教授と勉強会をする計画のミーティング

今日は具体的に勉強会をどのようにやるかの相談です。

マルベリーさんもミレーユさんもすっかりこの部屋で、午前午後と分かれて、秘書兼事務職をこなしています。
リヴェール教授とDr.マリアンヌの秘書の仕事です。ひきり無しに電話やPCでの連絡事項が入りますし、スケジュール調整をしたり、本人に連絡したり、打ち合わせして、スケジュール表を埋めて行き、相手に連絡したりと今はまだかなり忙しいようです。

もう暫くしたらリヴェール教授も仕事を整理して、時間を作るつもりでいます。自分も元気なうちにやりたい事があるからです。
それが終わったら、定期的に勉強会を開いて、皆で中身の濃い経営をして行こうという話です。
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リヴェール教授＼あらゆる救急患者さんの診療にあたるER医（救急外来医）医療と言っても、今はまだ限界があるからね。
子供から高齢者までのあらゆる健康を管理すると言うのは一気には出来ない事なので、まずは此処の国民の健康管理を、国民に協力してもらって徹底してやる事からだね。

エリオットマネジャー＼まずは国民が被験者になってもらって！って言う事だね。

パルファム(事務長）＼国民の人口が丁度良い数ですよね。只年齢に偏りはありますけれど！　Dr.ローソンが最初からの個人メディカルデーターを作っておいてくれたのが助かりましたね。

リヴェール教授＼今人口はどの位いるのかね？多くても５０００人までと思っているのだけれどね。一人当たりの良い生活空間を考えると、それ以上は望まないんだよ。

ジョルジュ＼これから、子供の数が増えていく割合と、死亡していく割合のバランスが上手く取れれば良いけれど、予想がつきませんからね。

ミレーユ＼現実には５００人くらいは、少なくないと拙いのでしょう？　どちらにしても今はこれから生まれてくる世代を何とか増やさないとよね。中途の世代の子供は海外の寮で暮らしているのが何人居るのかしら？

パルファム(事務長）＼ざっくりですが４００人弱位居るのではないかと思うんですよね。後は此処の国の学生や大学院生ですが、この１年は大学が新規募集しませんでしたからね。

リヴェール教授＼そして、一番若い夫婦がセージ君かい？　でもあそこは子供が出来ないから、今年生まれる新国民は２名予定かな？それ以上は今年出産予定は無いものな？

まぁ今のうちに、皆で出来るだけ理想に近づくように、勉強をしておくのが良いでしょう。やることは沢山ありますからね。勉強会を定期的にやりましょう。

ルネ理事長＼出来れば他に勉強に出て行く割合よりも、来て頂きたい方をピックアップして、此方でセミナーを開いていただく方が、助かりますね。万が一があったときに、何人もの医療関係者や研究員などが此処に居ないと言うのは、困った事になると思いますが？

モーリス学長＼リヴェール教授はセミナーを受けに出て行くと言われていましたが、出来れば教授の自家用機で送迎して来ていただけば、中で時間のやりくりして、多くの者が聞きたい話が聞けますからね。それに何があるか判りませんから、出入国は極力制限しています。

リヴェール教授＼そうかぁ～。そうだね。出て行って他の大学や病院の見学などもと思っていたけれど、それは世の中が穏やかに戻ったらにしようかね。色々と見せてやりたかったんだけれどね。
一応予定を考えるから、Mrs.マルベリーとMrs.ミレーユで手分けして、割り振ってお迎えできるように手はずを整えてください。早速予定を立てますから・・・

Mrs.マルベリー＼かしこまりました。

Mrs.ミレーユ＼大体どの位の数やるつもりですか？

リヴェール教授＼出来れば月２回位はやりたいと思っているんだけれどね。それくらいなら、３日くらい来て頂いたら、皆負担無く、なるべく多くの者が受けられるだろう？

エリオットマネジャー＼そうですね。ビデオで録画させてもらえば、どうしても出席出来なかったものも、後からビデオで見られますからね。

ルネ理事長＼それは僕達にとってもありがたいですなぁ～。　やっぱり毎日使っていても、若いときみたいには頭に入らないですから、又繰り返し見聞きできるのは良いですよ。

モーリス学長＼そうですよね。そんなことは言いたくは無いですが、若い者達は、もう学ぶ事に関しての感覚さえも違うんですよ。
時々話すと、彼らは宇宙人じゃぁ無いかと思うときがありますよ。

ジョルジュ＼１０年違うと全然違いますからね。あぁ～若いのって好いなぁ～と思いますよ。　柔軟な思考ですしね。

ルネ理事長＼おいおい、ジョルジュ君は何歳だったっけ？

モーリス学長＼そうですよ。君まだ２０歳代でしょう？私達はどうなるんだい？

ジョルジュ＼去年まではですよ２０歳代は、もう３０歳です。

ミレーユ＼本当に！私などずっと若手と言われていたのに、此処へ着たら親しく話す若い世代が居たので、やけに歳取った気がするわ。
今までは講義の時くらいの若い世代との付き合いで、プライベートな話などはしなかったからね。あなたは若い弟が居るから、又違うでしょう？

マルベリー＼でもね、２０歳も歳が違うと、やっぱり話がすれ違う時が結構ありますわよ。

リヴェール教授＼僕もね、此処に来たときにプライベートで、一寸若い世代と話したけれど、これからはもっと近しく付き合って、あの感覚を吸収しようと思っているんだよ。　今までは立場が出来上がってしまっていたからね。
こちらが歩み寄っても、若い学生からリラックスして付き合ってはもらえなくてね・笑

エリオットマネジャー＼まったくねぇ～。ここは全体に年齢層が若いから、今までシッカリやっていたDr.ローソンだって、俺より歳下だったのには一寸吃驚しましたよ。

実にパワフルに仕事をこなしているからね。
凄く子供みたいに感じていた、ターナーがDr.ターナーになったからなぁ～それもなかなかの腕の外科医インターンになっていたからなぁ～。

ジョルジュ＼確か従兄弟なんですよね？Dr.ターナーと君は・・・

モーリス学長＼君達世代が多いのかな？

ジョルジュ＼はい偶然ですが、結構同期生が多いですよ。僕達くらいから４０歳くらいまでの者が多いようです。
でもその下の世代と比べると、歳を感じますよね。彼らは本当に感覚人間と言う感じでね。

エリオットマネジャー＼せいぜい仲間に入れてもらって、若返らないと駄目ですね。年中一緒に居るだけで随分違うようですよ。
ターナーなどは、やっぱり凄く若々しいですよ。

リヴェール教授＼僕はね、時々ターナー教室には行こうと思うんですよ。あそこは、自然に受け入れてくれたよ。　たまたま以前、時間つぶしに構内の案内などに付き合ってくれた、若いセージ君が居るからだと思うけれどね。

彼が普通に話すから、他の連中も同じ感じで、率直に話してくれるんだ。又責任者のターナー君が、こびない性格だからね。居心地が良い教室だよ。

Mrs.マルベリー＼又弟が失礼な事ありませんでしたか？幼い時から大人なれしている子なので、物怖じしないと言いますか。。。

Mrs.ミレーユ＼そんなだから、物凄い歳の差婚になったんじゃぁないのかしら？姉が又奥さんのMrs.Sugarにべったり惚れ込んじゃって！　

知り合って以来、此処に来るの嫌がらなくなったのよ。話すのが楽しいって言って！
でも、よく凄い歳の差なのに、仲良くやっているわよね。
仲良くって言うより、若い彼の方が夢中って言う感じですものね。

リヴェール教授＼そうだねぇ～。まぁうちのように同じ歳だと、ずっと何処かで友達感覚もあるんだけれど、あそこまで歳が離れていると、純粋に人として付き合っていけるんじゃぁないかな？尊重し合えるかもしれないよ。

パルファム事務長＼そうですよね。多分最初からお互いに歩み寄って努力しないとって思うかもしれませんしね。

リヴェール教授＼うん、君なかなか良いこと言うじゃぁないか！男と女だと言う甘えや同じ世代だからって言う馴れ合いがないかもしれないしね。
思いやりが固い絆になっているのかもしれないよ。

パルファム事務長＼たまに休みの日に見かけますが、もう凄く仲が良いですよね。
リヴェール教授＼そうだねぇ～、彼は研究者生活を選んだのも、奥さんが歳取った時に、在宅でも仕事が出来るからと言っていたからね。

学生の時の勉強も、全て彼女の存在があってでの事が元になっているようだからね。彼はなかなか面白い子だよ。
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と言う話になって、どうやら勉強会などは外には出て行かずに、講師や教授達をご招待して、この国の中でやるという事になったようです。

リヴェール教授の自家用飛行機がありますし、ドクターヘリもあるので、要人をお迎えするのには、丁度良いのです。そんなことで、話が決まったようです。
この話を聴いたら、セージ君はきっと飛び上がって喜ぶ事でしょう。

セージ君探して散歩がてら公園へ・・・

今日は雲が多いけれど、風もなく春先らしい陽気の日です。
Mrs.Sugarとセージ君は何時も通りに、のんびり散歩しながら、出勤してきました。

教室につくと、今日はセージ君が一番早くついたので、教室の機器類を定期点検しました。　そして研究所に、プライベートなゲームソフトの最終チェックをしようと、出て行きましたら、珍しくDr.ターナーに出会ってプロジェクトチームも勉強会をやったらと言う話を聞きました。

セージ君が色々知りたいことがあるのを知っていましたから、やる気があるならすこし医学の勉強も軽くしたらと言う事で・・・
良い話なのですが、Dr.ターナーが国外のセミナーに行く時に、プロジェクト皆を連れて行くと言う話だったのです。
丁度良いセミナーらしいのですが！
まさかお供で行くのには、一人でついていくしかないでしょう。で、ちょっと返事に詰まってしまったセージ君なのです。一人で、公園のベンチで考え込んでしまいました。
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フランツ＼あれあれ、こんな所に居たよ。研究所に行くって書いてあったけれど、居ないからさぁ～

イリス＼Dr.ターナーからセミナーの話聞いたんだろう？

エルダー＼せっかくの話だからさ、行って来ようぜ！

セージ＼う～ん.....

イリス＼１～２泊だそうだからさ！

フランツ＼大まかな事しか判らないと思うけれど、なかなか医学部のセミナーには出席できないぜ！

セージ＼俺、留守番しているから、皆で行って来たら？後で話し聞くからさ。やる事もあるしぃ。

イリス＼お前さぁ、何時かはひとりでも行かなくちゃぁならない時があるんだぜ・・・今回は皆とワイワイやっていたら、直ぐに終わっちゃうんだよ。

フランツ＼それもセージが知りたい脳の話が聞けるんだぜ！
お前即答できない気持ちは判るけれどさ。　人は誰でも苦手な事ってあるものだよ。高所恐怖症とかだと椅子の上にも登れないっていうからね。

エルダー＼だったらさ、一緒に行けばいいじゃぁないか！同じホテルにMrs.Sugarが黙って部屋とればいいんだからさ。皆が黙っていれば言いだけの事じゃぁないか。

寝るときになったら、セージはMrs.Sugarの部屋に行けば良いんだから！別に夫婦なんだから、何の問題もないだろう？

フランツ＼そうだね。ホテルが決まったらさ、教えるからそうしたら良いじゃぁないか！

セージ＼あのさ、そんな惨めったらしいことなんか嫌だよ。まるでSugarが愛人で、内緒で浮気するみたいじゃぁないか！　
気が向いたら行くから、放っておいて欲しいんだ。笑いたければ笑っても良いよ。　自分で情けなくて馬鹿だってよく判っているんだから・・・

エルダー＼そうだね。ゴメン！　そうするならセージならハッキリDr.ターナーに“一緒に行きます”って言うよな。

セージ＼とりあえずは皆で行くって、返事しておいていいよ。気に掛けてくれてありがとう。自分で何か考えるよ。

エルダー＼そういえばさ、話し変わるけれどさ、分子の車があるっての知ってる？アメリカやオーストリアが共同研究だかしているんだって！

セージ＼スイスもだろう？日本もみたいだけれど、失敗したとかって・・・分子ロボットって言うのもあるんだってね。

イリス＼へぇ～何でセージ知っているんだい？

セージ＼Sugarがネットのニュースで見て教えてくれたんだ。

フランツ＼Mrs.Sugarはまるで、セージの秘書みたいだね。
最近はさ、ウエラブル端末機もMRSみたいなのが沢山出てきているけれど。あれほど機能が良いのはまだ出ていないそうだよ。

セージ＼ブレスレットでなくて、リハビリスーツみたいに着たり履いたりするタイプの物も開発されているようだものね。　焦ったからって直ぐに良い結果が出るとは限らないんだけれどね。のんびりしすぎも良くないかなぁ～って思ったりもするよ。

セージ＼さぁて、俺は研究所にちょっと行ってくるよ。とりあえず俺の事は気にしないで、行くって言っておいてよ。　どうしても駄目そうなら、個人的に断るから・・・

エルダー＼セージにこういう事を巧くやれって言うのが無理だったな・笑

セージ＼俺、Sugarの事では人格が変わっちゃうんだよ。でも皆も少し初歩的なことは勉強しておいた方が良いだろうから、行った方がいいよ。
なかなかチャンスってありそうでないからさ。

フランツ＼判ったよ。返事しておくよ。

１２・エルダー＼（Mrs.Sugarもセージにこんなに愛されていて、幸せだろうね。セージだって、幾らでも相手が居ると思うのに、凄い歳の差のある人をわざわざ選んだっていうのも、運命としか言えないよなぁ～。
誰よりも我慢強いセージが、絶対に離れたくないって言うんだから、かなり辛いんだろうね。以前の研修会かなり我慢していたけれど、辛そうだったものなぁ～。）

セージ＼じゃぁさ、俺はちょっと研究所のPC空いているか見て、空いていたら使わせてもらってくるしふさがっていたら、直ぐに戻るから・・・

フランツ＼あぁ、俺は図書館で本借りたら、教室に戻るよ。皆は先に帰っていてくれよ。

セージ＼悪いね！気を使わせちゃって！　基本俺は何処にも出て行きたくないんだ。今後も仕事はなるべく在宅でするようにしていきたいしね。　今すぐじゃぁないけれど！
Sugarに何か遭った時は、俺が看たいんだ。

フランツ＼気にするなよ。皆それぞれに事情ってあるしな。駄目なら、代わりにしっかり聞いてくるからさ。セージは日頃から、もうDr.マロウなどに色々聞きに行ったりしているしね。

エルダー＼そうだよ。もう知っていることかもしれないからね。何たってまったく医学的なことなど、チョイ話程度で授業の時に聞いただけだからね。俺なんて人生真逆方向の地味な事選んじゃったからなぁ～。　“リニアの研究開発しています”って言えばかっこよく聞こえるけれどさぁ、女が出来て、聞かれたときに“脳梗塞などで片麻痺になったり、膝とか痛めた高齢者などのリハビリの・・・”なんて、まったくロマンチックじゃぁないよなぁ～。

イリス＼でもエルダーは、お洒落で秀才らしくて、カッコ良いから、何言ってもモテるよ。　一寸見は正直、昔は、きざな奴って思ったけれどさ、一緒に過すようになったら全然ちがって、又セージとは違った雰囲気だけれど、男っぽくてモテるはずだよ。

セージ＼本当に、優しいしね。

エルダー＼何皆で持ち上げているんだよ。　俺は好きな奴にだけ優しいんだよ。結構短気で喧嘩っ早いし、女好きだしさ。　
見た目女ぽい見たいに思われるけれど、とんでもないんだよ。

これでも、セージ見ていて、穏やかで大らかで、そうならなくちゃぁって思ったよ。そういえばさ、フランスの大統領も２５歳年上の妻だぜ。俺も歳関係なく、本当に大好きで何時も一緒に居たい人見つけなくちゃぁなぁ～って思ってニュース見ていたんだ。きっと大統領の所も、秘書みたいなところもある妻でもあるんだよ。
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皆がセージ君の周りに集まってきて、とても穏やかに纏まってきたんです。　彼の本当のよさは穏やかで大らか、明るいからだけではないからです。

結構シビアな所が会って、駄目な事は駄目とハッキリ言う率直さが魅力的です。余りにもあっさり言うからか、余り言われた人は傷つかないのが利点です。

やたらに優しい訳でもなく、けじめがつけられるのも信用も得られているようです。そして一番歳下なので、とても可愛く思うチャーミングな所もあるのが魅力です。

と言う事で、セージ君は研究所へ戻り、フランツさんは図書館へ、エルダー君とイリス君は教室に戻って行きました。

セルフィーユが正式に挨拶に来ました。

今日はマダムシャノアールがセルフィーユを連れて挨拶に来ました。　まだ来たばかりで、落ち着いていないので、来週くらいから出勤と言う事で話に来ました。
口が悪いマダムシャノアールですが、この甥達はシャノアールが一番好きなようです。

彼らの両親達も、今のパリの様子では、大事な息子が国外に出てくれるのは、凄くありがたいと思っているので“くれぐれも宜しく”と伝えてくれるようにとの伝言です。
フランス人もテロには屈せずと、きっぱり言い切っている人が多いようです。
歴史的にも革命の国でもありますからね。

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Mrs.Sugar＼いらっしゃ～い。皆期待して待っていたのよ。

ポプリ＼OHOHOHOゝゝ、、、若い人が来てくれたら、皆が元気になるわ♪

マダムシャノアール＼期待に沿えるように言ってあるから、もうバシバシ仕込んでやってよね。 もうね、ジャンもだけれど、態度がやる気があるんだかどうなんだか判らないんだけれど、やりだしたら、結構ちゃんとやるようだから・・・

ほらっ!自分で挨拶しなさい。

セルフィーユ＼学校出ただけですので、一から又教えてください。　掃除の仕方などから、必要な事は全部。

ポプリ＼まぁ、しっかりしているじゃぁないですか、此方こそ仕事に関しては、厳しく言いますよ。 でも、あなたを嫌ったり、意地悪したりではないですからね。

Mrs.Sugar＼うふふふ、、、ポプリさんが一番貴方が来るの楽しみにしていたのよ♪

サフラン夫人＼そうですわね。私も息子以外の若い男性と、話すのは楽しみでしたわ。

セルフィーユ＼ありがとうございます。僕もとても楽しみにしていました。皆さん活き活きとして居て、魅力的でした。　叔母からお話を聴いていて、余計に楽しみでした。

Mrs.Sugar＼少しずつ慣れれば良いですからね。お客様にも伝えたら、楽しみに待っているようですからね。

ポプリ＼そうですよ。皆さんに言いふらしてしまいましたからね・笑

マダムシャノアール＼私の甥だって、知っているのかい？

サフラン夫人＼ここには余り来ませんけれど、私は息子や姪には言いましたわよ。息子と“同じ歳の人ですよ”て.....

ポプリ＼今日はもう帰ってしまいましたが、朝は若いMrs.ローリーがパンを焼きに来てくれているんですよ。ご実家がパン屋さんの方ですけれど、彼女からパンやスコーンの焼き方を教わって、覚えてくださったら助かるわ。

いずれは彼方は遅番のほうに来てくださいね。Sugarちゃんのサンドイッチなども大好評なので、ランチにはもう売り切れてしまうので、お客さんには申し分けなく思っていたのよ。暫くはお店に慣れて、そうしたら覚えていただくわ。

マダムシャノアール＼少しでもお役に立てたらよいのですけれどね。まぁ本人のやる気だわね。セルフィーユ次第だよ。　自分の居場所は自分で作らないとね。

セルフィーユ＼判りました。とても楽しみにしていましたから、なるべく早くに出勤したいと思います。

Mrs.Sugar＼まぁ一番は楽しんで、コツコツ気長に続けていただきたいわ。どんなことでも楽しくなくちゃぁね♪

ポプリ＼Sugarちゃんの一番大事にしている事なのよ。ですから、何時も彼女は朝のお掃除や、下働きのようなお仕事も、彼女は歌を歌いながら、楽しそうにやっているのが、素晴らしいと思うのよ。一緒に居てこちらまで楽しい気分でお仕事出来ますよ。

セルフィーユ＼僕もそうなれるように、意識します。　初めて勤めるので、どうなのか判らないのですが！　

サフラン夫人＼ご一緒に居れば、判りますよ。　自然に此方も笑顔になってしまうような方ですから！

マダムシャノアール＼まぁ、Sugarは結構オッチョコチョイな所もあるんだよね・笑　呑気で大丈夫かしら？って思う感じもするけれど、結構しっかりしているよ。

Mrs.Sugar＼あらっ、私そんなにオッチョコチョイかしら？　自分では気がつかないけれど？　AHAHAHAゝゝ、、、　まぁ何とかなるものよ。
真面目に誠実にやっていればね。何でもやった分だけ返ってくるわ。
良い仲間も居るしね。一緒に楽しみながら、お仕事しましょうね。

ポプリ＼長い間には色々あるかもですけれど、オーナーのSugarちゃんカラーのお店ですからとても心地よいお店でしょう？　
欲張りな事など全然言わないのが、却って沢山の人達が集まって来るんですよ。見ていれば判ると思いますけれど・・・

セルフィーユ＼Mrs.Sugarがオーナーなのですね？

サフラン夫人＼はい、そして今はご結婚なさったので、店長はポプリさんに任されて、ご自分はパートタイマーにおなりになったのですよ。

旦那様と過す時間が無くなりますからね。２階のブティックのオーナーでもありますし、素敵な服のデザインをなさっていらっしゃるのよ。

Mrs.Sugar＼色々言われていますけれど、オーナーは名前だけの気楽なパートタイマーよ。彼方は店長のポプリさんの指示に従ってお仕事してくだされば良いのよ。

セルフィーユ＼判りました。　何も判らないので、言ってください。僕は勝手に手出しはしませんので、却って判らないのに、手を出して邪魔してしまうかもしれませんし！

マダムシャノアール＼これで私も安心したよ。きっと此処にいれば、この子の良い所を引き出してくれると思うからね・・・
それじゃぁ、出てくる日が決まったら、又連絡しますから！

サフラン夫人＼皆でお待ちしていますよ。

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ルナル＼どうだった？　

セルフィーユ＼うん、楽しそうな人達だったよ。オーナーが何だか気楽そうな感じの人で！　店長ももう一人の人も優しそうだったから、安心したよ。

ジャンティ＼お前嫌になったら、何時でも俺が変わるからね。

マダムシャノアール＼でもセルフィーユ、慣れてきても節度を持って、皆さんに引き立ててもらえるようにね。特にSugarに馴れ馴れしくハグなんてしては駄目だよ。

彼女はそう言う習慣がない国の出身だからね。
彼女にハグして良いのは、夫のセージとアタシだけだからね。

セルフィーユ＼えぇ、そうなの？　だって挨拶だろう？

ルナル＼他の人には良いけれど、Mrs.Sugarには駄目よ！　まずはそんなことしたら、セージにノックアウトされちゃうわよ。此処はフレンチスタイルは同国人だけよ。

ブリティッシュやその他の国と色々な国の人がるからね。あちらから求めてきたら良いけれど、此方からは、積極的にしないようにね。
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どうやら、セルフィーユ君の印象は良かったようです。
でも彼も又若い男性ですから、間違いがあっても困ります。そうでなくとも、フランス人は愛情の表現過多だといわれているのですから.....

これで又Cafeの雰囲気が少し変わることでしょう。
いやいや、反対かもしれませんね。セルフィーユ君がCafeカラーに染まるかもです。
ちょっと楽しみでもあります。

お茶飲みながら、メィスの・・・

ターナー教室のスタッフには一応ザックリ、テーマを与えられていますが、9月までは皆自由の身です。
午前中は教室内で、それぞれが好きな又好きな事をやっています。　

セージ君は、自転車の修理を大至急仕上げて、今はMrs.Sugarと家でやっているゲームに手を加えて、もっとリアリティのあるゲームにヴェージョンアップに取り掛かっています。　ちょっと集中して、やらないとなのですが、自分達がやる物ですから、自然に熱が入ります。
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セージ＼ん、ン、ン。。。......むふっ♪

メィス＼何だかセージは、快調という感じね。

エルダー＼そうだね。久しぶりに凄く熱中して何かやっているよ。

セージ＼（もう完全にSugarのアバターと俺のアバターに変えて！もうアニメ映画作っているようだね♪　Sugarが喜んでくれると良いんだけれどね）

セージ＼あぁ～。疲れたぁ～！ちょっと休憩だぁ～。

エルダー＼限がついたかい？

セージ＼あぁ、まだ終わっては居ないけれど、今日はちょっと疲れたよ。

メィス＼セージ、久しぶりに凄く熱心じゃぁない？　何やり始めたの？

エルダー＼セージが本気出して何かやり始めると、近寄りがたいよな！もう別の世界に行っていますオーラに包まれちゃってさ。

セージ＼今日はね。プライベートなゲームのアバターを作っているから、見ちゃぁ駄目だよ・笑

エルダー＼あれ？何だか、ヤバイ匂いがするんだけれど？　休みの日はちょくちょくゲームやるって言っていたもんなぁ～でもいいなぁ、夫婦でゲームかい？

セージ＼うん、Sugarもゲーム大好きだからね。両手の指や、脳も使ってやるゲームにしているんだ。初歩的なゲームのやり方をクリアしたから、いよいよ本番のレベル１をやろうと思っているんだけれどさ、もう少し緻密な物と、ちょっと作りかけていたのに入れ替えようと思ってね。

エルダー＼ゲーム機とかSmartphoneでなくてPCゲームかい？　それは又スクリーンが大きいから、迫力あるゲームが出来るんじゃぁないの？　作るのに手がかかりそうだけれど・・・もしかしたらLoveなゲームだったりして？（ニンマリ）

セージ＼エルダーってそっち系はいい勘しているよ。ペナルティがつくと、勝負がついた後に罰ゲームが出てくるんだ。（ニヤニヤ）

エルダー＼くすっ！セージもそういうところは健康な年頃の青少年だな！安心したよ。最近凄く落ち着いてきて、大人っぽくなってきたしな・笑

イリス＼ホントホント、お前最近変わってきたものな。うん、落ち着いて、大人っぽくなったよ。俺が見ても魅力的になってきたぜ。

フランツ＼そうだな、前は時々子供っぽい表情する時が会ったけれど、最近は急に大人びてきたよ。流石に成人男子だものな。　さぁて、ちょっと皆でお茶でも飲みに行くか！休み中だし、今日はもう教室明けても何処にいるか書いておけばよいだろう。

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セージ＼俺はこれからジムと図書館に行くからさ、それからちょっと研究所のPCが空いていたら借りに行って帰るよ。

エルダー＼ジムにかい？明日プールに行くだろう？　よく疲れないよなぁ～。

イリス＼疲れるほどやらないんだよな。セージはほぐしに行くんだから！

メィス＼普通に考えたら、やたらマッチョになりそうだけれど、やり方があるみたいね？変な筋肉がつかないようにするやり方とか・・・

セージ＼そうだよ。固い筋肉はつけたくないんだ。柔軟な筋肉で、締まっているのが理想の体作りなんだよ。俺ボディビルダーみたいなのは苦手だしね。

でもしっかり必要な筋肉をつけておかないと、もしSugarに何かあったら、抱き上げたり出来ないだろう？　そんな風になって欲しくないけれどさ。

メィス＼それだけ準備していたら、意外と大丈夫じゃぁないの？　アクシデントって、意外と心の準備もなにもして居ない事で起きたりするじゃぁない？

絶対はないけれどね。セージの所のGrannyNANAみたいに、90歳過ぎても近所なら軽く杖を突けば良いくらいだと良いのにね。

セージ＼理想はね。でもSugarはすでに背中がちょっと具合が良くないんだ。だから、マッサージを時々したりなるべくストレッチしたり、軽く散歩したりはしているんだけれどね。

フランツ＼そうなのかい？ちょっと見た目には判らないけれどなぁ～。

セージ＼サンドイッチ作りとか、ブティックの仕事も、どうしても前傾姿勢になる事が多いからね。整形外科系はちょっと、良いとは言えないんだ。
なるべく症状がでるのを遅らせるようにはしているんだけれどね。

エルダー＼そういえば、うちの母親も膝は悪かったんだよ。だから今プールが半強制的に参加になってよかったんだよ。

行けって言っても絶対に運動系は好きじゃぁないから行かないからね。でもさ、不思議なのは、膝の症状からしたら、やたらに歩き回らない方が良いんだけれど、Cafe手伝いに行くようになったら、悪化するかと思ったらさ、そこそこで止まっているみたいなんだよね。　

なるべく重い物持って歩き回る作業は、しないようにしてくれているから、丁度良い程度の運動にもなっているみたいでさ。

フランツ＼そうか、それで毎朝セージ達は散歩もしているんだね？　俺んちのベランダから見えるときがあるんだよ。あっ、今日も歩いているな！って思うもの。

セージ＼足首に人工骨も入れてあるから、ゆっくり歩いて、バランスとって歩く癖をつけているんだよ。
少しでも前傾姿勢で骨が固まっていると、バランス崩して転びやすいからね。本人はあんまり気にしないで、調子が良いとスキップしたり、ピョンピョン飛び跳ねるけれど、俺はドキドキしちゃうんだよね。

でも余計な事は言わないようにしてさ！動ける時には自由にしてもらいたいしね。
それでもし転んじゃったり、骨折したりしたら、それなりに看ていけばその方が彼女は幸せかなぁ～って思ってね。

エルダー＼お前偉いよなぁ～。本当に愛しているんだね。そんな風な気持ちで、見られる人がいるのは幸せだよな。単なる男女の愛情以上の何かがあるんだね。

フランツ＼そうだよな。普通に男と女の愛情とは、又ちょっと違うて言う感じだけれどね。俺なんて普通の愛情も感じる相手が、まだ見つからないものなぁ～。

最近まったく心がトキメかないだよな。一人の方が気楽でいいかぁ～ってなっちゃうんだよ。エルダー達も今のうちだぜ。

メィス＼本当に！私最近はフランツと2人限でいること多いじゃぁない？　一応目の前に私という年頃も良い女性がいるのに、照れ屋のフランツが、真っ直ぐ私の事みて、普通に話しするのよね。まるで家族の誰かと話しているかのように！もう何も感じませんって言う雰囲気なのよ。

イリス＼だいたいメィスは女らしくないからね。幾ら弟と姉だって、女らしさとかは感じる時ってあるだろう？でもメィスは、なんだろうね。中性なんじゃぁないの？

メィス＼アンタって本当に失礼な奴よね。自分は無計画に父親になってしまったくせにさ。でもそれで人生経験は追い抜かれた感じがするけれどね。

フランツ＼まぁたしかに、メィスはセクシーなタイプじゃぁないよなぁ～。

エルダー＼そうかい？よくみると、イリスもハンサムだし、メィスもなかなかの美人なんだよね。メイスはもっと素直に男を見て、意思表示位しなくちゃぁ伝わらないぜ！

セージ＼あれ！エルダーも感じてた？メィスはちゃんと見ているんだよね。その時はあぁ、メィスも女なんだって思うもの！って言っちゃって悪かったかなぁ？

メィス＼何よ？セージったら、何か知った風な言い方して・・・

セージ＼言っちゃっても良かった？　でも彼は、駄目な相手なんだよ。それをメィスは感じているから、又殻に閉じこもっちゃうんだろう？
あの人は諦めて、違う相手を見つけたほうが良いと思うよ。

エルダー＼あっ、やっぱりぃ？　俺もそう思った事あるんだよ。そうかぁ、気のせいじゃぁなかったんだ。

イリス＼あれっ、メィス耳が真っ赤になって、そうだったのかい？そんな人がいたんだ。　じゃぁ当たって砕けろで告白したら？
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あらあら、メィスにそんな人がいたんだなんて！　セージ君とエルダー君は感じていたんですね。エルダー君は“まさか！”と気のせいかと思ったようですが、セージ君は良く見ていたようです。

セージ君は此処で、丁度仲間内の話題ででてきたので、自分が言ってしまって構わなければ、メィスは心を開放した方が楽になるのではと、言ってしまいました。
メィスの性格もよく知っているので、発散してしまった方が、精神衛生に良いと思ったからです。

実際のメィスは惚れっぽいタイプではない代わりに、とても情熱的な性格をしています。　姉弟でも正反対で、惚れっぽいイリスとは違うのです。
喋ってしまったら、良くないかと思っていましたが、セージ君がメィスのガス抜きをしてしまいました。少しでも楽になって欲しいからです。

セージ君は自分も辛い時期を過したので、ずっと我慢は出来るものではないと思っていたのです。普通なら応援する所ですが、彼女が想っている人は女性には興味がない人なのです。

シャノアールのもう一人の甥がやってきました。

今朝はシャノアールの店に寄ってから、Mrs.Sugarとセージ君はそれぞれに出勤していきました。 その時に、今日パテシエ希望のシャノアールのもう一人の甥の、セルフィーユがやってくると聞きました。店が一段落したら、Mrs.Sugarは会いに来る事にしました。セージ君も時間だからと教室に行ってしまいました。

セルフィーユと言う名前が素敵だとMrs.Sugarはご機嫌ですが、それを見たセージ君はちょっと渋い顔。 それを見逃さなかったジャンティはニヤニヤ顔です。後でセルフィユが来たら早速教えてやろうと思っています。彼も悪い性格ではないのですが、少々お調子者なようです。
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ジャンティ＼Mrs.Sugarがさ、セルフィーユって名前が素敵❤ってウキウキ♪していた時のセージの顔を見たかい・笑

マダムシャノアール＼ジャン、アンタいい加減にするんだよ。Sugarの事に関してだけは、セージは神経質になってしまうんだからね。少しは人を思いやる気持ちを持たないと、嫌われるよ。

セルフィーユも仕事決まったら、セージには他の冗談は言っても良いけれど、Sugarネタの冗談は言うんじゃぁないよ。

セルフィーユ＼判ったよ。俺とジャンを一緒にしないで欲しいね。

Mrs.Sugar＼こんにちわぁ～♪　やっと手が空いたわぁ～。今日も忙しかったわね！

マダムシャノアール＼うちは木曜日は、そこそこ一息つける日なんだよ。週中だからかね。水曜日がCafeが休みだから滅茶苦茶忙しいのさ。

ジャンティ＼Mrs.Sugar、今日みたいな服が一番良く似合うよね。働くのには機能的じゃぁないけれどさ。

Mrs.Sugar＼あらっ、ありがとう。ジャンティに褒められるなんて。。。何にも出ないわよ。

ルナル＼ジャンが一人前な事言っちゃってね。珍しい事。少しは成長したのかしらね・笑　でも本当に素敵に似合っているわ♪

マダムシャノアール＼Sugar、この子が話していたセルフィーユだよ。もう一人の甥なんだ。ジャンと違ってちょっと無口だけれど、まぁ男としては普通かもね。ジャンが煩いから無口に感じるけれどね・笑

ルナル＼セルフィーユは結構起用だから、教えたら何でもそこそこにこなせるのよ。でも、余り凝り性じゃぁないかもしれないわね。だから、学校は卒業はしたけれど、自分で絶対に店持ってとか言う気はないみたいよ。作る事は好きなんだけれどね。

セルフィーユ＼余り拘って懲りすぎると、他に楽しんで暮らす事が出来なくなるからね。好きな仕事をそこそこやって食べていければ、後は自由を楽しみたいですよ。使われる身で十分なんです。まぁ状況によって店はあっても良いかもですけれどね。

ジャンティ＼お前本当にお気楽だもんなぁ～。のんびりしているって言うのか、なんていうのか、人間離れしているぜ！

マダムシャノアール＼でもね、けしてルーズではないから、仕事サボったりはしないから、それは安心してね。見かけより真面目だよ。

Mrs.Sugar＼それはうちとしては有りがたい事だわ。　一応ポプリさんが店長ですから、彼女は几帳面な人ですから真面目に働いてくれる人大歓迎よ。

マダムシャノアール＼Cafeの食パンやバゲット、スコーンとハーブビスケットは絶品なんだよ。まずはその味を覚えて、作れるようにならなくちゃぁね。

Mrs.Sugar＼後で食べていただくわ。Mrs.ローリーと言う、実家がパン屋さんの人が今は、ポプリさんとパンを焼いているのだけれど、お客様がもっと欲しいっておっしゃるのと、水曜日を今は中休みでお休みにしているんですけれど、開店希望が前から言われているのよね。Mrs.ローリー以外は、皆気は若いけれど熟女ばかりですからね。

マダムシャノアール＼本当に数年前からしたら、パワーダウンしたよねぇ～。

Mrs.Sugar＼本当にぃ！以前も空元気だったけれどね・笑　でもそこそこ元気よかったわよね。

ジャンティ＼シャノなんて、今でも口だけは超元気が良いからね。きっと一生口は元気だよ。

Mrs.Sugar＼ジャンティ、悪いけれどCafeも、もう大分片付いていると思うのよ。ポプリさん呼んで来てくださる。

ジャンティ＼ウィ、マダム・シュクール、直ぐに行って来るよ。

ルナル＼何気取っているのよ。もしCafeが忙しそうなら、ポプリさんが来ている間、ジャンが手伝ってらっしゃい。

ジャンティ＼こんにちわ。ポプリさんちょっとうちに来てくれますか？Mrs.Sugarが呼んで来てというから、忙しかったら俺が此処手伝っていますから・・・

ポプリ＼あらっ、そう？多分大丈夫だわ。じゃぁちょっとサフランさんお願いしますわ。忙しくなったら声かけてくださいね。忙しくなっても、ご常連さんでしょうから・・・

サフラン＼判りました。いってらっしゃーい。

ジャンティ＼言ってきたよ。すぐに来るってさ。

Mrs.Sugar＼ありがとう。お店は、もうすいていたでしょう？

セルフィーユ＼やっぱり波があるんですね？

ポプリ＼こんにちわぁ～♪

Mrs.Sugar＼ちょっと、彼がセルフィーユ君って言う、来て下さる方なのよ。

セルフィーユ＼宜しくお願いいたします。

ポプリ＼まぁ、セルフィーユ君は凄くスリムでスタイル抜群なのね♪　お顔が小さくてまるでバレリーナみたいだわ。

Mrs.Sugar＼そういえば、そうねぇ～。ダンスとか上手そうだわ・笑　この国にはディスコなど無いのですけれどね。

セルフィーユ＼もうディスコで踊っている歳は過ぎましたから、休みの日はのんびり本でも読んで過したいですね。　ジャンほど若くないですからね。

ジャンティ＼へ、ちょっとばかし歳上だと思って、カッコ良い事いっちゃって！

ポプリ＼あらっ、凄くお若い様ですけれど、今年卒業したんでしょう？

セルフィーユ＼えぇ、僕は春学期に入ったので、２年経ったので卒業しましたから、今は２３歳です。

Mrs.Sugar＼あらまぁ、ジャンティなどと同じくらいかと思いましたわ。若く見えるのね・笑　　でも丁度良い歳じゃぁないかしら、ちょっと落ち着いた年齢で！

ポプリ＼えぇ本当に！　じゃぁ良かったらお願いしたいと思いますけれど、後で適当にCafe覗いていってくださいな。

Mrs.Sugar＼そうね。それで宜しかったら、何時からでもお願いするわ。

セルフィーユ＼では後で寄らせてもらいます。

シャノアール＼じゃぁSugar宜しくお願いするわね。決まったら後で事務局行って、手続きしてくるから・・・
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と言う事で、どうやらほぼ決まるようです。
ポプリさんが意外と気に入ったようで、ウキウキしています。　好みのタイプでしょうかしらね・笑
一緒にお仕事するのですから、特に店長のポプリさんのお気に入りでなくては困りますからね。後はもうポプリさんにお任せで・・・

暫くして、セルフィーユ君と珍しくジャンティ君が連れ立って、お茶を飲みにやってきました。ジャンティ君はお客さんとしてCafeに来たのは初めてです。
なにやら、２人で楽しそうにお茶とスコーンを食べて、セルフィーユは手続きが済んだら仕事をする旨を伝えて帰って行きました。 どうやら、Cafeを気にいったようです。

今日はセージ君達は引越しなのですが・・・

今日はMrs.Sugarとセージ君は引越しなのですが、荷物は纏めてあるので、何時も通りに朝出かけて行きました。今までの家はミント夫妻が入るので、片付けなど不要と言うので楽なのです。

今日はリヴェール教授も登校して来て、朝から皆の報告を聞き、色々な問題をどうするかひとつひとつ、皆で話し合いながら決めています。
秋までには、今の人員で何とか落ち着いて、学校も病院も経営を安定させなくてはなりません。
周囲の国が落ち着かないので、それに巻き込まれずに、平常どおり落ち着いたものにしなくてはなりません。

何が起きても皆が落ち着いて、対処できるように、足元を固めなければなりません。
当分新規に大学も生徒募集はしませんし、職員も今居る中で回して行こうと言うことになっています。　リヴェール教授の考えは、こういう時こそ職員達も皆が、色々勉強するのが良いだろうと言うのです。

　　　　　❤～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～❤

リヴェール教授＼そうだ、僕もちょっと研究所に行って、久しぶりにやりたい事でもやり始めてみようかな。　材料が届いているはずなんだがなぁ～

パルファム(事務長）＼先日、色々注文したターナー教室の必要な物と一緒に、届いているはずなんですが！持って来させましょうか？

リヴェール教授＼そうだね。じゃぁ持ってきてもらおうか！

ジョルジュ＼では今連絡入れます。

ルネ理事長＼おや、ジョルジュ君も Smartphoneを持っていたのかい？

ジョルジュ＼リヴェール教授に言われまして、纏めて院内で使えるのをオーダーして、ここでもなん人か持っているんですよ。　

若い連中は個人で持っているのもいましたから、ちょっとセキュリティなど設定したり、ちょっと改造したんですよ。こんな時期になったので、タイミングよく手を入れておいて良かったですよ。今すぐ持ってくるそうです。

フランツ＼リヴェール教授の荷物が、この間の荷物の中に入って着ているから、持ってきてくれだってさ、そんなの有ったかい？セージ見た？

セージ＼いや、わかんないよ。ターナー教室って書いてあったから、気にしないで全部仕舞っちゃったから！ちょっと待って！見てみるから.....　（ squeak、 squeak、 squeak。。。。......）これかなぁ？

セージ＼あぁ～ターナー教室内リヴェール教授って書いてあるよ。はい！

フランツ＼はいって、俺が一人で行くのかよ！

セージ＼だって、軽くは無いけれど、2人がかりで持ってくほど重くないよ。リーダーだしぃ。

エルダー＼そうそう、役員室へのお届け物とかは、やっぱりリーダーの役目でしょう。

メィス＼前から教授を知っているし、うんと顔を売ってこないとね。どうせ役員さん一同いらっしゃるでしょうから！　他の人達にはフランツは余り馴染みがないでしょう？

フランツ＼まぁ理事長や学長とかは余り馴染みがないけれどな。

セージ＼なら、沢山顔を出して、ターナー教室のリーダーですって、挨拶してくると良いよ。　今後交渉ごとの窓口だからね・笑　俺は家に帰って引越しするから・・・

イリス＼そうそう、このプロジェクトは皆若いし、まだスタートさえしていないしね。ご挨拶は必要だよ。俺達はセージの家に行くからさ！

フランツ＼判ったよ。じゃぁ行ってくるよ。俺も後から直ぐに行くからさ・・・

リヴェール教授＼あぁ～彼らは今休みだったんだよねぇ～。誰か来ていたのかな？

パルファム(事務長）＼皆来ていますよ。殆ど毎日居るみたいですけれどね。

フランツ＼フランツです、失礼します。

ジョルジュ＼やぁご苦労さん。テーブルの脇に置いておいてください。

フランツ＼この辺りでよいですかね？

リヴェール教授＼久しぶりだねフランツ君。元気にしているかね？　もう皆に慣れたかな？

フランツ＼はい、元気です。教室の皆は仲がよくて、楽しくやっていますよ。

リヴェール教授＼それは結構な事だね。今休み中だけれど、皆出てきているんだって？何やっているのかな？

フランツ＼今のうちに皆で手分けして、必要になりそうな資料を作っているんです。

リヴェール教授＼それは又皆熱心だなぁ～。まぁ今の内に楽しんで旅行と言っても、こんな不安定な時になってしまったものなぁ～。
出かけるにしても、大変なチェックを受けながらだからな。のんびり楽しみながらやってください。流石リーダーがしっかりしていると、よくまとまるようだな？

フランツ＼いや、僕の提案と言うより、セージが一人で何かやっているな？って思ったら、資料作りとか、色々やっているので、じゃぁ皆もやろうかってことで・・・
でも今朝はセージの家が引越しなので手伝います。それでは、失礼します。

マリアンヌ夫人＼ディル、あなたの息子はよく勉強しているようね！
でも引越しですって？

ディル（ Mom母親）＼そうらしいのよねぇ～。娘が子供が生まれるので、宿舎から出て子育てしたいって言うので、今、丁度良い空き家が無いらしくって・・・
息子達の家を明け渡してくれたのよ。　息子達がこじんまりした家に移って！

息子は此処の大学受けるって決めてからは、よく勉強するようになったのよ。
それまでは、しないわけではなかったんでしょうけれど、そんなに勉強家ではなかったのよ。Sugarがおだて上手みたいで、その気にさせているんじゃぁないかしら・笑　もう彼女に骨抜きにされているらしいから！

マリアンヌ夫人＼貴女離れているのに、よく知っているわね？　骨抜きにされて勉強するようになったなら良いじゃぁないの。

ディル（ Mom母親）＼娘たちが居ると、皆スパイみたいなもんで、まぁなんでもご報告が多いのよね。　話に尾ひれがついているかもしれないけれど、皆が同じように言うから、そうなんでしょうね。

リヴェール教授＼骨抜かれて勉強するようになったんなら、良いじゃぁないか・笑
夫婦仲が良いのは、良い事だよ。基本は夫婦が仲良く安定していたら、男は一生懸命
働くものなんですよ。女性よりも単純ですからね。

僕などそれで、あっという間にこの歳になってしまいましたよ。　
マリアンヌはよく協力もしてくれましたからね。お宅もでしょう？もしくは反対に『ソクラテスの妻』が仕事を成功させるコツですかね・笑
君は子宝にも恵まれて、素晴らしいじゃないですか？

ディル（ Mom母親）＼そうですわね。あまり面倒見の良い母親じゃぁありませんでしたけれど、夫婦仲だけは今でも良いですわよ。特に息子は高齢出産でしたから、祖父母にまかせっきりでしたわ。　でも愛情だけはいっぱいありますよ。

マリアンヌ夫人＼そう言えば、エリオットはまだ結婚もしないのかしら？　相手はいないの？　何歳になったのかしら？

エリオット＼えっ、今度は此方に矛先が向きましたか？　僕は38歳になりますよ。なんだかんだ忙しくてね！　叔母に良い様に仕事を手伝わされて、上手い事言われて！
気がついたら、ここに居るって言う訳ですね。

ディル（ Mum母親）＼ロリエも忙しい人ですからね。身内となると人使いが荒くなってしまうんでしょうね。でも此処に来たら、もう少ししたら落ち着くでしょうから、好きな本業の研究も出来るんじゃぁ無いですか？　

私の夫みたいに、本当にやりたい研究は趣味にして、違う研究を仕事にしたら、高齢になっても楽しそうよ♪　恐竜の♀に名前付けて、毎日愛人に会いに出かけていますわ・笑

マリアンヌ夫人＼あらっ、大変！　そういえば、今月から週2回午後は此処の国の女性は、プールでエクササイズが始まったのよ。私も参加しなくっちゃぁならないのよ。言いだしっぺですからね。
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今日は、子供たちは誰も知らないうちに、ディル（ Mum母親）考古学者はやって来たのです。丁度リヴェール教授が自家用機で、出先からWnnyanwanderlandに戻ってくると言うので、便乗してきました。ミントが出産と言うので、様子を見に来たのです。

GrannyNANAにも言われて、セージ君達の事も、見てくるように言われたのです。
2人はたまたまタイミングが合わずに、結婚式もハネムーンも、自分達の計画通りにはいかなかったのですから、GrannyNANAはちょっと気に掛けています。　
セージ君が少しでもMrs. sugarに愛されるように、願っているからです。

フランツさんは皆に軽く会釈して戻って来ましたが、ディル（ Mum母親）考古学者がセージ達のお母さんとは気がつかずに戻って行きました。多分初めて会ったかもしれません。