セージ君は半日大使館へ... .

今日はセージ君は大使館に招待されています。と言うと大変なようですが、昔のパーティ仲間が集まってお喋りしようという事です。大使館は一応今週は夏休みにしたのです。土日を入れたら9日間は連休ですが、まるっきり休んでしまう訳には行かないそうなので、ダラダラと大使館内で過ごしている様なのです。

夏なのに、スーツなんて着て行くのは嫌なので、行きたくないと言ったのですが、普段着で構わないと言うので、仕方なく出て行く事にしました。

ライモン君はセージ君の家に遊びに来たいようなのですが、それはセージ君は絶対にダメだと断ったので、仕方が無いので午前中少しなら行っても良いという事になったのです。

喜んだのは、他のカール領事弁護士やワイス事務官です。彼らも昔の遊び仲間ですから、セージ君とのおしゃべりは楽しみです。性格的に居ると楽しいのは、セージ君ですからね。

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Mrs.Sugar《わっわ、見てアメリカとかは、凄い巨大ハリケーンとか来ているのよ。そんなシーズンですものね。日本もなのよねぇ～。

普通なら普通に台風が来てくれると、東京なんて水不足が解消されて、やれやれなんだけれど、この数年は地震と集中豪雨などで、日本は水の害が凄いわね。

セージ《そうだよなぁ、アメリカあたりは毎年のように、熱波やハリケーンやトルネードのニュースがあったけれど、日本もだね！

ヨーロッパも、異常な気温上昇や、大雪になったり、もうだんだん酷くなってきたよなぁ～。この数年急激にだよね。今年は特にUKも猛暑で、慌ててエアコンを付けたそうだよ。

Mrs.Sugar《今まではエアコンは無かったの？本当よね。それに、飛行機事故や車の事故がやたらに多いのよね。
日本は車は圧倒的にオートマチック車が、かなり進んでいるのに、事故が増えた気がするわ。

セージ《エアコンは一定気温保った方が良い部屋には付いて居るんだけれど、他には必要なかったんだよ。ヨーロパの方が、そう言うのは結構アナログなんだよね。

日本は結構高齢者が運転しているけれど、試験が甘いんじゃぁないのかい？認知症テストをするとかってニュースで見たけれど、そんな心配がある年齢になったら、普通運転しないよ。

車が無いと暮らせないって言う状況は、自分たちが作ったんだろう？車を使わずに公共機関を使った方が、排ガスなどの問題も自家用車使うよりも、少なくなるって言う風には考えないのかい？

Mrs.Sugar《そんな事日本で言ったら、もう大変よ。反対意見を述べるのは、大変な国なのよ。全然生活環境が違うし、そうねぇ、国民性も違うわ。
皆同じで無いとですからね。

セージ《ま、俺はそう言うところでは暮らせないかもだよ。Sugarもそうだったんだね。

Mrs.Sugar《そうね。職場なんてもうそのような坩堝だったわね。代わりの良い所も沢山あるのでしょうけれど、もうこうして何年も海外で暮らしてしまったら、帰国した時がカルチャーショックが大きかったわよ。

でも強盗事件とかもあるようだけれど、そう言う事に関しては、日本は素晴らしいくらい安全よ。順番はちゃんと守るしね。

それは義務教育が行き渡った、良い所かもしれないわね。

セージ《最近は変わって来たらしいけれど、そうなんだってねぇ～。外国人が増えて犯罪が増えたって言うのは、人種差別みたいだけれど、俺の国だって特に南の方からの移民が増えて、犯罪発生率は増えたんだよ。

Mrs.Sugar《今日は何時まで行ってくるの？皆でランチかしら？

セージ《いや、ランチは俺は帰ってくるからね。Sugarとランチは食べるよ。

Mrs.Sugar《それじゃぁ、途中までお散歩がてら、私も行くわ。朝食早い目に済ませて出かけましょう。

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Mrs.Sugar《さぁて、もうこれ限別れる訳じゃぁ無いって言うのに、セージったら一人で出て行くのがそんなに嫌なのかしら？
あんまり過ぎて来てしまうのは宜しくないわよね。セージは凄く勘が良い所が有るから、案外早くに私にお迎えが来るとかなのかしら？

虫が知らせるという事とかあるって言うから、それで不安なのかしらねぇ？世の中明日の事は分らないですものね。

Mrs.Sugar《もう私なんて、シャノアールたちと話している時は、何時お迎えが来てもその時が時期なのよ！なんて言っているのは、国は関係ないみたいね・笑　何時かは必ず別れは来るんだから！

Mrs.Sugar《kinda beautiful.And every night has its day, so magical～🎶
And if there’s love in this life, there’s no obstacle🎵
That can’t be defeated～(^^♪　なんて歌作ってた若いAviciiが亡くなっちゃったんですものね。まだ20代だって言うのに・・・人生なんてわからないものよ。　
私やっぱり背中の肉付きが良くなったかなぁ～。

Mrs.Sugar《不安が有るって言うのは、若いからよね。でもね、経験上思うのは、悩んだって、嘆いたって解決なんてしない事も有るのよね。
そして、明日も今日と同じ楽しい日だと言う保証もね！だから、今を楽しめる時は楽しく過ごす事考える方が良いのよ。

Mrs.Sugar《ポプリさんの話など聞くと、彼が亡くなった時はそれはもう悲しかったけれど、いっぱい泣いて、時間が経ったら冷静になってきて、彼が言うとおりに“何時も側に居るから、安心して楽しんで過ごすんだよ”って言われたそうだから、何日か意識のある彼の看護が出来て幸せだったって言っていたわね。

今でも直ぐ側に若いままの彼が居て、幸せだそうですからね。良い所ばかり思い出に残ってしまうんでしょうね。

Mrs.Sugar《私も万が一の時は、いっぱい我儘言って、看護してもらってから、旅立つのが良いかもしれないわね。どうせ置いていくんだけれど、愛する人が居るって言う事は、素敵で幸せな事だけれど、何かあった時は、残して行くのも気がかりな事よね。

Mrs.Sugar《でもこの所の日本の水害みたいに、目の前で亡くなってしまったり、小さな子供が先に亡くなったりする場合が有るから、考えだしたら限が無いのよね。

そうそう、何時だか秋に死についての講演会が有るから、聞きに行こうってシャノに言われて居たのよね。ポプリさんたちも行くって言っていたわね。クリスチャンって、やはり違う物が有るわね。

Mrs.Sugar《（さて、だから楽しめる時には、いっぱい楽しんで、大笑いできるなら大笑いして、セージとは喧嘩は無さそうだから、まぁ思い出を沢山作ってだわね。

私がセージに残してあげられるのは、セージと結婚して、本当に愛しているって心から思って、言える暮らしが出来たと言う思い出を残す事だけね。

Mrs.Sugar《色々な事があったけれど、今最後に近い世代に、穏やかで幸せな暮らしが出来たのは、神様がプレゼントしてくれたと思わないと。それとも大天使ミカエルかしら？

クリスチャンの人が強いのは、心の中にちゃんと神様や天使が居るみたいな所ね。きっとセージもそう感じてくれたら良いわ。

Mrs.Sugar《反対だったら、もしセージが何だかで先にだったら、まぁ側に行くのは私の場合は多分そう先ではないから、寂しかったらまぁ早い目に迎えに来てくれれば良いでしょうしね！って今日は何でこんな事思うのかしらね？

Mrs.Sugar《まぁ、たまには静かにそんな事考えても良いかもよね。うふふ、、、。今頃セージは又みんなに玩具にされているんじゃぁないかしら？

全部ではないでしょうけれど、沢山の人に好意を持ってもらえて、そしてその気になればサポートもしてもらえて、仕事に恵まれて、ラッキーボーイが私の夫で良かったわ(^^♪
何時までもあの明るく、穏やかな性格で一生過ごせたら素晴らしいわよね。本当はとても強い人だからね。お爺様が厳しく躾けた通りに、育ったんですからね。多分）

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まぁそんな未来のあれこれを考えながら、今日はMrs.Sugarはちょっとスカートの裾の綻びかけを直したり、他の洋服のリペアをしながら、音楽を聞いて過ごしました。

世の中はこれから、何が有るか分かりませんが、与えられた環境の中で、何時も通りに、穏やかに過ごせたら、凄く恵まれた事ですね。まもなくカタカタ音を立ててセージ君が無事に帰って来ました。

Mrs.Sugarは以前、Kissやハグの習慣について、セージ君と話していて、狩猟民族だった彼らは一度狩りに出たら、無事に帰ってくる保証がなかったからじゃぁない？と言う話も思い出しました。

ですから、今日はMrs.Sugarから、無事に帰って来たセージ君を抱きしめて、沢山Kissをしてお迎えです。セージ君はビックリした顔をしましたが、とても嬉しそうにぎゅっと抱きしめてしれたのです。
悪い習慣ではないと、最近はMrs.Sugarは思っています～💕