今ではすっかり只のメンズクラブになってしまいましたが、いずれ復活できることを信じて、会員は集まっての仲良しクラブです。
後はメンテを頼まれた物のメンテなどしながら、おしゃべりしたり、Drターナーの仮眠所だったり、皆の更衣室にもなっていて、此処でユニホームから着替えたりもしています。診療所のすぐわきにあり、ターナー教室からも近いのです。
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アレン《何だ、なんだ！ 皆休日出勤なのかい？俺もだけれど、長期休み取れたけれど、雑用も溜まっていてよぉ。
エルダー《まぁ、当然だよね。でも久しぶりに長期休みは、色々考えることも有ったから、良かったよなぁ。昨年は忙しい流れに、流されて仕事していた気がするよ。
マロウ《しかし、思ってるよりも感染症は長引きそうだよなぁ。新種に変化はまだ続きそうだしなぁ。更に全く未知の感染症の心配も出てきているんだよ。
エルダー《あぁ、凍土や氷が解けてきて、氷の中から、もういなくなった細菌が現れるって言う話だろう？ 考古学者や研究員が集まって調査始めたそうだね。
セージの両親などは、もう参加しているんじゃぁないの？
セージ《あぁ、そうらしいね。母は特に歴史的病原菌の、研究はしていたからね。マンモスだけでなく。Dadの愛人の恐竜プテラノドンなどが全滅したのは、ウィルス感染症みたいな菌に感染してって言う説もあるそうだからね。
マロウ《そんな事になったら、もう想定外も想定外で、どうすることも出来なかったんだろうしね。
セージ《何だか、化石等の中や氷の中の菌を、今研究してワクチンを作れるように手を付け始めたらしいよ。
古い文献の読み返しや、色々在宅で出来ることは、在宅でもやっているようだしね。もう今日は着替えても良いよな？
エルダー《あぁ、急ぎ分は作ったからね。この後は帰るだろう？
エルダー《アルフィはさぁ、自転車はまだしばらく乗れないけれど、クラブには入会するのかい？しばらくはこんな感じだぜ。中での話題はシークレットだよ。
今日は来ていないけれどライモンなども、メンバーだからね。この中だからこそ話す話題も出るからね。
アルフィ《うん、わかっているよ。ここでのダべリングは、興味深いことも多いし、冗談話も面白いんだ。だからから入れてくれよ。
エルダー《メンバーはあんまり増やしたくないし、女人禁制だからな。アルフィは、土曜日に此処に来たら、ますますガールフレンドに巡り合うチャンスは無くなるよ。いいのかい？
アルフィ《俺も相手が居れば良いけれど、まぁ、その時が来たら巡り合えるんじゃぁないかと思っているんだ。だから今一番興味がある所に参加の方が、良いからね。
このメンズクラブは今入会しないと、入れそうにないだろう。空き家の女は、結構いるからね。
マロウさん、良い皮ジャン来ているねぇ。シンプルでしゃれているなぁ。
マロウ《あぁ、これは以前アレンがネットで買う時に、一緒に買ったんだよ。２枚買ったら割引してくれたんだよな。もっと着込んで、柔らかく馴染んでくると良いんだけれどね。
アレンも年中着ないと、皮は固くなってカビも生えるし、ひび割れてしまったりするんだぜ。
アレン《そうなんだよな。なるべく着るようにするよ。以外に暖かいから、シェルター内に越してから、あんまり着ていないんだ。寒がりではないからね。
エルダー《お洒落には、寒がりも暑がりもないよ。自分の一部みたいに着なくてはね。俺はセージから回ってきた、このオーバーオールは、なるべく着るようにしているんだ。
まだほぼ新品のままだったからね。ブルゾンもセットであるから、それはアニーが時々丁度良いからって着ている時があるんだよ。
セージ《そういえばアニーが着ているの、図書館でチラッと見かけたよ。アニーはエルダーと一緒になってから、ファッションが変わったよね？
以前はドレッシーなドレスが多かったんだけれど、カジュアルになったよね。
アレン《Sugarさんと、セージのぺァファッションに影響されて、ぺァファッションで着ているカップルが増えたんじゃぁないか？
ミントスタジオで買うと、ペアルックで買えるから、つい買ってしまうんだよ。特にホームウェアはね。楽だし、肌触りが良いからな。
マロウ《家でもセージは、何時もペアファッションなのかい？
セージ《う～ん、そうだね。服着ている時はね。
アレン《何だよ、服着ていない時もあるのかぁ？俺も部屋では結構裸が好きなんだけれど、ローリーがペアの服買ってきたから、下だけはいたり、上下を着ることもあるんだよ。でもよぉ、裸が気持ちが良いよなぁ。
特にシャワーの後の日光浴なんて、絶対に裸だよな！
セージ《当然だよ。俺はなんでも習慣が凄く違うから、じっくり時間をかけて、慣らして行ったよ。だって、でないと俺だってストレス堪るからね。
昨年の夏はSugarも、水着で過ごすことが多かったよ。シャワーの後に体験させると、一番効果があるよ。誰だって裸でいると気持ちが良いのを感じるからね。
エルダー《ほらね。セージは結構策士でもあるんだよ。そうは見えないだろう？
アルフィ《あぁ、そうだね。でも最近教室も同じになって、長い時間一緒にいるから、判ってきたよ。子供の時は活発で、負けん気も強かったんじゃぁないかってね。
見た目の穏やかさとは違って、凄く男っぽい性格でもあるってね。逞しいよ。
セージ《何だよ。別に俺は普通だろう。結構いい加減だし、約束は守るけれど、後はかなり融通が利くと思うし。
でも絶対に譲れない事は譲れないんだけれどね。
アレン《随分大人っぽくなったけれど、やんちゃ坊主だったんだよな。俺が初めて逢ったときは！俺もそうだったんだろうけれど、自分は見えないからな。
ティーンエージャーから、成人する頃って、変わる時期なんだろうな？もっと小柄だったしな。今では俺より大きいかもしれないな。
マロウ《後は良いことも悪いことも学んで、何が本当に良いのか、見極められるようになっていくと良いよな。ただ真面目なだけの生き方って、面白くないだろう。
それは、俺にも同じに言えるんだけれどな。両方知って、比較しないと判らないよ。
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今日は結構まともな話だけで終わり、皆相手が居るので、引き揚げていきました。そうなると、独り身はアルフィ君だけと分かり、やっぱり誰かチャンスが有ったら、巡り合いたいものだと思うのでした。
まだ時期ではないのでしょうし、実際はやる事はいくらでもありますし、資格も取りたいのです。若い時に摂った方が、楽だからです。年齢が行くほど、何度かトライしたりが増えてくるようです。
次はないと思って、一気に次々と取りたい資格を取ろうと、ターナー教室に来て思いました。自分より若いセージ君や同世代のエルダー君などが、もうすでにいくつものライセンスを持っているからです。
それも、忙しい最中に、多重試験を受けて取ってしまったようです。後は又ぼちぼちとと言う気があるようですし...。多くの者が今までとは時代が変わり、マルチ人間が必要になり、専門は半分趣味かねて勉強のような気持になっています。他国の事とは言え、この大変な時期は、此処だけなんでもないからと、以前のように楽し気な事ばかり話すのは、慎んでいます。
storyteller@Sugar
