内容豊かなセミナーに...

今日はセミナーの準備が大体終ったので、みなでミーティングと称してお喋り会をしていましたら、午後から出張するリヴェール教授がちょこっと仲間入りしてきました。
内々でのセミナーなので、それほど大掛かりな、準備をするわけではないのですが、イリスが代表でやるのですから、皆でちょっと激励がてらのお喋り会みたいな気楽さです。

大体がこのプロジェクトのミーティングは、何時も手早くて、後は開発品の話からダベリングになり笑い声が多くなるのです。イリスのリーダーデビューでもありますので、緊張しているようです。彼は自分だけはよくわかって居るのですが、それを巧く人に説目するのは苦手です。慣れれば決して無口ではないのですが...

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セージ《おはようございます！ターナー先輩。あっ、ヘァスタイルかえたんだ。どうしたの？

Dr.ターナー《“うぃっす！”別にどうもしないよ。サロンに行って、春も近いからちょっとラフなスタイルにしただけだよ。

エルダー《バッチリ！決まってるよ。カジュアルな感じで、良いんじゃぁない？

メィス《本当に、良い雰囲気だわぁ～💘　気難しさが無くなって、柔らかい雰囲気で、素敵よ！

Dr.ターナー《そりゃぁどうも！おぉ～レギンスが着いたんだったよな！凄い華やかになったなぁ～。これなら、普段着としても穿けるよな。

良いんじゃないの。元お嬢さんたちは、これで若返った気分になってよぉ～。

セージ《別に皆気だけは皆若いんだよ！特に女ばかり集るとね。この間シャノアール達が言ってたよ。“足元や膝が加齢に寄りが騙せないわ”ってね。

体が固くなっちゃうのは、どうする事も出来ないみたいだね？ずっとトレーニングを続けていた人でも、それなりにだろうし、代わりに口は元気に若返るんだってさ・笑

エルダー《そうそう、“これからは、服装も若々しい雰囲気にね🎶”だそうだよ。うちの母親なんて、止まるところ知らずみたいになってきたからね。

今度講習会の時は、ストレッチみたいなのもやるんだろう？それにしても結構華やかな色じゃないの？

メィス《いいじゃぁないの！若々しくなるのはね。カラー心理学などからしても、高年齢になるほどに、綺麗な華やかな色を着たりは良いのよ。ピンクとかは、女性ホルモンの働きにもね。

フランツ《色々物は揃っているから、まずはプロジェクトの方のセミナーは、初めてのセミナーだから、イリスも慣れないだろう？

さらっとご案内程度のセミナーにしようって事になったんだよ。開発品を展示して、そこでも『美と健康のための食事』講習会で、開発したレギンスを身に着けて、軽いストレッチをやると言うのも付け加えると良いよ。

後は質問に答えると言う感じでね。今後イリスがリーダーとして、開催する様になるんだからな。

イリス《至らない所は、皆にフォローしてもらって、とりあえずやってみるよ。俺も考え時だからな。

Dr.ターナー《何だよセージ、ジロジロ人の事みてよう。俺の顔に何かついているか？何時もの態度とは違うんじゃぁないか？

セージ《いや、何だかこう雰囲気が変わったような気がしてさ！へァスタイルのせいでなくてね。何か良い事でもあったのかい？

大体ヘァスタイル変える気になったのは何故？誰かに告白でもされたのかい？

エルダー《そうかなぁ？何か心境の変化でもあったのかい？

メィス《嘘ぉ～....春だからねぇ～。男性でもホルモンバランスが良くなってきたんじゃぁないの？　ほら、シックスパッドも出来てきたと言うしね。最近みんな男性たちは、ジムでのトレーニングする人も増えたそうよ。

フランツ《おいおい、止めてくれよ。俺だって、週２回はちゃんとジムに行って、メニュー通りのトレーニングやっているから、腕がね背中で交差して手が付くようになったんだぜ。

そうだ、男子用のトレーニングパンツとかも作ろうか？ほらあのオールインワンみたいなので、作ったら、筋肉などの様子がわかるだろう。かっこ良いしな。

イリス《皆、良いねぇ暢気そうに色々言って！　セミナーのミーティングの話だろう？もう少し、具体的に進行の仕方を話そうよ。

セージ《良いんだよ。適当に決めて置けば！今回は内々なんだからさ。関連した事なんだからさ。トレーニング次第で、人の体って凄くなるんだぜ。
関節も柔らかくなるし、筋肉もついて、引き締まってくるしね。そうか、男性用のハーフパンツも作ろうか？メィスは大変かい？サイズを大きくすれば良いだけだろう？

そういえば、今朝Sugarとシルクドソレイユの事故のニュースの話していたんだ。

Dr.ターナー《そうそう、そう言えば昨日のニュースでみたよ。シルクドソレイユで、事故があったんだってな？前にも遭ったんだよな。

あれだけトレーニング積んでいても、事故は起きるんだよなぁ～。でもやっぱり体が柔らかい人は、けがは少ないよ。

イリス《あっ、俺も見たよ。セージなんて体が柔らかいから、今からでもトレーニング積んだら、かなりイケるんじゃぁないのかい？

セージ《Sugarみたいな事言うなよ。あんなに出来たら、俺は今ここにいないで、シルクドソレイユに入っているよ。オリンピック選手とかもいるそうだね。

俺なんてもし入ったら、直ぐに事故ってニュースになると思うよAhahaha、、、。笑いごとじゃぁないんだけれどね。第一出来る事がないよ。皆でメンテでもやるかい？

そう言えばさ、彼らが来ているオールインワンのスーツや、レギンスみたいなのは、どんな素材で出来ているんだろうね。

もう体にぴったりくっついていて、皮膚みたいに薄いだろう？見てみたいものだよ。

普通のスポーツ用とも違う様だよね。それでさ、今回のレギンスは、普通の時に穿ける素材の様な仕上げのも作ってみたんだよ。後はまったく普通に黒とかね。

Dr.ターナー《思い切って華やかなラメラメ仕上げかい？華やかだなぁ～。まだ何種類か作るんじゃぁ無かったんだっけ？

イリス《それも、講習会の時に軽いエクササイズの時間も入れて、試着してもらうんだろう？前のMrs.Sugarの穿いてたレギンスみたいなのも、数種類だよね？

でも、セパレーツにするんじゃぁなかったんだっけ？レギンスの上は今回は来なかったんだ？

メィス《マテリアル扱っている研究所から“色々な材質感のものにアレンジして実験してみたいので、今回は使わないならレギンスだけにして、結果を知りたいから”って言ってきたのよ。

エルダー《良いんじゃぁないの？上は直ぐには使わないって言ってたんだから！下が決まれば上衣もわけないんだろう？

フランツ《そうそう、次にBaby用スイミングパンツを早く作らないとだからね。これがややこしそうだよね。

イリス《肌触りも良くて、なるべくピッタリ感があって、漏れ出ないようなのだろう？漏れ出ちゃったら、最悪だものなぁ～。

Dr.ターナー《そうなんだよ。なるべくオムツは外した感があるもので、でも漏れちゃってプールが汚れるのは不衛生だから困るからな。

エルダー《本当に小物類でメィスは忙しそうだね！ここもブティックみたいになってきたね？障害者向きの服も扱うんだろう？

Dr.ターナー《あぁ、Dr.マリアンヌが乗り気でね。患者さんの中には乳がんで片胸辺たりを取ってしまった人が、結構いるからね。

洒落た服が欲しいと言っている人は少なくないらしいんだよ。

今は特性ブラジャーかなんかしているけれど。体のバランスが悪いから、肩こりとか背中が痛くなるらしいんだ。

セージ《やっぱり、人は左右のバランスがよく無いと、何処かに負担が掛かるんだね？イリス今回のセミナー関係ないけれど、そのあたりは少し研究しておいたら？　

医学部のセミナーとかも掲示板見ると、参加できるのやっているからさ。お前はさ、なかなか興味持たないからね、マメに広く知識を持っているのは大事だぜ。

イリス《判っているよ。狭い範囲でどんどん掘り下げて言ってしまうけれど、それ以外はまったく知らないから、何かの時に応用が利かないんだよ。

でも今度からは、仕事内容が変わったから、色々参加するし、皆がやっていることを纏めないとだから、忙しくなるよな。
あれこれ考えないとならないと成ると、俺知恵熱出しそうだな。

セージ《これは黒だから、誰でもＯＫって感じだね。肌触りはあのオールインワンのスーツに近い感触だね？まぁ同じ素材なんだろう？

そういえば皆さ、あのオールインワンを着た誰かを、抱きしめてみた？どうだった？何とも言えない気分だろう？

Dr.ターナー《お前なんて事言うんだよ。抱きしめる相手がいない奴の方が多いんだぜ。でも、俺はＤr.マリアンヌを抱いてみたし、触ってみたよ。確かにあれを着た人をマッサージすると、他の服とは違った感触だよな？

両者で通電するのかもしれないよな。不快感はないからね。でもな、セージが言うようなセクシーな気分なんかにゃぁならないぜ？

ま、俺の場合は相手がDr.マリアンヌだからな・笑

エルダー《アニーも、マッサージが気持ちが良いって言っていたよ。俺なんてど素人なのにさ。マッサージしている方も、悪い気分じゃぁないし、まぁセージの報告の意味は分からなくもなかったよ・（ニンマリ）何だろうね？

メィス《あんた達って、何だか厭らしいんだから！私はイリスに触られても、悪い感触じゃぁなかったわよ。

ついでにしっかりマッサージ頼んだけれどね。丁度腰から背中が痛かったからね。

イリス《俺も凄く穏やかな気分になったって言うか、メィスには頼まれたって言うより、命令されてやったんだけれどさ。マーシュも同じ事言っていたよ。
あのレギンス穿いてマッサージされる方が、気持ちが良いってさ。腰痛が楽になるってね。子育てって結構中腰が多いだろう？　

そうそう、不思議な事にマッサージした俺が、ちょっと腱鞘炎っぽかったのが治ったんだよ。

フランツ《そういうのは直ぐにメモして置けよな。後でって言うと忘れるだろう？一寸これは今後皆で又研究してみような。

セージ《イリスが何で腱鞘炎ぽくなるんだよ？　お前そんなに手を使っていたっけ？

イリス《なるんだよ！子供の世話って結構大変なんだぜ。　中途半端な重さで、中腰も多くなるし、抱いたり抱き上げたりは、腕や手も今まで使わなかった筋肉使うんだぜ。更に資料作りも急いでやっているしね。

Dr.ターナー《そうそう、大きくなってくると、子供は抱くのも結構腰にくるからな。女性の方がタフかもしれないよ。

でもイリスの所は、今はイリスが少し何でもやるようにしないとな。

普通なら若いし問題ないんだけれど、まだ快復していないのに、子宮の中では次の子を育てているから、栄養その他を吸い取られるからね。

エルダー《そうかぁ、子供が出来るって言う事は、母親1人で次の命を育ってているんだから、吸い取られるんだよなぁ～。

子供は育つ為には情け容赦なく母親のあらゆるパワーを吸い取って育つんだものね。

生物の中には、次世代が誕生したら、親は死んでしまうものもいるんだからね。軽く考えてはいけないんだよな。

セージ《人間も出産して母親が死んじゃったら、父親が仕事しながら育児するのは、大変そうだよなぁ。でもそう言う生物は、子供が自立するのがはやいんだよな。

Dr.ターナー《馬鹿言え、人も産後の体調不良なども多いんだぜ。亡くなる人だって決して少なくないんだよ。

だいたい人は、結構未熟児状態で生まれてくるからな。多くの動物が生まれた時には、結構直ぐに自力で歩いたり出来る位は、育って生まれるだろう。

野生の動物など危険がせまったら、生まれて間もないのに逃げるんだから凄いよな。

有袋類みたいに、まるっきり未熟児状態で生まれる場合もあるけれどさ、それでも自力で這って袋に入るんだぜ。

イリス《人は1年位は歩けないからなぁ～。こうなるなら、もっと真面目に筋トレしておけば良かったよ。

エルダー《そうかぁ、適齢期になったら、男も将来の為にエクササイズとか、育児教育を受けるべきだね。

でもそのためにもメンズリハビリスーツとか出来ると楽だよね？最近は高齢出産も多いしね。セージは単純に開発したけれど、色々なものに利用出来そうだなぁ。

Dr.ターナー《駄目駄目、親はな大変な思いして、工夫して子育てするから、子供に愛情が湧くんだよ。そして自分も成長できるんだよ。楽する事を先に考えるなよ。

セージ《そうだよ。親になるって言うのは、何かと制約も多くなるだろうし、育児中は犠牲にする事も多いとおもうぜ。多分だけれどね。

でもそれが、きちんと出来ていない人が増えたから、子育て放棄したりする親も、後を絶たないんだよ。児童養護院は何時もいっぱいなんだ。

メィス《むふふふ、、、子供は欲しくないし、出来ないセージの方が、イリスよりも子育てなどへの、リアルな自覚があるのが可笑しいわね。

“不動産の収入の中から、養護院へ回す予算を少し増やさないと！”とか前に弁護士と電話で話していたものね。

まだ１８歳くらいだったから、やっぱりセージは継承者じゃぁなくても、なるべく役職がある長男だと思ったわ。イリスだって本当は、子育て以前に、長男で我が家の継承者ですから、やらなくてはならない事があるのよ。

エルダー《子育てと変わらないくらいの愛情が、セージはSugarさんにいっちゃったんだよな？愛には神話じゃぁないけれど、色々な種類の愛があるけれど、見ているとセージは友情とかも、俺達に対してあるけれど、Sugarさんには、全ての愛が注がれているような気がするよ。

イリス《大体昔からセージは“結婚しても子供は欲しくない”って言っていたんだよな。まさか本当に子供が出来ない夫婦になるとはね。

第一ガールフレンドさえ出来ない？作る気は無い様な感じだったのにね。よかったよな、それもまた理想どおりの結婚になってさ！

セージ《そんなのは計画的だったわけじゃぁないよ。子供は欲しくなくても、もし出来ちゃったら俺は責任持って育てるよ。他の物は育てるのは好きだからね。

Dr.ターナー《まぁそれはそれぞれの責任で！まずは自分の健康管理だからな。それを補助するものとしても、端末機の研究開発だからな。

説明は代表して、イリスが説明して進行もするんだから、ちゃんと原稿を作って、練習しておけよ。あっ、言い忘れたかな？イリスは今度のセミナーは、フランス語でやってくれってさ。フランス人の参加者が多いらしいよ。リヴェール教授からの連絡があったからな！

エルダー《フランス語なら皆ＯＫなんだよな。話しだけならトライアンガルが多いけれど、読み書きも自由って言うと、フランス語が良いかもだよ。

なぁ、このレギンス素材って、こうやって、手でクチャクチャ触っているだけで、妙な感覚になるもんだよ。

偶然今、掌で触りまくっていたんだけれど、これは調べる価値があるんじゃぁないの？皆暫く掌で触っていてみてごらん。

イリス《えっ、フランス語かよぉ～。じゃぁちょっと大至急資料は作り変えるよ。

それにしても、この手触り気持ちが良いよなぁ～。何って説明したらよいかわからないけれどさぁ～。

セージ《それを、自分の感覚で捕らえて、言葉に代えてセミナーの時は説明するんだよ。“ただ何て説明したら良いか判りませんが！”じゃぁ拙いだろう？

Dr.ターナー《それが終ったらBabyスイミングスーツも、子持ちだからこその考えも、イリスには出てくるかもしれないからな。

たまたまリーダーだったのが、ちゃんと経験が活かせるリーダーに成るチャンスだったな。頼むぜ！

エルダー《そうそう、此処のプロジェクトは結構あいまいだったけれど、暮らしに密着した小物作りが良いようだな。イリスが人生経験ナンバーワンじゃないか！やっぱりリーダー適任だよ。責任者のターナーが一番年上なのに、ガールフレンドは居ないし、当然恋愛経験も今はなさそうだしな...。

メィス《エルダーが何ていっても、一番方向転換した仕事になったわね。計画では今頃リニアだったんでしょう？

エルダー《そうなんだけれどさ、機械工学科は人間工学や環境工学、ロボットなどの開発・設計なんだけれどね。

人工心臓・人工関節などの医療用機器、車椅子や電動ベッドなどの、福祉機器も勉強科目にあったんだからな。

でもさ、以前は地味ぃな“リハビリや医療機器をやっています”って言うより“リニアモーターカーだよ”って言う方が、カッコ良いだろう？だからリニアにしたんだけれどさ・Ahahaha、、、。

セージの専攻した医用工学科より、勉強する科目の範囲は狭いしね。俺は此処でやる事の必要に添って、勉強する事を増やすさ。下地はあるんだからね。

セージ《俺はね、研究科目が多いし、生活する事に密着しているようだし、応募者数が少ないから選んだんだよ。競争率が低ければ受かるかも知れないだろう？

出来れば大学院でたら、研究員の暮らしが良いと思ったんだ。此処で暮らすのには、無理が無い選択だと思ってね。

Dr.ターナー《お前一番皆が避ける学科をえらんだんだよなぁ、よっぽど勉強好きな、マニアックな奴かと最初は思ったんだけれどなぁ...

見たらよぉ、一番気楽で呑気そうな奴なんで、調子狂ったよ。プロジェクトの中ではメイスやイリスタイプは、まぁ居そうな感じで納得だったんだけれどな。

その後のエルダーが変更して、プロジェクトに来た時も、タイプじゃぁ無い奴が来たよなぁ～って思ったんだよ。

人は見かけによらないもんだよな？俺も皆に最初に出逢った時は、若かったからな・Wahahaha、、、、
観る目も無かったし、一時の責任者だからって言われたんだぜ。たまたま近くの診療所に、何時もいたからな。

メィス《何だかいい加減な者ばかりの寄せ集めみたいな教室よね。私だけじゃぁ無いの、計画的に受験して、希望通りのコース進んできたのは...。チームメンバーがまさかの人達ばかりでね。ま、気楽な雰囲気だったのは、良かったわ。

セージ《何だかこれって触りだすとさ、癖になっちゃって、依存症に成るような感触だよな？精神が健康で無いと、自分の世界に、これ持って引き篭もりそうな？

Dr.ターナー《おいおい、いい加減に止めて置けよ。じゃぁ、もうこれで、入用なものは箱詰めして、持ち出せば良いだけにしておけよ。

そうしたら、後はイリスは説明と進行の練習する為に良く確認して、役者になったつもりで言う事を暗記して、他の皆はそれぞれの次の作業に戻ってくれよな！

エルダー《セージはメィスとプール用Babyスィミングスーツだね・笑　俺は今までの続きのエネルギー関係をフランツと手分けしてやるからさぁ～。

合間見て体力つくりと筋肉作りもしておかないとな！　
結構この教室は体力もつけないと、継続的に忙しそうだよ。

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皆準備は終わって一段落で、次の作業にのやれやれ感で、リラックスムードの中、イリス君だけは無事にセミナーを終えられますようにと不安です。まだフランス語で良かったとは思っています。彼はドイツ語は専門的な話は苦手です。

ひとりだけ、落着かないムードで、資料を見ながら、説明文の作成です。セミナー参加者はもし外部からも居たら、スイスやフランスからの人も多いと、フランス語が一番良いようなのです。

特に読み書きが入ったりすると、英語も堪能でしょうが、イリスのトレーニングを考えると、フランス語ですね。今回はどちらにしても、ごく、内々の人のセミナーです。

イメージトレーニングが苦手なので、1人ブツブツ資料を読み返し始めました。原稿が出来たらそれを読みながら、セージに教わりながらストップウォッチで計りながら暗記です。

決められた時間内に収めなくてはなりません。決めた時間より、気持ち早い目に終るようにが良いようです。巧く出来ると良いのですけれどねぇ～。此処へ来てからは母国語のスペイン語は、滅多に使わないので忘れそうです。

歌ったり、踊ったりゲームも♪

今日は珍しく風がかなり吹いている朝なので、お見送り散歩は止めて、玄関で見送りました。毎度の事ですが、見送り散歩が無い日は、Mrs.Sugarはかなり時間に余裕が出来ます。
でもセージ君は、ちょっと気合を入れないと出て行きたくなくなってしまうのです。

Mrs.Sugarは水曜日の見送りの無い朝は、ちょっと演技たっぷりに、セージ君に愛の言葉をたっぷりと囁いて、褒めちぎり“とても寂しいけれど、早く帰って来るのを待っているから”と言って、強く抱きしめて、1人で出て行く時の セレモニーをして送り出してしまいます。

そう言われると、結構単純なセージ君は“出て行かないと！でも大至急作業を終らせて、早く帰ってこよう”と思ってしまうのです。

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Mrs.Sugar《Kiss me ..... be loved♪　You wanna be loved♪

Mrs.Sugar《You wanna be loved.This .....falling in love 🎶

Mrs.Sugar《Falling in love.We're..... love♪

Mrs.Sugar《う～ん.........コーヒーも美味しいしぃ～♪

Mrs.Sugar《はぁ～。この幸せ感は、結婚しなくちゃぁ味わえない気分よねぇ💑

こんな気分を味あわせてくれる夫でなくてはね。

Mrs.Sugar《そこが、女性の勝手な心理かも知れないけれど、愛されているって確信している気持ちの上にある、我儘な自由感なのよねぇ～♪

Mrs.Sugar《彼の声もなかなか魅力的なんだけれど、見た目はね！凄くロマンチックな歌詞の時もあるけれど、今ひとつこの歌詞？
って言うのもあるんだけれど、もうヒット曲付いちゃって、そうなるともう、次々にヒットしちゃうのよね。メロディは素敵なのよね！

Mrs.Sugar《そうだ、マルベリーも安産で母子とも元気なら、安心して！　今日はゆっくりと、ゲームの下調べしなくっちゃぁね。最近ちょっとやっていないからね。今度はどんな旅にしましょうか！

Mrs.Sugar《そうだわ、今度はヨーロッパの教会建築めぐりでもしようかしら！

Mrs.Sugar《I'm do re mi fa so ......... you, baby♪
このくらいのステップなら、丁度良い運動かしらね

Mrs.Sugar《So send ......... note, I'm ghost♪
しかし、これが真面目にやるとかなり腰や腿やふくらはぎに来るのよね。腕をあげていると腕も疲れるしぃ～最近腕が後ろの方に行かないしぃ...

Mrs.Sugar《Yeah, yeah, yeah♪はぁ～　ちょっと疲れてきたわ。これで止めておきましょうっと！情けないわねぇ。

若い頃はあんなにディスコに行って、長時間踊りっぱなしだったのに、何とも無くて！　テニスだって週3日はまる半日やっていたのにねぇ～？こんなステップで疲れて堪えてくるなんて.....

Mrs.Sugar《さて、本当にゲームの旅の下調べしましょうっと！只教会周りも詰まらないから天井画？ステンドグラスが綺麗な教会巡りにしようかしら？ヨーロッパはチャイナも素敵なのがあるから、各国のメーカーめぐりも良いなぁ～。

Mrs.Sugar《１・デンマーク（ロイヤルコペンハーゲンROYAL COPENHAGEN）は行って見たかったのよねぇ～。イヤープレートのコレクションは見て見たいのよね。確か1908年から毎年ずっと出しているのだけれど、値段が凄いのよね！角皿もあるとか聞いた事あるのよね。

絵が素敵だしねぇ～２・スウェーデン（ロールストランド Rorstrandのクリナラ）は見ているだけで楽しくなるしぃ。

Mrs.Sugar《３・フィンランドのアラビア ARABIAと４・チェコの（カールスバード（ボヘミア） Carlsbad ）５・ドイツ（ヘキスト HOCHIST）すべて受注生産だっていうし、此処もコペンハーゲンと同じに下書きしないでペインターの手書きなのよね。是非本当に見たいものだわ。

Mrs.Sugar《で、６・はイギリスよね沢山あるけれど（ロイヤルクラウンダービー Royal Crown Derby）かなぁ～伊万里の影響を受けているし、商標に 「クラウン」の使用を認められて、さらに「ロイヤル」の称号まで貰ってしまったのは此処だけなのよね。

一番興味あるのは、チェコの（カールスバード（ボヘミア） Carlsbad ）はなかなか見るチャンスが無さそうだから行ってみたいわね。むっふ、手の混んだのは、物凄いお値段で！芸術品だわね。

でもこれも、私とセージは同じ考えで、毎日使うものほど良い物を使いたいわね。
お客様用は適当なので良いのよね。

見得張ることないし、もし割ってしまったら、お客様も値打ちがわかっていたら、大変な気を使ってしまうものね。

もうお客さんに出した時は、割れても仕方が無いって割り切らなくちゃね！って、ちょっとジョークになっていない？　Ahahaha、、、駄洒落かしら？

駄洒落って英語で何ていうのかしら？cheap joke？poor jokes ？でもこれは日本語の事だからセージに言っても通じないわね。

良いなぁ、ヨーロッパは！何時か本当に行ってみたいものね。コンサートもふんだんに有るようですしね。セージが“もう少しして、落ち着いたらハネムーンに行こう”って言っていたから、その時にね🎵

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今日もMrs.Sugarは1人の時間を十分楽しみました。午後は本も読んだりしています。ミステリーを読むのですが、読書＝昼寝はもう日課です。そして、目が覚めて少しすると、セージ君が帰宅の時間です。

他国ならありえないような早朝出勤の国で、夜明けが早い国なので7時頃には仕事始めています。終了は4時頃に終了ですから、帰宅後にスポーツをやったり出来るのです。
その分夜は9時くらいには、もうひっそりと静まり返っています。病院の入院時間と同じでしょうかね。

安産だったマルベリーさんは何をしているでしょうか？朝は５時頃に検温がありますからね。早寝早起きでしょうか。そうそう、授乳があるから３時間ごとに起きなくてはで、忙しく入院暮らしでしょうか？双子は育てるのは大変でしょうけれど、旦那様がDr.ローソンですから安心ですね。

Mrs.Sugarはセージ君より少し早く寝て、少し遅く起きます。夜中に一度目が覚めて暫く起きていて、又眠るからです。セージ君の日頃のように、一度寝たら何も知らずに朝までぐっすりはあまり無いのです。

セージ君は寝る前と起きた時は、少しリーディングをする習慣です。ですから、休みの日は気儘に何か読めるのですが、今日はセージ君は出勤ですからね。

早朝に男の子の双子を出産。

マルベリーさんは昨日の夕方に、水中エクササイズをしました。　もう生まれても良い時期なので、陣痛が来ても良いエクササイズをしました。

確か昨日は、冗談半分で“もう生まれちゃったりして！”とMrs.Sugarとセージ君が言って帰ったら、本当に真夜中から陣痛が来て、明け方に無事に出産となったんだそうです。
３～４時間くらいで無事に生まれたので、高齢の初産としてはかなり軽いお産だったと思われます。

付き添って、一緒にプールに入ったDr.ローソンも流石に疲れて、マルベリーの病室のカウチの上で眠ってしまいました。

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ナースレモン《Dr.ローソンもお疲れ様でした。お休みになれましたか？母子とも元気で、良かったですね🎶２人とも2600ｇちょっとですから、まったく問題はなく元気ですよ。

やっぱり水中出産は、良い結果だったですね？　私も此処へ来る前の病院では大概の患者さんが、水中出産でしたが、一度も難産だった事はなかったですよ。

Dr.ローソン《いやぁ～。とにかく元気な声を聞いてホッとしたよ。双子だし、妻はけしてもう凄く若い訳ではないから、産後はちょっと快復は遅いだろうからね。
お産の怖さは、産後でもあるからね。いやぁ良い経験もして、勉強になったよ。

ナースレモン《ご自分の奥様のお産や、子供だと又気分が違いますでしょう？　初めてのお産の時は旦那様は皆さん緊張しますからね。

Dr.ローソン《そうだねぇ、やっぱり、夢中になって声掛けしたり、背中や腰をマッサージしたりで、結構体力を使うもんだね。

でも、妻は“凄く安心できた”って言うから、出来たら夫も一緒にプール内と言うのも悪く無いかもしれないよ。僕は医者だから何も感じないけれど、そうでない夫は血を見て貧血起こしてしまう人もいるからなぁ～。

プールの外からの方が、邪魔にならないかもしれないしなぁ～。

クランベリー《そうよね。気分が悪くなった夫なんて、邪魔でしかないですものね。次は夏にイリスの所が第２子出産だけれど、彼はどうかしらね？

ナースクミン《クレス君の時は、まぁ何とか頑張ったと言う感じでしたものね。男性的な方に見えますけれど、ちょっと気が小さい方ですかしらね？

ナースレモン《でもまぁ、年子で続けてお産ですから、感覚は覚えているでしょうからねぇ～。

Dr.ローソン《よしよし、クレス君、君はもうお兄さんになるんだぞ！しっかりした体の子だよね。重たいし、丈夫そうだよ。

カイザーセラピスト《やっぱり、早い目から水中でのエクササイズや、陣痛を促すエクササイズは良かったですね。

ちょっと休んで、もう１日掛かるかと思っていましたが、ひと眠りして、陣痛が来たのも体力的に良かったですね。

クランベリー《そうよね。それで、結構体力が戻っていたから、一気に産めたって言う感じよね。

マルベリー《クランお疲れ様でした。

クランベリー《マルこそお疲れ様で！でももう理想的なお産で、感動したわ。

マルベリー《夫と、姉の見守りでのお産でしたし、ドクター達が控えていてくださったのが見えていたので、凄く心強かったから、痛かったけれど、不安がなかったわ。

ミントが言うとおりに、覚悟していたほど痛くは無かったのよ。痛みは、精神的なものもあるでしょうね。あぁ～でも、産声を聞いた時は、凄くホッとしたわぁ～。

Dr.ローソン《うふっ、産声も普通の産声だったしね。ラズリーの時は、皆余りの大きな声に吃驚したけれどね。

マルベリー《どんな子に育っていくでしょうね。それで、二卵性だったんでしょう？私とクランと同じね。

クランベリー《そうよ。

ナースレモン《思っていたよりも、軽いお産で良かったですね。やっぱり水中出産は、かなり痛みも軽減されるって言いますものね。

Dr.ローソン《こればかりは、どの位のものかは、男には判らない事だけれど、僕もでも良い経験だったよ。やっぱりお産は夫も立ち会うものだよなぁ～。

その前から、Dr.マリアンヌが言っているように、検診時は夫も一緒が心の準備も出来て良いだろうね。

マルベリー《本当に、凄く安心するものでしたわよ。実際は１人で産むのですけれど、何時も一緒にって思うから、その安心感からも、陣痛の痛みが楽なんだと思うわ。

クランベリー《ミントみたいに、スコットがもたつくから、叱り飛ばしながらのお産だったけれど、ても口では偉そうだったけれど、凄くスコットがいるから、安心していたようですものね。

マルベリー《もう直ぐ授乳の時間ね。そういえばミントが、Sugarから貰った授乳する時に羽織ると、丸見えにならないコートがあるから、あれを借りるわ。

クランベリー《そうね、ミントの所はもう離乳食がメィン位になっているから、余り要らないんじゃぁないかしら。

ナースレモン《あれは良いですわね。ケープよりも邪魔にならなくて使い良いかもしれませんよ。

Dr.ローソン《そうやって、一度に同時授乳も小さい時なら、大変ではないだろう？

マルベリー《そうね。まだ出が悪いようだけれど、どんどん出るように成るみたいよ。マッサージもして、良く出るようにしないとね。

クランベリー《マルも水分もたっぷり飲んで、バランスよくお食事もしないとね。お腹もすくみたいよ。大変よねぇ～。

お乳は結局自分の血液を上げているようなものですからね。男は楽よねぇ～。見ているだけですからね。

マルベリー《そうよね。男性もお乳が出るようになればよいのにねぇ～。

ナースレモン《つわりはね、見ていると移ってしまうのか、似たような症状に成る人がいるそうですよ。

マルベリー《ウィル見て！彼方に似ているんじゃぁないの？新生児は可愛くないって言うけれど、可愛いわよね・笑　

髪の色が若干違うのよね。私とクランみたいで・・・うちは両親共が金髪で、青い目だから２人とも、ベビーブルーの目の色だけれど、このままどちらにしてもブルーの目の色でしょうね。

クランベリー《そうね！ラズリーは今は青い目だけれど、何れ目の色が変わってきたら、スコットがヘイゼルだから、きっとそうなってくるでしょうね。
髪の色もどう変わってくるでしょうね。
この子達も、マルがブロンドで私が　ブリュネット（Brunette）だから、隔世遺伝でブルネットになるかもしれないわね。　目はへーゼルになるでしょうね。

Dr.ローソン《とにかく元気に育ってくれれば良いよ。後は君が産後調子を崩さないようにね。僕も出来るだけサポートするからね。まだ寝ている間は良いけれどね。忙しくなりそうだよ。２人とも大人しくてって言う事は、ありえないだろうしなぁ。

マルベリー《ウィルは子供の時は大人しかったの？それとも腕白坊主だった？

クランベリー《そうそう、伯父さん似と言う事も有りますものね・笑

Dr.ローソン《うちはね、兄のリヴェールの方が腕白だったかな？腕白と言うか何にでも積極的だったよ。

僕はだから普通の子供だったけれど、比較されるから、やたらに大人しい子に見えたようだよ。特に引っ込み思案だとは思わなかったけれどね。

マルベリー《ローソンは、慎重にコツコツ型よね。私出合って話をする様になったときに、そう思って、信頼出来るドクターだと思いましたもの。

でもね、素晴らしいのは、慎重すぎてスタートが遅いって言う事はないところよ。

クランベリー《まぁ、ご馳走様で...

皆《Ahahahahaha、、、、

セラピストカイザー《それでは、Babyや子供のスイミングは来月位に始めますか？

Dr.ローソン《おぉ～、そうだね。リヴェール教授やDrマリアンヌと具体的な話は早急に決めておくよ。

今やっているご夫人達のエクササイズや「美と健康の為の食事」の講習会もあるからね。国民達からも、色々な要望が出ているんだよ。

マルベリー《お食事の事は知りたいわよね。一番大事なことでしょう？甘いものと塩分取りすぎは考えないとなりませんものね。

だからと言ってセーブしすぎも良くないそうですしね？素人には継続するのは難しいわ。

クランベリー《私などでも、十分知っていても継続がねぇ～。

ナースレモン＆ナースクミン《そうそう、患者さんには偉そうに言ってしまうのですけれどね。

Dr.ローソン《本当だ、自分がきちんと実行はなかなか難しいよね。人に言うより先に自分が生活習慣も変えないとなぁ～。

自分が自分の事を変えられないのに、人を思うままに変えるのは難しいものだよ。

マルベリー《私が出席して、きちんと教えてもらってきますわ。彼方の為でもあるし、子供の為でもあるのは＝私の為ですからね！

クランベリー《ちょっと！と言う事は私だって、受講しなくちゃぁね。一応は知っているけれど、世の中食の常識も変わったりしていますものね。
で、栄養士さんは病院の栄養士さんが？　時間があるのかしら？

カイザーセラピスト《何だか、以前此処に暮らしていた人が、仕事の都合で海外に行っているんだけれど、専門のアカデミーにも通って、資格を取ったので、戻ってくると言う話を聞きましたよ。

Dr.マリアンヌのお墨付きで、2人に交渉しているそうだって聞きましたけれど？何だか元双子のモデルさんで、トップモデルでもあった方達です。

モデルの仕事は選んでして、1人はヘルスプロモーションサイエンスのドクターですし、もうひと方は健康科学 / 保健科学だったかの勉強をすませたそうですよ。

昨年度卒業して、今は彼方此方研修しながら、仕事しているようですよ。

Dr.ローソン《あぁ～彼女達かな？　そうだったら、一応此処の国民に戻る事が出来る人達だからね。籍はあるんだよ。仕事の都合で、どこだかに出て行った人達だからね。
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いよいよWannynwonderlandの国民の暮らしが、世界のモデル国に成るくらいに、こじんまりとしては居ますが、しっかり固まってきたようです。まだ年齢は3代前半なはずですが、にゃん亭Cafeにも良く来ていた双子のTOPモデルさんたちではないかと思われますが？

余りにも仕事が忙しくなったので、籍はそのまま保留して、お仕事で出国していたのです。仕事の合間に勉強もしていたのですね。セージ君がアルバイトに来ていた頃には可愛がってくれていた人達です。

大学生になったのを知っていたでしょうかしらね？マリアンヌさんも産後のエクササイズや、Babyちゃんたちも3ヶ月経ったら、スィミングスタートでしょう。

マルベリーさんのお見舞いへ

今日はセージ君は早上がりして、Mrs.Sugarの仕事が終わった後に、マルベリーさんのお見舞いに行く事にしました。もう何時生まれても良い状態になって来たとの事で、マルベリーさんは凄い状態なのだそうです。
珍しくセージ君も気軽に時間を作りました。一応高齢出産で双子の初産ですから、何があるか判りません。最善の対策を取ってでの、此処の国では初の水中出産です。

でも西欧では珍しくない出産で、かなり産婦への負担が少ないそうなのです。マルベリーさんは午前中は毎日プールに入って、準備しているそうなのです。
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Mrs.Sugar《こんにちわぁ～。

セージ《やぁ、元気そうだね。凄いなぁ～。やっぱりミントの時よりずっと大きいお腹だね。

マルベリー《あらぁ、来てくれたの？ありがとう。そうよぉ～。もう身動きするのも大変なのよ。動くと転がり落ちそうなのよ。

Mrs.Sugar《普通に座る事も厳しそうね？

マルベリー《普通になんて事は、殆ど出来ないわよ。歩く時だって補助してもらって、まるでペンギンみたいに歩くのよ・笑

セージ《補助の人が居ても危ないよなぁ～。まるで下なんてみえないんだろう？それにしても、お腹の皮って凄いのびるんだねぇ？

第一中の内臓だって、何処かにへばりついているんだろうね？

Mrs.Sugar《それはそうよ。上に上がったりするんですってよ。胃下垂の人が妊娠して治ったって話聞いた事あるわよ。

セージ《女の体って巧く出来ているんだなぁ～。まるで、ほらジャパニーズレスラーみたいだよ。

彼らは今にも産まれそうな体しているだろう。でも男だから、筋肉量が違うのか、普通に１人であるいているよな？

マルベリー《酷いわぁ～。相撲レスラーの事言ってるんでしょう？彼らと一緒にしないで欲しいわ。

Mrs.Sugar《そうよね！最近は特に相撲取りは、やたらに太っているだけの人が多くて、技もあまり見られなくてつまらなくなったわ。

でも彼らと一緒じゃぁ酷いわ。もう直ぐなんでしょう？何時生まれても大丈夫らしいって聞いたけれど？

セージ《なら、早く産んじゃって、楽になった方が良いよ。良く呼吸出来ているよ。見ているだけで息苦しくなりそうだよ。

マルベリー《ねぇ～、私もそう思うわ。だから近いうちに陣痛が来るように、エクササイズを始めているのよ。

中の赤ちゃん余り動かないみたいだしね。お産用のプールもリハビリルームの横に準備されているのよ。

Mrs.Sugar《そうなの？安産だと良いわね。しっかりエクササイズもしているし、Dr.ローソンも付いているし、心強いわよね。

きっと大丈夫よ。お腹触っても良い？双子のお腹なんて、なかなか触るチャンスが無いわ🎶

マルベリー《良いわよぉ～。凄い堅いでしょう？

セージ《そういえばさ、イリスの所にもう２人目が出来たんだよ。知っていた？まさかの事にイリスは又焦っていたけれど、やっと落ち着いた？諦めたみたいだよ。

マルベリー《まぁ～そうなの？年子に成るかしら？年子は育てるのは手がかかって大変みたいよ。

上の子がやきもち焼いちゃってね。よく言う赤ちゃん返りしちゃうんですって！

Mrs.Sugar《もしかしたら、年子だけれど同学年かもしれないみたいよ。８月頃に産むみたいですしね。

Mrs.Sugar《ねぇ、セージお腹触らせてもらったら？　妊婦さんのお腹触った事有ったかしら？特に双子よ🎶

セージ《ミントのお腹触ったよ。でも大きさは全然違うよなぁ～。

マルベリー《セージ触ってみて、彼方の姪か甥なのよ。叔父さんとして挨拶しておいてよね・笑

セージ《姉じゃぁなかったら、ハラスメントになっちゃうからね。それにしてもすげぇ～よなぁ！

Mrs.Sugar《ほら、セージ触らせてもらったら？双子のお腹なんて、なかなか触れるものじゃぁないわよ。

セージ《触る意味がまったく無いだろう？Sugarも野次馬だよね。

マルベリー《ほら、セージ記念よ。皆にいっぱい触られた方が、きっと社交的な子になるわ。男の子ならラズリーと同じで、ひょっとしたら、セージの跡を継ぐ子になるかもしれないのよ。

セージ《わかったよ。でもすげぇなぁ～。これは小さい方のバランスボールくらいはあるね。

Mrs.Sugar《又比較するものが、もう少し夢のあるものを連想出来ないの？

マルベリー《あらっ、でもそうね！小さい方のバランスボールくらいあるわよ。

セージ《不思議だよね。お腹の中で赤ちゃんが育っていくなんてさ。最初の頃は魚の稚魚みたいな形だろう？１０ヶ月位のうちに、人間の発生時から今の人間になるまでの道を一気に進化していくのが不思議だよね。

人の体は宇宙なんだって、ターナー先輩が言っていたのが判るような気がするよ。星と関係ある名前の内臓があるらしいよ。語源はラテン語か何からしいけれど.....

Mrs.Sugar《そうなの？アリストテレスが“掌は宇宙だ”とか言ったって言うのは聞いた事あるけれど、ターナーさんの名言なのね？

マルベリー《何処が宇宙なのかしらね？神秘的だと言う事かしら？

Mrs.Sugar《あぁ判った！だから彼方此方の内臓に石ができたりするのかしら？ほら、胆石だったり、膀胱だとかに石が出来るでしょう？本当に石みたいだって言うじゃぁない？

セージ《又Sugarって、変なこと思いつくね？確かに石が出来るけれっどさぁ～。ちょっと短絡的なんじゃぁないの？
それが大きくなったら悪さするからなぁ～。

Mrs.Sugar《星は自分で名前を付けられるのよね♪　何とか星とかって！悪さをして体を痛めなかったら面白いのにねぇ～♪

セージ《俺今のうちに、将来もし石ができた時の為に石に名前考えておこうかな？　
オペして取る事になったら、標本箱にコレクションしたりして！その箱も作って置こうかな？

マルベリー《まったく、貴方達夫婦には、入っていけない世界があるのね。本当にセージは、Sugarと出会う事が出来て良かったわね。

なかなか、それだけ楽しい話題についていける人は居ないわよ。Nanが大至急結婚させたがったはずだわ。

Nanは不思議な能力があるのよ。昔から、何気なく言った事が現実になったりしてね。

Dr.ローソン《やぁ、セージ達遊びに来てくれたんだね。マルは暇持て余してきていたんだよ。まるで身動き取れないからね。

Mrs.Sugar《こんにちわぁ～。いよいよ大変そうになってきたわねぇ～。今にも産まれそうなきがするわ。

セージ《もう何時生まれても大丈夫なんだって？

マルベリー《今夜だったりして！Ahahaha、、、、

Dr.ローソン《う～ん、Mybaby、良い子にしてるね？マルも少しからだの向きを変えようかね。

マルベリー《そうね、ちょっとこの方向は疲れてきたわ。

Mrs.Sugar《そうよねぇ～。セージが来た時に、変えてあげたら良かったわね。

セージ《あぁ、そうだったね。でもさ巧く変えられなくて、失敗したらね。俺の姉だけれど、妻じゃぁないからね。
かなりしっかり抱きしめないと、動きそうもないもの。

Dr.ローソン《 You must be tired.You’ll soon be hearing the pitter-patter of tiny feet.

マルベリー《I’m so merry that my heart is racing.

Mrs.Sugar《凄く２人は幸せそうだわ。見ているだけでロマンチックな気分になるわ。本当にお似合いのご夫婦よねぇ～❤

セージ《Sugar、俺達だって負けないくらい幸せだろう？
I'm gonna love you till. My lungs give out.

Mrs.Sugar《as much as I love you.

Dr.ローソン《丁度良い時に逢いに来てくれたよ。何時生まれるか判らないよ。　多分自然分娩でいけそうだよ。

Dr.マリアンヌが、99パーセント安産でいけそうだって言ってたからね。

セージ《そうかぁ、初産てなかなか生まれないって言うけれど、ミントなんて結構早く産まれたものね。

スコットがドキドキウロウロしているのを、叱り飛ばしたら“あっ”という間に早く生まれたんだよ。

マルベリー《もう此処まで来たら、早く生まれて欲しいわね。元気だと思うんだけれどね。賑やかに成るわね・笑

セージ《じゃぁSugar帰ろうか！

Mrs.Sugar《そうね。じゃぁ、マル又ね明日頃生まれちゃったりしてね・笑

マルベリー《有難うSugar.セージもね。次に逢う時は、おチビちゃんが２人要るわよ。

Dr.ローソン《あぁ、でももうセージが生まれたときよりも、大きく育っているからね。セージを見ているとセージみたいに元気に育って欲しいって思うよ。
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２人は仲良く帰って行きました。明日は普通に仕事の日なので、真っ直ぐに家に帰りゆっくり過そうと思っています。今日は２人して、一緒に夕食の用意をして、片付けもして、彼らはその日のうちに、綺麗に片づけをしてしまいます。

汚れきってから、手入れするのは大変なので、怠けなのでその日の汚れは、その日に済ませてしまうのは、２人ともが偶然同じ癖だったようです。こういう何気ない一寸した事が、２人は似ていますから、文句のない相手です。

珍しく朝は散歩に出ました。

今朝は南風が入ってきて、雲が多い天気ですが、今まででは一番温かい日になりました。日曜日ですが、最近はのんびり散歩には出かけていないので、出てきました。
でもこのまま春になるとはいえない時期ですから、又突然寒い日がやってくるかもしれません。

元々、日本よりも寒い国ですから、５月頃になら無いと春と言う感じにはならないのです。でも時々とても暖かい日があるのです。

今日散歩に着た辺りは、建物に囲まれた大学病院近くの一角なので、穏やかな所です。ビル風が起きるような、超高層群はありませんから、風が起きるとしたら図書館や病院、大学の建物裏当たりだけです。
でも一応飛行場のビルは高層ビルです。

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Mrs.Sugar《ねぇ～もう春が来そうな温かさよね。でもまだ３月中旬だから、まだよねぇ～。

気候は安定した国だけれど、セージが大学に入った頃の、数年前のほうが冬は寒かったわよね？

セージ《そうだね。結構ショートコートは着ていたものね。まぁ此処の気候にも慣れて来たし何だか皆“う～寒い！”とか言いながら、コート着ないんだよね。

慣れちゃうと、歩いたりすると直ぐに温かくなるからね。でもさ、Sugarはちょっと羽織るとかするほうが良いと思うよ？

Mrs.Sugar《今まではストールとかかけていたんだけれどね。今年だけでなく、セージと結婚してからは、外歩くときは何時もセージにくっついているから、温かいのよね・笑

セージ《きっと俺はSugarと一緒だと、普通の時は、心がとても温かくなるから、だから体温が上がるんじゃぁないかな。以前は熱でも出たんじゃぁないかと思ったよ。でも何時もの事だから、原因はSugarだってわかったんだ。

Sugarに熱上げているからね。一緒に居なくても、ふと思い出すともう凄く暖かな気持ちになるもの。天然物の暖房機だよ。

Mrs.Sugar《あらっ“普通ならね！”って、普通じゃぁ無い時ってあるの？

セージ《有ったよ。Sugarが怪我したときと溺れた時みたいに緊急時はね、俺もあんなの初めてだけれど、体が凍りつくって言うけれど、本当なんだよ。

芯から冷たくなって、固まってしまったような感じに成るんだよ。体中が氷みたいに冷たくなるんだよ。

Mrs.Sugar《そうだったわね！私は意識無かったから何も判らないけれど、でも両方とも私は夢見ているのよね。

両方とも色の無い世界で、私はボンヤリと漂っているのよ。そうすると、黒い影が現れて、誰か判らないんだけれど、私を呼ぶ声がして、セージだって気がつくのよ。

去年の暮れの時は、セージの匂いがしたので、目が覚めたら溺れたって聞いたけれど、直ぐには思い出せなかったわ。

セージ《色々な事があったよなぁ～。何も無い単調なくらいの暮らしの方が、平和で良いんだよ。

Mrs.Sugar《そうなんだけれど、普通はそう悟るのは私ぐらいの歳になってからなのよね。人生はドラマチックな方が楽しそうって、若い時は思うんだけれどね。

セージは私と結婚したから、やたらに悟りきったような考え方になってしまったのね。

セージ《いいんじゃぁないの？良い勉強になったよ。人生には面白おかしく、ドラマチックな事なんてそう起きるものじゃぁないってね。

Mrs.Sugar《えら～い。でもそんな風に思わせてしまったのは、私が事故に巻き込まれてしまったからね。でも考えたらこの２～３年は色々有ったわねぇ～。

私はそれほどでもって思っているけれど、若いセージは凝縮してよい事も悪い事も一度に押し寄せてきたのね。
気まぐれで、夏休みにCafeに立ち寄らなければ、平凡な暮らしだったかもしれないのにねぇ～。

セージ《そうだよ。俺は始めてこの国に来て以来、１生分の色々を体験したような気がするよ。だから、もうドラマチックな事は十分体験したよ。　

これからは、単調でも良いから、のんびりと暮らしたいと思っているんだ。仕事が研究開発で、ドラマチックな内容の仕事だからね。やたらにラッキーな後には、厳しい現実を体験するんだ。

Sugarを巻き込んだ事だから、とても辛いよ。凄く医療などは発達しているけれど、命が助かっても障害が残ったりが果たして、本人が幸せなのかどうか判らないからね。

Mrs.Sugar《そうよね。今科学の分野が凄いんですものね。AIが完全に人間を支配するんじゃぁないかって言う位に進んでいるんですってね。

セージ《あぁ、だから、もし暴走し出したら、どう制御するかの研究に取り掛かっているらしいよ。“もう遣りすぎてしまった”と言っている科学者が増えてきたらしいからね。

皆研究開発する時に、此処の教授のように、常に振り分ければ良いんだけれどさ、巧くいったらもうイケイケになっちゃうんだろうなぁ。

原発や水爆とかの使い方もそうだろう？現実では、始末に困っている所ばかりじゃぁないのかなぁ？

Mrs.Sugar《じゃぁ、セージは良かったわね。この国の研究室に勤務で、ある意味すごく進歩的な考えで、これからの科学者は、今までやって着た事が、不都合な事に動き始めてきた後始末に、追われる事になるかもしれないものね。

セージ《Sugar、本当だよ。だから俺は何でも研究開発しながら、ターナー先輩達に聞くんだよね。『MRS』にしても、確かに便利なんだけれど、何時も腕に付けて暮らしていても、体に何か害でもでないかとかね？

便利なら便利なほどに、問題点が出てくるんじゃぁないかってね。

Mrs.Sugar《そうよね。私も年中PCをやってしまうけれど、もう無しでは暮らせないし、世の中が変化してネット利用が当たり前になっているでしょう。電磁波を受けるから、何か問題が出て来るんじゃぁないかと思うのよね。

調べ物にしても、手で扱うのでなく、声で聞けば即答えを返事してくれちゃったりなんて、一部の人には便利かもだけれど、其処までいくと、遣りすぎではないかって思うわ。

セージ《世界中がネットを使っている以上は、合わせて使わないわけにはいか無いだろうけれど、二重手間に成るようだけれどね。

この間一気に方針を変えて、逆戻り作業に取り掛かって、よかったのかもしれないよね。ぎりぎりセーフでさ。此処は、最初っから不便な暮らしがOKだって言う科学者ばかりが国民になったからね。他の移民者も、承知で入国したんだからね。

Mrs.Sugar《セラピストの人達も、皆のメニューを整理するのが大変だったみたいだけれど、今は慣れて来て“各自が書き込むし、それを見ながら色々話ができて、良かった”っていってたわ。

その時に健康相談とかも、したりしている人もいましたしね。

セージ《途中から着た人が慣れるまで、まだるっこしくて大変だって言ってたけれど、でも納得して、慣れて来たようだよ。

管理人達などが一時ざわついていたようだけれどね。研究員は誰も問題なしだったみたいだよ。これ以上の事は、本当は何も要らないのかもしれないって、俺が思っちゃぁいけないんだけれどね。仕事だと割り切ってるんだ。

不便な暮らしを納得して受け入れるには、最先端も見極める必要もあるんだよ。シンプルで不便な暮らしはゆとりを生み、愛情の形も変わってくると思うんだ。

セージ《You made a wish and I fell out of.But on days like these who could ask for more.

Mrs.Sugar《These are the days we've been waiting for.When your heart beats. Next to mine.

Mrs.Sugar《周囲の人に恵まれて、同じような方向に向かって行くなら、良かったわね。私はセージが、何か一生懸命に何かやっている時の顔が、大好きだから、研究員のお仕事は好きだわ。

セージ《つい、突然思いついちゃったりすると、メモなどし始めちゃうけれどね。

Mrs.Sugar《そうよぉ、失礼しちゃうわよね。
“My one and only love”とか言ってたと思ったら、ノートに何か書いていたりして...

“他ごと考えながら、私に愛を囁いているのってどうなのよ！”って思う時があるわ。
セージ《だって、俺の場合はSugarの事をみつめていたりすると、ふと思いつく事が多いんだもの。ゴメン！

そのまま、Sugarに熱くなっちゃうと、もう後からではまったく思い出せないって判ったんだよ。Sugarを愛しているって気持ちは忘れないからね。

Mrs.Sugar《何となく、調子が良いのよね。セージは！

セージ《ゴメーン。なるべくそうしないようにしているだろう？代わりに教室で考え事している時に、急にSugarの事思い出しちゃってね。そうなると無性に会いたくなって困る時があるんだよ。

Mrs.Sugar《そういうところは、セージはやっぱり少し変わっているわ。想ってくれるのは嬉しいけれど、他の人に迷惑にならないようにね。

セージ《あぁ、だから、俺はイリスと配置転換する事に決まったんだよ。この間はリヴェール教授にも言ったんだよ。プロジェクトの皆もOKしてくれたからね。

何故か俺の開発品が一番に出ちゃったから、目立ったからね。でも俺は別に、えらくなったりしたくもないからさ。

Mrs.Sugar《イリスはOKだったの？

セージ《うん、最初はグズグズ言ってたけれど、元々あいつは大学教授になるのが夢だったんだから、なるべく目立つようにしていた方が良いんだよ。

俺の夢は、Sugarの側で暮らす事だから、それ以上に結婚まで出来たんだから、もう日々なるべく長くSugarと穏やかに暮らせたら、何も要らないんだよ。　欲しいものは、もう手に入れちゃったんだ。
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２人は日向をゆっくり歩きながら、お喋りしてあるきました。そして帰宅後はシャワーを浴びて、ゆっくりとエクササイズしたり、セージ君にマッサージしてもらったり、ゲームをやったり、ぼんやりと空でも眺めながら、お喋りも悪く無いかもです。

気が向いたらチェスなどで遊んでも良いですしね。楽しみは幾らでもあるのです。PCのゲーム以外は、単純な遊び道具が幾つかあります。子供みたいに無心に遊ぶのは、とても楽しいと気が付く国です。結構アナログなゲームをする人達が、多い国でもあります。

組み立て作業にも慣れて来ました。

ライモン君も初めて握る工具などばかりですし、なかなか進まなかったのですが、意外と勘はわるくないようで、来週位には出来上がりそうです。

微調整もしながら説明も受けながら、そして楽しくお喋りもしながらです。エルダー君やセージ君もその辺りは気長に付き合いながら、過しています。エルダー君は、他国の人の話は興味もあります。
セージ君は気楽に付き合える程度の、家の息子ですが、ライモン君は又その上の王族の直系の家柄の息子なので、まったく世界が違う所の住人です。

それはライモン君も同じで、セージ君は階級の上の家庭の息子ですし、エルダー君はまったく普通の学者の家の息子です。両方が色々な話に吃驚したりする時もある興味深い相手です。

今日は又突然冷えこんだ朝なので、ロングコートを羽織って出てきました。Mrs.SugarはCafeで、皆とお茶とお喋りなどするレディースディです。
　　　　　💖

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Mrs.Sugar《今日は又急に寒くなったわねぇ～。調子狂ってしまうわね。まだ今年は彼方此方で大雪が降ったところがあったりして！

セージ《あぁ、今冬はロンドンも雪が降ったそうで毎日ニュースで報道しているものね。

Mrs.Sugar《通常は雪は降らないところなの？

セージ＼うん、小雪みたいなのが舞ったりした事はあっても、雪に成るほど寒くもないかな？少なくとも俺が生まれてからはね。昔はもっと寒かったらしいけれどね。今日はSugar達はどうするの？

Mrs.Sugar《特に決めていないから、自分達のパン焼いたり、ビスケットやスコーンなど焼いてお茶のみよ。
あっ、セージ達もランチに来たら？　メィスとかは、デートらしいからね。

セージ《何だよ。それで、全然Dr.マロウとは会わないんだぁ。サイクルチームには入りたいって言ってたのに、いっこうに出てこないから、仕事なのかなぁって思っていたら、メィスも恋したら激しそうだものなぁ。

きっとまだ当分離さないんだろうね。って俺は人の事言えないけれどさぁ～。

Mrs.Sugar《Right here with you, just like this.Feel your heart so close to mine.
I wish your love grow forever.
セージ《I just want to stay with you in this moment forever.I can’t even conceive of life without you.It is the world's best wife.

　　　　❤～～～～～～～～～～～～～～～❤

エルダー《じゃぁ、リハビリも始めたんだね？

ライモン《うん、午前中にね。有酸素運動をして、休んで身体測定を又して、プールに入ってって、そして又、測定して自分で書き込むんだよ。必ずインストラクターが一緒だから、さぼれないからね。

シャワー浴びて一休みしたら、ランチタイムだろう。午後は本を読んだりTVを見たり、軽く昼寝したりだよ。結構疲れるんだよね。

エルダー《エクササイズは疲れそうだよなぁ～休憩しながらだろうけれどね。最後にプールでお終いなのかい？　でもさ、もう暫くしたら、筋肉が付いてきて、すごい体になれそうだなぁ～。シックスパッドになったりしてさぁ～。　

俺も色々やって筋肉引き締めている途中なんだよ。始めたのは結構前に成るけれど、適当だったから、今度からきちんと週２回はプールに行こうと思っているんだ。

ライモン《エルダーはかなりスリムだから、まだ良いよ。僕は少し鍛えて引き締めないとね。リハビリ中にセージがプールに１人で泳ぎに来ていたのみたらさ、凄いカッコ良いんだよね。TVでみる水泳の選手と同じ体つきだよ。

エルダー《でも最近身長が伸びるのが止まったら、前より体つきが変わって、筋肉が緩んできたからって、家に居る時も、ちょこちょこトレーニングはしているみたいだよ。

セージはヨガとかも、水泳部に居る時にやっているからね。時々瞑想したり、色々気が向いたときにやっているみたいだよ。

ライモン《そうかぁ、心臓が悪い僕は重いものを持ったり、腕立て伏せみたいな運動はしてはいけないんだよ。やって良いのと、悪いのがあるんだって。

エルダー《勝手に運動をすればよいわけではないんだね。大変だなぁ～。でもさ、まぁ気楽にやれよ。何時まで此処に居るのか判らないけれどさ。
出来る間は、なるべく楽しくすごそうよ。

ライモン《さぁて、やり始めようかな！今日気合を入れて作れば、来週位には出来上がるかなぁ？

エルダー《今日ボディを大体作ったら、多分来週は形に成るだろうね。セージに一通りチェックしてもらったら、乗れるよ。

バランスが悪いと、途中でバランスが崩れてしまうそうだからね。危険なんだよ。

ライモン《これを取り付けて、でも案外軽いんだね。かなり重いものかと思ったけれど。エルダーのはもう出来たのかい？セージはもう出来たんだろうね？

エルダー《ほぼ出来ているよ、仕上げの塗装をしたら、終わりだよ。でも皆が大体一緒に出来るように、ライモンが出来上がるのを待っているんだよ。一緒に試乗出来たら楽しいだろう？

セージは出来上がったら、まずはSugarさんと２人乗りして、それからみなでサイクルロードで乗るって言ってたよ。

ライモン《あぁ、そうかぁ、今のセージは、本当に恋しちゃったんだなぁ～。信じられないようだけれど、現実なんだね。

最後のパーティで会った頃は、急に適当に女の子の誘いに乗るようになっていたんだよなぁ～。でも、皆長続きはしないでさ。

何で付き合いが続かないのか、僕はひとり知っている子がいたから、なんで分かれたのか聞いたんだよね。もめてる様子もなかったからね。

でもどの子も、暫くすると只の顔見知りみたいに、挨拶はするけれどシラっとしているからね。

セージは不誠実な奴ではないから、何か原因があるんだろうとおもってさ。

エルダー《まぁ、君は身近に居たから気にはなったかもね。で原因は何だったんだい？

ライモン《それがさぁ、付き合う前に、“凄い親しい仲になったら、それが最後に成るかもしれないけれど、それで良かったら付き合っても良いよ”って約束をさせられるらしいんだよ。

“後でトラブルのは嫌だから、その約束が守れたら、少しは付き合っても良い”ってね。あんまり詳しくは言わなかったんだけれどね。

僕もよく知っている子だから、少し話したけれど“私は別だから付き合いは続くって思って自信があったから、人には結局は振られたんだから付き合った話は、したくないのよ”っていってたね。結局は本当にセージに振られたんだからね。

エルダー《ふ～ん。それもまた変わっているなぁ～。綺麗に別れたって言う事だけれどさ。男と女の付き合い方は、難しいからなぁ～。

セージ《やぁ、おはよう。　男女の付き合い方はややこしいから、先に約束をしてしか付き合わなかったのさ。付き合ってみないと判らないだろう。

確かに見た目も性格も悪く無さそうな子と、６人付き合ったよ。でも、悪く無さそうだから付き合ったけれど、皆、愛を深めていこうという気になれない子達だったんだよ。

何回か付き合わないと判らないだろう？全員ちょこっと当たり障りない話の時にはまだ付き合えたけれど、全員話が合わないんだよ。

少しも面白い話題が出て来なくてさぁ～。ベタベタしたがるばかりで、俺はもっと楽しく話が出来る相手でなかったら、それ以上の付き合いは無理って思ったんだよ。

だって、好もしかったら、又直ぐ次に逢いたくなるものだろう？それが、日が浅いからかもって一応期待して、次の誘いに乗るんだけれど、皆只会うたびに絡み付いて来るばかりで“俺は何なんだ！”って思ってさ。

付き合いが浅い方が、精神的に引きずるものが無くて、あとくされが無いし、傷もつけないだろう。

ライモン《でもさぁ、若いときなんだから、やっぱり情熱優先になるだろう？違うのかなぁ？エルダーはどう思う？

エルダー《それはさ、余り俺も参考意見は、言えないスタートなんだよね。まずは年上から誘われて興味から、始まったからなぁ～。

プラトニックな初恋は、何処から初恋って言うのかわからないけれどさ、小学校の時の先生だったかなぁ～。

大好きな先生で、言い匂いがして、側に居るだけで幸せで、で俺は勉強するようになったんだよ。褒められたくてね。でも、結局はその先生結婚しちゃったんだよなぁ～。そう言うのを初恋って言うのか、一応もっと深い関係まで進んだガールフレンドから、初恋って言うのかなぁ？

それで好きだった先生は、俺は暫くは悲しくてさぁ～。それ以来結婚する歳になるまでは、本気に好きに成るのは止めようって思って、割り切って複数と付き合い始めたんだよ。

誘って来るしさ、気楽だしはっきりそういってしまえば、もめないしさ。

ライモン《僕はパーティで出会った女の子で、多分同じ歳の子だったよ。１２歳位だったかな？ダンスも踊ったしね。それでも、彼女は某国のプリンセスだったから、絶対に無理な相手だったんだよ。無理だったから余計に好きだったよ。

セージ《へぇ～そうなんだ。そう言う事になると、俺自分から又会いたいと思った人はSugarが初めてだよ。

だから、１泊で帰国するはずが、夏休み中アルバイトしちゃって、近くに暮らす為には、必ず此処の大学に入ろうって思ったんだもの。

でもそれが恋とは思わなかったよ。大好きな人だったけれど。人として大好きなのだと思っていたよ。

もちろん凄い年の差だってこともあったかもしれないけれど、何歳かは知らなかったんだ。休みに成るのが楽しみでさ。Cafeでアルバイトが出来るからね。
死ぬほど勉強したよ。推薦状も要るし、試験もあるしね。

ライモン《それで、その歳のクリスマス頃のパーティには来なくなったんだね？ミントも現れなくなったし、マルベリーさんが来ていたかなぁ？　

でも、マルベリーさんは凄く大人のレディ過ぎて、ダンスの相手に成るにも程遠かったよ。

確かマルベリーさんのパーティ仲間の人達は、もう声など掛けられないような、レディ達だったんだよ。

エルダー《ライモンが声掛けられない雰囲気だなんて、どう言う人達なんだろうね？ライモンなら誰でも平気そうじゃぁないのかい？

ライモン《いやいや、とんでもないよ、確かデザイナーの人達グループだけれど、オペラ座関係の舞台や照明などのデザイナー達で、レベルが違うんだよ。　大公や女王や身分の高い人共平気で話せる位の人なんだよ。

エルダー《そんなに凄い者なのかねなのかね？俺は一番偉い人出会ったのは、父親関係の大学の理事長とかくらいまでだからね。それでも、やっぱりえらそうだったからね。

この国の理事長達は、リヴェール教授も、本当はかなり顔の知れた、偉い人達だそうだけれど、何だかそんなに話しずらい感じではないんだよね？

ライモン《僕はリヴェール教授は、やっぱり恐れ多い人に見えるよ。此処に入院する前に、用事でスィスに行った時に、出先で数回あったけれど、凄い人はさ遠くから見ても、直ぐに目に付くんだよ。

色々な人に出会ったけれど、それは外れなかったよ。後から紹介されたりすると、皆かなりの地位の人だったもの。

セージ《へぇ～そうなのかね。お前の目は特殊能力でもあるんじゃぁないの？俺は鈍感なのか、皆普通の人にみえるんだけれどなぁ～。多少は偉い人だろうくらいは判るけれどね。

でもまぁ、もし将来ライモンが何だかの都合で大公になったり、側近になったら、考えたら凄いよなぁ～。たまたま数年パーティで出会って、何故かやる気の無いグループ仲間で一緒に遊んでただなんてさ。

何年後か、もしであったら俺は何て挨拶すりゃぁいいんだよ。今みたいにやぁ、ライモンじゃぁないか！って言うわけには行かないもんな。
ま、そうなったら出会うこともないだろうけれどね。

ライモン《でも今回の入院が縁で、今後病気になったら、ターナーさんが僕の主治医だからね。具合が悪くなったら、此処に来るから、普通の友達として又逢えるよなぁ～♪

疲れてきたら、もう直ぐに此処に療養にくるさ。まだ大して経っていないけれど、今凄く幸せ感を味わっているもの。僕此処の学生になろうかな？

セージ《おいおい、何寝ぼけた事言っているんだよ。医学部にでも行くのか？それとも工学部？

入学試験受ける為に、勉強を始めるとか？ま、やる気があれば、出来ない事はないよ。俺が出来たんだからね。でも俺は無目的ではなかったからね。

勉強したいではなかったけれど、でもSugarの側で暮らしたかったと言う思いは、凄く強かったよ。　でもだからどうしようは考えていなかったなぁ～。考える余裕もなかったのかなぁ～。

来週には組み立て終われよ。その後調整して、OKだったら、汚れを落としたり、仕上げの塗装などして、出来上がりだよ。
　　　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～💖

ライモン君は本当に今幸せなんでしょうね。穏やかにニコニコしながら、マニュアルを見ながら組み立てています。
時々、どの工具を使うのかわからなくて、教えてもらわなくてはなりませんでしたが、案外器用なようです。

一度注意された事は、きちんと基本どおりにやるので、そういうところは、結構セージ君が言うよりも賢いのでしょう。
たまたま環境的に、物凄い猛勉強をする事なく過していたようです。今から此処の大学に入るからと勉強を始めても、そう生易しい学校ではありません。

もし受かったとしても、それからが大変ですから、途中で耐えられずに、ドロップアウトしてしまうかもしれませんね。学問に対しての、体力も精神力も情熱も有るとはいえませんから.....