クリス君がMmeシャノアールの所へ注文に？

以前Mmeシャノアールの昔の友人が、本屋をやっていると聞いたので、クリス君がMmeシャノアールの所へ注文できるか聞きにきました。図書館に色々揃っていますが「個人的に持っていたい本があるので、注文したいのだけれど」...と取り寄せられるか聞きにやってきたのです。 昨年のダンスパーティの時に、Mmeシャノアールは本はミステリーが好きだと話したのです。 “MrsSugar夫妻もミステリーファンで...私も好きなので、MrsSugarとはそのような話もよくするのよ”と話したのです。

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クリス《あのさ、プライベートで本を買いたいんだけれど、注文が出来るかい？セージが前に時間がかかるけれど買ったって言っていたのを聞いたんだよ。

セージの bien-aiméeビヤンネメの彼女がシャーロキアンだそうで、結構よく話すそうでね。で、出来たらフランス語のシリーズが欲しくてさ。

ジャンティ《あぁ、結構時間は掛かるかもしれないけれどね。シャノの友達の本やに注文すると、大概は取り寄せて送ってくれるんだよ。それでよければ...。

クリス《あぁ、で支払いはどうすれば良いのかな？シリーズで出ていて面白いって聞いたんでね。セージはシムノンの本を読んだし映画も良かったって言ってたよ。シムノンの本は英語版は図書館にあるんだよね。

でも、ベルナールのシリーズ作品は言語版で読みたくてね。

Mmeシャノアール《メグレの作家は、フランス語で書かれているけれど、フレンチじゃぁないんだよね。ベルギーだったんじゃぁなかったかしらね。

クリス《あぁ、そうかもしれない。で、シリーズは買ってもらえるかなぁ？

ジャンティ《又シャノにミステリー本の話なんてしたら、止まらなくなるからね。細かい事まで煩いんだよな。

Mmeシャノアール《代金は後払いで良いわよ。金額聞いたら立て替えておくからね。全部揃うと思うんだけれど、今は国の事情がどうなのか、よく判らないからね。買えるだけでも良いのかい？

クリス《うん、とりあえず『夜』は売れているだろうから、沢山有ると思うんだけれどね。どうせならみんな読んでみたくってね。

クリス《確か4シリーズ位あるって聞いたんだよ。セージも“大量にできるだけって、本を頼んだのが、何時か届くはずなんだ”って言ってたからね。

Mmeシャノアール《あぁ、セージの所はSugarがジャポネコミックが欲しいって言うので、頼んだんだよ。買えるんだけれど、長編だとかで、重いからね船便で来るから時間がかかるんだよ。

直接日本の取引が有る本屋から送ってくるからね。ベルナールのシリーズはフランスから送ってくるから、比較的早いと思うけれど、まぁ後で問い合わせておくよ。

クリス《セージの所はジャポネコミックかぁ、アニメならネットで観られるのにね。今では英語やフランス語なら字幕版が見られるのにね。

Mmeシャノアール《今までははそうしていたんだけれど、Sugarが老後の為にコミック本が買えるうちに買っておきたいんだってさ。

古くなって手に入りにくくなると、プレミアがついて凄く高くなったりするそうそうだよ。本は大体そうだろう？新刊本でなくてもね。

クリス《Mmeシャノアールもミステリー結構読んでいるのかい？パーティの時は本の話はゆっくり話せなかったけれど...。時間が有ったら、少し話さないか？

仕事関係の本は結構普段読んでいるから、プライベートタイムは趣味の本が読みたくてね。少しは持って来たんだけれど、もう後暫くしたら、読み終わってしまうからね。

Mmeシャノアール《特別でなければ、ミステリーなんかは図書館に結構あるけれど、英語版なんだよね。良いんだけれど、話せても読み書き出来ない人も、病院関係者出なけれな、要るんじゃぁないかしらね。会話は何か国語も話せてもね。

クリス《職員たちは皆読書家は多いよね。でも、此処へ来てビックリしたのは、アニメ好きが結構多い事だよ。来る前は、アニメが面白いらしいって言う話だけは知っていたけれどね。

でも観たのは初めてだったけれど、なかなか面白かったよ。貴女もアニメを見るの？

Mmeシャノアール《少しだけだね。アニメは男向きなのが多いんじゃぁないかしらね。大人の女性が見ても面白いのは、あんまりないようでしょう？

そうそう、ダンスアニメの「ボールルームで...」は面白かったよ。ダンスの世界ツァなどに行くプロダンサーが、もう私の好みでさぁ～。

クリス《へぇ～そんなアニメもあるんだ。それではアニメも楽しみに見て見ようかな...。大人の女性向きがあんまり無いのに、セージのビヤンネメSugarはアニメ大好きなんだ？

Mmeシャノアール《彼女はもう、子供の時からずっと大好きが続いていて、絵を描く仕事を元々はやっていた人だし、育った時の家族の叔父さんなどもコミック好きだったそうなので、そのまんまずっと好きみたいだよ。

自分もコミック描いたりもしたことあるみたいだしね。

クリス《そりゃぁまた、面白い人なんだね。俺の国には無い文化だね。絵を描く仕事は、イラストレーターや、デザイン事務所やいくつかあるけれどね。　

美術系の人は、何かと色々器用に作ったり描いたりするよね。

Mmeシャノアール《そうなんだよ。なかなか洒落たデザインの服も作ったりするから、Cafeで以前は作った小物など売っていたんだよ。

よく売れる様になって、それで、セージの姉のミントがアートカレッジで服飾の勉強していてね。Cafeに来るようになって、Sugarと仲良くなって、アトリエコーナーを作ってCafeの中で一緒に仕事するようになったんだよ。

あの頃はみんなまだ若くて、楽しかったんだよねぇ。10年以上経ったけれど、まさかの今の時代だよ。楽しかったけれど、色々あって、あっと言う間に今だね。

クリス《10年前は俺は未だ若い学生だったな。大学に入ったばかりかな？あれ、セージはもっと若いから...。

お姉さんのミントさんて、数回チラッと見かけたけれど、セージと似ている奇麗な女性ですよね。凄く目を引く魅力的な人でしたね。

薬剤師と結婚して、子供もいるそうだって聞きましたけれど...。独身でも十分通る感じだったなぁ。上品な感じで...。

Mmeシャノアール《Ahahaha、、、。でもね、結構彼女はサバサバして、楽しい人なんだよ。上の双子のお姉さん達は、上品でエレガントな人達だけれどね。

クリス《えっ、双子のお姉さんもいるのかい？へぇー。アメリカのエラリー書の『シャム双子の秘密』や結構あるんじゃぁないかな？入れ替わってしまったりと、結構ドラマチックな作品になるだろう？

実際に俺は身近に双子の知り合いは居ないんだけれど、ちょっとミステリアスじゃぁないかな？確か何処かの大学ででは、研究題材にしていたよ。一卵性双生児対象だったと思ったけれど...。

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暫くカウンター横のベンチで、ミステリー本やジャポネコミック、アニメなどの話で、楽しそうに話していました。 Mmeシャノアールが、趣味の話で盛り上がっているなんて、MrsSugarやセージ君以外では珍しい事です。

セージ君でさえ、趣味の本などの話はあんまりしていません。 ジャンティ君とルナルさんは、2人で顔を見合わせて笑っていました。趣味が合うだけでなく、フィーリングが合う同士なのでしょう。

だからと言ってセージ君とMrsSugarの様になるとは思えませんが...。 歳が違っても気の合う友達にはなれるでしょう。

                    　　　　　　　　 Storyteller @Sugar