エルダー君と２人で自転車点検など...

今日はライモン君は、病院で検査があるというので、クラブルームにはやってこられません。きっとイライラしているのではないかと、セージ君とエルダー君は話しながら、Cafeのアンティックな自転車の点検と修理をしています。

チェーンが外れてしまったというのです。少し前に、ちゃんと点検してハンドルも直したのですが、ジャンティが、自転車から荷物をおろす時に倒したら、チェーンが外れかかってしまったそうなのです。

　　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～💖

セージ《でさ、もう少ししたら、纏まると思うんだよなぁ～。

エルダー《で、俺はそのリールと同じようなつくりで、オムツ洗濯機の糸の部分を考えて、発電するようにすればよいんだね？

セージ《うん、言っている意味がわかるかい？スプールの中をくりぬいたようなものを作って、糸を巻き上げる時や、巻き戻す時の回転で、発電させて小型のオムツ専門の洗濯機にしたらって思うんだよ。

蓄電池やハンドルをつけてさ。その発電した熱で殺菌消毒もして、乾燥もするものにならないかと思うんだよ。

とりあえずは水着用のオムツだけれど、生理用品や大人用のパッドやオムツだって、高齢者や、怪我や病気の人は使えば、今みたいに紙で使い捨てみたいにゴミは出ないじゃぁない？

エルダー《言ってることも、やりたいこともわかったよ。で、丈夫で発電率の良い糸というかロープ状の何かや巧く摩擦熱が出るスプールなど考えれば良いんだね。

お前って本当に！　お仕事ありがとう🎶巧く出来たら、各家庭据付だね。

セージ《あぁ、病院だって使えるようになったら、大きな洗濯機は必要だけれどね。でもコストとか考えたら直ぐに洗って乾燥消毒したら、それ程大きな物はいらないだろう？

でも出来てから、考えるけれど、水も少ない水でも良いように考えないとね。

エルダー《で、オムツは、綿やネルが良いんだって？

セージ《うん、意外とアレルギーの人とか、カブレたりしない素材なんだって！吸収率も悪くないらしいし、構造も布の厚さで外側と、真ん中とかを厚くくして、そこ以外は場所によって薄くしてね。

エルダー《それはもう直ぐ出来るんだろう？メィスが毎日行っているマテリアル研究所で、色々作っているって言ってたよね？

セージ《むっふ！多分全部研究所じゃぁ無いと思うけれどね。まぁ大部分は、研究所にいってただろうね。

エルダー《大部分て、後はまさか？Dr.マロウとLovetimeかい？

セージ《Dr.マロウが休みの時は、多分彼の部屋に寄っていると思うよ。

メィスは情熱的なんだよ。Dr.マロウも最初から、メィスには悪い気分じゃぁ無かったと思うんだよ。

聡明だし、さっぱりした性格で、優しいしね。
よく見たら美人だしさ。迫られたらいくらマロウさんだって、シングルだもの。

エルダー《Dr.マロウは誠実で、純真な感じだから、駆け引きなんてまるでなくて、そのまんま落とされちゃったんだろうね！

セージみたいに、あれこれ拘りすぎる所もなさそうだしね。

セージ《何だよ！嫌な言い方だなぁ。俺のこだわりなんて、ごくシンプルなものだよ。それなのに、条件を満たす人って、意外といないだけだよ。

見た目はあれこれ条件はつけられないだろう？よっぽど特殊でない限りはね。話していて楽しくて、側にいると心地よいシンプルな人だよ。

エルダー《まぁ、そうだよね。話していて楽しくない人じゃぁね。後はもっと割り切って、見た目が好みで、遊びで割り切れる付き合いの人かな？

でもそれはもう卒業したから、一人に決めて付き合うのには、今はあれこれ努力中だよ。アニーは俺にとっては、悪くない相手だと思っているんだ。

セージ《だってさぁ、前みたいに好みのタイプと言うだけで、５人くらい同時に付き合っているのと、今回みたいに一人に決めて一緒に暮らすのとは、又全然違うだろう？2人限で寄り添って暮らせば、愛が深まっていくだろうからさ。

エルダー《深めていくように、努力しているんだよ。やっぱりさ、一人に決めてしまうと、拘束感があるだろう？自分も相手を拘束してしまうしね。

今はまだ始まったばかりだけれど、自分の心を巧くコントロールしないと、疲れないようにね。アニーは、アッサリしているほうかな？自分もやりたい事があるからね。

セージ《そうだね。自分で何かやりたいことがある人が良いね。趣味でも何でも、あると生き方がぶれていなくてね。

だからSugarも、話せば話すほどに、楽しさが増してくるんだ。大好きだよ。

エルダー《俺はさ、セージほど全身でアニーの事は愛していないよ。今一番信頼して、愛しているけれど、運命的な強いパワーは感じないんだ。

これからも、もし彼女と一生暮らしたとしても、とても静かで穏やかな関係だと思うよ。だから気に入っているんだ。まるで、年寄りみたいな愛情かな？流れに任せて、子供でも出来たら、結婚するかもしれないし、今後大きく変わるとは思えないんだ。

でも、散々好きにしてきたんだから、アニーはそれも知って一緒になったんだから、裏切るような事はしないよ。

セージ《そういえばさ、衝立で自転車置き場を仕切るって聞いていた？何時仕切ったんだろうね？

エルダー《ううん、聞いていなかったけれど、どうせリヴェール教授あたりが見に来て、即工務店にやらせたんじゃぁないのかな？

ライモンは一応病人で、リハビリでの参加だからね。小奇麗な部屋でないとじゃないの？

エルダー《そうだ！検査だって言ってたけれど、どうなんだろうね。

凄く元気そうなんだけれど、やっぱり病気なんだよな。まだ若いのになぁ～。

肉体労働でなければ、落ち着けば出来るんだろう？

セージ《全然前は元気でさぁ～。とても心臓が悪いなんて思えなかったよ。良いやつなんだけれど、滅茶女好きでさ。

パーティって言うと、モテモテだし、派手に付き合って居たんだよ。エルダーとは又違って、まったく決まった相手ではなくて、ご乱交だったのかな？

あまり人のことは言えないけれどさ。やっぱり１５～８歳くらいの時って、馬鹿だよなぁ～。もちろん超真面目に付き合っている人達も居るんだけれどさ。

生憎俺もその頃は、この人だって決められる相手には出会えなかったんだ。

エルダー《でもまぁ、皆トラブルも無く今まで来たんだからね。勉強も仕事も順調だし、ラッキーだったから、これからは色々努力しないとな!って思っているんだ。

あっ、でも、セージは被害者側だけれど、大変なことがあったんだよな。

第一Sugarさんと付き合う前には、講習会に来ていたアメリカ人の学生に迫られていたよな・笑　結構狙われていたのに、セージは全く振り向きもしないで、一途だったね。

セージ《俺はさぁ、どう大好きなのかともSugarの場合は当てはまらなくてさ、ただ大好きとしか言えなかったんだよ。

今は結婚した後だけれど、恋しているって実感しているんだよ。こう言う気持ちが、恋しているって言う気持ちなんだって、判ったんだ。

気が付いたら、結婚して３年経っているんだけれど、今までのSugarに対しての大好きは、生まれてはじめての、人が大好きって感じたんだけれど、やっぱり恋しているとは違っていた気がするんだ。

エルダー《恋の形も色々あるしなぁ～。そんなに違うものだったのかい？好みかどうかの違いだけで、女を好きになったんだろう？

セージ《ううん、全く違う大好きだったんだよ。Sugarには女を意識していなかったんだ。でもね、こんなに人の事が好きになれるものかと思ったよ。

確かにそれまで付き合った何人かは、女として興味もって付き合ったんだけれど、誰もが俺が満足するどころか、親しくなるほどに、鼻についてくるんだ。

何を話しても話が続かないで、ベタベタ抱きついてくるばかりでさ。だから、全員に言ったんだよ“凄く親しい関係になった時は終わりだと思って欲しい。それでよかったら、付き合っても良いよ”ってね。

でも、Sugarは全く違う人だった。長期休暇になって、ミントの所に来てCafeでアルバイトすることが、本当に楽しみで、今振り返ってもあの勉強浸けの暮らしが、信じられないくらい勉強もしたよ。

逢うたびに好きになっていって、側にいるにはここの大学に絶対に入らなくちゃぁってさ。少しでも良い推薦状を書いてもらわないとならないからね。

ギリギリの時期だったんだよ。あの時でなかったら、間に合わなかったんだよ。皆が気が狂ったんじゃぁないかって心配するくらい勉強したんだよ。学生なんだから当たり前なんだけれどね。

エルダーは何で此処の大学に来たんだい？スエーデンは良い工科大があるじゃぁないか？

エルダー《俺は多分一人になりたかったんだよ。あの母親は愛しているけれど、鬱陶しくてさ。入国が難しい国の大学に行こうと思って来たんだよ。

でも結局は母親も来てしまったんだけれどね。他にも兄や姉が居るんだけれど、誰とも巧く行かなくてね。結局は一時的に来たんだよ。

何も無い国だから、嫌になって帰るかと思ったんだけれどね。Sugarさんに出会って、春が来ちゃったんだよ。もう別人だろう？

セージ《うふっ、そうだなぁ～。とても同じ人には見えないことは確かだよ。良かったじゃぁないか！

エルダー《もちろん、大感謝だよ。あんなに楽しそうに、生き生きと暮らすとは思わなかったからね。着るものも変わったし、１０年以上は若返ったよ。

セージ《Sugarは色々な人に影響を与える人なんだ。それぞれ違う影響だけれど、皆良い方向に向かって、生きるようになったのが、良かったよ。

ただ俺に関しては、俺が受けるはずの悪いことを、Sugarが身代わりになってしまった様なもんからなぁ～。あの頃は本当に辛かったよ。2度も“もう死ぬかもしれない”になったからね。他にもSugarは不快な思いしているしね。

今日は彼女はブルーな朝なんだよ。お気に入りの若いDJが28歳で死亡と言うニュース見たからね。引退した時もガッカリだったけれど、人生は判らないよね。

今年は何事も無いと良いのだけれどね。だから、俺が注意しなくちゃぁならないんだよなぁ。よっぽど俺は隙だらけのしまらない顔しているんだろうなぁ～。閉めていかないとね。

エルダー《セージは、この数年でとても魅力的になったし、Sugarさんと結婚して、更に大人の男っぽさが出てきて輝いてきたよ。

まだ前は未完成のもろさがあったんだと思うよ。今はやたらなことでは、巻き込まれないだろうし、セージがはっきり拒否できるだろう？

今までは拒否しても、まだ子供っぽかったんだよ。新しい仕事も来週くらいには手をつけるんだろう？俺も考えるからさ。

きっと巧く出来るし、良いアイディアの商品だよ。元は又Sugarさんとの雑談からだろう？

セージ《うん、何時もそうなんだけれどね。なぜか彼女がヒントになる事を言ってくれるんだよ。質問してきたりね。今回のオムツや水着のパッドの事もね。

で、ネットで偶然見たとかって、日本のメーカーの商品を見てそれを又ヒントにして、此処に合った物を作ればよいとね。

ゴミを減らすこと考えたら、捨てずに洗って使える物を作ればゴミが減ると思ったんだよ。

エルダー《まぁ、楽しみながら、色々研究開発をやっていこうよ。大きなものでなくても、身の回りに改良するのが良い事が幾らでもあるもんだね。

それこそ、オムツを洗ってなんて、最新式の物を作るんだけれど、結局は過去に戻る商品だって言うことだしね。

さらに何か良い自然素材も検討すると良いだろう？
結構ジャガイモとか、トウモロコシとか、色々研究されているからね。
　　　　　　　💓～～～～～～～～～～～～～～💖

今日は結局は２人きりなので、プライベートな話などから、新しく開発しようとしている物の話まで、雑談がてら色々な話をしたりしました。ガールフレンドや、愛する人のへの話なども、ゆっくりしました。
彼らも家庭を大事にして、健康的な暮らしをして、研究開発の仕事もやっていこうと思っているのです。

良い仕事をするには、基本になる家庭が第一というのが西欧式の一般的な考えです。仕事が忙しいと言うのを理由に、パートナーをおろそかにすることはありませんし、男性も通常は家事もよくやります。
中にはやらない人も居るかもですが、日本人女性は日本式にして、だらしない余ったれな夫にしてしまう人も居るようです！

Mrs.Sugarは良きパートナーでは有りますが、すべてセージ君任せで、やってもらうことが多く、女王様気分で幸せです。それはやはり、大事にされている気分に慣れますから、嬉しいことです。