ミントさんの講義にモデルで協力です。....

今日はミントさんの講義の日です。パターンの話をするのですが、Mrs.Sugar式に大雑把な服の作り方をする場合と、パターンをきちんと起こすのとを比較対象しながら、説明をしたいのです。

今人気デザインのペアルックのモデルで、Mrs.Sugar夫妻に又来てもらいました。Mrs.Sugarが着ているのは見ましたが、ペアで着ているのは見ていないのです。

講習を受ける人達は、セージ君とMrs.Sugarが夫婦だと、知らない人も多いので、皆はMrs.Sugarの旦那様には興味がありましたが、2人が現れて一瞬ざわめきました。

まさかセージ君がMrs.Sugarと結婚していたなんて！と、ガッカリした人も居たようですが、Mrs.Sugarを講習会で先に知ってしまい、お気に入りになっていたので、諦めがついた人達もいたようです。

Mrs.Sugarは話には聞いていましたが、セージ君はかなり人気があるモテ男だったようです。講習の後は、先日ブティックには行ったのですが、又ブティックに寄るように言われて寄りました。もう一度見たいと言うのです。

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アニー《お疲れ様ぁ～。セージ君まで引っ張り出しちゃって、ごめんなさいね。疲れたでしょう。お茶でも飲みます？

マグノリア《そういってもCafeから出前ですけれどね・笑

セージ《いいえ、お構いなく。

ミント《ゴメンね。セージにも来てもらって本当に良かったわ。説明しやすかったわ。服だけ借りようかと思ったけれど、やっぱり着て来てもらって良かったわ。

此処にもこむぎさんやパセリさんなどは、もう一度出来上がりの雰囲気見たいって言っていたしね。

オーダーの品を数着は作ったんだけれど、同じはずなのに雰囲気が確かにちょっと違うのよね。
だから、講義の時も2人が着ているのを、見せたかったのよ。

Mrs.Sugar《色々な人が、セージの事見覚えがあるみたいなのには、ビックリしたわ。工学部とカレッジじゃぁ、出会う事は無いかと思って居たんだけれど、大モテみたいなようね。

私の夫だったという事で、吃驚もしたし凄くガッカリした人も、居たみたいで・笑　きっと、今頃お茶を美味しくしているんじゃぁないかしら？

アニー《よかったんじゃぁないの？これでセージの事、口説いてくる人は、大分減るでしょうからね。皆お喋りだから、かなり広まるでしょうからね。

でも、まだ知らない人が多いから、セージまだ暫くは告白されたら断らないとね・笑

マグノリア《ミントさん考えたわね。やっぱり、弟が可愛い姉なのね。セージ君はどうみても結婚している風には見えないものね。

ミント《うっふ、結果Sugarももう誤解はしないと思うけれど、やっぱり以前みたいに、Sugarが嫌な思いしたら、セージは、辛くて悲しいでしょうからね。

自分が被害者であっても、積極的で大胆な女子も結構いるからね。セージは若い分声かけやすいのよ。のほほんとした顔しているからね。

Mrs.Sugar《そうなんでしょうね。どう見ても気難しい様には見えないしね。年頃からしても、結婚しているとは100％見えないですものね。

セージ《じゃぁ俺はどうすればよいんだよ。俺から話しかけるなんてありえないからね。もう本当に嫌なんだよね。

アニー《でも今日で、皆分かったでしょうからね。そしてSugarが一緒の時のセージを見たら、絶対にセージの方がSugarを愛しているのは見え見えですからね。

マグノリア《そうよぉ～。そう言えばね、此処のお客さんから聞いたら、ちょっと前に医学部の若いインターン生が襲われたんですって！後ろから忍び寄って、押し倒して、抱き付いて口説いた女性がいるんですって！

インターンの人は、一人で歩いていたそうだけれど、直ぐ側に医学部の人が2～3人連れで居て、見ていたから、証人になってくれたから良かったんだけれどね。

ビックリよね。最近は女性の方が積極的みたいね。

ミント《もうね、女性だからって馬鹿力があって、力いっぱい抱き付いて、押し倒されたから、インターン生は、軽いけれど怪我したそうよ。

見ていた人も、最初は付き合って居る人同士が、ふざけているかと思ったらしいけれど、そうじゃぁないって気が付いて、助けられたそうよ。無茶する人がいるのよ。

うっかり断ったりすると、逆恨みでセクハラされたって言われた人もいるって聞いたわよ。一人歩きとかは気を付けないとね。

Mrs.Sugar《怖いわねぇ～。セージだってそんな風になったら、同じ事になってしまうでしょう？それとも、女性であっても気にしないで、ノックアウト出来る？

セージ《俺は強引に交わして、必至で逃げるよ。まさか女性だから殴るわけにもいかないしなぁ～。女性も怖いよなぁ～。

本当に好きなんじゃぁ無いんじゃぁないの？普通は、好きな人にそんな事はしないと思うよ。

アニー《甘いわよセージ。男の中には、そう言う強引なのを、受け入れちゃう人もいるそうだからね。女性に抱き付かれちゃったら、時にはその気になっちゃう人も居るんじゃぁないの。ま、本当の恋人にはなれないでしょうけれどね。

マグノリア《そうよ、男性は色仕掛けには弱い人が多いでしょう。

ミント《最近は男の方が、おとなしいって言うか、控えめな人が多いみたいでしょう？何度見てもセージは、暢気そうな顔して、隙だらけでボ～っと歩いているように見えるわ。

だから一挙両得で、ペアルックは本当に着て来て欲しかったから、頼んだのよ。

アンジェ達は幼馴染だったから、例外だけれど、独身だと思って居たら積極的に迫られるわよ。皆今暇だし、夏休みに向けて開放的な気分になっているしね。

今月末のパーティの、パートナー探ししている人も今は多いのよ。

Mrs.Sugar《毎月になったんですってね。だんだん参加者が増えて来たようじゃぁないの。国としてはもう少し、カップルになって結婚もして、子供が生まれて欲しいのよね。

セージ《だから言っただろう？Sugarがダンスパーティ好きじゃぁ無くて良かったよ。じゃぁ今度の夏休みは、せいぜい早朝散歩などで、Sugarにベッタリ寄り添って、夫婦だって見せびらかさないとね。

マグノリア《一応Dr.マリアンヌ達から、朝礼の時などに、注意が何度かあったんですってよ。男女関係でのトラブルは気を付ける様に、品位を持って、相手のいる夫婦や同棲中の人などとのトラブルは、罰則がありますからってね。

アニー《わぁ、前は注意だけだったのが、どんどん厳しくなって、フｪンの時は退学だったけれど、アンジェからは国外退去で、もう入国禁止ですものね。

2件ともセクハラで訴えられるんだけれど、まぁ幼馴染と言うのが、問題よね。けっこう気持ちの行き違いで、トラブルになる場合もありますからね。

ミント《まぁ、パターンの授業もスムーズに行きましたし、今日はセージ達が夫婦だって、分かったでしょう。

セージ達には話が言っていなかったようですけれど、インターン生の話は、割合最近なのよ。

Mrs.Sugar《こちらの方ではそんな事は、ちょくちょくある事なの？日本にも大胆な女性は居るけれど、数はまだ多くは無いと思うのよね。でもないか、結構ストーカーみたいな人もいるかしらね。痴漢とかね。

昔は大概は男性からの告白や、断ったらその後セクハラにが多かったようだけれど、最近は女性からも増えたみたいね。

セージ《まぁ、気を付けるよ。ありがとうミント。なるべく一人歩きはしない様にはしているんだけれどね。

でも顔が暢気そうって言われてもさぁ～。何時もしかめっ面していられないしなぁ。

イリスの真似でもするかなぁ～。そうだ丁度夏だから、サングラスかければ良いかなぁ～。

Dr.マリアンヌにも“気を付けなさい。狙われやすいんだから！”って言われたけれど、どう気を付ければ良いのかなぁ。やっぱり一人歩きしなければ良いのかな。

Mrs.Sugar《じゃぁ、もうこれでよいかしら？こちらももう、縫い始めているんでしょう？私も程々に手伝うわ！セージがOKしてくれたらね。編み物の方が、やり易いわ。

セージ《編み物位ならね。じゃぁね。Sugar行こう。

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Mrs.Sugar《怖い話よねぇ～。今日はセージも行ってよかったわ。確かに夏は開放的な気分になって、間違いも起きやすいわ。

セージ《何だか今日は疲れたよなぁ～。あの雰囲気は、緊張したのは、変な目で見ている人が居たからなのかなぁ～。

Mrs.Sugar《もしセージに何かあっても、信じているから大丈夫よ。まずは付け狙われないようにね。ダッシュで逃げるのよ。

セージ《でもさ、きっとまた暫くは、Sugarは側に寄らせてくれなくなりそうなんだもの。そうなったら、俺はもうどうしたらよいんだよ。

もう前よりも今の方が、ずっとSugarの事大好きだから、離れて眠るなんて嫌だからね。絶対に別々に寝るって言いそうだもの。

Mrs.Sugar《良いじゃぁない。それは言うかもね。ほとぼりが過ぎるまで、何日か別々に寝るだけなんだから.....。

セージ《何日かだって！　嫌だよ、1日のつもりで俺は話しているんだからね。何日もになんてなったら、俺、絶対に頭変になるよ。

Mrs.Sugar《だって、よその女性が少しでも触れたセージと、一緒に眠ったり、くっつかれたら嫌ですもの。頭変になったって罰なのよ。

私って潔癖症なのよ。それでもセージがくっついて来たら、きっとセージであっても鳥肌が立ってしまうような気がするわ。

セージ《止めてくれよ。そんな恐ろしい事言うなんてさ。もう夏休み中はベッタリくっついて散歩に行こうね。

プールに行ったりしてさ。人が集まる所では特に俺はラテン系民族になったように、Sugarにベッタリ張り付いて、歩くからね。顰蹙をかわないぎりぎりの程度にね。

Mrs.Sugar《又、セージこそ馬鹿馬鹿しいような事言っているわ。

セージ《Sugar、俺本気で言っているからね。今までみたいに控えめじゃぁ、この国であっても駄目なんだよ。

やっぱり色々な国の人達が集まっているからね。これでもか！みたいにしていないと誰も気が付かないんだよ。

Mrs.Sugar《セージ、まぁ、ちょっと恥ずかしい様な気がするけれど、良いわよ。普通のカップルや夫婦と同じくらいならね。

でもイリスみたいなのは、ちょっと苦手だわぁ～。

セージ《大丈夫だよ。俺だってイリスの真似は出来ないからさ・笑　ああ言うのは、きっと民族の血が騒ぐんじゃぁ無いの？

Mrs.Sugar《私は旅行に行くには、何となく好きな国なんだけれどね。お料理も美味しいしね。でもやっぱり凄く情熱的な国よね。

ほら歌でだって『スパニッシュアイ』とか、素敵な曲もあるんだけれどね。言葉がもうすでに情熱的じゃない？

今思えば昔のダンスパーティの時の踊り方も、セージとイリスとしか踊らなかったけれど、イリスとの踊りは凄かったわ。

まぁ私はロクに踊れなくて、振り回されて終わったようだったけれどね。

セージ《あぁ、あの時はね。イリスなら仕方が無いかって思ってさ。他の人と踊られるよりは、まぁ我慢できるかな？って思ったんだよ。

あの時はまだ俺は、馬鹿みたいに色々を自覚していなかったんだよ。
今思えば、Sugarに恋しているにきまっているのに、ただ大好きな人だけって思って居たんだからね。

でも、無意識にイヤリングはSugarに着けて欲しいって思ったから、大至急取りに国に帰ったんだよ。
で、Nanに断ったんだ。一応先祖から伝わっているダイヤのイヤリングだったからね。

そうしたら、応援しているから、楽しいパーティになると良いわねって言われて、でもまだ俺はピンと来ていなかったんだよ。

Mrs.Sugar《でも今は、もう先祖からのダイヤは、作り変えて何時も私の耳についているのよね。絶対に自分では外せないようになって.....

セージ《それには魔法がかかっているんだ。絶対にSugarは俺から離れないようにね。俺の愛の言葉をそのダイヤは受け止めてくれるはずなんだ。

それで、俺のブレスレット型のデバイスにはダイヤの残りくずの所を埋め込んだしたいピンやカフスに加工して持っているから、もう俺とSugarは繋がっているんだよ。ってまるで俺ってストーカーだね。

Mrs.Sugar《流石魔法使いの孫ね。言う事が違うわ。じゃぁ何時も愛を囁いてくれているって思ったのは、呪文をかけていたのね？

セージ《そうだよ。気が付かなかった？

セージ《Je vais vous proteger a vie.Consacrer une vie amoureuse.Je vais continuer a vivre ensemble.Est proche de beaucoup.Viens avec moi.

Mrs.Sugar《Mon sage le plus important.　mon chéri Sage.Je vous aime
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今日はセージ君はちょっと脅かされて、うろたえたり、焦りもしましたが、ミントが皆の前で、結婚している弟と紹介してくれましたので、良かったのかもしれません。

でも過去にまさかの災難に遭って居ますから、これからは益々あまり無防備にならないように気を付けなければと思いました。本人はまったく、興味もない目で見ていると思うのですが、隙が多いのかもしれないと反省しました。

真面目に外を歩く時は、額に皺寄せて歩かなくてはと思ったりもして...。洋服ももう、セージ君達には関係なく、ブティックはブティックで適当にやって欲しいと、そのうちに言うつもりです。この国も開国して数年経ち、落ち着いてきたので、全体として職業柄か若いのからそこそこの年齢まで、バチュラ―が多いのです。

色々な研究の為にも、結婚して子供が生まれて欲しいのですが...。不思議と夏休みは開放的な気分になるからなのか、恋が芽生えやすいので、DR.マリアンヌ達はトラブルにならない恋愛は逢って良いと思って居るのですが...。