新しいネームプレートを見がてら皆でお茶飲みに・・・

今朝もちょっぴり気温は低い目の朝です。でもロングコートを着るほどでもないので、ジャケットを着て出ました。今冬はロングコートの日はまだ数える位しかありません。

朝早くですが太陽の光が当たってくれば、其処はもう結構暖かです。歩くとポカポカになるので、その分も考えて着るものを考えます。何しろ歩け歩けの国ですからね。

以前の家よりもCafeや教室には遠くなったのですが、自転車に乗るほど遠くはなく、Mrs.Sugarの足だと30分位です。セージ君は10分強くらいだと言っています。

この差は何でしょうね？足の長さが違うので、きっと何時もMrs.Sugarに合わせて歩いてくれるのでしょうし、Mrs.Sugar1人だと時間がかかるのは、寄り道が多いのです。

セージ君が早いのは、かなり大股で、やや前屈で素早くさっさと歩いています。帰り道は更に早いのは、早く帰りつきたいからですね！
2人一緒だと朝はちょっとお喋りタイムで、1回休んだりするので40分位の予定です。

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Mrs.Sugar《セージはもうネームプレートタイル壁を見てきたんでしょう？

セージ《ううん、見ていないよ。別に見たってどうって事ないからね。まさかあんなに直ぐに、登録するとは思わなかったからね。そっちの方が驚いちゃったよ。

あのスーツは、家でSugarが着たらゆっくり見て、手直ししようと思っていたんだけれど、教授の所に持って行っちゃったからね。何時返してくれるんだろうなぁ～。

Mrs.Sugar《私も家でならゆっくり気分で着て見られるものね。この間は何だか一寸落着かない気分だったのよね。
考えたらスポーツ選手など、最近はあんなスーツ着ているわね。

セージ《そうだね！スウェットスーツと、同じ形だからね!材質が違うだけでさ。

でも着た感じが皮膚みたいだって言うのは良かったよ。後は詳しく機能面がどんな感じなのか知りたいんだよね。まぁ、急ぐ事はないんだけれどね。

Mrs.Sugar《今度システムが変わって、アナログな時代に戻すというから、忙しくなるのかしら？セージ達は関係ないのかしら、どうなっても色々研究開発していくのよね？その中から、本当に必要な物だけを使うんでしょう？

セージ《あぁ、多分ね。そういう意味では、俺達のプロジェクトの作るものは、実際に使うものの開発が多いんだよ。俺はその方が楽しいんだから良いんだよね♪　

俺は直ぐに、Sugarに使えそうな物を考えているのが、楽しいんだものね。でも、その時になったら、出来るだけ俺の手で看たいんだ。

だから何もいらないかもしれないんだけれど、もし何かアクシデントがあって、俺が看護出来無い状態になったら、便利な物は利用して元気に暮らして欲しいしね。

Mrs.Sugar《Let's take a lifetime to say.So much to say and as we go from day to day.　

セージ《If I didn't have you there would be nothing left.Baby, you're my only reason.You taught me how to be someone, And love may grow for all we know.

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セージ《メィスはリヴェール教授やDr.マリアンヌ達に呼ばれて行ったんだよ。だから、適当に皆で、プレート見に行くなら行ってくれってさ。

Dr.ターナー《そうか、メィスは初めての登録作品だものな！女性第一号だしね。Dr.マリアンヌは大喜びだよ。男ばかりが不満で、女性も活躍して欲しいと思ってるからね。

エルダー《Dr.マリアンヌも意欲的な事を言っているだろう？パワフルな人だものね。

フランツ《あぁ、一時はセージが結婚した時に“何とかMrs.Sugarに、子供を！”を研究対象にしたかったみたいだよな。

イリス《何で?他に幾らでも若いカップルがいるのに、Mrs.Sugarは幾らなんだって、無理だろうが！でも、後の事考えたら子供がいた方が、セージは寂しく無いかもね。

セージ《イリスも余計なお世話だよ。俺は子供なんて好きじゃぁないし、Sugarだって同じだって言っているんだからさ。
うちは2人限が良いんだよ。その家その家で好きなライフスタイルがあるんだよ。
第一Sugarの体力を、今以上落とすような事を考える訳ないだろう？

フランツ《まぁ医学的な考えだけからしたら、セージは不快だったろうけれど、医学者としては判る気がしたよ。
セージ達ほどの歳の差夫婦は、なかなか居ないだろうからね。

Dr.ターナー《Dr.マリアンヌは不妊治療を何とか成功率を上げたい時だからね。年齢のいったSugarさんから、ホルモン剤など投与したりして、卵子が取れたら巧く培養してみたいんだよ。
体外受精して、体内に戻して巧く育ってくれて成功したら、凄い結果になるからね。自分が子供に恵まれなかったから、余計になんだよ。

セージ《嫌だね！何考えているんだか、それだけは絶対に嫌だよ。子供が欲しくても、自然に出来ないのは、きっと居ないのが良いんだよ。
遺伝子的にそれだけの理由があるんだよ。
それでも子供が欲しければ、世の中には可愛そうな子供が沢山いるんだから、養子を取れば良いんだよ。人道的な問題だよ。

生命が関わる事に、余り人工的な事はするべきじゃぁ無いと思うよ。

フランツ《セージ、変な風に取らずに考えたらさ、世の中には自分達夫婦の子供が、どうしても欲しいって人もいるんだよ。でもさ、夫婦ともが年齢がいってしまったら、優秀な子は恵まれない確立が高いってわかったらしいんだよ。

どちらかが凄く若くないと良くないんじゃぁないの？　それで、医者としては希望する人がいるなら、生命が誕生するんだから、やっぱり夫婦での協力者が欲しいわけだよ。

凄い重要な問題があるから、身近な人の中からって思わず言ってしまったんだろう。

エルダー《そりゃぁ微妙な気分だよな！Sugarさんが、どうしても子供が欲しいって言うなら、セージも考えるだろうけれどさ、本当に“ネズミじゃぁないんだよ”って言いたくなるわな！危険も伴うだろうしさ。

イリス《そうなのかい？セージは嫌だっていっているけれど、今子供が出来たら、子供好きでなくても、自分の子は又違うんだよ。Mrs.Sugarが万が一何時か、そこそこの年齢で死んじゃっても、その後セージは寂しくなく生きていけるじゃぁないか！

セージ《イリス、子供は子供でSugarの代わりにはならないよ。イリスはもし奥さんが早くに亡くなったら、代わりに子供がいるからって思えるのかい？
そんな簡単に代わりになれるものなんだ。

フランツ《まぁまぁ、セージも何時もイリスの言う事など軽く流すのに、Sugarさんがらみだと、ムキになり安いんだから、イリスも判っているだろう？少しは言葉に気をつけて話せよ。

イリス《そう言うつもりはなかったんだけれどさぁ～。俺が興味などなかった子供が出来たら、随分子供に対しても見方が変わってきたからね。悪い事ではないんじゃぁないかとおもったんだよ。ゴメン！

Dr.ターナー《母体の危険もある事だからね。さぁて、俺達のプロジェクトチームは、ありがたい事に、整形外科とか外科の小物の研究をメインにする予定だから、やる事には余り変化はないはずだよ。

フランツ《その分かなり地味だけれどね。

セージ《多少気分的に楽に成る程度の物を、研究開発すれば良いんじゃぁないの！人の脳を一寸ばかし錯覚起すような、バーチャルな世界を、ゲーム感覚で体験できるめがね型端末機を充実させるとかさ！

それだって、もっと手を入れて、高度な機能にするのも良いだろうしさ。まるでアニメの世界の中みたいだよな！

ねぇ、ターナー先輩、例えばあのめがね型端末機は、長期入院している、中途半端な入院患者に、元気になったイメージになれるような、軽いゲーム感覚で時間をつぶせるような物を作って、精神的に前向きになれるようなものを作るとどうかな？

Dr.ターナー《おぅ、アイディアとしては良いかもしれないよ。それもセージ、思ったら何でもやってみると良いかもな？
脳が錯覚起すのを、良い意味で使うんだな。お前をやっぱりマロウに紹介して良かったよ。
案外雑談の中から、良い物拾ったりできるもんだよ。

エルダー《それを又セージと雑談して、その中から必要な物を拾ったりね。

Dr.ターナー《そう言えば、サイクルルーム一寸狭い方の部屋になってしまったけれど、今置いてある車椅子などは、ちょっと調子が悪いから、直したら外に出すからな。

セージ《ついでの時に、直せるようなら直しておくよ。そのうちで良ければね。

エルダー《そうだね。俺がまだ自転車来ないから、見てみるよ。注文は出したから、運がよければ早く着くだろうし、そうでなければその先の便になるだろうしさ。

イリス《修理工もやるのかよ。

エルダー《セージが手を動かしているのを見ていると、俺も早くやりたくなるから、作り方を見ながら、修理もしてみるさ。　あぁ～早く俺の自転車来ないかなぁ～♪

Dr.ターナー《ハンドメイドの自転車か！ほどほどの物って言うなら、RALEIGHの ロードバイクかい？
いいなぁ、ハンドメイドの自転車は、俺も中学生位の時に作ったことあるぜ。結構楽しいんだよなぁ～。俺も又作ろうかなぁ～。　

趣味を持つって言うのは、ストレス解消になるからなぁ。

イリス《ターナーさん、そんな時間あるんですか？今でも勉強もしているんでしょう？凄い忙しそうだもの。

セージ《バッカだなぁ！時間なんて、強引に作らないと無いもんだよ。忙しいからこそ、趣味も持たないと、心身のバランスが悪くなるんだよ。

Dr.ターナー《そうだよなぁ、俺も仲間に入れろよ。どうせ、俺の仮眠室でもあるんだからね。RALEIGHのカタログあるんだろう？見せてくれよ。

セージ《判った！カウチの所においておくよ。これでクラブ員3名だよ♪　多すぎるのは又ややこしくて、面倒になるんだけれどさ。そこそこ居ないとね。盛り上がらないよ。

フランツ《でも凄く増えちゃったら断るのかい？定員を決めて？

エルダー《それはさ、何だか厭らしいよね。最初から定員何人までって書かないとね。

Dr.ターナー《まぁ、急にそんなに増えはしないだろう。自転車好きは結構居そうだけれどね。手軽な趣味だしハンドメイドとなると、話題は尽きないだろうなぁ～。

イリス《わざわざ、作らなくたって、出来上がっているんだって、良い物はあるじゃぁないか？カッコよいロードバイクが幾らでもあるぜ。

セージ《自分で作るのは、作ってみた者にしか判らない、楽しさがあるんだよ。色々工夫して手を加えたりね♪　乗っては手直ししてを繰り返してさ！

フランツ《そういう話に成ると、セージは又目の輝き増すなぁ～。
年齢らしいって言うか、少年に戻ったような目だよ。

イリス《少年に戻ったって、ほんの数年前に戻っただけじゃぁないの？

フランツ《おいおい、イリス。

セージ《フランツ、気にしないで！　イリスは俺にしかそういう言い方出来ないんだからさ、変なところ気が弱いんだから！

内弁慶なんだよ。余り嫌な事言ったら、殴ってやるからね！

エルダー《セージも、本当にSugarさんの事だけが、駄目なんだね。イリスの言い方は結構嫌味な所があるけれど、軽く流していける懐の深さがあるのになぁ～。

セージ《そうだ、自転車やりたい人が増えたら、別チーム作ってもらってさ、幾つもチームが出来たら、この中でレースが出きるじゃぁないか♪　それもまた娯楽になって良いんじゃあないの？

Dr.ターナー《そうかぁ、そういう楽しいのも良いよなぁ～。チーム対抗でやるか♪

フランツ《ターナーも、こんなに無邪気な顔して話すときがあるんだな！俺と同じ歳だけれど、日頃は責任ある仕事しているからなぁ～。ターナーにとってもよい事かもしれないなぁ。まだターナーも若いんだからね。

セージ《何だかまだ組み立てもこれからだというのに、随分話が飛躍してきたよね。まずはチームメイト3人がすぐに決まったのは、やっぱりＴhree pillars of stability(日本語の3本の矢の意）で良い立ち上がりだと思うよ。

Dr.ターナー《お前言う事が渋いよなぁ～。さすが年寄りっ子って感じだよ。確かにだね。まぁだけど楽しんで過す事は健康の第一歩だからな。
俺達が証明したら、それもまた研究課題を証明する事になるよ。

エルダー《では、今年はいよいよプロジェクトも、落着いて仕事始めにも成る感じだし、良い年になりそうじゃぁないか！

イリスは父親になって落着いた暮らしで、スタートだし！メィスも、どうやら巧くいっている感じだろう？残るのはフランツだよな？　どうするフランツ？

フランツ《何だよ。何だよ、急に皆して、厭らしい目つきで、俺にどうしろっていうんだよ。　俺は現状維持でどっしりと、此処を守る事に勤めるよ。
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何となく、明るい年になりそうな雰囲気のプロジェクトの集まりです。別に特別に言わなくても、今までのプロジェクトも、Dr.ターナーを頭にセージ、エルダーが3本の矢で、フランツやイリスは補佐役、そして、一寸離れてメィスが女性ならはでの感性で、穴埋めしているといった雰囲気で流れてきています。

これからもこのメンバーで、ガッチリと研究開発の仕事はやって行くことでしょう。良いプロジェクトチームだと思います。前回のセージのネームプレートの後に直ぐに繋がって今回分のネームプレートとメィスのネームプレートとが並んでいます。

医学部部門は見合って反対側にありますが、其処には皆には良く判らないのですが、Dr.マロウとDr.ターナーの真新しいプレートも、同じように5枚填め込まれていたので、何か功績があったのでしょう。
良く見るとDr.ローソンもそのずっと前に名前が連なって、填め込まれていましたから、見えないところで、たくさん勉強して結果を出していたようです。