Mrs.Sugarは体が硬いんですね...

今日はセージ君が、又オールインワンのリハビリスーツを持ち帰りましたので、１日中着て過す事にしました。前にも着ましたが、１日中は着ていません。

凄い楽々ストレッチが利く薄い素材なので、着る時は何とも心許無いのですが、気をつけなくてはならないのは、変に引っ張ってしまわずに、手首と足首、首元と足の付け根をきちっと合わせると他は動いているうちに、正しい位置にピタッと収まります。形状記憶になっているのですね。

本当に皮膚を１枚貼り付けたような物なのです。手を入れたのは、手首足首をあわせやすく、此処だけは、ちょっと厚く縁らしき仕上げにしたのです。

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Mrs.Sugar《ねぇ、今日はって言うか、これを着る人は、外出する時は大変よね？着心地は断然セパレーツよりも良いんだけれど、トイレに行きたくなったら、女性は困るわよね？

セージ《えっ、トイレの事は考えていなかったよ。そうだ、女性はよくトイレ行くしね！そうか、何とか考えなくちゃぁね。

Mrs.Sugar《見てみて、こうしても何も着ていないみたいだし、ちょっと又ストレッチをやって見るわ。あぁ、体を何回か動かすと、スーツが動いて、ピタッと体に吸い付くんだわ。う～ン、益々楽になるわよ。

セージ《よ～し、良い仕上がりだね。何処も違和感はないよね。

Mrs.Sugar《ちょっと又前屈をやって見るわ。息はまず吐いてから吸って、後は自然に呼吸ね。Ahahaha、、、直ぐ間違っちゃうのよね。昔はね体操する時は、確か吸ってぇ～吐いてぇ～って言われながら、体操をしたような気がするのよね。

セージ《ストレッチは弾みをつけちゃぁ駄目だよ。ゆっくり体を少しずつ伸ばすんだよ。体を柔らかく、ゴムをゆっくり伸ばすような、しなやかな感覚でね。

Mrs.Sugar《う～ん、今度は前にゆっくりと少しずつ滑らすようにぃ・・・・？でもこれ以上は無理！

セージ《 ・・・。。。・・・。ン？スーツが伸びない？それとも股関節が硬い？どちらにしても無理しちゃだめだよ。

Mrs.Sugar《あのね！誤解しないでね。スーツはまだ幾らでも伸びるわよ。私の体が此処までしか開かないだけで、これは裸でやってもこれ以上はないんだからね！

セージ《 あっ、そうなんだ。スーツが伸びにくくなっている訳じゃぁないんだね？

Mrs.Sugar《嫌ねぇ～も～う、でもこの間よりも、柔らかく開くようになったでしょう？う～・・・・手ももう少しなのにぃ・・・。

セージ《 スーツ自体は、まったく伸びない訳ではないんだね？判った。

Mrs.Sugar《前屈をセージやってみて！大体は男のほうが体は堅いのよね。それがうちでは反対なのよね。でも私も前よりは、かなり足が開くようになったんだからぁ～。

セージ《 俺も昔からしたら、体硬くなったんだよ。子供の時とは違うね。やっぱり歳だし、熱心にストレッチなどはしていないからね。軽くは毎日やっているけれどね。

それからね、Sugarが時々やっているＴＶ体操だけれど、やる内容とか順番は良いんだけれどさ、あのようにテキパキやらずに、もっと柔らかくゆっくりしなやかにやると、運動量は増えて、きっともっと良いはずなんだよ。

Mrs.Sugar《そうなの？ちょっと待ってよ。私ももう一度やってみるから！いやだわぁ～第一セージと足の長さが全然違うんだから！

セージ《 そりゃぁ、背の高さが全然違うんだからね。手をね深呼吸してゆっくり息を吐きながら、ゆっくり手を滑らせていくんだよ。え～と、バレェダンスやるみたいにしなやかにゆっくりとだよ。その方が体液の流れが良くなるんだ。

そうだ、前見せてくれた外気功の動きは悪くないはずだよ。動きが綺麗だしね。

Mrs.Sugar《はぁ～......すぅーーーーーーーー。

セージ《 無理しないで、倍の時間かけてだよ。１回体を元に戻して！又ゆっくり繰り返しているとだんだん股関節などの筋肉が柔らかくなってくるんだよ。

前屈は結構年齢が高い人でも、柔らかくなるんだけれど、反対に反らせるのが出来る人は少ないんだよね。Sugarは真剣にやらなくても良いからね。まずリラックスだよ。

Mrs.Sugar《大丈夫よ。無理はしないから、ちょっとだけやるだけよ。次は横向きにね。この方が少し曲がるかしら？

セージ《 あぁ、横の方が楽かもしれないね。ゆっくりね。そのスーツ着ていたら、感覚がわかりやすくないかなぁ～。そのマテリアルを手で引っ張る時みたいに、ゆっくり同じように延ばす感じでね。

Mrs.Sugar《って思ったけれど、真っ直ぐ横向きにはならなくて、前かがみな横向きになってしまうわぁ～。

いやらしいわねぇ・・・あっ、これもスーツはまったく問題なく余裕だからね！
私が曲がらないだけで.....セージは足をつかめそうだわ。

セージ《 掴かめるよ踵まではね。でもね、若い時は胸が付いたんだよ。前屈の時もね。又毎日軽くやるかなぁ～。一緒にやろうか？

Mrs.Sugar《横向きの時は真横よね。こんにちわセージ君。

セージ《 むふふふ、、、、良い運動になったよね・笑　やりすぎてわき腹傷めない様にね。一寸した時間に、軽くやればよいんだよ。

Mrs.Sugar《今度は体を後ろに反らせるわね。ちょっとだけだから・・・・

セージ《 息を詰めないんだよ。そしてやり過ぎないんだよ。

セージ《 はい、お終～い。ちょっと運動しすぎたかな？ほら俺の脚の上で体をゴロゴロさせて背中を反らせたのを、自分で直す感じで動かして、マッサージしてごらん。

Mrs.Sugar《あぁ～温かくて好い気持ちだわぁ～。マッサージ器みたいな足だわ・笑　太さも堅さも温度も丁度良いわ♪

もうね、セージの存在が、無駄なく私にとって都合よく出来ている感じだわ。

セージ《 Sugarもメィスが言うとおりに、本当にさわり心地満点だよ。なんだろうこのファブリックは生き物の皮膚みたいだよ。何だか不思議な生き物を抱いているような感触だね。凄く気持ちが良いよ。変な意味じゃぁないからね。

Mrs.Sugar《私何も言っていないでしょう。わざわざ断ると却って疑ってしまうわ！
ねぇ、セージちょっと思いついたんだけれど！トイレに行くのが大変なことだけれど、多分良いと思う方法だと思うんだけれど！

ジッパーをもっと大きく開けたら良くない？ずっともっと長く、お尻のほうまで開くようにしたら？

１本でずっと開けてしまうんだけれど、手間が掛かるけれど、脱ぐよりも楽でしょう？真ん中が開く距離を長くすれば、そのままトイレに行けるでしょう？

セージ《 そうかぁ～それはちょっと工夫したら、イケそうだね。それは男女ともその方が良いかも知れないね。１日中着ているとしたらね。ちょっと作ってみてもらうよ。

Mrs.Sugar《Strange dear, but true dear.When I'm close to you,I wanna live with you. So in love with you, my love, am I.

セージ《 I know what's in my heart, if you ain't mine I'll be torn apart.Cause you were always there for me.I need you darling.
No matter what I do every road leads right back to you.
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どうやらMrs.Sugarの体は少々硬くなっていますけれど、リハビリスーツは、もうかなり仕上がっているようです。後は、今以上の体内の電気を利用した機能を追加する位です。

その時は電気が通る配線をプリントして、巧く使えるようにするだけです。でもそれは、特殊な時に使う時でしょう。取りあえずは、今日１日着て結果を報告です。今の様子では、１日中着ていても疲れる事はないようです。

Dr.ターナーは夜勤明けで、クラブルームに！

今日はセージ君がサイクルルームに行くと、Dr.ターナーがカウチで寝ていました。夜勤明けだそうですが、昨晩は何事もなく、結構寝る時間が有ったそうで、今日はセージ達の作業の見学だそうです。

もう直ぐセージ君は限がよくなるので、そうしたらDr.ターナーが組み立て始めるというのです。塗装だけは済んでいるので、組み立てればよいだけです。

エルダー君やDr.ターナーのは新しいので、組み立てればよいだけです。色だけは好きな色にしたいので塗装をしたのです。
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Dr.ターナー《まぁさ、急ぐ事はないから、ゆっくりやれよ。セージは却って、以前の物だからバラして、埃をとったり磨き直しだから時間がかかるんだろう？って感じだなぁ～......

セージ《もう少ししたら、限よくなるから、壁に引っ掛けておけばよいから、ターナー先輩組み立て始めたら良いよ。　

俺は色々考えながらやりたいんだよ。交換する部品もあるかもだしね。

エルダー《多分俺のほうが先に終ると思うよ。そんなに考えずに、とりあえず乗れるようにするからね。考えるのはその後だよ。

セージはさ、スポーク１本１本手入れしながら、何か物思いに耽ったりするから、出来上がりそうでもなかなか出来上がらないんだよ。

だって、どう見ても問題なさそうだったのに、手入れから始めるから、そういう病気なんだよ。

Dr.ターナー《５～６年前に買って組み立てたんだっけ？でも余り乗っていないだろう？

セージ《あぁ７年近く前だったよ。５～６年前って思っていたけれど、触っているうちに、当時の事思いだしてきたんだよ。

エルダー《１人でやり始めたのかい？

セージ《あぁ～、イリスが見に来たけれど、側で喋って帰るだけだったよ。俺は休みの日に一人で乗ればよかったからね。　

長期休みの時は、自転車の旅に行っても良いって、思っていたんだ。“風に乗って気儘に！”ってね。でも１回はホリディの家族旅行に持っていって、ひと夏は乗ったよ。

夏休みにアメリカでグライダーの免許取った時は、講習は自転車で行ったからね。ついでにマッサージの講習も受けたんだよ。

その時の帰国途中、俺だけふと来る気になって、ミントが居るここに１日寄ったら、結局は夏休み中ずっと滞在になったから、その後はちょこっと寮から家に帰った週末に乗ったくらいかな？

急に忙しくなったから、そのままワンセットケースに入れて手入れする間もなくそれきりだったんだよ。

Dr.ターナー《おやおや～ぁ、グライダーより大事な用事が出来ちゃったんだね？　wahaha、、、。　

エルダー《Ahahaha、、、、止めてくれよ。その話し方は！

Dr.ターナー《しかし、セージも深く考えずに、此処の大学受験を決めたもんだなぁ～。セージ達が入る３年前から新規募集が始まったんだよ。

その前は他の大学から、リヴェール教授に誘惑されて転入したから、試験なんて大変なことなどなかったんだよ。

代わりに入ってからが、ずっと大変！しごかれっぱなしでね。教授陣が凄かったね。

セージ《うふふふふ、、、そうだね。俺達が入ってきてからは、何だか一気にプロジェクトチームが出来ちゃって、責任者になってしまったものね。

まだ、大学生だけの集まりなのにさ！ターナー先輩もまだDrでは無かったんだろう？

エルダー《セージもさ、変なところど根性だよな。大学はスキップして入ってきて、大学でも本当はまだなのに単位をどんどん取って、気が付いたら一緒に卒業して一緒に大学院だものなぁ～。

Dr.ターナー《そうそう、何だか若いのが出したレポートに、良いのがあるって事でね。結構注目だったそうだぜ。

セージ《俺だって、まさか教授に呼ばれて、MRSとリハビリスーツとリハビリシューズのスケッチを“ちょっと急いで、煮詰めてみなさい”なんて言われるなんて思わなかったよ。

ふつう気分で提出したんだから、リポートには仮説も多かったんだよね。

エルダー《セージの事は、顔は知っていたから、確か下のはずがあれ？そうだったっけ？って大学の時に思ったんだよね。　

此処の大学のシステムも実力主義だから、まずはポイントとかエッセイとか重視でさ！試験通ったら、滅茶苦茶体験研修会なんだよね。

だから、俺達全員の方が、セージより後から研修などに行く事になっちゃったんだよ。セージは認定証とか、ポイント加算される物を持っていたんだよね！

Dr.ターナー《皆には会わなくても、リヴェール教授は時々此処に来ては、学生達をチェックしていたからね。

まるで、秘密諜報部員みたいなんだよ。あっという間に調べ上げちゃうんだ。俺だって蜘蛛の巣に引っかかった、小さな虫みたいなもんだよ。その気にさせるのも巧いからね。

セージ《そうそう、何だろうね？別に言葉巧みな訳じゃぁないんだけれどね。引き込まれちゃうんだよね。

エルダー《スゲェ、カリスマ性があるんだよ。ポイントだけしか話さない感じでさ“考えて置いてください。無理にとか、急いでとは言いませんからね”って言うのが、殺し文句なんだよ。

セージ《そうそう、その言葉で魔法に掛かっちゃうんだよね。

Dr.ターナー《こうさ、独特の言い方なんだよなぁ～。それで皆大概彼の計画通りになってしまうのさ。流石にDr.ローソンも兄弟だけあって、似た部分があるんだよな。

もっとずっとソフトな雰囲気だけれどね。Dr.ローソンは自分でコツコツやり始めちゃうから、じゃぁ俺も手伝いましょうか？ってムードになるんだよ。

セージ《さぁ～俺は今日分は終ったよ！この先手をつけたら、時間がかかってしまうからね。
あっ、そうだ、あのねスポークを俺少し纏めて買うからね。

Dr.ターナー《スポークを？何で？まだ買ったばかりだぜ。

セージ《注文したのは、全部俺のと同じものだろう？　だったら、楽だよ同じ物を買って置くと使えるからね。　

スポークは案外折れるものなんだよ。折れ方によっては、全取替えの方が良い時もあるんだよ。って思いだしたのさ。

Dr.ターナー《へぇ～そんなに弱い物なのかい？

エルダー《サイクルロードを結構走っていたら、負荷がかかるかもね。あそこは森の中でコースはカーブが多いし、斜面も多いからね。

セージ《自転車ってさ、横からの力には弱いんだよね。横倒しとかは、痛みやすいんだ。一見何でもないようで居ても、ダメージが大きい時があるんだ。

Dr.ターナー《そうか、じゃぁ良いと思うような部品を少し買っておいてくれよ。それでさ、他の自転車は、場合によっては、リハビリ用に使うかもしれないんだ。

特にまだ話してはいないんだけれど、ライモン君は、セージも居るし、彼がやる気になったらサイクルクラブに、入れてやって欲しいんだよ。

精神的に良い状態になってきたら、自転車とかプールでのエクササイズは悪く無いんだよ。

エルダー《おやぁ～。偉くなるかも知れない人と、サイクル仲間かい？万が一大公とかになっちゃったり、政府の要人になったら、昔若い頃の仲間ですとか言われて？　記念写真でも撮って、サインでもしてもらおうか・笑

Dr.ターナー《特別扱いでなく、セージと同じに、気楽な関係で良いんだよ。じゃないと意味が無いんだよ。

セージ《俺は別によいけれど・・・。そんなに悪い奴じゃぁないしね。ちょっと、一般人からしたらずれているかもしれないけれどね。でもあいつ自転車作れるかなぁ？

Dr.ターナー《だからさ、此処ではそのずれている壁は、取っ払って暮らすんだよ。まぁ、そうは言っても、直ぐに誰とでもにはなれないから、せめて此処ではってことでね。自転車作りは教えてやってくれよ。

もう直ぐ１日おきにリハビリを始めるからさ、退屈はしなくなるけれど、違うストレスが溜まるかも知れないから、土曜日は此処で、仲間に入れてやって欲しいんだよなぁ～。

セージ《エルダーがかまわなければ、俺は良いよ。

エルダー《俺だって、性格悪い奴じゃぁなければ、普通にこうした感じで良いなら良いよ。

Dr.ターナー《良かった！きっとよい結果に成ると思うんだ。出来るだけ手術はしないで、そこそこ無理しなければ、普通に暮らせたら良いからね。

セージ《じゃぁなに、あいつは此処にリハビリとサイクルクラブに入りに来た様なものなんじゃぁないか！
以前はどうみても心臓が悪いなんて、思えなかったけれどね。

パーティでは、ダンスをバンバン踊って、年上の女性を口説いて、宜しくやっていたんだぜ？黙認で酒も嗜んでいたしさ！　

心臓に悪そうな事ばかりやっていて、何時も元気いっぱいでさ！

エルダー《Ahahaha、、、、面白～い！でもさ、具合が悪くなって調べて先天的に何か異常が見つかったんだろう？　早くに見つかってよかったんだね。ストレス様々だったのかもね。パーティや女と遊ぶのはストレス解消だからなぁ。

Dr.ターナー《まぁ、そうとも言えるかな？歳取るほどに動脈硬化などが始まるからね。今はまだ若いから、具合が悪くなっても、何とか復帰しているけれどね。

セージ《それはさ、俺達だって、そのうち何処かが悪く成るって事もあるから、ローソン達は早くから生活習慣など見直して、健康な体を作るようにやっているんだろう？

エルダー《まぁ、これで、チームメンバーは４人って事になったんだね。で、彼はもしかしたら、自転車は自分で組み立てられるかもしれないだろう？.....ないよね。どう見ても......

Dr.ターナー《でもまぁ、えらぶっていないから良かったよ。凄く素直な性格のようだしね。

セージ《問題があるといえば、打たれ弱いってところかな？あいつはどういう風に育てられたんだかねぇ？甘やかされてはいるけれど、我儘って事はないしなぁ。

結構いい奴だったよ。だからと言って、根性が有るかって言うと、それは余り無さそうだしなぁ～。でも昔の俺もあんな感じだったかなぁ？

あぁ、でも俺は結構頑固かもしれないな、爺さんに滅茶苦茶しごかれていたからね。絶対に泣くなって言われてさ！

そう言われて小さかったけど、絶対に爺に負けて泣くものかって思ったよ。

エルダー《でもよくセージはいじけなかったよね。普通ならいじけちゃったり、萎縮しちゃったりするだろう？何歳の時だっけ？

セージ《３歳頃から寮に入る１０歳位の間だよ。何かやらされる時意外は、優しかったし、毎晩寝る前はいっぱい抱きしめてくれたから、愛されているって判ったよ。

何だか判らないけれど、男に生まれた以上は、やらなくてはならない事なんだって思ってね。

“男は愛する人の胸でなら、泣いても良いんだ”って言われたよ。それ以外では泣きたいのを我慢できないのは恥だってね。でもさ、NanとかMumとかの事愛していたけれど、俺は泣かなかったよ。やっぱり弱虫な男って言われたら癪だろう？
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そんな事を話したりしながら、今日はDr.ターナーも自転車の組み立てを始めました。彼の組立作業は、また独特で始める前に全部道具も、作る物も定位置に置いて、暫く眺めてイメージトレーニングをするかのようで、暫くしたらまぁその手の早い事。

正確な無駄の無い動きで、限良く各パーツを作ってしまいます。どうもそれぞれのパーツを作って、最後に一気に合体させるようです。
もう自転車作りを楽しむというより、オペをするかのような作り方です。習慣って恐ろしいですね。もちろん今日全部ではなく、予定した所までで終わりました。続きは又今度です。

新体制は良いような悪いような！

Mme.シャノアールの店に、朝早くはセージ君とMrs.Sugarが寄ってから、以前のようにお喋りしてから出勤しています。暫くしたら次のお客さんがやってきたりして、早朝から繁盛しています。

今日はプールリハビリの日なので、ウッディセラピストとカイザーセラピストが仕事の合間にお茶飲みにMme.シャノアールの店にやってきました。

新体制に代わったことで、今は前よりも手を使う作業が増えたので、仕事が増えてきました。みなの運動メニューを作り、それもPCに入力以外に、手書きファイルも皆に書いてもらい、ファイリングする事になったのです。これが個人情報など結構満載なのです。

セラピスト達は３０歳代なので、若いとは言えもうPCに頼りきりになり勝ちな上に、年齢的には少々頭が硬くなりかかりです。ウッディセラピストは、明るく愛想も良いのですが、少し面倒くさがりやです。

彼らが来て話ていると、管理人達もやって来て、おしゃべりが始まりました。

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Mrs.Sugar《今日は又プールリハビリの日だから、何時ものロビーで待ち合わせで良いかしら？

セージ《あぁ、いいよ。俺も長くはサウナに入っていられないからね。皆良く長い間入っているよなぁ～。

まぁ、出ては体を冷やしてから又入るからだけれどさ。工事してサウナ内に冷たい水の小さいプール？を作ったからね。面倒ではなくなったんだよ。

Mrs.Sugar《あらっ、そうなの？前はプールか裸の人はシャワーだったけれど、サウナ内に小さくてもプールが出来たなら、裸でサウナが良い人は、直ぐに入れる訳ね？

本当は皆は裸の方が、ずっと気持ちが良いみたいなのよね。

だんだん設備が良くなってきたのね。サウナの数も増やすって言っていたから、工事は済んだのかしら？

セージ《体育館とプールと両方から入れるようにしたんだよ。最後のシャワールームやロッカーも中に纏めて一か所に作ったから、ロビーが広くなって、ドリンクカウンターも作ったんだよ。

俺がこの間昼間プールに行った時は、ロビーはまだ工事中だったから...でも今日は出来ているんじゃぁないかなぁ～。サウナではSugarは、倒れないように気をつけるんだよ。

From the top of the head to the point of the foot, I love all of you.

Mrs.Sugar《Thank you very much for your advice. I love you so that I am not defeated by you.

Mrs.Sugar《そうそう、それでね。午後はジャンが、サウナのドリンクカウンターに行く事になったんですって！

シャノの所のフレッシュジュースが評判だから、サウナの後に飲むのには良いでしょう？美と健康の為にね・笑　

午前中と夜は、大学病院の地下のカフエテリアのコックさんが、交代でカウンターには入るみたいよ。増築したら全て共用で１ヶ所で済むでしょう。

お肌に良いイチジクのジュースが今ブームになっているからね♪

セージ《へぇ～サウナに入ってお肌滑々になって、更にフレッシュジュースね。考えたね！皆が積極的に参加しそうなプランだね。じゃぁ仕事に行こうかな！又後でね。

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ウッディ《おはよぉ～。コーヒーでも貰おうかな！

カイザー《俺も同じく！　あぁ～ちょっと一休みだね。

Mme.シャノアール《何だねぇ。まだ若いのに、ため息なんてついちゃって！幸せが逃げるよ・笑

ルナル《今淹れるわ！待ってくださいね。

ジャンティ《よっぽど仕事をしたっていう感じだね。まだ時間は早いのに！

ウッディ《量の問題じゃぁないのさ。皆の運動メニューの整理とファイルを作っているのが、結構時間がかかるんだよね。

出来上がってしまえば、自分で記録してもらうから良いんだけれどね。そいう事務的な事は苦手なのさ。

Mme.シャノアール《なんだい。書いてくれるんじゃぁないの？自分で書くのかい？

ルナル《そうよね。シャノったらこの間説明聞いたじゃぁない？プールに入る前に、血圧・体重等はかって、書き込んでからプールに入るのよ。

終ってからサウナに入る前に又測って、書き込んでからサウナ使用で、終ってシャワー浴びてから、又測ってお終いで、毎回記録するのよ。

ジャンティ《何だか偉く本格的なんだね。でもサウナなどの増築その他が完成したんだってね。サウナは気持ちが良いからね。

ウッディ《自分の健康は自分で守らなくちゃぁね。俺達はそれをサポートするだけだよ。

Mme.シャノアール《ま、確かにだよね。病気のほとんどが生活習慣から来るって言うからね。

子供じゃぁないんだから、それに若いときから習慣つけないと、歳取ってきてから、突然症状が出るんだよ。

若い時は体力もあるから、スルーしちゃうんだけれど、原因は深く静かに潜んでいるのさ。

ウッディ《Ahahaha、、、言い方が怖いよね！ちゃんとメニューが出来たら、後はファイルの棚に決めた位置に収納すれば良いだけだからね。皆が手順さえきちんと覚えてくれたら、事故は減るよ。

カイザー《そうなったら、益々皆は健康になるようだね。それに今度から食事の講習会もあるし、プールエクササイズでさえ、やっぱり良い結果が出てきているそうだからね。

ジャンティ《若いときからやるのが良いって言うから、もう俺たちから始めた方が良いって事なんだね。

もうさ、この国の健康志向と来たら、半端無いよなぁ～。

この国で健康的に暮らすか、国に戻って徴兵されるかだなぁ～。まだ俺は対象年齢なんだよなぁ～。何時からなのかなぁ～。

ルナル《だから、もう此処に国籍移せば良いじゃない？この店を継いでやれば良いんだから！

アントニオ管理人《おはよぉ～コーヒーをくれないか！

クローネ研究所員《俺も同じ。よう、お２人さん、今日はもう一緒に休憩かい？

カイザー《あぁ、これから、リハビリや、色々が始まるからね。金曜日は時間が長くて忙しいんだ。今後毎日何かプールエクササイズは有るようになるよ。

君達も今度からちゃんと運動メニューを作るからね。サウナとか使う時は自分で計測して書き込んでくれよ。

Mme.シャノアール《それもこれも、将来病気になりにくい体つくりのためさ。まだ皆若いから判らないだろうけれどね！

私くらいの歳になるとツケが出てくるのさ。
その時後悔しても、今以上にならないようにするしかないよねぇ～。

ウッディ《マダムは膝が悪いんだろう？原因は何？

Mme.シャノアール《高いヒールの靴を履きすぎたんだよ。カッコつけて歩き回ったり、ダンスをしたり、で、足のケァなどまったくしないでね。

ルナル《私はもうそれを知っているから、低いパンプスしか履かなかったし、週末はちゃんと足のマッサージに通っていたわ。

ジャンティ《でも、嫌々ながらMrs.Sugarについて、プール行くようになって、最近は前より楽になったんだよ。

なるべく寒くなり過ぎないうちに、ブーツ履いて、冷やさないようにしているしね。ヒールの靴も滅多に履かなくなったからね。

ウッディ《女性はね。時期が来たら、色々な体の変調は出てくるからね。仕方が無いから、後は食事で少しは、コントロール出来るんじゃぁないかな？

カイザー《俺達も、あれこれ勉強しているんだよ。少しでも加齢による不調が軽減されて、元気に自立した老後になるようにね。

プールに通うのにも、なれて来たでしょう？引き締まって来るしね。ただずっと続けないとね。

クローネ研究所員《そうかぁ、女性は更年期とかに成ると、色々でて来るんだよなぁ～。俺の母親もそう言っていたよ。

彼方此方“痛い”って言いながら元気だけれどね。でも辛いよなぁ～。

ウッディ《少しでも楽になったらよいんだけれどね。でも場合によっては、運動両方が良いとも限らないしね。

カイザー《女性だけではないんだよ。女性よりも遅いけれど、男もやっぱり歳取ってくると、腰痛とか何か症状は出て来るよ。

アントニオ管理人《じゃぁ、もうやっぱり今からやる方が良いって事だね。サウナが有るって言うのは魅力だしね。

クローネ研究所員＼あぁ、サウナは気持ちが良いからなぁ～。俺はジムに通う事にするよ。何回かは行った事はあるんだよ。やっぱり決めて、行くのが良いよなぁ～。

Mme.シャノアール《やっと最近男も来るようになったからね。

カイザー《最新式の、トレーニング用のセパレーツスーツが出来てきますからね。きっと良い結果が出ると思うんだよね。

クローネさんは、もう絶対にやらないとならない歳だよ。
年々億劫になってくるし、アルコールも飲むでしょう？　尚更絶対今のままだとヤバイよね。

ウッディ《うんうん、もうすでにヤバイんじゃぁないの？もう４０歳近いでしょう？

クローネ研究所員《嫌な事言うねぇ～。そうだよ。前ほど酒が飲めなくなってきているからな。いや飲めるけれど、次の日に残るんだよな。

アントニオ管理人《そうそう、最近時々言っているよね。“飲み過ぎると、次の日にスッキリしない”ってさ！それ聞いて、俺ジムに行くようにしたんだよ。

クローネ研究所員《嫌な感じだなぁ～。俺みたいにはなりたくないってか？　８歳違うからな！でもまだ４０歳にはなっていないぜ！

アントニオ管理人《エリオットマネジャーと同じ歳じゃぁないですか！ハードな講習会など受ける最後のチャンスだね。　
去年受けて、物凄く疲れたって言ってたものなぁ～。

ルナル《次の日に残るほど飲まなきゃいいんじゃぁないの？歳の話が出るように成ったらね！男性もあれこれ結構意識する時があるのね？

Mme.シャノアール《ルナルは気にしなさ過ぎなんだよ。

ジャンティ《そうそう、女も捨てちゃったみたいだからね。

ルナル《ジャン！(コツン）だって、何処も調子悪く無いのよ。

ウッディ《でもさ、皆本当に面倒がらずに、スポーツをやると良いですよ。将来１日早ければ１日楽になりますよ。

カイザー《皆最近努力しているよねぇ～。最初は１人だと行きにくいから、誰かに付いて行くと良いですよ。

アントニオ管理人《そうですね。連れが居ると良いかな！クローネさん帰りに一緒に行かないかな？

クローネ研究所員《そうだね。早速今日は週末だし明日休みだから行くかぁ！サウナも有るからねぇ・笑

Mme.シャノアール《そうそう、話題に出たときがチャンスだよ。まだ口ばっかりの人が多いからね。健康に歳取りたかったら、自己管理するしかないのさ！症状が出てからは、却って大変なんだよ。気力も無くなって来るからねぇ～。

判んないんだろうし、今問題なければまだ大丈夫って思って居る人多いからねぇ～。

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今日はジムやプールが結構混みあいそうですね。サウナも出来上がった事ですし、きっと皆が健康になって行くでしょう。
せっかくリヴェール教授達が、色々考えているのですから、１人でも多く参加するようになると良いですね。

こうして、みなでお喋りするのも、行く気になるチャンスかもです。大体が、日本人と違って単独行動する人達ですが、進んでやりたい事で無いと、やっぱり一緒に行く仲間をつくると、勢いが付くようです。

セージ君みたいに１人でも以前から、適当にジムに行ったり、プールに行ったりが基本なのですけれどね。凄い歳の差婚したことで、途中で止めることなく、体力作りをしています。

やはり勉強ばかりしていた人達が多いので、スポーツは今ひとつ、習慣的にやる人が少ないようです。ビッグマウスぞろいで、先に喋ってしまうと、もうやった気になるようですね。
サウナを増築は、良いきっかけですね。サウナ好きな人がかなり多いようです。まぁ日本の銭湯みたいな感覚でしょうかね。銭湯もなかなかの文化ですが、すたれてきてしまいましたよね。

暇人ライモンさんがマルベリーさんの病室へ・・・

今日は、暇で暇で死にそうなライモンさんが、マルベリーさんの病室に遊びに行く事になりました。
Dr.ローソンが気の毒になって、付き添って行く事になったのです。

Cafeやシャノアールの店に行くとしても、まだあまりなれていませんし、話易いMrs.Sugarは忙しくて仕事が終ったら、さっさと帰ってしまう事が多いのです。

明日ならプールの時間まで、Mrs.Sugarが少しくらいは、話し相手をしてくれるかもですが、今日は病室の中をウロウロしていました。
図書館にいったりはしましたが、静養しているには元気な若者ですからね。

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Dr.ローソン《ここがマルの病室ですよ。ライモン君と同じ作りの部屋です。本当なら、他の病室には行ってはいけない規則なのですけれどね。

ライモン《いやぁ、直ぐ近くだったんですね。こんにちわマル。Dr.ローソンに我儘言って連れて来てもらいました。

今僕は何をしても自由なのだけれど、中地半端に自由なんだよ。此処の皆は、結構のんびりはしているけれど、僕の周りには遊んでいる人は居ないしね。

マルベリー《Ahahaha、、、そうよね。私だって双子でなかったら、まだ働いていたわ。結構メニューが詰まっているわ。
今日は空いているけれど、１日置きにはエクササイズをしっかりして、もう安産でお産できるように準備しているのよ。

Dr.ローソン《そうだね、予定はあと２ヶ月はないだろうからね。さぁライモン君掛けてください。

ライモン《そうだったんだ。エクササイズをしているのも、大変だねぇ～。やっぱりお産て女性は大変なんだね。
男は何も手伝う事出来ないものね。それを知っただけでも、僕には勉強になったよ。

マルベリー《ライモンも、何処も悪くなかったとしても、微妙な立場の人だから、自由気儘には暮らせないで居たのよね。

もう絶対にと言うなら、それなりの環境で、教育されて育ったでしょうけれど、順位５番目位なら、適当に緩く育ったでしょう？

パーティに来ている頃は、セージ達と楽しそうにしていたものね！

Dr.ローソン《マル、どうだい調子は？母子とも元気かな？

マルベリー《ウィル、元気よ。特にBabyはお腹の中で、兄弟か姉妹喧嘩でもしているかしら！お腹が痛いくらいにつっぱるわよ。

フットボールでもやっているかと思うくらいに、お腹が出っ張る時があるのよ。

Dr.ローソン《そんなに動くなら、元気な男の子かな？それともじゃじゃ馬な女の子か？

マルベリー《２卵生ならその両方と言う事もあるわね。でもウィル覚悟してね。生まれて来ちゃったら凄く忙しいわよ。特に２歳過ぎ頃までは目が放せないわ。

MumとDadがそう言っていたもの。休みの日は、私達が寝ている時は疲れてしまって、一緒に寝ていたそうよ・笑

昼間はナニー達に任せて、仕事しているから、休みの日は２人限で接してくれていたそうだから！
１歳過ぎには、Dadはもみくちゃにされていたといっていたわ。

Dr.ローソン《大丈夫だよ。それは嬉しい忙しさだからね。余り歳を取ってしまったら大変だろうけれど、僕はまだギリギリで大丈夫な？　今ジムにもプールにも行って、体力付けているからね。

マルもお産の準備でエクササイズだろうから、僕は父親に成るためにエクササイズだよ。スポーツを始める良いチャンスだったね。一度に２人の子を抱いたりするのは、体力が入りそうだしね・笑

ライモン《そうかぁ、父親に成るのも、体力いるんだね。準備しておかないとなんだよなァ～。それは考えもしなかったよ。

マルベリー《そうよ。ライモンだって、何時素敵なお姫様が現れるか判らないのよ。もしかしたら愛する人と、もう出会っているかもしれないのよ。

彼方重いもの持った事あるの？　お姫様が現れて“お姫様抱っこして！”って言われたら、出来る？

Dr.ローソン《そうだよね。もうすでにその辺ですれ違っていたりして・笑

ライモン《わぁ～！刺激しないで欲しいなぁ～。そうですよね。好きになるのには年齢は余り関係なし、セージみたいに大好きだと想っても、ずっとそれが恋しているとは、思わない場合もあるからね！

いやいや、僕は其処まで、オッチョコチョイじゃぁないよ。悪いけれど、あいつは変わっているからね。ボケーっとしたところもね！

しかし、幾らスリムな人だったとしても、女性を抱き上げる事はで競うにないなぁ～。一番重いものって何を持っただろう？

セージは水泳もやっていて、トレーニングはしていたからね。昔から着やせするけれど、子供だった割には、シッカリした体つきだったんだよ。

すでに早くに彼女と出会う子とを感じていたのかなぁ～？

マルベリー《Ahahaha、、、確かにね。本人はそうだと思っていないけれどね。運命的な出会いみたいよ。

ライモン《ねぇ、Dr.ローソン、プールとか入っても問題ないんでしょう？気をつけていれば、たしか水圧で鍛えられて、悪く無いって前に言われた様に思うんだけれどなぁ～。
ジョギングなどよりも、ずっと良いんでしょう？

Dr.ローソン《君の場合はウォーキング、軽いジョギング、自転車、水泳、エアロビクスなどのように、全身をリズミカルに動かす運動はよいんだよ。

「有酸素運動」エアロビック・エクササイズはOKなんだよ。でも重いものを持ち上げたり、腕立て伏せのような運動はよくないんだ。

もう少ししたら、メニューをセラピストと作って、過すようにするから忙しくなるよ。今まで運動はあまりしていないんだろう？

マルベリー《結局はライモンの心臓はどうなっているの？

Dr.ローソン《先天的な臓器の変形で、血管の一部が押されて細くなっているんだよ。わかりにくい場所なんだけれど、このあいだ検査してみたからね。

だから、思い切ってその部分をバイパスを通す手術をするか、そのままで生活習慣を考えて何もしないで巧く過すかなんだよ。

出来るだけ人の体には、メスは入れたくないからね。まぁ後少しだよ。今度は休みたいなどと言わないようにね。

ライモン《Ahahahaha、、、ねぇ、そうなったらもう少し彼方此方に行っても良いんでしょう？

Dr.ローソン《セラピストと相談して、セラピストと一緒に、もう直ぐ運動療法を始めるから、暇持て余しているのも、今のうちだよ。この病院は、人の手は掛ける治療をしようだからね。
ご希望のMRSも付けて、暮らすようになるよ。

ライモン《わぁ～！あれはね、凄く気に入ったんだよ。セージが開発したんんだろう？

マルベリー《そうですってよ！でもそれも、セージはSugarに巡り合わなかったら、今のセージはいなかったでしょうから、間接的にはライモンはSugarに感謝ね・笑

ライモン《フランネル財団次期会長に、見せられた時に閃いたんだよ。絶対にあのブレスレットが、僕を助けてくれるってね！だからしつこく聞き出したんだ。

始めはのらりくらりかわして、只のブレスレットだって言っていたんだけれどね。絶対に出先はもらさないからって言って、聞き出したら、何とセージらしき名前を聞いたんだ。

特別にプレゼントしてもらったって言うんだからね。そしたら、間もなくヨーロッパはサイバー攻撃は激しくなるし、テロもあるしで、僕は疲れてきてしまって、具合が悪くなる時があったので“オーストリアの病院へ静養で...”

って話が出たんで、それで此処を希望したんだよ。もしかしたら、セージに逢えるかもって思ってね。

Dr.ローソン《フランネル財団次期会長から、何度も打診が有って、リヴェール教授も仕方がないと引き受けたんだよ。出来るだけこの時勢、新患は入れたくないからね。

マルベリー《良かったわね。ライモンは、でも残念ながら昔のようにセージとは遊べないでしょう？　再好きな人が出来て、結婚してしまいましたからね。勉強も忙しいのよ。

ライモン《昔はパーティがあると、セージと逢えたから楽しかったんだよ。セージは本当に普通に友達として付き合ってくれたからね。

他の仲間は皆何かしら因果関係があったりして、不自然だったんだ。まだ子供だったけれど、セージを狙っている女の子も沢山居てさ.....

何とか口説き落とそうって騒いでいたんだよ。僕は気に入った娘とは付き合ったけれど、セージはお付き合いのダンスをちょこっとするだけで、知らん振りだったからね。
“絶対に落ちないセージ”って言われていたんだよ。

Dr.ローソン《そんなにセージは昔からモテて居たんだ・笑　今でもどうやら、モテているようだけれどね。

彼は注文が多いからね。彼にとって上等なものしか、興味ないようだよ。何にたいしてもね。Sugarはセージにとっては、とんでもない掘り出しものだったようだよ・笑

ライモン《そうなんだよねぇ～。セージは僕なら凄い奮いつきたくなるような相手でも、誘われて２曲位踊るとつまらなそうな顔して戻ってきてしまったんだ。

ダンスが終って、ドリンク飲んで楽しいお喋りの時間になると“凄く詰まらない話題ばかりで、うんざり”だとかってね。

まさか、だからって、恐竜の話が好きな女の子も余り居ないだろうしなぁ～。

マルベリー《恐竜好きはDadの方で、セージは恐竜には興味ないのよ。なんだろうあの頃はグライダーのライセンス取ったりしていたから、グライダーがお気に入りだったんじゃぁないかしらね。

Dr.ローソン《そうそう、それもセスナが好きだって言うんだろう？パーティで女の子と話す話題ではないよね。

Mrs.Sugarはその点やっぱり、少し好みや知識は変わっている人だからね。偶然此処で出会って、きっと何か魅力的な話題で話でもしたんだろうね。

１日だけの滞在が夏休み中、此処のCafeでアルバイトして帰ったそうだし、しっかりその時に大学の入学案内を貰って帰っているからね。

ライモン《それは多分グライダーのライセンスなど取り終わった後に寄ったんだよ。その夏以来パーティには現れなくなったもの。

何だ“絶対に落ちないセージ”は勝手に自分でこの国に来て『不思議の国のアリス』みたいに落ちゃったんだね。

ミント達も来なくなってね。凄くつまらなくなったよ。僕ももう大学に入って、国の事で忙しくなってきて、パーティには出る事は有ったけれど、もう公務みたいなパーティばかりになったんだよね。

ライモン《僕は偶然にも此処に来たら、マルやミント達にも逢えるなんてね。何だか運命を感じるよ。それもさ、マルの旦那様に治療してもらうなんてね。元気になれそうな気がするよ♪

Dr.ローソン《ライモン君の担当医はDr.ターナーだよ。彼は若いけれど、優秀な医学者でもあるからね。彼は人間的にも素晴らしい人だよ。なかなか居ないよ。僕の大事な片腕だからね。

マルベリー《セージのお気に入りの先輩なのよ。

Dr.ローソン《そうだね、凄く信頼しているようだから、プロジェクトの責任者にも適任だったよ。あの個性的なプロジェクトチームを良くまとめているしね。

ライモン《じゃぁ、Dr.ターナーに頼んだら、あのブレスレットを着けてもらえるんですね？

Dr.ローソン《いや、医療用のブレスレットだと思うよ。フランネル財団次期会長に差し上げたのは、手作りの装飾的ブレスレットの、最後の１つなんだよ。

セージが時間を掛けて自分用の予備に作った物を特別に差し上げたものなんだよ。まぁ、気が向いたらライモン君に作ってくれるかもしれないけれど、時間が凄くかかるからね。まぁ、諦めるんですね。
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暫くマルベリーさんのところでお喋りして、もう少ししたらリハビリが始まると聞いて、ライモンさんはもう暇を持て余す事はなくなりそうと判りました。

余り根性のある性質ではないライモンさんなので、リハビリは途中で音を上げるかもですね。それでも、セージ君がいるので、意地をみせるでしょうか？セージ君と出会った事が、ライモンさんにとって、良い結果になると良いのですが...

セージ君の側にいると、皆何か自分のやるべき事を見つけて、勉強等始めますからね。

Mme.シャノアールとお喋りしに...♪

W・W・R（Wannynwonderland）の今日は雲ひとつ無い青空になり、夜明け頃は風が吹いて寒そうでしたが、太陽が登ってくるころは風もやみ明るい朝になりました。

風が雲を吹き飛ばしてしまったのでしょう。近隣国は物凄い寒波やストームで、大変な気候になっていると言うニュースを度々見ますが、今のところこの国は安定して、今の所むしろ雨や雪がごく少ない冬です。

今朝はMrs.Sugarは図書館に行き帰りにMme.シャノアールの所に寄りたいと、一緒に出てきました。もちろんセージ君は、Mrs.Sugarが楽しそうなのを見ると嬉しそうです。
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Mrs.Sugar《ほら、日向はポカポカしているでしょう？もう夜明けが早くなって来ているものね🎶

セージ《そうだね。もちろんSugarが散歩が気持ちが良かったら、一緒だと俺は嬉しいよ。でもね、余り寒い時に出て来て、風邪ひいても困るからね。

Mrs.Sugar《今日はシャノとお喋りしたら、図書館で本借りて、帰ってからは又ゲームの研究をするわ。しっかり計画立てると、勝つチャンスが多くなるのが良いわ。

こう言う事には私、ファイトが湧くのよ・笑セージも覚悟してよぉ～。私、罰ゲームは厳しくするからねぇ～。泣かないようにねぇ～。

セージ《驚かすような事言うなよなぁ～。本当にSugarは強くなったからなぁ～♪　ドキドキしながらやると面白いよ。

凄く刺激的でさ！　俺だってそうそう、簡単には負けないようにするからなぁ～。Sugarこそ、おまけしてくれなんていうなよ。

それと苦し紛れに、色仕掛けは禁止だからね。もうあれは急に士気が失せてしまうからね。ずるいやり方だよ。

Mrs.Sugar《あらっ、そんなことで気を取られるようじゃぁ、セージって探偵や秘密諜報部員にはなれないわね・笑
事実は小説より奇なりって言うとおりに、『マタハリ』ではないけれど、凄い魅力的で、世の中男性の気をひこうとする女性は、山ほど居るんだからね。

いくらこの国では、トラブルに厳しいと言っていても、ちょっかいかけてくる女性は居ると思うわよ。

Mme.シャノアール《おはよぉ～お２人さん。相変わらず仲睦まじくって！このコーナーだけポカポカしているよ。本当に楽しそうに話をしているんだねぇ～。

Mrs.Sugar《セージに言い聞かせていたのよ。“魅力的な女性には要注意よ！”ってね。もうセージったら、女性の誘惑には弱そうだからね。
直ぐに疑わずに、信じてしまいそうだしね。ミステリーの本やスパイ小説読む割には、直ぐに罠にはまりそうなんだもの。

セージ《だからぁ、それは気を許しているSugarにだけだからさぁ～。外では絶対に隙は見せないよ。

それでも、色々な女性が居るだろうから、サイクルチームだって、メンズクラブで女人禁制にしたんだからね。

Mme.シャノアール《そうそう、何だかエルダーとDr.ターナーとかとでクラブを作って、自転車を作っているんだって？　沢山の自転車の材料が来たらしいね？　リハビリ用もなのかい？

セージ《何だか知らないけれど、何か考えているのかもね？　サイクリングロードも作るんだけれどさぁ、日頃はリハビリ用に使うそうだからね。

クラブルームを貰ったんだけれど、プロジェクトの作業場にも使えるし、若い男がひとりで居る時もあるから、誤解があっても困るから、女人禁制の部屋って書いたんだよ。

Mrs.Sugar《たまに間違いが起きる時が有るって言うのは、世界共通で有る話題でしょう？

大学とかは誰も居ない教室内で、DVやパワーハラスメントや、まさかこの国には無いと思うけれど、判らないですものねぇ～。

セージなんてまだ若いから、ボケーっとしていて、今まで被害にあっているでしょう？

今思えば本当に馬鹿みたいに、狙われているのにまったく気が付かないでいた事ばかりですものね。ネギ鴨のサンプルみたいよ。

Mme.シャノアール《セージはさ、女姉妹ばかりだから、かえって女性を意識しなさすぎなんじゃぁないかね。完全に無防備でさ。

普通は年頃の男は、良くも悪くも異性には凄く敏感なものなんだよ。ジャンなんて、知らない女性は居ない位、アンテナ立っているからね。あれは又意識過剰なんだけれどね。

誘惑されるの待っている割には、まったく誘惑されないみたいでね！Ahahahaha、、、そう言うやつは、女性も面白くないんだろうね。

Mrs.Sugar《そうよね。第一どう見たって、セージは結婚しているなんて、思う人は普通居ないものねぇ～。

ちょっと色仕掛けで誘い込むと、動揺しちゃって！ゲームなどやっている時に、平常心失って、凄く優勢だったのに、だらしなく負けるのよ。これって絶対に問題有ると思うのよ。　

本当に些細な事なのに！だから外でだって、強烈にアピールしてくる魅力的な女性が現れたら、イチコロじゃぁない？

セージ《さぁ～て、俺仕事に行こうっと！　まるで、俺ってバカみたいじゃぁないか！　もう外では有り得ないからね。
誤解を招くような事言わないで欲しいな！

家の中だから、緊張していないだけだし、Sugarからの誘惑には脆いけれどね！あっ、俺も帰りには本借りて帰るかな。又読みだしたらミステリーも面白いから、休みの日には読むよ。

Mme.シャノアール《おやまぁ、都合が悪くなったから、仕事に行くってさ・Ahahahaha、、、、

確かにセージは年齢的にも、ちょっとチョッカイかけたくなる人居ると思うよ！セージは気が付いていないみたいだけれど、結婚してからは魅力的でダンディな男になったからね。

気をつけなよ。男はね、本当に女性の誘惑には弱いんだからね。ミステリーの探偵とかみたいに、凄くクールなのは、まぁいないんじゃぁないかね？

Mrs.Sugar《でしょう？セージこそあれこれ気をつけてね。私はシャノとお喋りしたら、たくさん本借りて、家に帰ってゲームの研究したり、本を読んでいるからね。

セージ《ふん、シャノはSugarに変な入れ知恵したり、悩ましいフランス語など教えるなよ。Sugar本読むときは、キルトをかけてね。

絶対に寝ちゃうんだから！じゃぁね！Sugar用が終ったら、俺も本借りて大至急、早く帰るからね。

ジャンティ《セージ君虐められているね・笑　
女は強いからねぇ～。俺なんて毎日２人に虐められているんだぜ！セージ君もミステリーなんて、読むのかい？俺も古い本だけれど『メグレ警部』を読んでいるんだよ。

セージ《Aha！特に女性は複数になると、さらにパワーアップするからな？よく判るよ。俺は女姉妹ばかりに囲まれていたからね。
今が相手はSugarひとりになったから、一番楽な状態だよ。本はさどんな本でも色々読むと良いって言われたから、最近は又ミステリーもよく読むんだよ。メグレ警部は昔読んだよ。

ルナル《楽だなんていうのじゃぁ無くて、セージさんは幸せなんでしょう？２人で居るなら、此処から離れて見ていても、幸せオーラに包まれているわよ♪　

まぁ～、ジャンがうらやましがってボヤいてばかりいるわ。

ジャンティ《そうだよ。セージ君は大変なことも合ったけれど、今は凄く幸せだろう？　俺なんてさ、ニュースで聞いただろうけれど、もし国で徴兵制実施となったら、即実行されたら１年間は行かないとならないんだぜ！２３歳までだそうだからね。

セージ君の国がそうならないと良いよね。
１年間なんて、考えただけで気がおかしくなりそうだよ。

セージ《本当だね。俺もニュース見たときには、君は実施が早くなったら、対象年齢だものな。帰国かな？って思ったよ。何年か先なら良いけれどね。

俺の家だって何か有れば、真っ先に兵役の呼び出しは、受けるかもしれない家なんだ。

ルナル《まぁ、そうなの？そうなったら大変よね！もう最近は急にガタガタして来ちゃって！嫌よねぇ～。

ジャンティ《何？セージ君は２重国籍なんだろう？一般人よりも階級が上だと兵役義務があるのかい？　大変だなぁ～。

セージ《詳しく判らないけれど、前にそう聞いた事があるんだよね。何処も悪くなくて健康だしね。俺なんて体も大きいし、扱き甲斐があるだろうからね。
医学部ではないし、工学部だと、又特別な訓練とか有ると思うよ。

ルナル《その国によっては、大変な事になってきたわよね。変な方向に行かないと良いわよね。

Mrs.Sugar《じゃぁねセージ！いってらっしゃーい。

Mme.シャノアール《ちゃんと回り見てあるくんだよ。

セージ《シャノはうるせぇ。兵役だなんてなぁ～。嫌な事思い出しちゃったよ。本を沢山借りて、読もうっと！ジム・ケリーの『逆さの骨』など面白いってフランツが言ってたなぁ～。

ジャンティ《じゃぁなセージ君。

セージ《あぁ、行かなくて済むと良いな！此処も困るだろうしな。

ルナル《いってらっしゃい。

Mme.シャノアール《何だかこの国も、今まで以上に、余り便利すぎる事は、控えるようになったそうだしね。

そうだ、Sugar達は何かあったら、もう国籍はこの国にしてしまえば良いんだろう？私とルナルはね、もうこの国だけの国籍にしたんだよ。ジャンとセルフィーユはまだ考え中なんだけれどね。

Mrs.Sugar《セージは、管理しなくちゃぁならない領土と言うか不動産みたいな物もあるから、この国だけの国民に成るには、手続きとか大変なんじゃぁないの？

確かスコットランドだけは、個人の土地だったら問題はないみたいだけれど、そのほかは女王陛下か国有地を借りているとかだったって聞いたように思うのよ。

セージの持っているマナーハウスは、スコットランドだったって言ってたような気がするのよね。

Mrs.Sugar《私も以前説明してもらったんだけれど、難しい言葉はわからないしね。
でも万が一の事がセージに起きても、私は“何も心配は入らないようになっているから”って言ってくれたのだけはわかったのよね。

もう“縁起でもない”って思ったんだけれど、凄くきちんとしてくれたみたいなのよ。私はこの国の国民で有る限りは、何の問題もないし、セージが国の不動産など無くなってしまっても、お仕事さえしていれば、この国の不動産は私が死んだ後はセージの物になるからね。

それこそ贅沢しなければ、食べるのに困る事はないわ。だから、此処の国民になってしまえば良いんだけれどね。

Mme.シャノアール《私もさ、此処の不動産は、ルナルやジャンたちが分ければ良いからね。特にジャンたちにはルナルの事は頼んであるんだよ。

Mrs.Sugar《何だかさぇ話になっちゃったけれど、こんな事情は２人の時しか話せないものね。幾ら親しくしていても、ポプリさんは後から来た人だしね。

やっぱり第一期に一緒に入国した同士は、書類もつき合わせて書いて手続きでしたものね。

Mme.シャノアール《本当だよ。何年か前の事だけれど、まだかなり元気だったものね。最近何だか急に一息つけるようになったら、歳を感じる時があるんだよ。

まだ其処まで歳とっていないつもりだけれどさ！残された者の事など考えちゃってね！色々気になる国勢にになってきたもんだわ。

Mrs.Sugar《そうなのよね。家族が出来ちゃうと、凄く心強くなった分と、残して行った後の事を考えるようになってしまったわよね。

最初の頃の私は一人暮らしだったから、凄くお気楽だったのにね・笑時期が来たら誰でも死ぬんだしぃ～って話していたのにね！

シャノは夫婦ではないけれど、でも親族が来てファミリーが出来ちゃったものね。お互いにまさかよね。

Mme.シャノアール《本当に、まだ数年だって言うのに、来た時の計画とは全然違った今ですものねぇ～。

人生最後までわからないものだわ。シェルターも完備とか聞いても“まぁ用心が良い国で！”って思たけれど、下手したら何時使うか分からなくなってきたわよね。

Mrs.Sugar《そうよ。それもだけれど、私はシャノのほうが、結婚するんじゃぁないかと、思っていたんだけれど！
女らしいし、フランス人はやっぱり愛の国って言う感じじゃぁない？年齢がいってても、最近は恋はする場合があるでしょうしね。

Mme.シャノアール《まぁ、そうは言うし、歌もね愛の歌など沢山有るし、愛情豊かな国民だと思うわよ。

少なくとも、悪いけれそセージ達の国より、ずっとロマンチックな愛に生きるって思うんだけれどさ！

まさかだったけれどSugarはセージと、一緒になって良かったじゃぁないか！

振り返ってみると、セージは“Sugarの事が大好き”って言っていたけれど、人としても、本当に言葉どおりに、大好きなんだろうね。

今はもう嫉妬心も出て来て、完全に“自分だけの妻だから、誰も触るなよ！”だけれどね・笑　ジャンが何時も涎垂らして見ているのさ。同じ歳なのになんでこんなに違うんだろうってね・Ahahaha、、、、
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そんなお喋りをして、Mme.シャノアールから見たら、この国には恋の対象として見られるような男性は１人も居ないそうで、フランス人も沢山居るけれど、対象者は０なのだそうです。

店に来るお客さんたちとも仲が良いし、信頼もされているので、とても幸せだそうです。過去には当然、ガールフレンドも何人かいた経験があるらしいのですが・・・？
まぁ先の事は判りませんがね。一丁前に好みが煩いんですよね。

そんな相手はいないのじゃぁないかと言うくらい、注文が多くなっていくので、なかなか話は進まないでしょうね。
成立した人達は、理想像はどうのこうの言わなかった人達が、成立しましたね。
と今日は数時間お喋りして、Mrs.Sugarは何時ものように、ハミングしながら図書館に寄って、本を借りて家に帰ったのでした。

たまには？と呼ばれて行ってきました！

今日はミントさんから声がかかって、Mrs,Sugarは時間が出来たら、たまにはブティックに顔を出してくれるように言われました。

最近はすっかり、バニラさんやこむぎさん達も、皆打ち解けてきて、ちゃんと仕事が流れる様になってきましたから、Mrs.Sugarの大怪我と犠牲は大きかったけれど、纏まって協力して仕事をする様になってきました。

問題を起こした２人が反省して、協力するようになり、Mrs.Sugarには気の毒でしたが、ミントさんは助かりました。

それでも、やはり遊び友達だった人と、仕事は一緒にはやらない方が良いと判ったので、今回春になって、期限が切れたらバニラさんはパリに帰ります。バニラさんも自分の店を、マネジャー任せにしておくわけにはいきません。たまに遊びに来るくらいの雰囲気で、話が納まっていたのです。

ミントさんとは、元々はカジュアルなパーティでは、仲が良かった同士ですから、バニラさんは流石にMrs.Sugarには申し訳ないし、セージ君にも申し訳なく思っています。　

しかし、男性好きは直らない様で・・・此処ではお気に入りの人も出来たようなのですが.、ずっと滞在する訳にはいきません。付き合った訳ではなく、一方的にバニラさんが気に入ったのですが・・・
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ミント《今先に残り物ニットでベスト作り始めているから、皆持分が終ったらベストに取り掛かってね！

そうしたら、私とアニーは布のベストを縫い始めるから、ニットはこむぎさんとパセリさんに任せて、マグノリアやバニラは手作業で仕上げ部分をやってくれる？

アニー《判ったわ。で、外注さんも、手持ち分が終ったら、手分けしてそれぞれに今まで通りに？でよいかしら...。

バニラ《何でも言って頂戴。　とにかく私は３月いっぱいで帰国するわ。何だか国の情勢も変わって来たみたいだしね。

何時からスタートするのか判らないけれど、徴兵制復活とか聞いているし、どうなって行くのか、この国にいたんじゃぁ判らないからね。

アニー《私は、もう今の所この国に住み着くつもりでいるんだけれどね。

マグノリア《私もそう思っているのよ。やっぱり、今は一番安心して暮らしていられるしね。卒業後は一度は国に戻ったんだけれどね。

贅沢な暮らしは此処では無い暮らしだけれど、心の安らぎはこの国は最高よ。そのつもりで此処の国民になったのよ。

ミント《本当に特に子育てするには、こんなに安心して暮らせる所はないわ。うちはもう皆此処の国民ですから、なにがあってもずっと此処のつもりでいるのよ。

マグノリア《そう聞くと、安心するわ。でも二重国籍なんでしょう？まったく今の情勢だと、冬ごもりしているみたいな状態ですけれどね。

自由に以前みたいに出入り出来たら、それこそ日帰りでも映画を見たり、ショッピングしに近隣国にいけたのだけれど、まぁ行かないでも、ネットで楽しめるから、困る事はないですしね。

マーシュ《本当に、子供が生まれたら、わたしは本当に此処で出産してよかったって思うわ。でも、出入国が元々厳しいのに、今は更ににしたんですね。

此処もテロの対象になることがあるのかしらね。病院と研究所とと医療関係におまけにアートがあるだけでしょう？患者さんが狙われるのかしら？

ミント《この店はね、幸い外注さんたちも、此処の国民になってしまった人がほとんどですからね。でも会員の患者さんは要人が多いので、十分警戒態勢に下みたいよ。大気汚染問題も込みでね。
物凄い金額のお給料は払えないけれど、食べるのに困るような事はないわ。でも多くはいらないのよ。優秀な人が満足いく条件で契約したら、後は外注さんでやっていくわ。

アニー《それが一番よね。私の家のほうからも、もう今後どうなるかわからないから、一番危険が少ない此処に居ると、良いって言ってきているから・・・

ミント《アニーも、余程の事がない限り、彼と一緒でしょう？良いんじゃぁないの？姑さんと従姉妹付きだけれど、別に問題なしなんでしょう？

バニラ《ねぇ、でも、アニーの彼の従姉妹の独身の人は、アニーの従姉妹なのに、彼が好きなんじゃぁないの？　以前何度か、お茶飲んでいる時に、耳に入ってきたんだけれど？確かに凄いハンサムだし、モデル体型でカッコ良いわね。

まぁ、もう同棲しちゃったから、諦めたかもしれないけれど！知っていたでしょう？ややこしくならないの？

アニー《聞いているわよ。でも、従姉妹のほうが一方的で、彼も困っていたから、私が納得していたら、もういっその事一緒に暮らそうって事にしたのよ。

そうしたらやっと諦めたようで、Cafeの男の子とも、話が進むかもしれないでしょう。

マグノリア《そうだったの、従姉同士じゃぁね、彼にその気が無いなら、問題ないんじゃぁないの？　アニーの彼セクシーで素敵ですものね。

ミント《本当にエルダーはモデル体型よね。ほっそりしていて、顔も美人の女性みたいで！ショーなど有ったら、モデルに頼みたいくらいだわ。Cafeに居るパテシエの子もスタイルが良いのよね。

アニー《性格は結構男っぽいのよ。ハッキリしていて、ちょっと理屈っぽいかもしれないけれど、よく勉強しているし、押し付けてくる事はないからね。

バニラ《まぁ、みんな手早く相手を見つけて、収まっちゃっているのね。若い娘の方がしっかりしているわね。　

私くらいの歳になってくると、あれこれ条件が多くなってきちゃうし、ミントはよく結婚したわよね。

ミント《私達は、又良い時に出産したしね・笑　もう半年よ。早いわねぇ～。お座りする時があるのよ。変な恰好でね・笑

マーシュ《今はまだ差がありますけれど、直ぐに一緒に遊ぶようになりますね。うちの子は大人しいし、もう結構色々食べたがるのよね。

アニー《そういえばミントさんの所のラズリー君も、凄く機嫌が良い赤ちゃんなんですってね？　私、いつだったか、多分ラズリー君だと思うけれど、泣き声を微かに聞いた事ありますよ。

シャノアールの店に行く時に、中階段使った時に聞こえたから、ひとりで笑ってしまったわ。あそこまで聞こえる泣き声は初めてだから...育児室は結構離れているのにね！

バニラ《そんなに凄い声で泣くの？

マグノリア《本当に、先々は音大でも行って、声楽家かしら・笑　ピアノはミントさんが教えられるでしょう？　

楽器を玩具にさせて、何時も音楽家になるような環境を作っていたら、才能発揮するんじゃぁないのかしら？

ミント《うちはね、自由主義なのよ。一応嗜み程度にやらせるけれど、後は何に一番興味を示すかで、本人が決めれば良いのよ。　

でもね、楽器とか一応出来るくらいは教えておくつもりですけれどね。経験させておいたら、なりたい物の間口が広く成るでしょう？

何にもやらせないでいると、世界が狭く成るわ。男の子だし、まったく違う道に進んだとしても、楽器とか、スポーツとか、出来た方が良いじゃぁない？

Mrs.Sugar《こんにちわぁ～♪出来たのはケースの上に置いたわよ。

ミント《まぁ～来てくれたのね♪　忙しくて来られないかしら？って思ってたのよ。

アニー《本当に！たまには寄って、刺激を与えて行って欲しいわぁ～。新しい風を入れて欲しいわ🎶

Mrs.Sugar《皆お仕事進んでいるみたいね。こむぎさん達は、在宅でお仕事かしら？縫い物が始まったら、皆がここでやったら狭いわね。

ミント《そうなのよ。“今のを早く終らせたら、ベスト作らないと”ってこの間から言っているのよ。ベストはオールシーズン着られるしねぇ。

アニー《もう随分次のオーダーが溜まっているのよね。早く取り掛からないとね。

バニラ《３月までは、私も仕上げを手伝うからね。結構できると思うのよ。その時までは楽しく過ごしたいわ。

Mrs.Sugar《バニラさんは、お気に入りの男性が出来たみたいで、お仕事が手につかないんじゃぁないの？大丈夫かしら？Ahahaha、、、、

ミント《何！もしかして、セキュリティエンジニアの人の事？

バニラ《いやだぁ～。まぁ悪く無い人だと思っているのよね。だって、凄く渋くって、なかなか素敵な人じゃぁない～♪オーストリアだったかスイスの人ですって？クールよねぇ～❤

Mrs.Sugar《素早いわね！シャノ達から聞いて、まさかと思ったけれど、そうなんだぁ～。へぇ～ああいう感じが好みだったのね？

ミント《えっ、どんな感じなの？Sugarは知っている人なの？

アニー《ちょっと怖い感じの人でしょう？

バニラ《あらぁ～。あの額を寄せた感じが凄くクールで素敵じゃぁない？　少ししか話した事ないんだけれどね。　

診療所の眼鏡の若いドクターも、なかなかハンサムだし、最近見かける金髪で色の白い若い男の子も綺麗で魅力的よね。此処はイケてる男が多いのよね。

Mrs.Sugar《まぁ、何だか見た目がよければ、だれでも良いみたいじゃぁない？　皆独身者で、タイプはそれぞれだから、お好きにどうぞですけれど！

くれぐれも問題を起さないようにして頂戴ね。　

特に異性問題は、控えめにして、ミントに迷惑かけないでよね。ミントの友達って言いまくっているようですけれど、ミントも同じって思われては困るのよね。

アニー《そうですよね。どうしても、友達って言うと同類と思われますものね！

恋愛は自由ですけれど、ほどほどにしてもらわないと、皆結構見ていますからね。バニラさん目立ちますしね。声もよく聞こえる声なのよねぇ～。直ぐに判りますもの。

ミント《まるで、ラズリーの声みたいじゃぁないの・笑　バニラも声が大きくてハイトーンなのよね！

Mrs.Sugar《むふふふ、そうよね。シャノアールの店に現れると、Cafeにまで声が聞こえるわ。で、皆で笑ってしまうのよ。

バニラさんの声だけ聞こえて！そうすると、面白がってセルフィーユが覗いて、誰々と話しているってね・笑
コケティッシュで、若く可愛く見えるから、皆の目を引くのよ。

ミント《やだぁ、そんなに声が聞こえるの？此処までは流石に聞こえないけれどね。テンション高いからねぇ～。
じゃぁ“ちょっとお茶飲みに行って来るわ！”って言う時は、誰か話したい人がシャノの店に居る時なのね。

バニラはもうデートとかしているわけぇ？言動には気を付けてよ。

アニー《Dr.ターナーはまさかでしょう？

バニラ《あぁ、彼が一番素敵よね。凄くクールでハンサムだわ。怪我したときの治療してもらった時位で、それでも彼は無口よねぇ～。

具合でも悪くならない限りは、なかなか出会わないのよね。話を何回かしたのは、エンジニアだというクローブだけよ。色白金髪の彼はチャーミングだけれど、Dr.ターナーと一緒に居る時に出会っただけですもの。
その時少し話しただけよ。話したらきっと、彼が一番話は楽しそうだわ。

ミント《金髪の若い人なんて、居たかしら？そんな人見かけないわよね？

Mrs.Sugar《ライモンさんの事だと思うわよ。Dr.ターナーが一緒だったって言うならね。

バニラ《そうかもしれないわ。２人とも魅力的だったけれど、流石に私も、個人的に話したわけではないんですけれどね。
でも心配しないで、只あの店で、話しているだけですからね。

Mrs.Sugar《バニラさんも、少しはお話したいでしょうから、ほどほど楽しむ位ならね。皆さん大人ですから、馬鹿な事などはなさらないでしょうしね。

ミント《又Sugarは直ぐに信じてしまうんだから！大人だから困るんじゃぁないの？バニラはフランス人のパーティ好きな独身マダムよ。

大人の恋のベテランよ。やり過ぎないようにお願いしたいわね。

アニー《むふふふ、でも此処ではバニラさん秘密は保てないですよ。狭い国ですから誰かが見ているからね。いつの間にか、かなりの人が知っているわ。

特にマダムたちの、お茶を美味しくする元になるわよ。

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今日はこむぎさんとパセリさんは、在宅でお仕事です。全員出てくると、狭い店のスタジオなので、縫い物が有る時は、狭すぎます。Mrs.Sugarが現れて、やはり皆楽しく話をしました。

何となく穏やかな雰囲気で、話が出来るのです。バニラさんなども結構Mrs,Sugarにはハッキリ言われるのですが、他の人との輪が広がるようで、楽しそうに話していました。

Mrs.Sugarが帰る時に、今日はバニラさんが、プールでの事を再び謝っていました。Mrs.Sugarは“もう判ったので、ミントさんのサポート宜しくね！”と返事をして帰りました。

セージ君にも伝えて欲しいといわれました。しかし、セージ君は一度不快になってしまうと、滅多に怒らないぶん、簡単には収まらないのです。
特に普段は関わる事は無い相手ですから、顰蹙を買ったままでも仕方が無いですよね。穏やかな性格の人を怒らせたら、怖いですし、もう縁は切れてしまうでしょう。