昔のようにストーブの前に集まって！

今日はCafeの様子を見に散歩しながら出てきました。冬休みはまだ沢山残って居るのですが、様子だけ見てこようと出てきました。
Mmeシャノアールの店を覗いたら、アレンさんが注文書を出しに来ていました。それでCafeに行くと言うと、アレンさんとMmeシャノアールも一緒にコーヒーでも飲もうと付いてきました。

Cafe内は、ほぼ同じに配置されて居ますが、セルフィーユ君が変えるかもしれないと言
っていたので、この状態は今のうちです。

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MrsSugar《昔はこうして、皆でストーブの周りに集まってお喋りしたわね。手つくりしたニットの服とか、ビスケットとか注文があると、セージが自転車で届けてくれていたのよね。

セージ《そうそう、あのアンティックな重たい自転車は、今でも時々メンテすれば、何処も問題なく動いているからね。
研究室の倉庫の中から出てきたのをもらって来たんだろう？誰の者だったんだろうね。

アレン《あれはな、俺が此処の大学院生の時に、確か誰かが通学に？国から持って来たって聞いた様に思うよ。

Mmeシャノアール《この国も発展途上中だっただね。まさかもう一つ近場にこの島も保有して居たとは思わなかったよ。
アタシたちが入国した時には、もう工事の基礎は始まっていたらしいんだって！

MrsSugar《全然知らなかったわね。もうずっと以前の所で一生過ごすものと思っていたわ。地上の建物のほかに、地下シェルターが在るから、何か遭ったら其処へ避難するなり時には暮らす様になるかもとは聞いていたけれどねぇ。

まさか私達が生きている時にシェルターに入るとはね。さらのセカンドカントリーまでとはね。

セージ《アレンは知っていたのかい？

アレン《セカンドカントリーは都市伝説的に聴いていたよ。でも、シェルターで暮らす様になってから、本当に工事は進んでいると聞いていたよ。

それも、シェルターで暮らす様になったから、此処の研究室で寄り強度のある、健康にも良い建材などの研究が進んだんだよ。食糧難は絶対に来るのが解っていたから、理事長達はプランテーションの計画は勧めていたようだよ。

Mmeシャノアール《食糧難の話はパリではかなり昔から、時々新聞にでてたよねぇ？アレンは読んだだろう？

アレン《あぁ、異常気象の話題とかは出ていたからね。ワインはどうなるんだろうってね。食料よりも、ワインやコニャックの心配している人が多かったと思うよ。
酒飲みが多いからね。お茶変わりかな・笑

MrsSugar《ヨーロッパでは、結構子供の時からアルコール飲んだり、タバコ吸ったりしている映画を観たわよ。
私ヨーロッパ映画よく見たわよ。名画座と言うのがあって、ふるい映画とか見られたのよ。日本ではイタリー映画や、フランス映画がヒットした時があったのよね。

友達と観に行ったわよ。高校生は入れないから、大学生の友達の家庭教師とかに連れて
行ってもらったり、大人っぽく変装して行ったりね。

アレン《なに？アダルト映画でも観に行ったのかい？

セージ《違うよ。俺も映画の話した時に、それ聞いて若いティーンなのに年齢制限あるのを女の子でも見に行くのかって思ったんだけれど、Sugarはギャング映画などなんだって！

Mmeシャノアール《フランス映画は、恋愛物やアクションや、サスペンスが面白かったんだよ。私も若い時は結構映画を観たよ。

MrsSugar《J・ベルモンド、ジャンギャバンとか好きだったわよ。アランドロンも見たしぃ。皆知っているでしょう？フランス映画だから...。

セージ《俺は知らなかったんだよね。あんまり映画は観に行かなかったし、Sugarと結婚して大学院修了してから、たっぷり、映画もアニメも見る様になったんだ。

アレン《フランス映画は名画が多いだろう？ジャンギャバンはカッコ良いよな。

Mmeシャノアール《ベルモンドが好きって言うのも、Sugarの好みは男みたいだね。Loveロマンスは観ないなんてさ。

MrsSugar《友達が好きだから、付き合って行ったけれど、途中で寝ちゃうのよね。他人のロマンスの映画観ても面白く無いでしょう？

MrsSugar《「死刑台のエレベーター」「突然炎のごとく」ジャンヌ・モロー、とかは、音楽が良かったのよね。フランス映画はラストシーンと音楽が良かったわ。マリーラフォレとか、B・Bはセクシーって言うの？でもチャーミングで...「現ナマに手を出すな」「太陽がいっぱい」とかね。

セージ《俺はSugarに聞いただけで、子供が見る映画ではなさそうだよな。第一生まれて居なかったしね。

アレン《ジャンヌモローの映画はフランスの貴族社会を舞台にした小説で、夫婦で浮気する映画じゃぁないか？俺も話の種で聴いただけだけれど、有名な映画だよ。

B.Bはまだ超高齢者で元気な婆さんなのを、動画で見た気がするよ。

Mmeシャノアール《いわゆる美人女優好みじゃぁないんだね。男優もハンサムでなく、ベルモンドじゃ個性的だけれどさ。

カトリーヌ・ドヌーヴは美人だけれど、もう８０歳くらいだろうね。確かまだ映画に出ていたのを、チラッと見たよ。

アレン《俺は最近まったく実写版映画は見て居なくて、セージが教えてくれた、日本のアニメだよ。「ドラゴンボール」が面白いよ。

それから「NARUTO」も面白いかな？後はフットボールのアニメは面白いね。

MrsSugar《でしょう？私は好きなのは３～４回見るものもあるわ。異世界転生やダンジョンは飽きちゃうし、ロボット物は私は苦手かな？

セージ《ブルーロック、アオアシ、DAYSなら、俺も好きだよ。後はSugarが好きなのを一緒に観ているよ。Sugarが好きなのは、主人公よりも脇役が魅力的なのが好きなんだって...。
女の子の描き方と声だっけ？それが良いのは、好きだそうだよ。

Mmeシャノアール《Sugarも拘り出すと、注文が多いんだよね。キャラクターと背景がピッタリ合わないのは嫌だとかさ。ヘァスタイルがどのアニメも同じなのも今一つだとかね。

アレン《Ahahaha、、、確かにだよ。アニメに出て来る女の子は顔は幼女みたいなのに、胸はやたらにでかいかペッタンコか極端なのが多いしな。声もなんて言うか、子供なのにフェロモン満載の甘ったるいのは気持ち悪いよな。

MrsSugar《で、私が見ながらあれこれ言いだすと、セージが“まぁまぁアニメなんだしぃ”って言うのよね。
“好みがあったら、別々のを観ましょうか？”って言うと“いいよ、一緒のを見るから”って言うのよ。アニメ観てでなく私を観て笑うのよ。　

でも、以前は“今なんて言ったの？”が多かったんだけれど、最近字幕付きも増えたし、でもそうでないの見ても、かなり解るようになったみたいなのよ。

セージ《大体スポーツアニメなどはセリフは決まった様な言葉が多いしね。後は中にはSugarでさえ解らない難しい言葉もあるようだよ。

って、昔もこんな風にストーブの前で、どうでもよい話を沢山したね。色々遭ったけれど、愛があれば大概の事は、一緒に乗り越えていけるんじゃぁ無いかと思うんだ。甘いって、ミント達には言われるんだけれどな。

アレン《ま、今年は何があるか覚悟して置いた方が良いと思っているんだ。なるべく現状維持でな。用心した事が空振りだったら、ラッキーだろう？

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こうして皆で寄り添て、ストーブの周りに集まり、とろとろ燃える炎を眺めながら過ごす時間はとても穏やかで、楽しい時間です。
時々熱いお茶と、マシュマロをストーブの火であぶって食べてみたりです。主に甘い物はアレンとMmeシャノアールが食べるのですが...。

MrsSugaとセージ君は、甘い物は今一つなので、付き合いで一口です。今日はこんな思い出話などで、半日過ごしました、ほのぼのした幸せなストーブ前でのひと時でした。

                     　　　　　　  Storyteller@Sugar