あらぁ～、確かもう帰宅できるはずよ！

一旦秋になりそうな日が有りましたが、昼間は晴れると、又夏の雰囲気を感じます。暑がりのMrs.Sugarは夏服に、1枚羽織ってまだ過ごして居ます。

寒がりのMrs.サフランはそろそろ服を入れ替えて、秋色の？冬色の？服を着ようか、考え中だそうです。家では冬のガウンを羽織っているとか.....。

Cafeが一息ついたら、Dr.マリアンヌやマルベリー姉妹がやってきました。Mme.シャノアールも少し遅れてやってきました。
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Mrs.Sugar《あらぁ、今日はどうしたのかしら？珍しい3人連れと、シャノアールだなんて！

Dr.マリアンヌ《ねぇ、セージ君まだ家に帰って居ないんですって？もう、帰っても良いはずなのよ。帰ったかと思ったわ。

マルベリー《私もう新シェルターの方に引越ししたのよ。外の部屋に戻るか、このまま新シェルターで暮らすか.....。

暫く過ごしてみて、決めようかと思っているのよ。セージには本当にお疲れ様だったわ。3人のちびっ子と付き合うのは、大変だったと思うわ。

クランベリー《まだ戻らないって、言う事はリヴェールか、Dr.ローソンかが、何か頼み事していて忙しいのかしらねぇ？

Mme.シャノアール《まさか、この間の冗談ではないけれど、誰かと浮気して居たりして？なぁんて、驚かしちゃって！

ポプリ《もう、Mme.シャノアールったら！そんな事有り得ないですよ。セージ君にかぎって！

Mrs.サフラン《そうですわよ！悪い冗談ですわよ。うちの息子とは違いますからね。まったく、エルダーには今は大人しくしていますけれど...。

Dr.マリアンヌ《そう言えば、Dr.ローソンではなくDr.ターナーが何か作業を頼んでいるから、教室は忙しいとは聞いていたわよ。

仕事を済ませてしまって、少し長い休暇でも取るつもりじゃぁないのかしら？

クランベリー《見てくればよかったわね！気が付かなかったわ。

マルベリー《とっくに家には帰っていると思ったわ！忙しかったから、仕事が残っているんじゃぁないかしらね。

Mrs.Sugar《ま、きっとその内帰ってくると思うわよ。セージは計画立てるのが好きですから、何かまだ帰れないつもりの計画立ててしまって、取り掛かってしまったんじゃぁないかしら？

Mme.シャノアール《アンタ、呑気な事いっちゃってさぁ～。最近の若い子は積極的だから、セージは狙われちゃって、取っつかまってしまったから、帰って来られないんじゃぁないのかい？

うちのに限って！って言う言葉が無いのは、子供と亭主のやっている事だからね。今までで逢った事のない人と出逢って居るだろうからね。デートくらいしているかもよぉ～。笑

ポプリ《まさか、又シャノアールったら、フランス人とは違うわよ。誘われても行かないと思うわ。セージ君は、有り得ない事だと思うけれど...。

約束は絶対に守る人でしょう。ですから、もしそんな相手に出逢ったら、ちゃんと連絡してきて、結婚は解消してから、付き合うと思うわぁ。

Mrs.サフラン《独身暮らしが1ヶ月以上ですからね。寂しくて我慢できずに、ついフラフラと....。アルコールの勢いで......。

Dr.マリアンヌ《それは絶対に有り得ませんよ！言い寄って行った人が例えいたとしても、セージはきっぱり断るはずよ。

以前だって、幼馴染の2人がセージに違う時だけれど、しつこく誘っているのを私は偶然知って、2人共退学にしましたよ。

セージはハッキリ断っていましたし、その時の目付きは、日頃からは想像がつかない位、冷静な目付きだったわ。

本当のセージは、甘い性格ではないと思うのよ。Sugar、心配は無いからね！

Mrs.Sugar《私もそう思っているわ。何かセージなりのこだわりか理由が有って、まだ帰れない状態なんだと思うわ。

私は、セージが大怪我した時に、Dr.ターナーに言われた時と同じに”都合で暫く逢えませんが、何時も通りに暫く家で、静かに暮らして居て下さい“と言うのと同じだと思っているわ。今回は仕事でしょうね。

Mme.シャノアール《Sugarも、変な所冷静だからねぇ～。ま、セージもさ、浮気できるくらい余裕があれば、楽だろうね。Ahahaha、、、、

クランベリー《そうよね、セージも信じられない位、Sugarの事はご執心ですものね。そちらの方が心配になってしまうわよね。

マルベリー《そうよぉ。私が帰宅して子供達に逢って、セージが引き上げて行くときに、ミントの所のラズリーが”セージはSugarの所に帰ってしまうの？又あえるよね？でも、セージもずっとSugarに逢えなくて悲しかったんだから、良かったね。

僕達だって、Muｍに逢いたかったけれど、セージがSugarに逢えないのを、我慢しているんだから、ローガンも我慢できなくちゃぁね！“って言っていたのよ。一緒にワイワイ遊んで居たけれど、ちゃんとセージの事が解っていたみたいよ。

Mme.シャノアール《おやぁ、まだ小さいのに、ちゃんとセージの気持ちが解るなんて、賢いんだねぇ～。

何にも判らないチビさんかと思っていたのに...。賢いねぇ。

Dr.マリアンヌ《脳の発達の都合で、大人みたいな話し方は出来なくても、感性はよっぽど豊かですからね。

セージがいくら明るい顔して、皆と過ごして居ても、ちゃんと幼児と言ってもわかるのよ。だから、子供の前ではやたらな事は言えないのよ。

Mrs.Sugar《かえって、ちびちゃんたちがセージの事見守ってくれて居たりしてね・笑　3人のお守りするから、流石チビさん達のパワーには、敵わないから、家に帰ると寝てばかりいるって聞いたわ。

土・日曜日はDr.ローソンやスコットはセージを当てにして、一番忙しい予定を入れていたらしいですからね。

ポプリ《本当に今医療関係者は、大忙しですってよ。他の国のお手伝いがあるし、あの『MRS１』をまさかの手作りにして、とても性能の良い物にしたから、皆で手分けして、毎日作り続けているそうですよ。

Mrs.サフラン《えぇ、息子から聞きましたよ。かなり長時間作業をしているそうですよ。まさかの感染症で、此処の病院の会員さん関係だけでも、かなりの数が必要ですからね。

Mrs.Sugar《ネットのニュースで、今アメリカでは似たようなのを研究開発が進んで来たそうだって書いてあったわ。

セージの作ったものは、西欧の会員のみの使用だから、知らない人が殆どでしょうからね。人と会う事が多い人は、見た目ブレスレットにしか、見えない物を使っていますからね。

Mrs.サフラン《ですから、息子が言うんですよ。”一生セージのサポート研究して、暮らす事になると思うよ。

あいつの研究開発した物は、もう何年も前に出来上がっていたものだからね。もっとSugarと家に籠って、いちゃいちゃしながら、お喋りすれば、又アイディアが沸いてくるんだよ。“って！

何だかリハビリ用の、ゲームソフトとかも何種類か出来ているそうですね？

Mrs.Sugar《そうそう、家で2人でやったり、私一人でも出来る、旅行のゲームなのよ。最初の頃からしたら、今のは手を加えているから、もう凄いのよ。PCでしかできない？のが家にはあるわ。

でも教室でのは、普通のサングラスみたいなのだけれど、それでゲームをやりながら脳を騙して、マヒして動かなくななった手足のリハビリをやって、治るんですってよ。

まだ歩行は杖を突いて歩行みたいですけれど、最初に使った人は、ほぼ完全に治って居るらしいわ。

Dr.マリアンヌ《そうよ、リハビリスーツも、最終仕上げは上級研究員が、特別研究室で仕上げていますけれどね。

一応此処の病院メーカーの商品ですからね。でもほとんどが、セージ達ターナー教室のものよ。あの布おむつや生理用PADと、滅菌洗浄乾燥機もね。

あれで、個々の国では、廃棄ゴミがグンと減ったのよ。

クランベリー《セージは初めて恋して、あの子としては、最高に良い人生を歩く道を見つけたのね。

マルベリー《本当に出逢わなかったら、家族が決めた結婚でもしていたら、今のように生き生きとした人生は遅れないで居ると思うわ。

あの子の性格ですから、ストレスが溜まって、ただ長男の役目だけしたら、意味のない遊びをして、時間つぶししていたんじゃぁないの...。

家系関係の仲間と、過ごしているだけの暮らしで、きっとろくでもない暮らしをしていたかもよ。ほら、昔のままにライモン君達とのパーティにいったりして！

良く行って、Dadの助手で恐竜の研究かしら？ピンとこないけれどね。

Mme.シャノアール《でもさ、この数年は、セージなりに命がけの出来事に、出遭ったんだよね。それも運が強かったのか、試練を受けなくてはならない運命だったのか、命が助かって！

その度にセージのSugarへの愛情は、広く深くなっていったような気がするよ。セージ自体は人間的に大きくなって、良い大人に育ったよ。

ポプリ《Sugarちゃんも不思議な人で、大変だった本人なのに、とても呑気なのよね。凄い歳の差なのに、セージ君はちゃんと夫として、彼女を守っているし、Sugarちゃんも、いい感じに夫を信頼して、甘えていられるのよね。

Mrs.サフラン《本当に、私までおそばに暮らせるようになったら、エルダーに呆れられるくらい、明るく元気になりましたしね。

此処で過ごして居ると、毎年歳は取って行くのに、女学生の時に戻ったような気分で過ごして居ますから、嫌な姑にならずに済みましたわ。
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ここの国の人達は、まずは精神が健康なのですね。不健康な何かが出てきたら、とても暮らしにくくなって、出て行く事になっています。

かなり皆自由に暮らして居ますが、自分できちんとルールを作って、きちんとしなくてはいけない事はやらないと、結局は自分に返ってくるようだと、皆気が付いているようです。

好きに飲んだり食べたりもして、わいわい楽しく暮らして居ますが、そうなる為には、遊ぶ時間を生み出すために、仕事はしっかりと、時短で効率よくするようです。

勉強も良くやるようですしね。やり方はそれぞれですが...。勉強の意味がよく解っているのでしょう。

そんなですから、セージ君の帰りがまだなのは、帰宅後の楽しい時間を作り出すために、何かやっているのでしょう。世界はまだ感染症が、とてつもなく広がっているのですからね。

あの大国が、一番大変な事になっているのが、不思議です。

　　　　　　　　　　　　　　　storyteller🐑