ブティックは急ぎのドレスが・・・

は数日前に急ぎで頼まれたドレス２着をMrs.Sugarは大至急デザインして、布その他の準備を済ませて、プラスもう１枚自分用のドレスを作りました。

今日は最終仕上げをして、試着してみて良いようでしたら、お渡しできます。
無理を承知で、頼んできたので、どうしても必要だったのでしょう。駄目なら諦めてショッピングセンター内の、洋品店と言うかブティックに有るものを、見に行くしかないと言って居たのを、引き受けたのです。

お客さんはMrs.サフランの双子の姪御さん。エルダー君の従姉妹です。
アートカレッジで、講師の先生がイタリアから来る有名デザイナーだそうで、歓送迎会があるのだそうです。アニーも知っているデザイナーさんなので、声が掛かっているので、出席だそうです。

ミントさんとしては、ブティックの名にかけても、引き受けたい仕事の様なので、Mrs.Sugarも協力する事にしたのです。

ミントさんはパタンナーとしてはかなりの腕利きなので、デザインと素材さえ決めれば、とてもカッコよい仕上がりの型紙を作ります。

アニー＆マグノリアさんは優秀なお針子さんです。バニラさんも今回は協力して、ボタン付けやその他の手作業を真面目に協力しました。皆で手分けして作業です。

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ミント《これで今日の夕方には、お渡しできそうだわね。良かったわ。出来なければ、明日もやらなくてはですものね。

アニー《本当に、何とかちょっと余裕持って渡せるわね。　私はこのSugarさんのドレス試着させてもらっているしね♪　素敵だわこのドレス。私も真似して作らせてもらって良いかしら？

色も、デザインのローウェストなのも、スタイリッシュで凄く良い感じだわ。

Mrs.Sugar《ちょっと良いでしょう？　着る人に寄ったら、色々な感じで着られるわ。可愛い服着る歳じゃぁないんだけれど、ちょっとアニーが着ているから可愛く見えるわね🎶

楽しんでみたいのでグレィに黒のレース付けてみたのよ。

ミント《このベージュのワンピースも、レースの襟が素敵よ。Sugarの好きなスタイルよね。

アニー《このレースの下着も良いわぁ～。セパレーツにしてあるのね？これなら下着の線が目立たないものね。

Mrs.Sugar《そうよ。でも、私の好きなホルターネックのドレスの時などはね、体にピッタリした服ですし、フロントは首まで覆っている分、背中の方は大きく開けてあるでしょう？

だから、あれは実は何も下着は無しで、直に着た方がシルエットが綺麗なのよ。

ミント《Sugarったら、時々凄く大胆なファッションの服を作るからね・笑　でもあのドレスSugarは良く似合っているわよ。本当に元プレィガールって言うのが判るわ(^^♪

Mrs.Sugar《いやぁねぇ～Ahahaha、、、冗談よ！もう私は平凡なオバサンでしかないわよ。エレガントに歳を重ねたかったんだけれど、気だけが若いオバサンになってしまったわ。でも野次馬根性だけは衰えなくてね(´∇｀)ｹﾗｹﾗ　

だから若いセージと過すのは楽しい毎日よ。考えたらセージも、良く私と付き合う気になったわよねぇ～。セージも変わっているわよねぇ～。

私は何時も優しくしてくれるし、とても幸せですけれどね。

ミント《Sugarも歳の差を気に成るときがあるの？こむぎさん達は少しでも若く見えるように、年中気にしている見たいだけれど、Sugarは滅多に気にはしていないでしょう？

アニー《そうよ。見た目も、話していても、普通は皆あんまり何歳だから、どうしなくちゃぁならないとか思わないわよ。日頃話していて、年の差の事を感じる時などあるの？

エルダーと何時も“本当は少しは言葉使いとか、気をつけないといけないかもだけれど、プライベートな時は友達と話している気分で話してしまうのよね”ってね。

エルダーは、余り馴れ馴れしく話さないようにしないと、セージが目つきが悪くなるからってね・ｸｽｸｽ

Mrs.Sugar《あらっ、セージはそんな事言うの？第一男性は外で自分の妻の話は出ないでしょう？私はね本当に自分の歳忘れちゃうのよ。ボケたのかしら？

ミント《大丈夫ちょいボケは元々じゃない。Sugarの事やセージの事は、チョクチョク話題に出やすいわよ。だってSugar達って、面白い夫婦じゃぁないの。

アニー《そうそう、２人とも似たもので、拘り屋でしょう？笑　話題ネタにするにも良いのよ。いいじゃぁないの明るい話題が殆どなんですからね。

誰でもが知っていて、笑える話の元になるんですからね。ねぇ、このレースのペティコートみたいなニカズ良いわね。

Mrs.Sugar《そう？“それが欲しいんですけれど！”ってプールで言われたのよ。ドレスは出来た？じゃぁちょっと私着てみるわ。着心地悪く無いと思うんだけれどね。

ミントも着てみてどうかしら？

ミント《悪くはないわよ。でも私は金髪だから、濃い色の服を着たほうが、スッキリ見えてぼやけないのよね。

アニー《私も髪の色が赤いから、似合わない色の服もあるのよ。お洒落って、自分の欠点をどのように生かすかよね？それがSugarは上手だわ。

良い感じで好きな服を楽しんでいるものね。

Mrs.Sugar《この頼まれたドレスも、彼女達の肌の色など考えて作ったんだけれど、レースの襟の服は初めて着るそうだし、双子だからって同じ服２着じゃぁね！

ですから襟は雰囲気変えてみたのよ。ちょっと私も着て見るわ！

ミント《ねぇ、そのガーゼ地とレースのスリップが洒落ていて良いじゃない？お洒落着で売りたいわね。

Mrs.Sugar《このスリップは、完全に手縫いなのよ。でも代わりに絶対に縫い目などで肌が痒くならないわ。レースは洗濯も手洗いしないとですしね。

自分用なら良いけれど、売るとなると、結構手間代入れると高くなるわよ。

ミント《まぁ、ちょっと良い物は、手入れも手がかかるわよね。でも一度着てしまうと、もうそればかり着たくなるのよね。

お客さんが待ってくれるはずよね。それに甘えないように、早くお渡しするようにしなくちゃぁね。スリップは試しに一寸だけ作ってみましょうか！

ミント《アニーが着ている服、アニーによく似合っているわよね。Sugar用なのでしょう？スタンドカラー好きですものね。

やっぱりSugarのデザインする服は、何歳の人であっても、クラシクなお洒落なお嬢さんと言う感じなのが多いわね。

アニー《でしょう、私絶対に同じようなのを作るわ♪　自分の着るものって、意外と似合うかどうか判らなくって！

Sugarが選んでくれたのは、皆お気に入りですし、エルダーなども似合うって言ってくれるのよね～❤　彼もお洒落だから！褒められると嬉しいわ。

Mrs.Sugar《あはっ！ミントもそんな服着ると若返るわね。きっとティーンの頃はそんな感じだったんでしょうね？可愛いわ！きっと大モテだったでしょうね。

ミント《そうでもないわよ。結構思う人には思われず、何とも思っていない人に言い寄られたりが多かったような？

まぁまぁだったのが、スコットだったんだけれど、彼は薬学など専攻したから、勉強忙しくてなかなか逢う時間がなかったのよねぇ～。

で、私は違う人と付き合い始めて、スコットとは別れたのよ。だってせっかくの青春期ですものね🎶でも結局は又此処で逢うなんてね。

両方ともシングルだったなら、付き合うしかないでしょうだったわね・💑

アニー《ですから、逢った途端に火がついたわね。本当に早かったわ！

バニラ《なかなか良いドレスだわ。もったいないわ！パリの店で売りたいわよねぇ～。私がパリに帰ったら、少し売らせてよ。ウィンドウが引き締まるわ。

マグノリア《バニラさんは、本当にお商売が好きなのね・(*'v')*ムフ!　それもまた才能でしょうからね。早く帰ってお仕事したいんじゃぁないですか？

Mrs.Sugar《元々スコットは、セージが寮に居た時の、寮長だったんですってね？

ミント《そうそう、学園祭の時に家族と寮の見学があって、付いていったら彼と出逢ったのよ。凄くクールな感じでしょう？で、付き合い始めたんだけれどね。

セージはスコットとは１年間の付き合いだったのよ。スコットは卒業しちゃって寮を出ちゃったからね！

アニー《恋は不思議なものよね！まるでシャンソンのごとくだわぁ～🎶

バニラ《アニーもフランス人だったわね♪

マグノリア《私もですけれど此処はフランス人も多いですからね・('-'*)~♡

Mrs.Sugar《マグノリアって、木蓮の事ですってね？シャノが教えてくれたわ。貴女も愛の民族なのね？本当にフランス人も多いわね！

ミント《そうなのよ。この国は殆どブリティッシュとフランス人と、残りがヨーロッパ諸国らしいわよ。

アニー《でもまぁ長く此処にいて、なれてくるとWannynwonderland 国民になってくるわね。皆なんていうか、のんびりした顔つきに成るわ・(ﾟ∇^d)Good‼　

その証拠に病院の患者さんの家族とか、他の国の人見ると直ぐに判るじゃぁない？あまり知らない人でも、此処の国の人だと何となく判るでしょう？

人種は色々でも、表情が似て来るみたい。最ものんびりしたUK人が多いものね。

Mrs.Sugar《やっぱりその国のカラーってあるんじゃぁないの？W・N・W国は『お互い様精神』と言うのが標語に成るくらいの国ですからね。

その一言につきるじゃあないの。わざわざ出しゃばって行く人は居ないから、愛想無いみたいだけれど“お願いします”って一言言えば、サポートの手が一斉に出て来るようなところが私は好きだわ。

ミント《そうよね。親切と言うのも難しくて、下手するとお節介や干渉が付いて来る場合が多いけれど、此処はそれがないわよね。

凄く気が楽だわ。それに皆割りきりがよいしね。話が決まるのが早いわ。

アニー《でも、それがよそよそしくて、凄く孤独感を感じると言ってた人もいたわよ。それで勉強が厳しい時は、孤独感に堪えられなくて、ドロップアウトしていく人が多いんでしょう？

アートカレッジは又別だけれど、医・工学部の勉強は半端ないそうですものね。一寸した時に、凄く寂しくなり出したら、どうにもならなく成るそうだって聞いたわ。

あっ、そうそうアートの服飾なども、内容が変わるって聞いたわよ。

Mrs.Sugar《そうだったの？私はあまり色々な学生さんと、話した事なかったから、そんなにドロップアウトしていった人がいたの？

物凄く頭良さそうな顔した人ばかりだと思っていたのよ。勉強についていけなくてドロップアウトじゃぁないのね？　そういえば、そんな噂をシャノの所で、聞いたような気もするわ。

ミント《本当よね！Sugarと言っていたのよね？セージひとりが馬鹿みたいに楽しそうな顔して暮らしているってね。

だからアルバイト頼んだのよね！そんなに勉強が大変だと思わなかったもの。でも家に帰ると遅くまで勉強していたし、朝も早くから勉強はやっていたから！セージは忙しかったのね。

孤独を感じる時間なんてなかったんじゃぁないの？それよりカレッジの服飾が変わるの？

アニー《そうそう、あのね普通の服飾だけでなくて、体に障害がある人用のファッションの科目を増やすってDr.マリアンヌが言ってるらしいのよ。

まだハッキリ聞いたわけじゃぁないけれどね。此処はメインは医学と工学部でしょう？最近は新入生は募集しないで、在校生をちゃんと卒業させるか、大学院へ進めて終了させる事にしているんですって！

後はイリスもメィスも勉強が趣味の姉弟ですしね。だからイリスなんて、アンジェの言いなりに適当にガールフレンド作ったりもしていたんじゃぁないの？孤独になんて成る時間なかったでしょう？

エルダーも５～６人セクシーガール引き連れて歩いていたしね。普通に真面目だったら、孤独に耐えなくてはならないのが、辛くなるみたいよ。

だって皆成績悪くてドロップアウトは、殆ど居なかったって話だったわよ。

Mrs.Sugar《若いんだから、皆がガールフレンドでも作れば良かったのよね？ってそれも暇が無いと出会えないかしらね・(・_・) ？

ミント《そうよ。同じ学生の間でも女性は少ないし、女性が多いアートの学生と親しく成るにも、出会う時間は余りないんですものね。

セージみたいに、まさかSugarの側に居たい為に、此処にきた学生なんて数居る中でもセージ位なものじゃぁないの？

元々、変な奴だけれどね。我が家はちょっと変わっているって言うのが、親族からの評判ですからね。

アニー《今回もこのドレス急ぎで頼んでしまって、セージは機嫌悪くならなかった？

Mrs.Sugar《それが、タイミングよくサイクルクラブ作ったでしょう？此処の仕事で出て来る時は、アニーも一緒だから、エルダーと２人で過すんじゃぁない？

あの２人は気が合うみたいだし、自転車以外にも、プロジェクトの作業をやったりもするみたいよ。早くに家に帰って、お食事の用意しておいてくれたりね。

セージもかなり落着いて来たのよ。(=＾m＾=)♪うふっ♪私もセージの扱い方に慣れて来ましたからね。さて、私は今日はプールですしね。

此処の皆は火曜日でしょう？ミントとMrs.マーシュとマルベリーは又別の産中・産後リハビリの病院のプールなんでしょう？
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今日はMrs.Sugarは忙しい１日でした。適当に半日仕事にしましたが、結構お仕事する時があるのです。それでセージ君は、ちょっと心配になってしまうのですが......

セージ君は年の差は日頃は気にしなくとも、体力の事に関しては、やっぱり若くはないのを、どうやりくりするかは考えます。エネルギーは使いすぎないほうが、長生きするとちょっと聞いたからです。

真面目にセージ君は最低後３０年はMrs.Sugarには、元気で長生きしていて欲しいからです。幾ら長命になったといっても、やはり６０歳前後から亡くなる人が出てきます。案外風邪を引くのは余病を発生させるきっかけになって、早くに亡くなったりしまったり、病弱な暮らしになって行く人も少なくないようですからね。

せっかくHeart is young なMrs.Sugarなのですからね。それもまた天然物と言いますか、セージ君にとっては貴重な好みの条件なのです。若くてもHeart is young でない人が沢山いるのです。
そんなですからMrs.Sugarと話をしているのが、とても楽しいのです。