今日はセージ君達若手が、理事長の手伝いで、プランテーションを広げる作業の手伝いに出てきました。
セカンドカントリーに移った人達の居た分、シェルター内にプランテーションを広げているのですが、予定より広く作る事になったそうです。
皆手伝い作業にも慣れてきましたし、専門研究部門も出来たので、無農薬の野菜作りがかなり進んできました。
土が無くても作れる作物が結構ありますし、シェルターの外の森林地帯にはやせた土地でも出来るソバやその他穀類の温室プランテーションも出来上がってきています。
可能な限り、自給自足が将来的に、何かあっても中立国で、安全な医療国として生き残れる様にです。多々問題も有るので、完全会員制のサナトリウムと言う事です。
その為の手伝いに、若手医工学研究員はサポートに出たのです。基本構造物は森林管理員たちと工務店関係者が作ってあります。
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セルフィーユ《お帰りぃ。お疲れ様でした。慣れない作業は疲れるだろう?
セージ《日頃それ程使わない筋肉を使ったから、筋肉痛は出るかもね。でも多分今の所ほぼ終わったんじゃぁ無いかと思うんだよ。トラックターなど使えない壁面作業だからね。
MrsSugar《お疲れ様。でもあの緑の壁面利用は、シェルター内が明るくて気分も明るくなるし、グリーンって落ち着くのよね。
ポプリ《どんどん良い壁面の材料が開発されて、良かったですねぇ。建築建材の会社では無くて、医療関係の工学部で開発したなんて!
本気で長期間人が生きていくのに、最適な環境つくりが病気から身を守ると言う事ね。
MrsSugar《理事長が、元々ガディナーが趣味の人だったのが、ラッキーだったわね。生き物の暮らし自体が、研究したい事だったそうですからね。
“生物は共存しないと、健康ではない”という事なのでしょう?
セルフィーユ《セージ君が、此処に来なかったら、古い家系のご子息だって言
うのに、ファーマーの仕事するなんてね。
セージ《でも、俺子供の時うちのガーディナーから、遊びで色々教わっていたんだよ。気を付けてハサミ使ったりしてね。爺さんが“危ない事でもやりたかったら気を付けてやる方法を教わりなさい。多少の怪我は勲章ものだよ”ってね。
やらせないではなく、上手に怪我する事を覚えるのが、大事なんだって言われたんだ。でも本当だよって、昔言われたことが、大人になるとよくわかるんだよ。
ポプリ《それが、本当の教育ですわ。手間がかかるでしょうけれど、体感させて
覚えさせないとですね。いくらたくさん本を読んだりしても、やってみないと身にはつきませんわ。
ですから、寮生活して縫物その他も、自分で出来るだけやらせる方針の学校に行って良かったんですよ。
そう言えばチャールズ3世も幼少時から父の意向で厳しい教育を受けたんですよね。中産階級の学校に就学したことが多かったので、階級社会の国ですから同一階層の生徒が一人もいなかったため、いじめの対象になってしまったはずですよ。
MrsSugar《じゃぁセージみたいに、ハウスキーピングや掃除などは掃除人が居て
も、体験したりしていたりして!
まさか寮生活はしなかったでしょうけれど!セージはアイロンかけとか、洗濯
とか調理実習も男子校なのに、有ったんですって!
セージ《だって、人を使うようになっても、自分が出来た方が、的確に指示できるだろう?上手に優秀な人を使うにはその方が良いってね。
セルフィーユ《そりゃぁ、そうだよね。だからセージ君の所は、使用人も昔から代々の使用人が多いんだろう?
ポプリ《きっと、大事なご主人様ですから、仕事も誇りを持って、一生懸命働いて
くれたでしょうね。良い意味で伝統を大事にするお国柄でしょうからね。
少々頑固に古臭いと思いますけれど、優秀な発明や研究などする人が多いでしょう?ゴッドハンドの職人とかも、まだまだ残って居ますわよね。
セージ《でもなぁ、お茶飲み話などでは、食糧難とか大気汚染の話はしていたし、
近未来そうなるって言っていたけれど、まさか“今かい!”って思わなかったよね。
だから“シェルターに全員念のために引っ越し”ってなった時は、リハーサルくらいな気分でもあったのに、まさかその後コロナでパンデミックになって、もう何年?
こうなるとはね。もう皆でリヴェール教授の考え方をしっかり学んだって感じだよ。
MrsSugar《そうよね。移民する時にはそういう時には、速やかに住まいを移れるか聴かれましたけれどね。あの見事な紅葉を楽しんだりできて!
森の中を散歩したり、朝起きると夜降った雪が、そこそこ積もって居たりが、夢の様だわ。この10年くらいが短期に色々な事が起きる時期だったのね。
セルフィーユ《俺が来た頃には、もう結構温暖化が進んだものね。以上に豪雪だったりもしてね。
ポプリ《貴方達世代が、まぁまぁの時期も知っている世代よね。此処で生まれた子
達は、シェルター暮らししか記憶に無いんじゃぁ無いのかしらね。
MrsSugar《本当に、人生何があるか判らないものよね。私が想像していた暮らしとは、まるで違う暮らしを今しているんですものね。人生って面白いものよね。
セージ《想像していたよりも良くなったかい?俺も想像もしていないドラマチックな10年になったけれど、これ以上経験したことが無い位、自分以外を大好きになったり、死別しそうな経験もしたりして初めてとても苦しかった経験したよ。
結果色々学んでとても強くなった気がするし、今の何気ない穏やかな暮らしが、凄く幸せだって思うようになったよ。
更にこの暮らしに甘んじていては、継続はしないって思ったんだ。結婚したら、その時から今の2人の暮らしは、大事に育てないと駄目なんだってね。
チャールス三世は軍隊暮らしもしていて、海軍の飛行訓練を受けているからね。彼は地味だけれど、慈善事業や、科学的な根拠が全くないホメオパシー、ハープ療法など代替医療の支持や、自然農法など色々活動していたはずだよ。
セルフィーユ《俺は色々見てやっぱり簡単に結婚したり、同棲したりも出来ないなぁって思うんだよ。今のGFには満足出来る位美人だし魅力的だけれどね。
それも慣れると特に容姿などは、関係なくなるから、一番大事なのは💘などその他の相性だね。
ポプリ《そうですわよ。私は若くて他界した彼と比較すると、彼以上の彼は現れないですものね。何時までも若くて素敵なままよ。
その時はもう凄く悲しかったけれどね。家に帰ると何時も彼が待っていてくれるのよ。
MrsSugar《まるで、映画の「ゴースト」みたいじゃぁ無い。
セージ《Oh, my love.My darling...And time goes by so slowly.And time can do so much....だね♪
ポプリ《そうよ!セージ君映画観ました?Sugarちゃんが観ているから見たわね。
セルフィーユ《SugarさんはLoveStoryは見ないんじゃぁなかったの?
MrsSugar《あれだけは何故か見たのよね。何よ私アニメだけじゃぁ無いのよ。フランス映画も昔好きで、結構映画館でなくても、ビデオやDVDなどでも観ているのよ。ギャング映画が多いけれどね。
そうそう今度、プランテーションの手入れなどのDVDの鑑賞会やるそうよ。私達かなり優秀なファーマーだそうよ。理事長に褒められたわよ。
セルフィーユ《理事長はリップサービスが上手だからね。人柄も優しくて良いけれどね。だからみんな手伝いに出て行くんだよ。
自分が先頭に立って、最初は一人でやり始めたの観ているからね。
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色々な話題で盛り上がりましたが、プランテーションも最初は試しにも有ったの
で、1人で研究しながらやり始めていたので、強要や義務感でなく、皆手伝い始
めたのです。
まさか、ホメオパシーまで取り入れ無いでしょうが、リヴェール教授もハーブ療
法やホメオパシーなどの勉強もしているようです。
理事長はひたすら次の世代が健康で、ひもじい思いしないで暮らせるように、模
索していて、手を付け始めたのです。
今日は週末なので、これからセージ君は,MrsSugarと一緒にプールで泳いで、
筋肉をほぐしてから帰宅です。
Storyteller@Sugar