Mmeシャノアールにオーロラツァーの話に行ったのですが...

Cafeの仕事が一段落したので、MrsSugarはポプリさん達皆で北欧のオーロラツァの話をしたので、Mmeシャノアールの所にその話をしにやってきました。

Mmeシャノアールの店のカウンターで、セージ君が注文品を取りに来たアレンさんと出会って、何やらお喋りしていました。 それで、何をしに来たかはちょっとあいまいにごまかして、先に来ていたセージ君たちと話を合わせてお喋りです。

アレンさんはMrsSugarと逢うのは、あまりないのであれこれ話が続きます。 Mmeシャノアールは、勘が良いので何かセージ君たちが居なくなったら、話たい事があるんじゃぁないかと察して、話題を早い目に終わるようにコントロールを考えました。

悪い事でなくても仲良し夫婦であっても、同席中には今は話したくない事はあるものです。オーロラツァの話は、行くとしたら女性だけで行くツァなのです。 レディス割りで女性が興味ある事を満喫できるプランなのです。本当は話だけなのですが...。

現実には、まだ以前のように気軽に入出国出来るようにはなっていませんから、何時か行けるようになったらのはなしです。でもセージ君的には一番悲しい、触れたくない話なのです。

実際に行くことにはならない話題でも、セージ君が居るところでは、置いてきぼりの話はタブーの話題です。

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MrsSugar《あらっ、アレンさんこんにちわ！久しぶりだわね。ローリーから話だけは聞いていて、話題には出るんですけれどね・笑
ですから、逢っているような気がしていたけれど、逢うのは本当に久し振りよね！

アレン《そうだね、半年以上逢ってないんじゃぁないかな？元気そうなのは、ローリーから俺も聞いているけれどな。セージとも最近は逢っていなかったよ。
だから、偶然此処であったから、どうってことない話だけれど、話していたんだよ。

セージ《何、仕事の手が空いたのかい？今日は早い目なんだね。これから、シャノとお楽しみチャットでもしようと思ってきたのかい？

Mmeシャノアール《そうだよ。何か忙しなくてゆっくりお喋りする時間が無かったのは、セージ達ばかりじゃぁないんだよ。なんだか2月は色々雑用が多くてさぁ。
事務所の方でも、店のオーナーのミーティングもあったしね。これからしっかりと、落ち着いて暮らしていく話などしたりが多かったよね。

ジャンティ《此処へ移ってから、新しく入国した人達とも、やっと顔なじみになってきた感じだよな。

ルナル《そうね、でもうちだけでなく、反対側居住区側にも、雑貨屋があるからね。うちだけではやり終えないくらい、色々な仕事が増えましたからね。

MrsSugar《シャノの所は、本当に雑貨の受け渡しばかりでなく、国内外への配送手続きや受け渡しなどもあって、大変よね。一見暇そうな顔しているけれどね。

アレン《ホント、それは昔から変わらねぇよな。俺なんて最近は全然外に出ないから久し振りなのに何しているか、結構知っていたんで驚いたよ。
此処に来てシャノと元気なフランス語で話すのは、元気になるよ。口の悪さに拍車がかかるけれどな…。

セージ《でもさ、変わり身の早さで、フランス語苦手な人がくると、ぱっと英語に切り替わるからね。お客に合わせて使い分けるし、何処の言葉も、きれいな言葉も話せるのは凄いよ。
俺は何時も、何語であってもハッパ掛けられっぱなしだけれどね。

ジャンティ《Ahahaha、、、。セージ君は若い時から知っているから、身内同然に親しみ感じているから猶更だよね。それでも、身内でなくて良かったんだぜ。褒める時は褒めるからねぇ～。
比較される俺は、たまったもんじゃぁないよ。

MrsSugar《同じ歳だから、一番引き合いに出されるんじゃぁない・笑

MrsSugar《今ならCafeには、お客さんはいないから、お茶飲んで話をするならゆっくりしていけばいかが？時間があればですけれどね。

アレン《残念だけれど、俺は今日は寄り道ばかりしてられないから、もう行くよ。セージ又時間が出来たらお茶のみしようぜ。たまには他も誘って、センターポイントのパブでも行くか？

もう酒飲んでよいものな！前みたいに時間が無くなったけれどよ。そのうちおちつくだろうからな。Sugarさんもまたな。パブに行く時はセージを借りるぜ。セージも大人の付き合いもしなくちゃぁな。

セージ《嫌な言い方。Sugarは俺の保護者じゃぁないからな。パブ位いつでも付き合うよ。でも、アレンも土曜日のサイクルクラブに出てこれる様になると良いんだけれどね。

アレン《あぁ、それは出来るだけ出られるようにするよ。じゃ、又ね。

ジャンティ《忙しくてもさ、前みたいな雰囲気に戻って忙しいと良いんだけれどね。なんだか今年は冬休み終わったらって思ってたのに、皆の移動なども多くて、忙しなかったよね。気分だよね。

MrsSugar《セージは今日はずいぶんのんびりなのね？シャノの所に用事で来たんでしょう？終わったの。

セージ《用事は終わったよ。後は図書館と研究室の、作業用スパーコンピューターを使いたいから出てきたんで、時間はコンピュータールームの空き待ちだけで、行先は言ってあるからね。
何で？あぁ、シャノと2人だけのシークレットチャットしに来たのかい？怖いねぇ...。

Mmeシャノアール《何言ってるんだい。もう女には女だけで話したい事もあるんだよ。２月はこの国に移民して１２年目の年だからね。積もる思い出話するはずが、タイミングが合わずにね。

あの頃は私たちも、まだ若くてねぇ。それなりに夢や希望もあったんだよねぇ。今の状態なんて、想像も出来なかったよね。

ジャンティ《そりゃぁ、俺なんかまだ義務教育リセに入る前かな。

ルナル《ジャンは女の子のお尻追っかけて、デートばかりしていたんじゃぁないの？セルフィユは同じ年の時には進路決めて、勉強したりアルバイト見習いもしていたのよね。
同じDNAも持っているんでしょうに...。

Mmeシャノアール《ジャンは、褒められるのは勉強には熱心じゃぁなかったけれど、働き者だったんだよ。だから、いずれ中途半端でいたら、此処へ呼んでもとは思っていたのさ。Sugarには言った事あったよね。

MrsSugar《そうそう、本人次第でってね。私たちは老人施設に入っても良いしぃ...なんてね。元気なら、ギリギリまで店やって！てね。
この国自体が、こんな風になるとは思っていなかったしね。

ジャンティ《なんだよ、人の将来勝手に決めてたのかよ。俺だってパリを離れるなんて、考えもしなかったよ。セージ君此処の大学なんて考えても居なかっただろう？

セージ《うん、だってミントが此処のアートカレッジの学院へ入るとは、思っても居なかったからね。憧れのデザイナーだかが、此処の講師になったから、此処へ来るって言いだしたからね。
でも歳も離れているし、全然興味なかったからね。　ただその後休暇で逢った時に、凄く良い所だからって、言ってたんだよ。

ルナル《１０年も経つとそれなりに歴史ってあるのね。私もまさかここを手伝うとは思っていなかったわ。私こそまだ遅い目だけれど青春していましたからね・笑

MrsSugar《Ahahaha、、、。私たちだって何度目かの青春していたわよね？シャノ。

Mmeシャノアール《そうだよ。私は入国手続きでSugarに逢った時に、もうピンときたからね。“地味でも楽しい最後の青春出来そうな相棒を見つけた🎶”ってね。
だから、長い待ち時間だったけれど、楽しくおしゃべりして、過ごせたし宿泊先のホテルの部屋も、向かい合わせの部屋が取れたしね。

セージ《そう言うのが、縁が合ったって言うんだろう？俺だって、まさかの展開で、絶対に想像もつかない出逢いで、その後ミントの所に何となく立ち寄ったなんてね。
それも１泊で帰国予定だったのがね。ミントにアルバイト頼まれなかったら、Sugarとは顔見て挨拶しただけの相手だものね。

ジャンティ《俺だって、一時来たけれど帰国するつもりが、ずるずると...。凄い引力がある国なんだよ。何にもない所なのにさぁ。居ても悪くないかもになるんだからね。

ルナル《それは本当よね。此処の国民になりたい人が、沢山待っているというのに、そんな気が無かった私などが、すんなり此処に居座ってしまって...。

異常なくらい何も無いに等しい国ならはでの、魅力があったのかしらね。パリとかは刺激的で楽しい故郷ではあるんだけれど、何処か神経が疲れるのかもしれないわね。
以前は休暇で、行き来するのも楽でしたし...。その内帰国する回数も減ってしまってね。

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『WANNYANWONDERLAND』は、ある種の人達にとってA fascinating and mysterious island（魅力的で神秘的な島）だったようです。 結局は女性だけの、オーロラツァの話は出来ずに終わってしまいましたが、帰り際にMrsSugarはそっとMmeシャノアールに“オーロラツァの話をしようね”と囁いて、帰っていきました。

セージ君は何か感じたようですが、何も触れずに研究所の方に向かいました。夫婦だから何でも話し合おうとは言いあっていますが、チョッピリ内緒話があっても刺激的で良いかもです。 MrsSugarは一人でニヤついてしまいます。

                                                    Storyteller@Sugar