今日はアレンさんとアルフィ君は、検査室での仕事配分、その他の話を検査室メンバーとミーティングをしてきました。
今日は夏休みは交代で取る事に成っていたので、代休ですから私服です。
途中で、Drマリアンヌから呼び出しがかかったので、終わってからCafeのガーデンテーブル席で、お茶の後は今年の残りの仕事の話&雑談になりました。
一般的な、諸々の検査の仕事は、他のスタッフが検査をしたり、時間が取れたら、他の資格を取る勉強です。
検査技師は、一般の人が知らない分野での仕事が色々あるのです。アルフィ君は、検査責任者のアレンから回ってくる重要マル秘事項もあるので、検査室内より、ターナー教室で一人でやった方が、都合が良い仕事なのです。
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Drターナー《最近はアレンの所で、プランテーションの方の検査もやって居るんだって? 流石に忙しいだろう。
アレン《まぁ、暇とは言えないけれど、今日も皆の仕事の割り振りの打ち合わせをしていたんだよ。数人チームに分かれて、皆資格は色々持っているからスポーツチームと同じで、マルチプレイヤーが多いと、少ない人数でも巧く休みも取れるからな。
アルフィ《アレンが一番のマルチなんだよね。ライセンスは若い時に取ってしまったそうだけれどね。
Drマリアンヌ《それはね。若い時の脳はもうポリエステルか羊毛の様に、知識
を吸い込んでくれるわ。
年々頭に入るのに時間がかかるようになるから、若い時には貪欲に、資格取っておくと良いわね。アレンやターナーだってまだ30歳代ですから今のうちよね。
楽しみながらが理想よね。
Drターナー《そりゃぁね、不思議なもんだよな。好みの事なら直ぐに理解出来て、面白くなるんだけれど、好みとは違う事は時間がかかるんだよな。
やっぱり、学生だった頃の方が勉強上手と言うか、試験には強いよなぁ。
Drマリアンヌ《そんな事言ったら、私達世代になったら、どうするのよ。リヴェ
ールなんて、まだ色々やりたいことがあって!
でもね、若い学生の時みたいに只やたらに勉強より、間に休みを入れて全く違う遊びも入れたほうが、調子良いって言っていたわ。
アレン《それは若くてもだと思うよ。疲れを自覚しにくいかもしれないけれど、若くても過信すると体調は崩すよ。休息日は休息取るためにあるんだからな。
アルフィ《そうそう、それが巧いのがセージだよね。あいつコロッと気分変えられるんだよ。そうかと思うともう自分の世界に入ってしまって、そういう時は全く、周囲の事など見えないし聞こえないみたいだしね。
Drターナー《Wahahaha、、、、。鼻歌歌ったりしている時は、結構集中しているみたいだぜ。でも長距離ランナーではないみたいで、限つけたらパッと抜け出して、話しかけてきたりするからな。
でも変に気を遣う事はないよ。俺の教室の前からのメンバーは、良い奴ばかりでさ口が悪いのもいるけれど、性格は良いよ。
Drマリアンヌ《以前はメィスが一人いたから、又雰囲気が違ったでしょう?異性が一人入ると、とげとげしさが無くなるって言うじゃぁ無い?
アレン《そうそう、女も女ばかりの職場は、凄いんだぜ。大体大人しそうな顔していても女は強いからなぁ。
体力とか弱い面もあるけれどよぉ。検査室も女ばかりのチームにならない様にしてあるんだよ。今ターナー教室は男ばかりだろう。
聞いただけで、むさくるしいんじゃぁないのかい?
アルフィ《うーん、男子校の教室みたいかな?チームワークが意外と良いって解ったし...ほら夏休み前に、急に仕事が入ったのを皆で手分けしてやってみたら、凄く効率よく進んだのには吃驚したよ。
多分仕事のTOPが一番若いセージだから、皆でサポートしてやろうって気でやったのが良かったのかもね。
Drターナー《あいつはそう言う雰囲気があるんだよな。自分の仕事は自分でやり遂げようってしていて、直ぐに人に頼まないだろう。
実際細かくて煩雑な仕事しているから、ついこちらから“手伝おうか?”って言ってしまうんだから、ある意味人使いが巧いんだろうな...。
その様に育っても居るのと、性格が明るいからな。時々馬鹿じゃぁないの?って事聞いて来たりしてな。
Drマリアンヌ《そりゃぁね、人は知らない事は、子供以上に何も知らない事もあるでしょう?彼は知識は有っても経験年数は年齢分ですからね。
リヴェールに私よく言われるのよ「大人や年長者が満足するほど、若者が出来たら、変でしょう?」ってね。以前私が周囲の人によく癇癪起こして居ましたからね。
アレン《俺も必要と思われる資格は取ったけれど、これからはそれを深く理解する事をしないとだよ。で、手を付け始めると“これで良し”って所が無くてよぉ。
もう、検査機器の開発が早いし、それ以外に教授が言うように、何も検査機器が揃っていない場合に治療するとは限らないし、その時は臨機応変にそれに代わる知識や方法も知っていないとだしな。
このアナログな検査法って言うのが、面白いんだぜ....。
アルフィ《そうそう、俺もそれが凄いよな。観察力や応用力や、もう脳みそ大回転させてさぁ。知恵熱出そうなんだよな。以前は“そんな無茶な”って思ったけれど、今では将来は違うんだってわかってきたよ。
Drターナー《そうなんだよな、医療崩壊だって聞く事多くなったけれど、未来は医療機器が崩壊する方に向かって居るかもしれないからな。
ローソンがずっと続けて居る、往診でのデーターが凄い役に立つよな。患者の住まいに行って、どんな暮らし方をしていて、雑談もして、お茶だしてもらって食事の傾向まで調べて記録するから、どんな病気になりやすいかがわかりやすいんだ。
Drマリアンヌ《そうね。本当の元を調べれば、一番良いわよね。まずは生活習慣病から、始まるんですものね。
不衛生だったり潔癖すぎたり、本当に人は家に入ってしまうと、皆個性的な暮らしをしているのよね。子育ての仕方も此処で生まれた子達は、もう乳幼児の時から、育児室利用で、親以外の人とコミュニケーション取れているし、教育はどうしても英才教育になってしまうわね。教職の資格持っている人山ほど居ますからね。
それにしても、子供が生まれないのよねぇ。アレンの所なんてもう何時でもOKなんじゃぁないの?
アレン《そうなんだよなぁ、ま、神のみぞ知るでな。生まれたらそれでも良いし居なかったら居なくてもってね。子供作るために結婚したわけじゃぁないからな。
アルフィ《そうなんだよね。家を継がなくてはならない人は、又別だろうけれど、好きな人が出来たらカップルになれば良いしね。
そこまでいかない女友達が居ればそれも又悪くないし、全く一人は寂しく感じる時もあるけれど、好きなことなど始めたら、1人が楽で良いか!って思うしね。
Drターナー《その話になるとアルフィ達が来て、俺は気楽になったよ。俺の教室は、若い方から結婚していったし、移動していったイリスって言うのが一番早く子供が出来て、2児の父だぜ。
自分も年子の姉がいて、それがメィスって言ってマテリアル研究室に、移動したんだけれど、彼女もカップルになって俺だけがバチュラーだったんだよ。
Drマリアンヌ《私個人的には、もういい加減皆結婚して、出産して欲しいのよね。セミリタイアしたんだから、やりたい研究が有るんですけれど、カップルも少ないし、結果出産も少ないしね。
不妊治療や、婦人科の病気の研究をしたいから、色々やりたいんだけれどねぇ。セージとSugarカップルが一番適任で、興味深く研究材料になるカップルなのに、もうきっぱり、セージに断られてしまったのよね。
だからアルフィ達若いのは、うんと歳の離れた、歳上女性とカップルになってくれたら嬉しいんだけれどねぇ。
アレン《それはさセージの言うとおりに、モルモットやラットじゃぁ無いんだから嫌だろうよ。あいつは元々子供は好きじゃぁ無いんだって言ってるんだからよぉ。
アルフィ《でも子供たちはセージの事好きな子が多いって聞いたよ。体が大きいのに、歳上の友達みたいな感じなのも不愉快だってね。
結構セージって無邪気だからね。歳も若いのって解るんじゃぁ無いの・Ahahaha、、。
ま、結婚して暫くしたら男っぽくセクシーで魅力的になったって言うけれど。そう言うもんなのかな。俺には判らないね。
十分カッコ良いし、ある時は無邪気な子供みたいに笑ったりで、確かに魅力的だよ。
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今後のやりたい事などの、話のお喋り会にもなりましたが、皆此処の国の人はアートカレッジ関係者も、やりたいことは一生やり続ける事が可能な仕事や趣味の人が大部分でしょう。
その様な質の人がなる仕事なのですね。元気だったら100歳になっても、現役で居られるし、これで満足と言う事はないでしょう。
それは高齢になった時を考えると素敵な事ですね。最終的にリヴェール教授達が理想とする、身も心も健康な人が多い世の中になると良いのですが。一人一人のライフスタイルが変わって、意識が変われば、最低大気汚染が今の半分になるようだと、良いのですけれどね。
Storyteller@Sugar