MrsSugarはシャノの店に寄り道です。

皆通常通りに戻りましたので、MrsSugarは忙しい時間が、早い目に終わりランチのサ
ンドイッチの配達が終わったので、Mmeシャノアールの所に寄り道です。
すっかり片付いたというので、見学兼ねてです。甘い物はあんまり食べないのですがア
イスクリームは結構好きなのです。特にチョコレート味は好物ですので、試食も兼ねて
です。　　　　
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MrsSugar《帰りにCafeにお土産に持って帰るから、それもお願いね。私はビターチョコレート＆ミックスナッツ味ね。

後は適当にお勧め味で、違う種類が欲しいわ。皆で少しずつ味見出来るでしょう？
セルフィーユとジャンとで工夫して、未来型アイスクリームを作ったんですって？

Mmeシャノアール《そうなんだよ。牛乳の濃厚さは無いんだけれど、でもあっさり味でも結構美味しく食べられたんだよ。大人の上品な味に仕上がったと思うんだよ。

ジャンティ《Sugarさんが前に言っていたように、今が良い機会だから、プラントベースな食事に切り換えようと言う事にしたんだよ。

アメリカで発なんだけれど、スエーデンなどは積極的に取り入れて居るらしいよ。俺は知らなかったんだけれど、セルフィーユは学校でも話題になって居たというからね。

ルナル《乳製品その他肉とかもフェイクなんだよ。大豆等の植物から作るのよ。

MrsSugar《豆乳とか、色々日本でも商品が出ているのよ。別に不味くも無いし嫌いではないけれど、私は本物の乳製品の方が好きなのよねぇ。

でも仕方が無いわよね。体には凄く良いって言うからねぇーーーー。あの香ばしい香りや深い味わいや、噛締めるとジワーと出て来る肉の味では無いのよねぇ。

はぁ～・・・それも今のうちなのよね。別に何でも食べられるんですけれどね。

でも、私は日本人ですから、まだ馴染み安いかもですけれど、皆はどうなの？特にフラ
ンス人はバターが無いのは、辛いんじゃぁ無いの？小麦とかも無くなるって言うでしょう？って、私がブツブツ言うと、セージに言われちゃうのよね。

“世界には、食べたくても食べられないで、飢えている人もいるんだからね。代用食になっても凄く不味い訳では無いんだから、なるべく美味しく食べられる調理を考えれば良いんじゃぁないの。”ってね。

どっちが歳上か解らない様な事言うのよね。

Mmeシャノアール《そりゃぁそうだよ。セージの言う通りさ。でも仕方が無いんじゃぁないの。食べられればさ！もう此処の国だけでなく、フランスでもとっくの昔に、何だったけ？
本当の自然食の栽培を研究していたわよ

MrsSugar《ヨーロッパはエコな事とか、その他の事も取り組みが早いわね。老後の事とか若い時に考えて居たりして、昔出逢った友達から聞いて、吃驚したのよね。
私なんて、自給自足出来ない国の国民なのに、何にも考えないで...

小さい時からコーラ中毒みたいに、飲んでいたわよ。元々は薬だったっていうけれど、コーラばかり飲んでいると、骨が弱くなると言われて止めたのよね。
そう言えば此処にはコーラって置いてあるの？

Mmeシャノアール《フォーキントンズのジンジャービールやエルダーフラワーは置いてあるよ。後はディアボロシトロンかしらね。

それから冷凍のフルーツがあるから、それでフレッシュジュースかねぇ。

ルナル《冷凍フルーツでは、フレッシュとは言わないんじゃぁないの？100％フルーツジュースでしょうけれど....。

ジャンティ《それはまぁ適当で良いんじゃぁないの？そうそう、甘味はいずれ養蜂はやり始めるそうだよ。此処の土地はミツバチを育てるには、他の蜂が居ないから良
いらしいと聞いたよ。

今迄暮らしていた所には、蕎麦や他のやせた土地になっても育つ物を栽培すると聞いたよ。農学部の研究室を作るそうだから、森林管理人たちなどは、あちらのシェルターで暮らすようだからね。

Mmeシャノアール《何だかさぁ、何れこのような時代が来るとは言っていたけれどまさかのスピードでやってきたねぇ。この国は数年早く実行してしまうけれどまだこれからゆっくり考えるって言う国もあるからねぇ。

ルナル《Sugarさんもタイミングよく移住したわよね。こむぎさん等は“和食が食べられないなら、暮らせないわ”って言ってましたけれど、世界中の国の食事が出来るグルメ大国な割には、結構保守的なのね。

自給自足が出来るめどが立っているのかしらね。大陸の国の私達は、結構不安もある暮らしを経験しているから、防衛本能が身についているのかもね。

ジャンティ《フランスも職にはこだわるけれど、何だか全然違うような気がするよね。特に此処では、幾つかの国の者が国民だしね。

和食感覚とは、考え方は違うかもだよね。セルフィーユが、以前学校の友達と和食のレストランに行った事があるそうだよ。

木の四角い皿が区切られていて、大体一口分くらいの、綺麗な料理が入っていて、皆細かく刻まれているから、余り噛まずに食べられるんだそうだよね。

結構おいしかったけれど、噛締めて食べる物が無いから、物足りない様な気がしたって聞いたよ。

MrsSugar《そうそう、私も昔初めての海外暮らしの時に、色々な国の友達が
遊びに来た時に、早い時間から調理を始めて、何でも細かく刻むのを見て、呆れられた事があったわ。

西欧の料理は、出されたら自分でナイフとフォークで切って食べるでしょう？肉などもよく噛んで食べるし、味付けが簡単だから、素材の味がよく判るのよね。
後自分の好みに変えて食べられたり...

でも日本では30回位、噛んで食べるように言われるんだけれど、私はそんなに噛んだら全然美味しく無くてね。それに何食べても甘辛い味付けでねぇ。時々食べるのなら、良いんですけれどね。変わっているとか、変な奴とか言われる事が多かったわ。

生ものもあんまり食べないですしね。青魚アレルギーですしね。

MrsSugar《只、西欧人はやたらに甘い物がすきよね。和菓子の甘さとは違う
けれど！セージがあまり甘い物を食べないから良かったわ。

Mmeシャノアール《そう言えばそうだねぇ。私の所で休憩の時でも、キッシュは食べているねぇ。あいつは下戸だって言っているけれど、結構飲めるんじゃぁ無いのかい？

ルナル《そうね、皆がビール飲んでいても飲まないようだけれど...ビールはアルコールとは言えないですものね。家では飲むんでしょ？
シャンパンをセンターポイントで配達頼んでいた時があったわよ。

ジャンティ《以前パーティが有った時に、飲んでいるの見たぜ。あの飲み方は、下戸とは思えなかったよ。

MrsSugar《うふふふ..まぁ.お休みの日は飲んでいる時があるわよ。後は料理している時にキッチンドリンカーになるのよ。あはっ！私がしゃべったなんて内緒よ。

セージの都合で、下戸だっていっているんでしょうからね。

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暫くお喋りして、アイスクリームをCafeの人数分、別々種類で買って戻りました。太るのは気になるのですが、気にしながら食べるのが、おいしさ倍増なのかもしれません。

セルフィーユに土台作り等習って、ルナルさんや、ジャンティ君も色々おやつやツマミ程度の物を作るようになりました。強いアルコールは出しませんが、ビールは以前のように提供出来るようにするつもりだと決めたのです。

                                          Storyteller@Sugar