデントライアングル』って言われて、海外からも呼ばれる時があるって聞いたよ。

Dr.ターナー＼だから、一応なんだよ。

Dr.マロウ＼そうそう、たまたま波長が合って、３人で組むと実力以上の成果が得られるんだよ。

時短オペになるから、患者への負担も少ないって解ってな！だから、セージ達の治療法を研究しだしたんだよ。

リンデンは針麻酔にも興味持って、勉強に行ったりしていたしな。気が付いたらあっという間に３０歳過ぎていたよ。

アルフィー＼そう言う人の側で仕事出来たら、最高じゃぁないか！お願いします。俺も候補に入れてください。

Dr.ターナー＼判ったよ。それじゃぁ、順番決めたら教えるし、エリオットが責任者で、よかったな。

あいつになら、言いやすいからな。一応断っておくよ。

Dr.マロウ＼アルフィー君交渉して良かったなぁ～。何でもダメもとで言って見るもんだよ。

君は苦手かもしれないけれど、プロジェクトTOPのエリオットは、ターナーの従兄なんだよ。

もし決まったら、我儘が効く相手なんだ。決まらなかったら諦めるんだな。

セージ＼じゃぁ、予定組んで動き出す前に決まると良いね。たまたまだけれど、俺やエルダーとは何度も話して居るしね。

でも、俺達は大人気ないから、結構はっきり言うからね。本当は俺は一番年下だから、皆の言う事を聞かないといけないのかもしれないけれどね。

それに最初から今みたいな雰囲気では無かったんだよ。

エルダー＼ま、大学時代から、たまたまセージとは話をすることがあって、唯一男で親しく話したのは、セージかな？

俺は見た目が女っぽいから、男は話しづらいんだと思うよ。

Dr.ターナー＼ま、期待しないで待っていろよ。今日は来ていないけれど、アレンが聞いたら、たまげるだろうな。

たまたまアレンにくっ付いて、此処に来なかったら、俺達と個人的に、話することはなかっただろうからな。

セージ達は同じくらいの年齢だから、雑貨屋で顔を合わせて居たら、話くらいはするようになったかもだけれどな。

エルダー＼俺は用が無いかぎり、話しかける方じゃぁなかったからな。

セージ＼エルダーは、女は別だけれどね・笑　俺とだって、もともとはCafeの今着ている縞々ブルゾンを、エルダーが“欲しい”って言う事がきっかけで、話す事になったんだよな。

エルダー＼そうだよ。イリスが着ていたブルゾンが気に入って、何処で買ったのか聞いたのが始まりだよ。

イリスは試作品を“メィスとぺァで着るのは、嫌だからもう着ない”って言ったんだよ。“着ないならそのブルゾンでも良いから！”ってね。

そうしたら、すごく安く譲ってもらったんだよ。メィスは“気にしない”って言うから、俺も気にしなかったけれど、暫くはカップルかと思われたんだよな。

セージ＼そうそう、それで当時、エルダーが付き合っていた５人の女性達から、メィスは呼び出されたんだよ。

“アンタ、エルダーとどう言う関係なの？”って責められたって言っていたんだよね・笑　本当に女心って解んないよなぁ～。

その５人なら、同時にエルダーが付き合っていても、誰も文句言わないって言うのにさ・・・

Dr.ターナー＼だからな、一人が楽で良いんだよ。俺は包容力もないし、もう自分１人の面倒見るだけで、精一杯だからな。

それに特に気になる女も居ないしな。

セージ＼あのさぁ、ターナ先輩、気になっている事、聞いても良いかい？くだらない好奇心なんだけれどさ。

Dr.ターナー＼何だよ。急にお前とんでもない事聞いて来たりするからな？別に此処には聞かれたら困る奴は居ないから、何だよ？

セージ＼ターナー先輩から、恋話って聞いたことないけれど、若い時付き合ったガールフレンドっていないの？

Dr.ターナー＼お前馬鹿にするなよ！って威張るほどの事はないんだけれどな。そうだなぁ、大学入るころ暫く付き合った子は居たけれど、勉強や実習等が多くて、逢う時間がどんどん減ったら、自然消滅したかな？

一応話し合って別れたけれどな。まだ将来の事等考えるほど、気持ちも煮詰まっていた訳じゃぁなかったからな。年中相手の事考えてもいなかったしなぁ～。

セージ＼でもさ、モデルだったローズさんも、ターナー先輩と付き合っていたんじゃぁないの？

駄目になったにしても、何年ぶりかで戻ってきたのは、ターナー先輩と元に戻りたくて戻ってきたのを、先輩が断わったのかと思ったよ。

Dr.ターナー＼あぁ、あれか。Sugarさんとマダムシャノアールが、直ぐ側に居たの気が付かなかったんだよなぁ。

でも、他の人でなくて良かったよ。あれはよくある話で、パーティで俺が飲み過ぎて、酔っぱらって気が付いたら、彼女が俺の部屋にいたんだよ。

行きがかり上お姉様が手ほどきしてくれて、帰ってもらったんだ・笑

その後２回くらい部屋に勝手に来ているから、付き合っただけなんだよ。それきり断ったからな。部屋も鍵かけることにしたしね。

まぁ彼女はセクシーで魅力的な、年上の女性だったからな。ガールフレンドとか、特別に付き合う気は無かったんだよ。

彼女も了解のはずなんだけれどな。何年ぶりかで突然現れたので、ちょっと驚いたけれどね。

エルダー＼Ahahaha、、、ターナーも一応若い男だったからね。トラブらなくて良かったよな。女性も怖いからなぁ～。

それに部屋の鍵かけないのは、今でも年中だろう？用心悪いよね。

俺は結婚したら、妻のアニーが怖いけれどね。怖い女はアニーが初めてかな。

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思わぬ話も出ましたが、飛び入りでアルフィー君が立候補してきました。それもまぁ、今月中に全て治まるでしょう。試験日も終わったら、もう本当にすべてが一段落でしょうかね。試験も今月中に終わらせる予定だと知らせてきました。
あと一息で、何時も通りの暮らしに戻れるでしょう。セージ君も、ごく親しく付き合っているDr.ターナーですが、何でまったく女っ気がないのか不思議だったのです。

異性には興味のない、性癖なのか、でもそんな感じでも無い気がして、時々気になったのは、メィスの事があったからでした。どうしたら、あんなに理性的に対応できるのか、尊敬すらしていたのです。凄く魅力的で憧れている女性は沢山いるのです。

でも誰も告白さえできずに、遠巻きして憧れているだけで、隙が無いテクニックを教わりたいと思っているのです。過去にセージ君は迫られて、困った経験があるので、是非クリアしたいテクニックなので、今日は話しついでに疑問点をまず聞いてみました。