来週から普通の暮らしに...。

今週はセージ君は珍しく家に閉じこもりっぱなしで、Mrs.Sugarも仕事は休んで、一緒に過ごしました。読書はしましたが、今までになくPCでTV見たり、アニメを見たりするくらいで、何にもしないで過ごしました。

しかし、今日は土曜日で、元々はサイクルクラブの集まりの日です。Mrs.SugarもCafeで、皆でお喋りの婦人会なので、出てきました。最近はMme.シャノアールも土・日休みにしていたので、今日は婦人会出席です。
と言う事でMrs.Sugarもセージ君も部屋から出てきました。

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アルフィ《よぉ、何だか１っ週間位逢わないと、凄く久しぶりな気がするなぁ。なんだ、凄く幸せそうな顔になってさぁ。

そんなにも精神的に違う物かぁ？

アレン《そりゃそうだろうよ。単に出張に出た訳じゃぁ無かったしな。今だから言えるけれどよぉ。

万が一ひとりでも感染者が出たら、永遠にお別れかもしれなかったんだものな。

Dr.ターナー《でも、もしそうなったら、セージは外に出るつもりだったんだよな。一応”新シェルターの者が、外に戻るのはOKにしよう“って話は出ていたんだよ。
今回は皆でよく話し合って、精神を大事にしようって事で、シャッターを開けたんだよ。自己管理をしっかり続けると言う事でね。

セージ《ま、俺は何が遭っても、覚悟して此処にいる間は、外のシェルターか、島の暮らしになったら、自然のままにだよ。

俺はもうずっとSugarとは一緒だよ。大気汚染だろうが、感染症だろうが、もう関係無いんだって思っているよ。

色々な何かは、結婚を決めた時点で、覚悟したんだからね。

Dr.マロウ《第３セクトの無人島の、工事を始めたと言うのもあるんだろう。やっと決定して、いくら医療研究中心の、サナトリウムと言う事にしても、決めるまでは大変だったようだけれどな。

やっぱりデメリットもあるかもだけれど、何処かで出来るだけ、自然の空気に触れた暮らしがベストだからね。

まだ幼い子供達は半分はシェルターの暮らしもさせて....なんだよな。良い事だけって言うのは、ないからな。

エルダ《ま、そうだよね。俺もセージほど強い信念はないけれど、アニーと結婚した時点で。まぁ浮気などはしないで、穏やかな夫婦の暮らしを、出来るだけ長く続けようって思ったからね。

仕事ではセージの、サポート作業はやりたいからさ、アニーにそれも話し合って了解を取ったよ。それから、大気汚染の事等考える様になったよ。

アルフィ《って事は、俺もターナー教室での仕事仲間とは、離れがたいから、一緒にかな？　仕事も結婚と同じに契約したしね。

新シェルターでの暮らしで、初めて真面目に、自分のこれからの暮らしを考えたよ。それまでは、もっと軽く考えて居たんだけれどさ。

リヴェール教授のもとで、仕事していこうとね。何にもない所だからこその自由感とか、工夫して暮らしたりも悪く無いなぁ～って思ったよ。

しかし最新情報でも、大気汚染が少ない島って、寒い地方なんだよね。感染症も、まぁ暮らしやすい気候や文化の所が、人口も多いから感染症リスクも多くなるし、大気汚染も酷いんだよね。

アレン《それにしてもよぉ！本当に此処は、遊ぶところも、ほぼ何もない状態だしよ。移動は今やシェルターに移ったら、自転車さえ乗らなく、ひたすら歩きだよな。代わりに廊下などが、最短距離で移動できるように出来ているのが、パズルみたいだよな。

もうさ、嫌でも歩くから、健康だよなぁ～。『筋肉美大会』とかともイベントも健康的だしさ。これで、病弱になったら、馬鹿みたいだぜ。

セージ《そうそう、地図が読めない人は、移動に苦労するかもね。廊下にはちゃんと番号が付いているし、まるでインテリアの飾りみたいに、大きな地図が壁に填まっているけれどね。

Dr.ターナー《コツが解ればどうってことないよな。巧い事ブロック分けしてあるしな。第一そんなに行く所も無いからな。

”いかにも勉強したり、読書しろよ“みたいに、図書館は新シェルターもシャッターが開けば、行きやすい所にあるんだよな。資料庫も、隣接してあるしな。

セージ《そう言えばターナー先輩、やたらに勉強する事が有るみたいだね。それも又、俺みたいに一旦PCにファイルしてではなくて、ダイレクトにノートに手書き？だよね。

やっぱり手書きした時点で、もう頭に入れてしまうんだね？

Dr.ターナー《おうよ。写し直しは時間がかかるからな！楽しみに使う時間も欲しいだろう？世の中益々、ネット社会になって行くようだけれど、見えない所では、ネット犯罪も凄く増えているからな。

セージ《だからってさぁ、ターナー先輩ってポルノチックな本を、堂々と見ているからなぁ～。俺最初はビックリしちゃったよ。

てっきり医学書かと思ったらさ！あんなのは医学書でも見ているだろうにさ！

Dr.ターナー《馬鹿言うなよ。健康な成年男子は、医学書とは違う観点で書かれたり、写真は又別もんだよ。

見た事無い奴はいないだろうが...。ゲイは又病的に捉えたら、精神学敵な本もあるし、問題ない個人の志向として考えるか、色々だからな。

少し前までは、今より犯罪視していたけれどよぉ。俺が思うに、けして不健康な訳でもないしよぉ。

アルフィ《そうだよなぁ～。異性愛であっても異常行動なのか、志向の行き過ぎで、事件になってしまう場合もあるだろうしね。

両者が噛み合って居たら、何の問題も無いけれど、そうでなかったら、異常だっ
て言われてしまうだろうしな。

セージ《そうだよ。俺だって以前は自分でさえ、吃驚してしまう精神状態に、診察受けた事あるんだよ。
でも、まぁ問題ない状態だって解って、ホッとしたよ。”恋をするってそう言う事なんだ“って聞いてさ。

恋も個々にスタイルは違うそうだからね。でも、Sugarは以前いた日本人の友人に”年齢考えたら、貴女は異常じゃぁないの！そんな歳下の子とだなんて、普通じゃぁ無いわよ！病院で診て貰ったら？“って、言われていたんだよ。

Dr.ターナー《まぁ、たまたま凄く歳が離れて居たって事で、毎日楽しく暮らせていたら、問題は無いんじゃぁないか。

あなたは何歳ですか？なんて聞いてから、恋をするわけじゃぁないからな。ただ、体力的な事全てへの気配りは、必要だけれどね。

セージ位大事に扱えば、まぁ今は体力の衰えは自然な事として有るけれど、問題は無しだよ。むしろ理想的かもしれないぜ。

老々介護じゃぁないし、既に何度も介護したし、お前も介護されているしよ。

セージ《問題はこの間も話して居たんだけれどさ。”意識が無ければまぁ仕方がないけれど、意識が有ったら、いくら仕事だと言われても、他人や異性の看護師などに、オムツ交換などはされたくないね“って話して居たんだよ。

入浴介助だってさぁ～。

Dr.ターナー《自分で出来なかったら、やってもらうしか、仕方が無いよな。体は清潔にしておかないとならないしよぉ～。

俺達だってよく解っていても、知っている者から、看護はされたくないよな！
だから、此処では基本南と北に分けてあるんだよ。仕事以外では、あんまり親しく付き合わない様にな。

エルダ《そうかぁ、そう言う事で、南と北に別れていたんだ！

アルフィ《俺は検査は大概は番号で、整理だから、どっちでも問題無いんだけれどね。アレンに以前聞いて笑っちゃったよ。

番号さえ知らなかったら、自分のデーターを自分で、検査して居たりもあるそうだよ。事務の人が整理して、本人ファイルに記入なんだ。

此処ではもう一つ手間かけて、担当医にしか誰のメディカルデーターか判らないようになっているそうだよ。でも身体介護は、知り合いは嫌だよね。

アレン《そうだな、念には念を入れて、機械は信じないんだよ。計算は得意でも、雰囲気やその時の患者の顔色や、精神的なものは正しく分析出来ないだろう？

Dr.マロウ《そうだね。他国とは反対なのさ。人の手はかけて、治療しようだからね。本人の物以外を体内に入れるのは、出来るだけ入れないとかね。もうどうしても以外はね。

だから、此処は会員制サナトリウムにしたんだよ。病気になる前に、入院して心身とも養生して治せるのがベストだってね。

そうする為には、最先端の勉強や研究はしっかり、知識がないとなんだよ。遊んで居る様でも、トレーニングは皆しっかりやっているんだよ。

って事で、俺とアレンは今日は午後出勤なんだよ。
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今日は、そんな話から、又結構くだらない話までして、他愛無く大笑いしたりの、楽しい時間を久しぶりに過ごしたのです。
新旧のシェルターに、別れている間は、笑いながら話して居ても、今日みたいに手放しで、あけっぴろげな笑うようなことが、無くなって居たそうです。

やっぱり、メリットだけは無くて、デメリットもあって、物事巧く進んで行くようです。目上から注意されたり、ちょっと鬱陶しく感じたりがあるから、楽しい時間もあるんだと思ったようです。
セージ君も来週からは、新しいこじんまりした家から通勤ですが、ターナー教室は視聴覚室と入れ替わるかもしれないと言う話も出ているようです。なるべくCafe周辺は昔に戻したいようです。

　　　　　　　　　　　　　　 storyteller🐑