今日は珍しくマテリアル研究室のスタッフがお茶飲みにやってきました。以前メイスはターナ教室のスタッフでしたが、移動になって仲良しのビアンカの居る研究室のスタッフになったのです。
そして、大使館補佐官の妹のゼルダが、遊びに来たのですが、この国がすっかり気に入って、滞在したいと言いだしたのです。
丁度感染症も拡大してきたので、帰国を延長していたのですが、大使館での仕事は有りませんし、大学院で勉強でもすることにしようかと言っていたのですが、マテリアル研究室で、特別研究生としてアルバイトさせてもらえる事になったのです。
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メィス《ゼルダは、かなり慣れてきた様ね。雑役ばかりが多いんだけれど、丁度それなら一人くらい増えてもって言う事になったのよ。
何れ時期が来たら、帰国するでしょう？
ビアンカ研究員《そうよね。此処の国民では無いし、大学院生になる資格は無いですしね。特別研究生と言う名目でしか、仕事はないのよ。
Msゼルダ 《かまわないわ。私この国の雰囲気や、男性たちが魅力的なので、暫くは居たいわ。
今の時期、感染症にも安全ですしね。私の国は、そんなに多くの感染者は居なかったのに急に増えて来たと言うのよ。
一度帰国したらもう何時又此処へ来られるか判らないので、滞在出来たらと言う希望にしたのよ。
メィス《試験を受けて、アートカレッジへ入学するか、または大学院生になって滞在するかしか、長期滞在は出来ないわ。
ビアンカ研究員《勉強とかが好きで、学生にでもならないと、遊ぶ場所も無いですし交通手段も徒歩か自転車で、図書館とジムとプールしかありませんものね。
勉強や研究などがしたい人には、最高の国なんですけれどね。
Msゼルダ《図書館が凄いのにはビックリしたわよ。国会図書館とは言え、凄い大量に本があるのね。
普通のペーパーブックも有りますし、専門所ももちろん、管理が大変でしょう？
メィス《そうでしょうね。只の図書館だけなら、本の修復とかのアルバイトがあるでしょうけど、重要資料なども扱っているので、国民しか仕事は出来ないのよ。
ビアンカ研究員《凄い書庫が奥に在って、病院関係の資料室その他の倉庫になっていて、他が壊れたりしても、其処だけは情報が詰まっているので、絶対に安全な対策がされっているんですって！
Msゼルダ《Ahaha、、、。 まるでスパイ映画に出て来そうな話ね。特別な人だけの会員制サナトリウムなら、VIPの個人情報が詰まっているでしょう？
ジャンテイ《こんにちわ。メィスさん久しぶりですね。前みたいにターナー教室ではなくなったから、こちら側には来なくなったんだね？
メィス《そうなのよ。研究室からはキャンティンの方が近いし、広いんでね。でも、ミントスタジオには、たまに来るのよ。
来年から、取り掛かる仕事が、ミントスタジオで作る、病院関係の服の素材を研究しているのでね。
ビアンカ研究員《本当なら、もう取り掛かっているんですけれど、今年は勉強したり休息の年になったので、ゆっくり出来て良かったわよね。
Msゼルダ《今やっているのは、静電気が起きなくて、アレルギーにも対応して、ストレッチ性もある、布を作るんでしょう？試作品のデザインしたり....
入院している患者さんの服や、障害のある人のおしゃれ服に使われる布などでしょう？
ジャンティ《Sugarさんが手を入れると、凄くシンプルなのに、洒落た服になるんだよ。
メィス《そうなのよね。最終的にきっと、服のデザインは、ミントスタジオが受けて、Sugarに頼むことになると思うのよね。
ビアンカ研究員《直で頼むわけにはいかないのね？それが出来れば簡単なのにね。
Msゼルダ 《SugarってCafeのオーナーのMrsSugarの事？ライモン様の友達の奥さんなんでしょう？
日本人なんですってね。かなりの年の差婚なんですってね。ライモン様のお友達と言っても、幾つか歳下だそうですし...随分若いのに結婚したのね。
まだこれからが、遊びたい年頃じゃぁない？ ソフィスティケイテッドレディに誘惑されて、落とされてしまったのね。お気の毒。
メィス《残念でした。セージの方が、今よりももっと若い時に一目ぼれしたのよ。初恋の人かもしれないわ。大好きな人だったんですけれど、それが初恋だとよく判らなかったんですからね。
ビアンカ研究員《普通は初恋は実らないって言うのにねぇ...。ま、MrsSugarは歳を聴かなかったら、実年齢は分かりにくいですものね。
Msゼルダ 《ライモン様がセージ様はとても魅力的な男性になられて、大好きなご友人だとおっしゃっていましたわ。
独身だったら、紹介していただきたかったのに残念だわ。私が相手でも、歳上になってしまいますけれどね。Ahaha、、、、
メィス《男性が目当てで此処に居るなら、なかなか相手見つけるのは、難しいと思うわよ。異性は二の次で、一番好きなのは勉強や研究と言う人が多いからね。
なかなか、デートする時間や、家庭を持っても、別れてしまっているバツイチの人が多いわよ。貴女は普通の結婚生活を望んで、彼を探していたら、多分此処には居ないんじゃぁないかしら？
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Msゼルダ は、今はアルバイトを楽しんで暮らして居ますが、特に学生になったりして勉強する気はないようです。
陽気でお気楽そうな性格なので、皆と巧くやっていますが、雑用係だけでめ一杯なようです。
陽気な性格は、ビアンカ研究員もですが、彼女との違いはやはりここに定着しているのは、勉強好きだからでしょう。
メィスさんとは、中が良くて学生時代は、同じ授業を取っていて知り合い、ずっと仲良くしています。
リハビリスーツの研究をセージ君が手掛けた時に、サポートしていたメィスさンと一緒に仕事をした後も、布おむつの素材の研究とかも、一緒の仕事が多くなったので、教室を移動しました。
ターナー教室からの、注文の窓口はメィスさんの担当です。ビアンカ研究員はフランツさんのGFですし、その様な様子などみてMsゼルダは此処の国で相手を見つけたい様子です。
家柄も問題はない、きちんとした家の出の職員が多いですし、勉強中心の人達が主ですが、皆なかなかお洒落な雰囲気の人が多いのが魅力です。
Storyteller@Sugar
