手入れと組み立て作業を始めました♪

今日はセージ君はサイクルルームにやってくると、暫くボンヤリ座っていましたが、間もなく作業に取り掛かりました。　ボンヤリして見えたのは、手順を考えていたようでした。
順序良く塗装して、乾かしている間に、磨くものは磨いたりして・・・ラジオで音楽を聴きながら、取り掛かると彼の手は魔法の手のように滑らかに、スピーディに、丁寧かつ慎重に動くようです。

Mrs.Sugarが言うように、空を眺めながら、ボンヤリしてばかりいるのが好きなだけでは無い様です・笑
Mrs.Sugarは“よく言えば『He meditates』かもしれないわ！”と言うのですが、確かにボンヤリ頭を空っぽもあるでしょうが、実際は色々と考え事をしている事も多いのです。

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セージ《さぁて、やる時は手順欲手早くやらないと、綺麗に仕上がらないからねぇ～。Put your open ...... let them shut ♪ For they're ...... together, oh 🎶～♬♪

セージ《 With your body next to........will beat as one ♪

セージ《これはこの間ペイントだけ済ましに来て、終わらせて良かったよ。でないとなかなか取り掛かれないからね。ターナー先輩に、換気扇止めてくれるように頼んだけれど、部屋が臭かったって言われちゃったけれど！少しは仕方が無いんだよなぁ～。

セージ《それでも、速乾性塗料でやったんだけれど、臭いってなかなか取れないからね！そう言うターナー先輩だって、病院の臭いがするんだからね。本人は気がつかないだろうけれどさ。

エルダー《おはよぉ～。セージ早いなぁ～。もう組み立てに入るのかい？　俺最初から見たかったんだけれどなぁ～。何だかこの部屋臭いよな！　あっ、塗料の臭いか！

セージ《そうだよ。塗装だけはなるべく人が居ない方がよいし、この間夕方帰りがけにしてしまったんだよ。
速乾性塗料だけれど、重ね塗りしたから、日にちかけて乾かしておいた方が臭くないからね。換気扇回したんだけれど、部屋の臭いは暫く臭いかもね！

エルダー《そう言えばさ、俺自転車注文したんだぜ、ターナーさんも同じので良いから頼んでくれ!って言うからさ！
それでね、何だか判らないけれど、きっと入り用に成るからって、同じもの全部で５組頼んだんだぜ。

そしたらね、メーカの人から折り返し連絡があってさ、“もしかしたらあなたはセージ・ヘンリー・チャーチル氏の知り合いですか？”って言うから、友達だって言ったんだよ。送り先はこの部屋だから大学の名前だしね。

台帳見たら、この組み合わせで６年前くらいにセージが買ったキットだって言うんで、値引きしてくれてさ、“彼は元気ですか？”って聞くから、目茶目茶元気だって言っておいたよ。“宜しくお伝えください”だってさ。

何だかセージに、自転車作りを教えた人みたいだったよ。
自転車も元気に今手入れ中だって伝えておいたよ。

セージ《へぇ～流石に職人だよなぁ～そんな前のこと覚えていたんだ？でも安くしてくれて良かったじゃぁないか。

結構な値段になっただろうからね。でもなんでそんな台数頼んだのかなぁ？３台余分だろう？

エルダー《入会する奴の為じゃぁないの？その都度購入も今は輸入するのもチェックとか煩いだろうからね。リハビリに使うのかもだしね。
一度で済むだろう。そこはさ、ターナーさんは大雑把だから・笑

セージ《まぁね。そういうエルダーも見た目とは違って、最近は地が出て来たのか、かなり大雑把な所が目だってきたよなぁ？　こんな風に付き合う前は“偉く神経質そうな秀才タイプなのに、プレィボーイかよ！”って思っていたんだけれどさぁ～。

エルダー《それはお互い様だろう？俺だって最初はセージは、何も出来ない“穏やかでおっとりした、お坊ちゃま”にしか見えなかったよ。

まぁ、入学出来たから、そこそこの学力などはあるんだろうけれど、メンタル力が弱くて、辛くてドロップアウトする組じゃぁないかって思ったもんね。

２/３はドロップアウトして卒業目前に転出していくって話だったしさ。大学院に進むのは１/３も居ないって聞いていたよ。見た目はイリスのほうが男っぽくて、出来そうに見えるからな・Ahahaha、、、、反対だったね。

セージ《でも当たりだよ。大体俺はそうだったんだよ。目的が目の前に存在していたから、やり遂げられたんだよ。それも本当に手の届く所に居てさ。

絶対この心地よい人の側に居たいって思ったからね。アルバイトしてたから、時間に追われていて、何も余計な事考えたり孤独感なんてまるっきり感じなかったよ。

エルダー《そうだよなぁ～ドロップアウトして行った奴らだって、勉強が駄目なんでなくて、孤独感に耐えられなくて、卒業目前なのに、つぶれちゃうんだっていうからね。
特に大卒で出て行く組でなく、研究員狙って大学院までって言う奴が、こぼれていってしまったみたいだよ。

セージ《そうなんだ。じゃぁイリスは思っている以上に、結構賢かったんだね。
俺やメィスが居たし、問題も起したけれど幼馴染のアニー達が、遅れて何故かアートカレッジの方に入学してきたから、孤独感は無かったかもね。

第一あいつ頭が良いし、趣味が勉強と読書だからなぁ～。

エルダー《後は意外と、女好きってことかな・笑　でも年齢的に女好きか男好きかが普通かな？じゃないの。ラテン民族だしね。ロンドンで育ったから、多少抑え目だろうけれどね。

巧い事ガールフレンドが出来た奴は残っているみたいだから、少々の慰めでもあればドロップアウトしないで済んだんだろうね。

後は大学だけで、クラブ活動を楽しめた奴は、ストレス解消できるものなぁ～。辛くなったのは、クソ真面目な男がみたいで、女は数人しかこぼれなかったみたいだよ。

セージ《で、エルダーはガールフレンドをあれこれとコレクションしていたんだね？よく集めたよ。それも皆とびっきりのセクシーな美人ばかりだって聞いたよ。

エルダー《俺が探し出したわけじゃぁないんだよ。皆図書館で出会った、医学部の学生ばかりだよ。だから結構割り切って考えられるんじゃないかな？

まったくトラブルは無く、特定な人を選ぶ暇ないから、まぁ好みで良いかな？って言う人にしたら、５人いたんだよ。まるでカレンダーだよな・笑

全員週末は自分の時間にって思っているから、週２日はゆっくり過せたし、俺としては快適だったぜ。

セージ《さぁて、俺はもうランチの時間近いから、CafeにSugar迎えに行って帰るよ。エルダーは？

エルダー《俺もセージの真似して、アニーはCafeに行くって言ってたから、迎えに行くよ。こう言う事はした事ないから、セージの真似しておくよ。

あっ、巧いコーヒーとか有ったりしたら、嬉しいんだけれどね。

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ミント《ちょっとこういう時間、懐かしいわね♪昔に戻ったようでね！今日はシャノアールが居ないけれど。

Mrs.Sugar《シャノは来週から来るっていっていたわ。今日はどうしても都合がつかないらしいのよね。

アニー《最初はポプリさんとミントと３人でやっていたの？

ポプリ《最初はSugarちゃん１人で、のんびりやっていたのよ。私は見学がてら一寸遅れて、最初はアートの方で一般教養の講師のお話が有ってきていたのよ。

それで、少し講師をやっていて、ここの以前の小さなお店を見つけて、すっかり気に入って♪　お茶とハーブビスケットが美味しくてね。前後してミントが店を手伝い始めたのよね。綺麗なお嬢さんで、吃驚しましたわ。

ミント《私は隅の棚に置いてあるニットが凄く良くて、Sugarの雰囲気が気に入って、お茶飲みに来て、しばらくして、ここで私も内職手伝うようになったのよ。でも話して居るの聞いて、がらが悪くて驚いたんじゃぁないの・笑

Mrs.Sugar《まぁ、２人とも楽しい人達でしたからね。そしてこむぎさんが遊びに来て“此処に来たい”って言い出して！まぁ、まだ条件が緩かったから、暫く居たらって言う事でね。彼女達はもう今年で、延長ももう出来ないで、滞在期間は切れちゃうはずよ。

後半年ごとだったかしら、延長できるけれど、それも３年で終了するから、帰国するんじゃぁないかしら？

私を当てにしていたようだけれど、結婚しちゃったからね・笑

サフラン夫人《でもSugarさん良かったじゃぁ無いですか...お幸せなら、本当に愛し合って暮らす夫婦がどんなものか判ったのなら......

アニー《セージもね。皆セージは恋なんてしないんじゃぁないかと思っていたわ。彼の理想どおりの女性なんて、絶対に居ないと思ったものね。

なんにでも注文が多すぎなのよ！自分でも判っている様ですから、本気で愛する人は、現れないんじゃぁないかって思っていたわ。

ポプリ《あらっ、どんな理想だっていっていたの？

アニー《具体的にこういう人とは言わなかったけれど、他の欲しい物にしても、注文が多いから、手に入りにくいから無欲なんだって、判っていたみたいよ。代わりにが無いのよね。
女の子も同じで、付き合ったガールフレンド居ても、長続きしないで分かれた理由が、実に些細な事なのよ。ガールフレンドって位置が付かない内に別れちゃって！

でもそれが彼の嫌な事だったんだから、もうそんな都合の良い人は居ないってことよ
ね。容姿は良い子ばかりだから、不満の原因は内面的なものだったり、ちょっとしたしぐさが嫌なんですからね。そうなると結構冷たくそれっきりなのよ。

“その気が無いのに期待させる方が、良くないからね”って、それって優しいのかなぁ？

セージ《こんにちわ！Sugar、もう直ぐ帰る時間だろう？一緒に帰ろうと思って迎えに来たよ。今日はエルダーもアニーを迎えに行くって、一緒なんだ。

Mrs.Sugar《あらっ、そう？じゃぁお茶でも飲んだら帰る？

エルダー《それが理想だったんだよな！アニー俺達の飲むお茶がある？そうしたら、お茶飲んだら俺達も帰ろう。

アニー《あらぁ～、エルダーが迎えに来てくれるなんて、思っても居なかったわ。珍しい事よね。嬉しいわぁ～❤お茶はあるわよ。

Mrs.Sugar《今日は早く終わったのね。大分進んだのかしら？

セージ《あぁ、かなりね。ヒソヒソ（Sugar、Because there is you, I can feel the joy of being alive.）

Mrs.Sugar《アニーもエルダー君が迎えに来てくれてよかったじゃぁない♪　

セージ《エルダーはさ、俺達と張り合っているんだよきっと！アニーの髪の色に恋しちゃったんだと思うよ。

いつもさ、さりげなくだけれど絶対に触っているものね。確かに見事な色だからね。スタイルも抜群だしさ！

エルダー《何だよ。厭らしい奴だなぁ～。しっかり見ているよ。あぁそうだよ。アニーの髪の毛は今まで触った事がないくらい滑々で、色が最高なんだよね。

本人は気にしているけれど、ソバカスもチャームポイントだしね。

アニー《やだ～、ソバカスも髪の色も私はコンプレックスなのよ。ソバカスは最近薄くなって♪　髪の色はブロンドとか、ブルネットだったら良かったのにって思うわ。エルダーだけよ気に入ってくれたのは...。

サフラン夫人《まぁそんなものですわよ。人より優れている所が、本人は気に入らなかったりね。無い物ねだりって誰でもありますものね。

ミント《そうそう、誰でもコンプレックスはあるものよ。完璧な人なんて、居ないものね。本当はある程度の年齢になったら、自分で自分を自分好みにデザイン出来たら良いんですれどね。

ポプリ《本当ですわ。でもそうではないから、色々努力するのでしょうけれでどね。年齢なりに素敵で居られたら、理想ですわよね。
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お茶を飲み終わったら、２カップルは帰って行きました。準備はMrs.Sugarとアニーが早く来てやってくれたので、残りの３人は後片付けと言う事になったようです。Mrs.Sugar達は暫く一緒の道ですが、間もなく左右に分かれて帰ります。今日はセージ君もMrs.Sugarも満足な１日でした。

セージ君は朝判れぎわが、寂しくて嫌なようですが、それ以外は楽しく過せたようで“一寸だけこのようにそれぞれの休日を取るのも良いのかも！”と思ったようです。　
大好きな趣味の１つの自転車ですからね。それも気が合う仲間が一緒ですからね。