ライモン君に道具の説明から.....

今日からライモン君が、自転車の組み立てをやり始める予定になっています。しかし、彼はなんと道具箱さえよく知らないようで....まず道具箱の説明から始めなくてはなりません。

そこで、何時も使っている道具箱をみせて、色々な道具を見せて、どのような時に使うか教えなくてはなりませんから、まぁ前途多難な状態です。でもライモン君はとても嬉しそうです🎶

　　　　💖～～～～～～～～～～～～～～～～～💕

Dr.ターナー《じゃぁ、ライモン君に教えてやってくれよ。少しくらいは知っているんじゃぁないのかい？

セージ《ライモン、工具を使った事あるかい？ネジを締めるとかさ！

ライモン《う～ん、ネジ位は知っているけれど、締めた事はないなぁ～。

エルダー《ほら、この工具箱に大体使うものは入っているよ。

Dr.ターナー《中は見た事ないそうだから、口で言うより見せてやれよ。その方が早いよ。

セージ《そうだね。ちょっとエルダー工具箱此方によこせよ。ライモンに渡してくれよ。ライモン開けてみてごらん。

エルダー《判ったよ。ライモン君ほら、これ開けてみろよ！

ライモン《何だか、僕は緊張してドキドキしてきたよ。工具箱って言う名前がカッコよいよなぁ～(^^♪　　あっ！僕の事はライモンって呼び捨ててください。

セージみたいに普通に、友達として話してくれると、嬉しいんだけれどなぁ～。Dr.ターナーさんも、それでは拙いですか？

Dr.ターナー《別に君がそれでが良ければ、そう呼ぶ事にするよ。

セージ《そうだね、此処では趣味の遊び仲間だからね。

ライモン《うん、僕はそうしてくれたら、凄く嬉しいなぁ～。こんな経験は、もうあのパーティの頃以来だからね。

あのパーティだって、本当に友達って言えるのはセージ位だったよ。他の連中は、親同士の色々がらみだったからね。

エルダー《何だか知らないけれど大変な世界だね。じゃぁ此処では普通に、俺は同じ歳の仲間と思って付き合うからね。ほら工具箱。

ライモン《わ、わ、凄い重いんだなぁ～。一体何が入っているんだろう💞

セージ《男がドキドキしながら、工具箱を始めて開けてみるなんていうのは、大体健康的じゃぁないよ。女の下着なんてはいっていないんだからさ。

大概は使えこなせなくても、工具は好きな人が多いと思うよ。楽しいものね🎶

Dr.ターナー《Wahahaha、、、馬鹿言うなよ。そういえば俺も工具箱なんて触ったのは何時だったかなぁ～。もう何年も触っていなかったよ。

この間セージ達は居なかったけれど、アレンとマニュアル見ながら、少し自転車の部品とか触りまくって、楽しかったよ。

ライモン《うん、何だか良い感触がするよ。男の遊びって言う気分になってきたよ・ d(^o^)b

セージ《お前さ、気分ばかり良くなったって、使いこなせるようにならないといけないんだぜ！まぁ此方によこせよ。

今中を見せるからさ。重いから気をつけて渡せよ。落とさないでくれよ。

エルダー《そうだよ。工具の中には、壊れやすいものもあるからね。見かけよりもデリケートなんだぜ。

セージ《ほらっ、見てみな！色々な道具があるだろう？

ライモン《あぁ、皆綺麗だねぇ～。カッコ良いなぁ。男の趣味って感じだよ。

エルダー《使った後は、手入れしておくからね。そうしたら、何に使っても、汚してしまう事がないだろう？道具は大事にしないとね。

セージ《ほら、ニッパーとか、ペンチ、レンチだろう。。。

ライモン《うんうん、あっカッターは僕は知っているよ。

エルダー《うん、まぁね、カッター位は知ってて欲しいよなぁ！

Dr.ターナー《そういえば、のこぎりが入っているけれどさ、それはアルミとかのパイプが切れる奴かい？この間アレンと言ってたんだよ。

“試し切りしてみようか！”って、言ってたんだけれど、刃こぼれしたら怒られるから止めて置こうって、試し切りはやめたんだよ。

セージ《大丈夫だよ、金属用ならね。当然アルミパイプは切れるよ。カーボンフレームとか、アルミとかＳＵＳフレームや鉄フレームがあるけれど、この自転車は扱いやすいアルミのにしたんだよ。

ライモン《材料によって、何かが違うのかい？

エルダー《重さが違うし、強度やコストも全然違うんだよ。どうせ、取りあえずは玩具で乗り回して遊ぶんだからね。

ライモン《わぁ～色々なものがあって、面白そうだねぇ～。結構似たようなものもあるけれど、よく見ると違う形しているから、それぞれの用途があるんだね？

って僕は、きっと馬鹿みたいな質問しているよね・笑

セージ《自覚していれば良いよ。手に取ってみてごらん。こういうのは特別の物は何も要らないから、慣れれば誰でも使えるからね。

自分で組み立てる自転車って言ったって、只組み立てるだけだからさ！細かい部分で最後に調整するから、とりあえず自転車の形にしてみなよ。

エルダー《簡単なんだけれどさ、各部分の微調整が難しいくらいかな？タイヤの空気圧とか、ネジの締め具合とかね。

Dr.ターナー《工具の名前も知らないものも多いよな？この間はマロウと散々言い合っちゃったよ・笑　名前と物が一致しなかったりな！

2人で剥きになって主張したりして、結構楽しんじゃったよ・Ahahahaha、、、

あいつも大人気ないところあるからな。

セージ《本当に色々な種類あるからね。プライヤーだろう、スパナー、ヘキサゴンレンチ、モンキーレンチとかね。

ライモン《覚えるのも大変だよねぇ～。

エルダー《でもさ、趣味が自転車でよかったよな？俺の大学の時の知り合いに、趣味がハンドメイドの時計って奴が居てさ。

あれなんて、気が狂いそうだよな。細かくてさ。勉強に疲れると、気分転換に時々作っているって言うんだぜ！　あいつとは絶対に仲良くなりたくないって思ったよ。

うっかり目が合うと、時計の話しかしないんだぜ！

Dr.ターナー《時計かぁ～それは又細かそうだなぁ～。俺も細かい作業は嫌いじゃぁないけれど、趣味で時計作ろうとは思わないよなぁ～。

ネジだって落としたら探すのが大変そうだしね。医者が偏見で言っちゃぁなんだけれど、絶対に普通の神経の奴じゃぁ無いと思うぜ！　

誰でも世話になっている時計だけれどな！大きい時計なら又別だけれど、腕時計なんてね。

セージ《ターナー先輩、普通時計作る趣味って言ったら、腕時計とか懐中時計じゃぁないの？目覚まし時計や、壁掛け時計作るのが趣味なんて人いるかなぁ～？

ベルジョン(ルーペ）を目に付けてやるんだろう？

ライモン《へぇ～そうだよね。ルーペをつけないと見えないものね。そういう話聞くと、自転車位作れないとって言う気になるよね。

エルダー《Ahahaha、、、(´▽｀)そうだね。気分の問題だよ。凄い気が楽になっただろう？ベルジョン(ルーペ）は俺達の教室にもあるよ。

Dr.ターナー《そうそうベルジョン(ルーペ）はオペの時も使うんだぜ。ま、大変だって言い始めたら、何でも気の持ちようで、楽しくもなるし、辛い人生にもなるんだよ。

セージ《ライモンは大丈夫だよ。大体めげない性格だったじゃぁないか！何回振られてもミントにプロポーズしたりして、あれは本気じゃぁなかったのかい？　

それがさ、仕事するようになったら、ストレスで病気になったなんてね！そんなデリケートな所もあったんだぁ～。

ライモン《何だよ。セージだって、恋をして早々と結婚したなんて、その方が昔の仲間が聞いたら絶対に吃驚o( ﾟﾛﾟ ) !!する事だよ。

僕はまだ信じられない位だからね。

エルダー《それも、並みのLoveとは違うからね。普段のこうしている時とは、別の人格になるからさ。

土曜日のこのクラブは特に遊びだから、突然Sugarが恋しくなったら、さっさと帰ってしまうから、気にしないで自分のペースで遊ぶと良いから、やる気になったんだろうけれどね。

急に“俺帰るから！”って言っていなくなっちゃうからさ！そんな時は気にしなくて良いからね。

Dr.ターナー《Wahhahaha、、、、そうだな、知らないと気分でも悪くなったかと思ってしまうよな。ありゃぁ、何でもない持病の発作みたいなもんだよ！

セージ《何とでも言ってくれよ。あっ、ライモン使った工具は、かならず元あった所に戻して置かないと無くなるからね。皆が使うものだからね。

ライモン《判ったよ。何だか武者震いしてくるよ。こんな事僕がやるチャンスが来たなんてね。本当に一生の思い出になることだよ。Dr.ターナー有難う。

エルダー《まぁ、自転車作りは、そう何台も作る事はないからね。やっぱり、自分が作った自転車は可愛いよなぁ～。

セージが“お気に入りの物は、とても大事で可愛い”って言う気持ちが判ってきたよ。

これからは、俺もなるべくその意識で、簡単に妥協しないで、本当に気に入った物を選ぶようにするよ。

エルダー《そうそう、こう言うバッグがあるから、組み立て方が判ったら、邪魔に成る時はバッグに入れて置けば良いからね。

ライモン《はい、判りました。まず組み立てを覚えないとですからね。マニュアルを読まなとね。

セージ《そうだよ。自分で作った自転車に乗るのは、考えただけで楽しいよなぁ～。思い出してきたよ。初めて乗った時は楽しくて、やたらに乗りまわしていたよ。
直ぐ夏休みが来たから、家族の旅行に持っていったんだよね。

Dr.ターナー《まだ、全然此処の大学に来る予定がなかった頃だな？

セージ《うん、その頃は夏休みはバハマに家族で行っていたんだよ。アメリカは15歳になったからグライダーの講習会を受けられるって言うから、受け初めてさ。

16歳でライセンス取れるから、その続きの講習会を受けて、ライセンス取って！

で、自転車があったから、マッサージの講習もやっていたから、何となくついでに受けて、で、午後は暇だから勝手に自転車で彼方此方乗り回していたよ。

グライダーのライセンス取リ終ったから、皆より早く帰国して、グライダーに乗ろうかと思っていたんだ。

でもふとミントが居るこの国に、何もない国だって言うけれど、遊び好きなミントが、早々と夏休みを切り上げて戻って来たから、ちょっと寄ってみようって寄ったんだよ。

まさかCafeでアルバイトするとは思わずにね・笑　ライモンはアルバイトって言葉知っているかい？

ライモン《嫌だなぁ～。馬鹿にするなよ。アルバイトくらい知っているよ。それだって驚きだよね。セージがアルバイトしたなんてね。

僕もアルバイトしたら、その先で運命の人に出会えるかなぁ～？
だったら、アルバイトしたいよ。何だかガールフレンドも欲しくなってきたよ。

エルダー《駄目だよ。ライモン。君の場合はまず自転車をちゃんと作る事が先だね。その後許可が出たら、自転車乗り回していたら、運命の人に出会えるかもしれないけれどね・笑

その気になって、余所見ばかりして、事故起しても困るから、余計な事言わない方が良いか！ライモンも本当に冗談なのにやりそうだもんね。

皆《Ahahahaha、、、、本当だ！この先どうなるか判らないんだから、遊べるときにあそぶんだね。

ライモン《幾ら僕だって、冗談位はわかるよ。セージと仲良く遊んでいたんだからね。頭が固すぎたら、セージとは遊べないだろう？

Dr.ターナー《後は何かの都合で、大公にでもなったら、こんな事するチャンスはないだろうからね。今の内かもだぜ。
　　　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～💖

結局は今日は雑談と、工具の説明や、触ったりだけで終りました。生まれて始めての事をやるのですし、一応病人で療養中のリハビリと言う事で、仲間入りですからね。

セージ君から見たら、今日のライモン君は最初逢った時は、ちょっと元気が無いように見えましたが、最近は顔色も良くなって“どこが病人か？”と思うくらいです。健康的になってくれて良かったのですが！調子に乗って、遣りすぎて悪くなっても困りますからね。

自転車に乗るのは、ライモン君の病気のリハビリにも、有るメニューです。プールで軽く水泳も良いのです。　やってはいけない事等もあるのですが...
今日はライモン君はずっとニコニコ楽しそうに過した半日でした。