今日は夫婦同伴で、検診と健康管理の話を聞きに診療所に行きました。持病のあるライモン君ですから、今はこの国に居るので、何かあればすぐに診て貰えます。
でも現状では、予測不能な出来事があったら、彼に異変があった時には、妻が即とっさに判断して、処置したりもしなくてはなりません。
病状の細かい説明と、どうすればよいかの説明などを受けてきたのです。
それが終わった後、ライモン君はDrマリアンヌ達を誘って、Cafeで一緒にお茶を飲むように誘いました。
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ライモン《何だか熱波がある国があったり、争い事や色々外は大変ですよね。僕たちはのんびり夏休み過ごしていますけれど...。
Mrsフェンネル《本当に此処の国に居れば、注意を守って居たら、ライモンは元気そうで、何の問題もない若者に見えるんですけれどね。
Drマリアンヌ《そうね。でも運動などもやって良い事と悪い事があるんですから、調子が安定しているからと言って、勝手にこのくらい良いだろうは駄目よ。
それが元で、寝たきりになったり、命を落とす人も居るんですからね。特に今の時期ストレスが溜まっていない人は居ないんじゃぁ無いかしら？
たとえこの国のように、感染者０ですし、近隣国のトラブルにも一見関わっていないようでもね。
Drローソン《余り暑かったり寒かったりも、我慢しないで快適な状態にしてですね。今できる楽しい事は後でではなく、今楽しむくらいで良いかもしれませんよ。
Drターナー《ま、週末にセージ達とメンズクラブで、言いたい事も言い合って、
楽しく過ごして居るだけでも、ストレス解消になって、安定するんじゃぁないのかな？
Drマリアンヌ《私は入った事無いけれど、サイクルクラブとか言って、若い男共が集まって居ると聞くだけで、部屋は臭そうだわ。
どうせ、独り者もいるんですから、宜しくない話で盛り上がっているんでしょうね。男はそれが楽しいんでしょうからね。
Drローソン《ま、そんな時も有るかもですけれど、ターナー君やマロウ君もいるから程々でしょう。皆健康な若い青年ですから、全く興味が無いと言うのもねぇ。
Drマリアンヌ《ターナー、貴方が一番宜しくない事やって居たり、先輩面して変な事教えていないでしょうね？
Drターナー《wahahaha、、、。教えるほど、俺は知識も経験もないよ。歳は上だけれど、ライモン君当たりの方が、より詳しいんじゃぁ無いかい。
なぁんて、奥さんのいるところでは“はいそうです”とは言えないよな。
ライモン《あっ、僕の事は気を使わないでください。僕達は夫婦になりましたけれど、学生時代は結構よく話す仲間だったので、大概の事は知っています。
あれもこれも納得の上での、付き合い始めですし...。
Mrsフェンネル《そうですわね。一般の方とはライモンは感覚が違うのは、仕方
が無い事だと思っていますよ。
ただ、人として私を傷つけるような事はして欲しくありませんけれど。お互いがあんまり、焼きもち焼きではありませんのよ。
ライモンは今でも、無理だと解っていてもミントさんが一番好きな人なようですしね。
ライモン《Ahaha、、、。そうだね。。もう偶像化しているけれど、ミントの事思うと今でも胸がときめきますよ。それで、セージに何時も呆れられるんですよ。
僕にとっては永遠の美しい憧れのプリンセスですね。
ライモン《それに、僕にはセージがSugarさんを愛する様には、妻を愛せないんです。彼の愛は真似が出来ないんです。
妻には結婚前に説明してありますが、愛しているけれど、クラスメイトだった意識が無くならないんです。
Mrsフェンネル《良いわよ。私もライモンとは、仲の良い友達プラスワンくらいで、長く仲良く暮らせていたら、それも悪くないと思っています。
他人と比較するものでは無いですし、よっぽどセージ君夫婦よりも沢山、密着する時は
何処でもしていますしね・笑
Drマリアンヌ《あそこはね。でも良いんじゃぁ無いの。皆それぞれの愛の巣を持っていて、仲良く暮らして居るのが一番よ。
あそこも、夫婦2人でお約束事は、お互いに気を付けた方が良い、健康管理がある夫婦なのよ。知っているでしょうけれど....。
Drローソン《君たちに子供が出来たら、もうあれこれ細かい事など気にしないで
忙しく暮らす事に成るよ。本当に産むなら早いうちが育てるのは楽だよ。
うちは双子の男の子だからね。9月からはナーサリーに行くから、やっとホッとする時間が増えるかな。産むよりも育てる方がずっと大変だと、妻は言っているよ。
Drターナー《聞いているだけで、結婚したり子育てしたりは、大変そうだよなぁ。でもDrローソンは楽しそうだよね。
色々記録も取って、研究材料にもしている様だからね。
ライモン《僕は先天的な心臓病だから、子供や、又は孫の代に遺伝しないか心配なんですよね。健康な子供が生まれたとしても、その子が心身とも健康に育つかとかもね。神経質過ぎるかもだけれどね。
でも妻は可能性があるなら、子供は欲しいと言うので、でも今日相談できてよかったですよ。この国で子育て出来るなら、心強いですからね。
Mrsフェンネル《私は子供は何人か欲しいので、この国に居る時に子育てしたいと思っていますわ。
時々育児室など、ボランティアに行かせてもらって、内容が素晴らしくて、安心して育てられる気がするんですよ。
とても、高度な教育が受けられますしね。シェルター暮らしも、生まれた時から日常的に体感しながら育てば、未来が長い子は順応出来るんではないかと思うんですよ。
だって、年中戦争や内乱の中でも、子供が次々に生まれて、そういう子達は自分が不幸とか幸せなのかなど、私達が思うのとは違うと思うんですよ。
それが日常の事なのですからね。外の世界をみたら考えるかもしれませんけれど...。
Drマリアンヌ《それはシェルターの見学した人達に言われますわ。私も子育てや教育環境には、力を入れて居ますからね。甘やかすばかりが愛情ではありませんしね。
でも一緒に居る時は、十分に一緒に遊んだりして欲しいですし、乱暴な遊びも加減して出来る子になるように、遊ばせながら教える様にとかね。
Drローソン《音楽はかけっぱなしの環境ですよ。色々なジャンルの音楽を状況
によって、流しています。
Drターナー《結局は何でも研究材料にしてしまうんだけれどね・笑 大体リヴ
ェール教授が俺達をも観察して、行動心理学や、人間工学その他の、研究対象だからなぁ。
Drマリアンヌ《彼はそれが楽しみで、生きているような人ですからね。死ぬまで退屈などしない人でしょうね。忌まわの時でさえ、残されるものに何か一言伝えていくでしょうね。
ライモン《確かに、あの方はもう、医学者で有るし、芸術にも造詣が深い方です
よね。若者文化も良く知っていますし、いくら時間が有っても、足りないんではないですか？
Mrsフェンネル《家でも夏休みなどでも、勉強ばかりですか？
Drマリアンヌ《いいえ、私達は学生結婚でしたから、結婚年数だけは長いのですけれど、お互いに忙しくて別々の場所に居ることが多かったのよ。
でも週末だけは一緒に過ごす様に、努力しましたのよ。ですから、一緒に居る時は、もう出来るだけ何もしないで、ハネムーンのように、フランススタイルで過ごしていますわよ。
まったく仕事関係の事は話さない様にしていますのよ。夫婦の甘い会話だけね・笑
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暫くCafeで色々な話をして、今日はゆっくりお茶も楽しんで、過ごしました。Cafeに居ると伝えてありますから、用事が有れば連絡が入ります。
暫くは、周辺国の様子は見ながら、此処の国は計画通りに、急がず怠けずの今年の方針です。リヴェール教授は、なるべく何時もが、その様だと良いと思って病院経営をしていきたいと思っているのです。
国も役員達は日頃から、情報交換しながら、常に中庸を保っているような在り方を模索しているのです。今は細く長くがベストと思っているようです。
Storyteller@Sugar
