シャノとSugarの幸せtalkingTime

最近時々MrsSugarは、Mmeシャノアールの店にやってきて、talkingTimeです。Cafeには、Mrs.Sugarとは親しくなりましたが、他のレディ達や茶飲みのお客さんが来るので、ごくプライベートな話や、噂話は程々になのです。
その点Mmeシャノアールの店は、ごく身内のジャンティとルナルしかいない時があるのです。休みじかになると団体で休憩に来る場合もありますが、おおよそ時間は決まっています。

最近は移住１０年経つと、結構変化もあって、思いで話も多くなります。２人にとってのルールは、過去の話は一ヶ月も経てば時効なのです。

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MrsSugar《おはよぉ～。あらっ、パーテーションを立てたの？スケスケでも有るのと、ないのでは気分が違うわね。せまっ苦しくなるけれど、落ち着くかしら！

Mmeシャノアール《そうなんだよ。簡単に取り外しができるからね。品物の受け渡しや、伝票類なども置いてあるからさぁ。
あんまり中の方まで入ってほしくない、お客もいるだろう？

MrsSugar《それはそうよね。以前みたいに、カップルコーナーとか、間仕切られ
ていると違うんだけれどねぇ。今はもうガーデンプランテーションで、少しでも隙間があれば、野菜の栽培ですからね。

Mmeシャノアール《でも、もうみんなが細目に、世話する習慣が付いたんで便利になったよねぇ。“誰が収穫しても良い。ただしその後は次の種や苗を植える事”と言うのが良いアイディアだよ。
採りっぱなしが出るかと思ったら「次の人の為に...」のメッセージが聞いたよね。

MrsSugar《そうよね。それ見たら、心ある人は、やっぱり繋げていこうって思う
でしょうからね。採りっぱなしも最初は遭ったみたいですけれど、気が付いた人が代わりに手入れして、植え込んだりしていたら、今ではそういうのは０ですって！

Mmeシャノアール《私は採りっぱなしは誰か、見た事があるんだけれどね。でも全員みんなの物だからって、説明が有ったから、うっかり気が付かなくて、やらないんだろから、私も何も言わずに代わりに次を植えたんだよ。

あんた達だって、ボランティアで代行サービスやっていただろう？

MrsSugar《まぁ、大した手間ではないですからね。“持っていくだけの人は盗みと同じだよなぁ”ってセージは言っていたけれど、うっかりさんも居ますからね。

まぁ見つけたら、植えて置けば良いじゃぁないってね。ちゃんと気が付く時があるのよ。此処の国の人達は、色々な性格の人がいるけれど、それほど悪質な人は居ないわ。

Mmeシャノアール《まぁ、今までもさ。誰が見ても問題有りな奴はいたけれど、今はプランテーションに関しては、問題は無くなったよね。

男女間の問題は、まったく何も無いって事はないだろうけれど、程々にしてほしいよね。たらし入るけれど、習性みたいなものともいえるからねぇ。

以前のように休みの時には飛行機で、気軽に近隣国に遊びに出られないから、この中だけってなるとね。

MrsSugar《若い人が多いですものね。バツイチだったり。巧い事カップルが出来たら、良いんでしょうけれど。バランスよくカップルになったら、色恋ざた問題は大分減るでしょうけれどね。

でも、シニアになってきても、恋して居たい人もいますし、相手が居てもその他大勢が、自分を見て振り返って欲しい人も居るようですしね。難しいもんだわね。

そういえばシャノは好きな人居たんじゃぁなかったっけ？　以前チラッと聞いた様な？

Mmeシャノアール《あぁ、此処では無くてパリに行った時の、ボーイフレンドの一人ね！もうまる２年逢っていないから、皆違う相手を見つけたんじゃぁないかしらね。お互いに年齢的にも、半分は友達って感じかしらね。

たまに電話で話す時があるけれどね。一番お気に入りは居たよ。でもさ、理想は私は私の方が相手よりも愛が多いのが良いんだよ。

で、ちょっと物足りないかな？でも愛されているって、感じられるのが良くないかい？

MrsSugar《なんでも腹八分目が良いかもね。体と同じで心も八分目が素敵よね。
例外もあるでしょうけれど、基本的考えはね。一番情熱的になれるんじゃぁないの？　お食事だってそうでしょう？

Mmeシャノアール《人の恋心は、楽しみでもあるけれど、なかなか駆け引きが、難しいもんだよねぇ。Sugarは私の性格判っているだろうけれど、白黒はっきりしないのは嫌いなんだよ。

ところが、唯一男女の愛上問題だけは、はっきり分けられない所があるんだよねぇ～。大体人の３欲だけは生きている以上は、健康で元気なら有って当たり前の事だろう？

MrsSugar《う～ん、でもその時の気分に、素直で良いんじゃぁないの。良く深い人もいるでしょうし、そうでも無い人も居るでしょうしね。あまりよく深い人は嫌だわぁ。鬱陶しいでしょう？

でもね、不思議と私セージの事は、気にならないのよね。多分だけれど、もし浮気をするような事が有ったら、夫婦はやめても、友達としては付き合っていくような気がするわ。ちょっと寂しいかもですけれどね。

私はバツイチだったでしょう？でもね。本当に別れて清々としたのよ。最初は別居って言うから、そうしていたんだけれど、６年何も言って来なかったから“もういい加減良いかな？”って思って、離婚届の書類を送り付けたわ。事務的に終了したわ。

随分自分勝手な人だと思っていたけれど、憎む気もしなくって、ただ何時も言動には呆れて居たわ。何も争う事もなく、ただ書類上別れただけで、憎しみも恨みもしなかったしね。鬱陶しい慢性疾患が治ったような気がしたわ・Ahaha、、、。

Mmeシャノアール《アンタ、それはもう愛情０だったんじゃぁないのかい？愛情が有ったら、やっぱり恨んだり、憎んだりするんじゃぁないのかい？
ま、ほとんど一緒に過ごさない夫婦だったって言うからね。何時も肌で感じているから
愛がわいてくるもんだよ。

MrsSugar《う～ん、そうかもしれないわね。ほかの夫婦も日本人は夫婦になった
ら、ほんの少しだけLoveLoveかもだけれど、その後はさっぱりが多いように思うわ。

海外で暮らして、よくわかったのよ。それだけに精神性を、求めるのかもだけれど、何
も言わないしねぇ。それでは、シャノは早く終息して、又パリに行けると良いわね。

Mmeシャノアール《そうなんだよ。逢いに行くって言う事だけ考えても、ロマンチックな気分になるだろう？愛人って言うのが、情熱的になれるんだよ。でもそれはフランス式なのかもしれないけれどね。

此処から他人の事見ているとさ、色々見えて面白いんだよ。狙っている者同士が、無言で火花散らして居たり、でも目的の相手は、全く違う人に魅かれていたりね。

だからさ、あんたもセージから目を離すんじゃぁ無いよ。セージは誠実な子だけれど今までの経験からしても、セージを狙っている子は居るんだからね。結婚しているなんて知らない人の方が多いだろうからね。

積極的な女は多いんだから、強引に抱き着かれたりしたら、セージの事だから、突き飛ばすことは出来ないだろうし、強者は居るからね。
あんただって、親しくしたがっている男は居ると思うよ。オリエンタルレディは珍しいし、雰囲気はやさしいからね。

MrsSugar《あら、私雰囲気だけでなく優しいのよ。でも、意外と残酷なところもあるかもよ・笑　MよりSの方が良いわ。本当は我慢強くないですからね。

最近セージの事、時々意地悪すると楽しいのを覚えたのよ。ミントがね“弟は可愛いけれど、苛めるのも楽しのよ”って昔教えてくれた事が判るようになったのよ♪

Mmeシャノアール《おぉ～考えたらそうだねぇ。Sugarは見かけに寄らず、ちょっとビターな所があるからね。そこが又私は好きな所さ～♪

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この後も2人はとりとめなく、だんだんノってくると、とんでもなく話が広がり、冗談だらけの話になっていくのが、何時ものコースです。ジャンティ達に、呆れられてしまうのです。
この2人の世代になると、もうある程度の年齢になっているから、何事も十分気を付けはするけれど万が一感染症なり、その影響で、他の病気で生命を落としたとしても、それはもう賞味期限が切れたと言う事で、その時までは楽しく過ごそうと言う結論なようです。
特に看護のサポートや介護の仕事にも就いたことがあったMrs.Sugarは、どんなに大金を払って、完璧な治療であっても、時期が来た人は死亡になり、費用的に最低の治療であっても、年齢関係なく、不死鳥の様に復活して、元気に一人で退院していった90歳以上の高齢者も見たのです。

そんな話から“毎日毎日を大事に楽しく暮らさないとね！退屈で辛いって言うのは、幸せだから感じる事だよねぇ”と話したのです。物凄く辛い時や大変な時って、退屈など感じないのを知っているからです。

ジャンティ君がよくぼやいたりすると、Mmeシャノアールは“セージはね、アンタより若いけれど、何度かSugarが危篤状態なのを看たから、退屈は幸せな事だって知っているんだよ。まったくアンタは苦労が足りないね！”といつも言うのだそうです。

今はガールフレンドもいなくて、中だるみ状態のジャンティ君は肩をすぼめるだけです。

                      　      　　 　　　 storyteller@Sugar