ミントさんの講義と新作ドレスの試着

今日はミントさんが講師をやる日なので、Mrs.Sugarはのんびり気分の日です。ちょっとひんやりした朝でしたが、まぁまぁのお天気なので、ゆっくり散歩しながらのセージ君は出勤です。

Mrs.Sugarは帰宅後は、縫い物などしたいと思っています。今年分何枚かはお気に入りの布が残っているので、新しい服を作りたいと思っているのです。

布を使い終わったら、もう暫くは、編み物の手伝いなどするくらいにしようと思っています。

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Mrs.Sugar《わぁ～、それでは本当にローセンブルク大使館が出来ちゃうのが決定ね。

セージ《どうもそうらしいんだよ。ライモンは珍しくテキパキと交渉などやったんだろうね。あいつ生まれて始めての事じゃぁないのかなぁ～。
自分の目的の為に即効で動き回ったのはね。

Mrs.Sugar《そうなの？又セージが入れ知恵したんじゃぁないの？

セージ《ン？俺はただSugarが“大使館がこの国にないから、あったら大使とかになったりしてね”って言ってたんだよ。ってライモンに話しただけさ・笑

そうしたら、エルダーが“大使館てさぁ～”って、知っているだけの事を話したんだよ。

Mrs.Sugar《目茶目茶入れ知恵じゃぁないの。彼は早速動いたのね。よほど此処に来たかったのね。

セージ《う～ん！そうだねぇ。きっとサイクルクラブで自分で自転車作ったりが、余程楽しかったんだろうね。

俺達は今まで遊び友達だったって言っても、パーティ会場で同じ歳くらいの奴が集まって、ダンスの合間にバルコニーあたりで、たむろしていただけなんだよ。

まだデビューする歳ではなかったからね。

Mrs.Sugar《でも、そんな世界があったなんて！　私も若い時にはパーティには、何度もあるけれど、正式なダンスパーティではないのよ。

ダンスといったらディスコだったので、正式なダンスパーティは、以前セージ達にダンスを教わった時が初めてよ。

西欧ではちょくちょくあるみたいね。日本人は踊れる人は少ないでしょうね。
本当に世界に出て行くのには、遅れている国だわ。

映画で見たから、ワルツではなく、マズルカとかポルカとか踊るのかと思っていたわ。

セージ《そんなパーティは滅多にもうやらないよ。時々超高齢者の人が結構出席していると、数曲やる事があるけれどね。

Mrs.Sugar《でも、凄いわねぇ~。ライモン君って実力者だったのね？持病があるからって言うのが、良かったじゃぁないの？

ここにいられれば、やっぱりお仕事は大変かもですけれど、土曜日はサイクルクラブでストレス解消出来るでしょう？

セージ《多分ね。どうなるのかは、実際の事は判らないよ。そのうち出来るらしいって事だけだよ。早くて夏休みとかじゃぁないのかな。
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アニー《ミントさん今日の講義は、正式にパターンの起こし方とかの講義するのかしら？

ミント《ううん、まだ色々な話などしてから、立体裁断の仕方とかを教えるわ。

特にうちはSugarが適当に基本形から作った型をアレンジして服を作るから、そう言う時のやり方とか、体が変形したり、着易い服の場合の話しにそのうちなって行くわ。

マグノリア《マーシュ、今日は凄くかっこよい着方しているじゃぁない？お腹が出て来たのが判らないわ！

Mrs.マーシュ《Sugarさんがアドバイスしてくれて、ベストを重ねて着たのよ。　それだけでガラッと雰囲気が変わったのよ。

ミント《そう言うのを、今度一緒に行って、講義しても良いのよねぇ～。

でも自分の事思い出してもあまり真面目にキチンとやる授業って、聞いてないのよね。つまらないしね。きっと、もうその場で実践が良いわね。

アニー《きっとみんなそう言うのが知りたいでしょうしね。

Mrs.マーシュ《かっこよく欠点を目に付かなくすれば良いのって、何だか理屈ではないような気がするわ。理ずめになると、急に楽しくなくなるわ・笑

特にSugarさんの決め方って、本当にふと思いついたと言う感じですもの。話を聞いて置けば、自分も出来るかもと言う気になるわ。

ミント《特にSugarは、服飾は全く素人ですものねぇ～。ちょっとマーシュ立って見せてみて！

Mrs.マーシュ《はい、こうですかしら？

ミント《下のニットの服も昔此処で作ったドレスなのよね。ペァルックでね！

そうかぁ、やっぱりただベストじゃぁないのよね。ベストの丈が短くてそれが良いのよね。

アニー《それはもう、Sugarの好みよね。

ミント《そうなのよ。理屈じゃぁ無くて、彼女はひらめくのよね。やっぱり美術系の勉強しているから、バランスの感覚は良いのよね。

でも学んでも、判らない人はひらめかないしねぇ。

アニー《前回どうやって、彼女は講義したのかしらね？

マグノリア《何ですか、大うけだったようですよ。凄く楽しかったらしくて！陰影も考えてとかって話しで面白かったって聞いたわ。

Mrs.マーシュ《その場の雰囲気第一主義ですものね。

ミント《でも彼女が言いたい事は、ちゃんと伝わっているみたいだったわよ。最初にSugarはボキャブラリーが乏しいといったそうだけれど、言葉の障害なんて、なんのそのなのよね。

私も今だって、言いたい事が先にわかるから、通じあってしまうけれど、結構いい加減な英語だったりするし、フランス語が混ざったりですけれどね・笑

セージと話しているから、でも巧くなったわよ。

アニー《いいじゃぁないの！皆が楽しんで受講しているならね。Dr.マリアンヌの思った通りなのよね。

そして“”Sugarなら障害が有る人でも、気にしないで話をして、服のデザインを頼むと思うわ”っていってらしたのよね。

Mrs.マーシュ《私はSugarさんには、大きな借りがあるから言うのではなくて、本当にお話しているとほっと出来る方なのよね。

凄くあっさりした方で、それが却って私は凄く申し訳なく思ってしまって！変な話ですけれど、イリスと言っていたのよ。本人のSugarさんもだけれど、セージさんに申し訳ないって感じてしまうんです。実際は大怪我したのが、Sugarさんなんですけれど....

あの時のセージさんの顔が忘れられないわ。あっ、ごめんなさい話がそれてしまいましたけれど、Sugarさんは不思議な安心感があるのですよね。

マグノリア《Dr.マリアンヌはその雰囲気を、見込んだんではないかしらね？

ミント《まぁ、何とかなるでしょう。私はキチンと私なりのパターンの起こし方を講義するわ。私って案外几帳面なのよね。

アニー《でも、良い評判でよかったですよね。もしかしたら、通訳についていった方が良いかしら？って思っていたんですけれどね。

ミント《私もそう思ったんですけれど、不必要だと思うわ。あの楽しい雰囲気に、水をさしてしまうと思うのよね。皆、凄い次が楽しみだって言っていたから。。。

受講生達がみな語学が達者だから、問題ないわ。

こむぎ《そうなのよねぇ~。私も何時もSugarの文法無視の会話には、以前は“えぇ~。よく平気で話せるわね！”って思ったんだけれど、私ならとても気になって話が出来ないのに、彼女は平気なのよね。

反対に相手にあの手この手で聞いたりして“あぁ、それそれ、もう一度言ってくださいます？”とか言って親しくなってしまうのよね。

パセリ《そうそう、その後は“この間はどうもぉ～”とか言っちゃってね・笑　

いいわよねぇ～ああいう性格って！ところでこむぎって英文科の短大出ていたんじゃぁなかったっけ？

ミント《使わなければ意味ないわ。Sugarの英語は意味は伝わるわよ。単語の発音はちゃんとしているからね。マーシュもう座ったら！貴女もう安定期に入ったのかしら？4ヶ月に入ったの？

Mrs.マーシュ《えぇ、多分９～１０月に出産なのよ。もうつわりもないし・笑

アニー《年子も大変そうよねぇ。此処は育児室がしっかり見てくれるから、随分違うでしょうけれどね。

マグノリア《でも、まだ若いから、一気に済んでしまって良いかもね！旦那様もお姉さんと年子なんですから、そう言う風になりやすいのよ・笑　

情熱的なのは悪く無いわよ。結局は健康なのよね・笑

Mrs.マーシュ《はい、“もう大変ついでに育てちゃおう”って言っているんです。

こむぎ《でもまぁ、まだ授乳中でも妊娠しちゃうなんてね。やっぱりラテン系の人って！凄いわ.....

パセリ《いいじゃぁないか！こむぎはいちいち人の事をあれこれ言いすぎだよ。

自分も誰か恋人でも、見つけたら？　Sugar達の前例があるんだから、凄い年下だって、問題ないんだから、パーティにでも行ったら？

今は毎月やるようになったそうだし、結構集まってきて楽しいらしいよ！

アンタも年齢よりも、ずっと若く見えるんだからさ！髪もMrs.Sugarと違って、しっかり染めているんだしさ！

ミント《そう言えば、アニーのドレスも、新しいドレスよね？Sugarが作ったドレスなの？

アニー《えぇ、そうなのよ。もうね４~５枚新しいの作って、持ってきたら即売れてしまったわよ。

持ってきたときポプリさんと、双子のバーネットさんと、それからあの家柄の良いって言う、セージの友達の所に来た秘書の人が２枚買って、そしてこれでしょう。

それからSugarが自分の分とで、あっという間に無くなったのよ。ミントさん見ていなかったかしら？ブティックにちょっとだけ置いておいたのよ。

マグノリア《写真は撮っておきましたから！見たかと思いましたわ。

ミント《じゃぁ、まぁ外注さんにも頼んで、大至急次々と作ってもらわなくっちゃぁね。何だか作っても作っても、無くなってしまうから・・・せわしないわよねぇ。

アニー《もう少し急いで作るようにしないとね！

Mrs.マーシュ《あのBaby用の水着やその他も、出来たら此処で縫ってくれたらって言う話も、大学でははなしているって聞きましたけれど...

ミント《ちょっと考えなくてはねぇ～。外注さんをもう少し増やしましょうか？

腕の良い人が、仕事待っている人はいるのよね。

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Mrs.Sugarが抜けて、ただの店のオーナーとデザイナーだけになってから、何時も仕事が溜ってしまいます。ミントさんが一人で経営するのに、かなりなれてきましたから、何とかなるでしょう。

下手に手伝うと、なかなか自立した経営者にはなれませんからね。Mrs.Sugarは気が向いた服の、試供品を作るだけです。後は家で基本はポプリさんたちと同じに、編み物部門を暇つぶし程度に手伝うだけです。
それは、ミントさんがセージ君からしっかり釘を刺されました。仕事に甘えは禁物です。特に身内間では気をつけようと、ピシッとラインを引かれました。

ライモン君の国から相談です。

週末に退院して行ったライモン君の国や、フランネル財団次期会長その他から、リヴェール教授に連絡かあり、ネットで会議が開かれました。

そして、今日は早速W・N・L国の主たるメンバーで会議です。と言っても、自国内会議は非常にラフな雰囲気の国で、でも内容はちゃんとシリアスに話し合いを持ちました。

申し入れの内容は、この国に大使館第一号を、設立させてもらいたい言う希望です。リヴェール教授個人は、物事煩雑にはしたくないので、拒否したい所ですが、今後の事を考えると“条約内の範囲で、他国ともう少し国交を持った方が良いのでは”と言う考えもあったのです。

特にフランネル財団次期会長は、ヨーロッパでは影のまとめ役実力者で、リヴェール教授の仲間達とも親しい人です。ライモン君の国の大使館を作り、小国数カ国の大使の役目を果たすと言う事にしたらと言うのです。
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リヴェール教授《皆はどう思うかね？僕は現状維持で行きたい所なのだけれど、今後の事を考えると、考えどころなのだよねぇ～。

内容的には悪い話ではないのだけれどね。既にそうなったら、協賛したい希望国が出ているんだよ。

ルネ理事長《良いんじゃぁ無いですか、今の事情ですと提携国との連絡なども、気を使いながらになっていますしね。

モーリス大学学長《そうですよ。ローセンブルク国の大使館が中継点になってくれたら、何処もが心強いと思うんですよ。

今まではあえて、重要なポジションに置かなかった国ですが、皆信用していますし、近隣国と関わりのある中立国ですからね。

Ｄr.マリアンヌ《でも又なんでそのような話が、短期で決まったんですかしら？かなり重要な話ですよ。

Dr.ローソン《それはですね。僕はライモン君が一番のネックだと思うんですよ。よき理解者も控えていますからね・笑

リヴェール教授《それはそうでしょうなぁ～。彼は此処での暮らしが、かなり気に入った様ですし、持病を持って仕事となったら、主治医も居るここで仕事も出来たら悪くないですからね。

Ｄr.マリアンヌ《フランネル財団次期会長も、お認めになっていらっしゃるなら、良いのではないでしょうか？

いずれ数年後には各国に散らばっている、主要役員達は此処に集まってくる予定なのですから・・・皆さんが賛同なさっているのなら！でも、此処も援助は当てにしなくても、やっていけるようになりましたからね。

リヴェールは「出来ればフランネル財団次期会長とは、縁遠くしたい」って言っていたんでしたっけね。「考え方の方向性が違うから...」ってね。

エリオットマネジャー《まぁ予定に無かった話ですが、世の中の動きに合わせて、許容範囲であれば変化も必要でしょう。

ルネ理事長《私は最小規模で有っても良いと思いますがね。それでは皆賛成なのでしょう？

エリオットマネジャー《ここは、前向きにとらえて見てはいかがでしょうかね？
お互い様でやってゆくには良い相手ではないですか？堅実な国の様ですしね。

リヴェール教授《それでは条件付きで、そのように連絡しますが良いですね。フランネル財団との間に入ってもらえるのを条件にと言う事で...。

ルネ理事長《まずは、ホテル内の最上階を押さえて、そこで開館と言う事でいかがですかね！飛行場も近いですし。病院ともいい塩梅に距離を置いていますからね。

モーリス大学学長《ローセンブルク国の大使館が出来たら、何かの時はフランネル財団を抑え込む事が出来る力があるんですよね。
しかし、又考えもしていませんでしたが、何処からこのような話に！けして悪い話ではないのですが.....

Dr.ローソン《Ahahaha、、、動機は凄くシンプルな事ではないですかね。ローセンブルク国を会員にして、ライモン君が此処に入院して、すっかり気に入ってしまったからでしょう。彼は持病持ちですし、大使としての仕事もサポートが居れば十分できますからね。周辺国の外交官などが、親しい若い仲間が集まって、大使館員兼各国国の領事官の、寄せ集めにしようと言う事にするつもりではないかと思うのですよ。

エリオットマネジャー《ごくシンプルな事から、このような大事な計画がですか？そう言う事は若者の考えですかね。ま、大公継承権を廃棄したそうですからね。でも一般人とも又違いますしね。時代が変わっていくんでしょうなぁ。

パルム事務長《判りました！シンプルだからこそ、浮かんだ計画でしょう！

TOP役員等からは考え付かない計画ですよ。あれこれ付属の事柄も考えますからね。

クローブエンジニア《随分又簡単に決まるもんなんだなぁ～。

ジョルジュ管理人長《いいや、散々話し合っている事でしょうよ。こちらとしても、色々な情報が得られますし、他国も要人の病院に関しては、苦労しているから、悪い話ではないと思うんですよ。

政治的な問題点はほぼ無くて、その他の事での関わりですし、僕達や研究所では精密機器等の流通はもう少し広げたいですから、商売にもなります。

パルム事務長《まぁ、お互い様と言う事で収まる話でしょう。

ジョルジュ管理人《そうだと思うのですよ。クスクス、、、どうせ、アイディア元は案外ターナー教室の連中だったりですよ。

クローブエンジニア《そんな若いもんの安易な考えでですかね？

ジョルジュ管理人《だから、裏表のない純然たる考えで、これからは若い世代も、関わりたいと言う事だと思えばよいのではないですかね？

パルム事務長《そうですよ。いかめしい顔して、大げさに会議開いた所で、裏切る国もありますしね。

若者のちょっとした約束事が、きっちり守られると言う事だってありますからね。この国自体がそうではないですか？
昔は教授達も、上の世代からは”馬鹿みたいな事を考えて...！“と言われていたそうですからね。

エリオットマネジャー《そうそう、スタートはまだ若い学生達が考えた『人にとって、理想的医療が出来る病院・大学・研究所』って言う事で、その為にはそれが可能な小さな国を作ろうだからね。馬鹿に出来ないよ。

ジョルジュ管理人長《僕もそう思いますよ。その話にずっと後に結婚した後に、僕は乗ったんです。

エリオットマネジャー《俺は強引に親族から、引きずりこまれたんだけれど、悪くない話だったよ。研究員達も優秀な人が集まったし、中身はなかなか濃いよ。

Dr.ローソン《大きく何かが変わるとは感じないけれど、大使館が出来ると言う事は、やはりこの国が少しは大きくなったと言う事になるんでしょうかね？

ルネ理事長《それはそうだよ。皆には即直接関わりはないだろうけれどね。

モーリス大学学長《われわれ、上層部は変わるだろうね。良い意味で変わらないと意味が無いでしょう。

パルム事務長《事務局は仕事の範囲が完全に広がりますね。でもけして悪い結果にはしないつもりですよ。参加国関係者が、いずれ増えてくるかもしれないし、小規模のままかもしれませんしね。

ジョルジュ管理人長《それは研究所もですよ。今までは全く関係なかった国ですが、新しい知識なりが得られるでしょうし、こちらも提供出来ないとね。

クローブエンジニア《セキュリティ部門はより早く情報は得られますね。まさかでしたが、かなり情報網は発達した国でしたからね。

やはり金融関係や、精密機器の国は小さいからって、馬鹿に出来ないですね。

リヴェール教授《友好国が増えたと喜びましょうよ。あれこれ悪い事考えるよりもね。今まで国交が無かったのが不思議なくらい、近い国なのですからね。

パルム事務長《僕は一度行った事ありますよ。仕事でとんぼ返りでしたけれどね。

エリオットマネジャー《俺は彼らの国の大使達より、自分の親族の方が無いと思っているよ。約束した事を半分も守ってくれてないからね。まったく酷いもんだよ。

リヴェール教授《マリアンヌの友達のロリエ夫人かい？母方の叔母さんだね。

ジョルジュ管理人長《僕達は今までどおりに、仕事して居ればよいだけですよ。

クローブエンジニア《却って、今回のセキュリティ関係の情報みたいに、いち早く知る事ができる様になるってことだな？

やはり金融関係に強い国は、一番情報網は発達しているんだな。

リヴェール教授《まぁ、連絡がすんだら適当にやってくるでしょう。ホテルの部屋を改装するかな！

Ｄr.マリアンヌ《最上階って皆がダンスパーティに使っている部屋の直ぐ上の会議室のあるフロァなのかしら？

リヴェール教授《いや、その上のもうワンフロァ会議室の予備のフロァがあるでしょう。そこはエレベーターも直行になっているのがついていますからね。

やっぱりそのくらいで無いと、此処は警備会社しか入っていませんからね。本当のペントハウスですよ。

ルネ理事長《警備会社の直ぐ横のエレベーターが専用ですよね。

モーリス大学学長《あちら側からも、当然警備が入るでしょう。

Dr.ローソン《ふふふ、、、セージ達が、今度ライモン君に会うときは雰囲気が違って、調子狂うだろうね。若くても彼が最も権威がある大使でくるんだからね。

リヴェール教授《いやいや、仕事で合う事は無いから、プライベートでの付き合いですから、今までどおりでしょう。それはライモン君の条件ですからね。

病気のことも考えたら、一番良い方法ではなかったかな？

クローブエンジニア《しかし、出逢ったらどんな態度で接すればよいんですかね。

Ｄr.マリアンヌ《大使館内とスーツ着ているときは仕事中ですから、黙って目礼すれば良いでしょうし、普段着の時は、今までどおりがご希望ですからね。

適当で良いのではないですか、自国ではそれができないから、此処に来たいのですからね。それで、ストレス解消するのですから！
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当たり前の事ですが、世の中には色々な環境の中で生まれて、予想も付かない世界で暮らして居る人が沢山いるのですね。全く考え方も違うでしょうし、マナーも違ったりして....面白いと言えば面白く興味深いですね。

はてなのブログを見ていても、ほぼ同じ時期なのに、まだ冬のところで。想像も付かない生活習慣であったり、エアコンの中で暑がっていたり、言葉も色々でそれが違う国となれば様々です。

しかし、非常にうまが合って、近い感覚で話せる遠い国の人もいたりするのです。大使館何時出来るんでしょうね。物語の世界が広がってきましたが、基本の基本はにゃん亭Cafeと言うティルームの物語です。

チェスを楽しみながらの休日です。

今日はMrs.Sugarとセージ君はチェスをすることにしました。チェス対決の時は、のんびりムードでお喋りしながらです。ミントさんたちが呆れる位、セージ君はMrs.Sugar相手だと楽しそうにお喋りです。

子供の時には普通だったのに、寮生活する頃の１０歳くらいから、だんだん無口になって家に居る時は、部屋で好きな事をやっていたり、皆と一緒の時間も、聞いているだけの事が多くなってきたそうです。

Dad達に言わせると、男の子は大人になりきってしまうまでは、そのようなものだと言っていましたが！始めて気まぐれでCafeに現れた１６歳くらいの時は、最初は無口でしたが、少し慣れて来るとMrs.Sugarとは、ニコニコ機嫌よく話していましたので、ミントさんは最初の吃驚でした。

凄い歳の差があっても、この２人はお喋りの種は尽きないようです。なので、アルバイトを頼んだのですが...
だからって、１日中喋っている訳ではありませんが！

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Mrs.Sugar《それで、ライモン君は皆に会わないで帰国しちゃったのね。

セージ《うん、多分そうなるって言っていたからね。迎えに来た秘書が結構厳しい人だそうだからね。

Mrs.Sugar《２３～４歳で秘書が居るなんて、やっぱり只者ではないのね。

セージも凄い人とお友達だったのね。普通に話していたけれど....

セージ《だって、遊び友達だからね。別に気を使う事はないだろう？

Mrs.Sugar《まぁ、そうよね。ちょっと待って、え～と！まったく私ってチェスは上達しないわねぇ～。

セージ《幾らでも待つから、どうぞゆっくり考えていいよ。

Mrs.Sugar《・・・・。。。。。......

セージ《ちょっとさぁ～Sugar、俺は別に良いけれどさ、足崩す時は、もう少しレディらしく足組んだら？

家では良いんだけれど、うっかり外でやったら、えらい事だぜ！

Mrs.Sugar《大丈夫よ、外では私ちゃんとお行儀良くしているんだから！　誰もまさか胡坐かいて、セージとチェスをやっているとは思わないわ。

一応目標はエレガントに歳取る予定なんですからね。ミントだって、家の中だとお行儀はよくないけれど、外に出たらまるで別人じゃぁないの！　マルは何時もお行儀が良くておしとやかなのよね。

セージ《まぁミントとくらべたらね。代わりに二卵性双生児だけれど、クランが男みたいな性格なんだよ。

Mrs.Sugar《はい、待って、こうするわ。

セージ《はい、どうぞ！

Mrs.Sugar《ちょっと、もう少し考え込んだりしないの！

Mrs.Sugar《ねぇ、それでセージは何でしたっけ、オムツの洗濯乾燥滅菌機を作り終わったの？

セージ《うん、ほとんど終わっているんだよ。そんなにややこしい物ではないんだよ。後はエルダー達が、俺の希望に近いエネルギー源を、開発して取り付けてくれたら、実験してみるんだよ。

ほぼ出来上がったら、様子見ながら、だんだん精巧な物にするかもしれないけれどね。

Mrs.Sugar《Baby水着のオムツは、大成功みたいよね。まだ一回しかプールに入っていないけれど、外からの水も入ってこなかったんですってね。

まったくオムツは濡れていないし、ラズリーたちも嫌がらずに水に入ったんですって？

セージ《そうだよ。後は普通のオムツも今作っているんだけれど、それがよければ、大人用のオムツや生理用品なども、同じような仕様で作って様子をみてみるんだよ。まったく、何処から俺なんかが関わって開発する事になってしまったんだかね。

レギンスがまぁまぁだったことからだよね。俺はもう、自分のやるべきことがあるから、それに戻るんだよ。後はメィスがやるだろう。

成功したら、メィスはプレートが増えるだろうし、洗濯乾燥滅菌機も完成したら、エルダーとフランツさんの名前が、プレートになるよ。

Mrs.Sugar《でも考えついたのはセージなんでしょう？開発者はセージなんじゃぁないの？まぁ、良いんだけれどね。

それが終われば、もう何時もの暮らしに戻れるのね🎵　私もお仕事慣れてきたら、かなりのんびり気ままな暮らしになるから、夕食は私が作るようにするからね！

せっかく講習会受けたんですから、夕食のとり方で、皮下脂肪などが付きにくくなるそうなのよ。

セージ《こらこら、膝を立てるなってば！もう、目のやり場に困るだろう。

Mrs.Sugar《気になるなら、見なければ良いのよ。

セージ《だって、目が行っちゃうんだもの。

Mrs.Sugar《私が膝立てたくらいで、目が行っちゃって気になるなんて、セージったら外で意図的に誘惑しようと思う人がいたら、あっという間に引っかかってしまうじゃぁないの。

もう危ないわねぇ～。外でアルコール飲まないから良いけれど、これで外でアルコール飲んで、酔っ払っちゃったら、直ぐ誘惑されちゃうわね。

ちょっと前から、ニュースで、日本の人気アイドルだった人が問題になっているでしょう？

セージ《あぁ、何だかずっとやっているよね！もう４０歳過ぎた人だろう？酔っ払って高校生にKissしちゃったって言てたけれど、日本て怖い国だよね。

強引にKissなんてするのも悪いけれどさぁ、彼の部屋に被害者から夜訪問しているんだろう？酔っ払っているのを承知で、強引に連れ込んだ訳じゃぁないんだろう？

普通は出かけないと思うんだよね。何か感じたから友達誘ったのかもだけれど、そんなくらいなら行かないね。

高校生は未成年だって相手が出来たら、親の前でだって、Kissくらいしている奴いるからね。まぁ有名人の事件だから、良いニュースソースだよね。

きっと彼はそれだけでなく、問題が他にもあったんだろうね。まぁ理由はどうであっても、自分の立場が分かっていない歌手だよ。日曜日のダッシュ村は楽しみにしていたから、残念だよなぁ～。もう見る事出来なくなっちゃったね！

Mrs.Sugar《まぁ、そんな被害者に少しでも不利な言い方うっかり言ったら、大変よ！欧米人とは感覚が違うんですからね！でもよくセージニュースの意味が分かったわよね？

セージ《何度もずっとやっているし、聞いているだけだから、何となくわかったよ。西欧人でも、アメリカ人ほどではなくても、挨拶のつもりで強くハグして、Kissする人少なくないからね。
日常的な事と言えばそうだからね。俺は嫌だから、そのように伝えるぜ。握手に変えちゃったりね。その人永久にもう仕事出来ないんだろう？

俺は、絶対に日本なんて行かないし、こちらに居ても、前有ったって事件みたいになる可能性があるから、とにかく女性が部屋に入ってきたら逃げるよ。

食堂とか大勢人が居る所意外ではね！そんな場所でだって、３ｍ以上は近づかないよ。

Mrs.Sugar《Ahahaha、、、それが間違いが無いでしょうね。私も気をつけるわ。

最近は結構日頃はきちんとしているような人の、性犯罪が多いでしょう？日本だけでなく、世界中からセクハラ問題が浮上しているのは何なんでしょうね？それも又何だか変な感じだわ。

セージ《どちらが、加害者かわからないよなぁ～。特に女性は悪意があったら、嘘付かれても、絶対に男が加害者になる事が多いからね。本当は女が加害者って事だってあるのになぁ～。

女の怖い所だよね。前に合ったって事件は、愛しているのを告白して、断られたから、急に憎くなって、罪人にしてしまったんだそうだからね。

大学の教授だったかで、大変な騒ぎだったんだぜ。はい、チェックメイト！

Mrs.Sugar《やっぱりね。チェスはこうなると思ったわ。男も場合に寄っては、ストーカーに変わってしまったりもするから、男女関係無く何かが変よね。

この国だからって、安心しきらない方が良いわね。そう言う意味では私達みたいな、物凄い歳の差婚が、こむぎさんなどからしたら、最も変だって言われちゃうんだけれどね。

セージ《俺達ほど離れていないけれど、凄い歳の差婚や妻が年上はこちらでは珍しくないよ。女性が年上の夫婦の方が、何時までも仲良くて、離婚率は少ないんだよ。

それはやっぱり、お互いが思いやりながら、暮らすからだと思うよ。

Mrs.Sugar《そうね。だってかなり話し合ったり、良く考えないと歳の差をクリア出来ない時も有るでしょうからね。

同じ歳同士の人みたいに、気楽に同棲してではないでしょう？子供の事も関わってきますものね。

セージ《一概に言えないだろうけれど、俺が知っている人は、きちんと籍も入れて結婚しているよ。

俺はSugarの事は色々考えた結果だけれど、Sugarはそんなに考えなかっただろう・笑　結婚はNanに任せちゃって！

入籍してでの結婚は手続きが、面倒なんだよ。万が一の時の慰謝料の事などもあるからね。

Mrs.Sugar《うちは子供が居ないから、気楽でしょう？優しくしてくれたセージが幸せになるようにが一番大事だわ～❤

セージ《Nothing matters when I'm with you.Life is simple, cause  you're the truth.You need a dream that will show you.What you've been missing.

Cause without you I can't sleep.And tell you time and time again how much I care.
I would be nothing with out you.

Mrs.Sugar《Together alive.　And you'll always be my baby.But I love you just the same.　　　　　
　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～💑

久しぶりに、セージ君はゆっくりMrs.Sugarに愛をささやいた気分です。何だかこのところは休みの日以外は、せわしなく過ぎていっていました。
出来れば普段から、もう少しゆっくりペースで過ごしたいのですが、なかなか思うようには行っていません。身近で、昨年からお産が有ったりもしましたし、人の出入りが制限されているのに、結構出入りがあったせいかもしれません。ま、そんな時も有るでしょう。何時も穏やかな日々が続く事は、ないでしょうからね。

サイクリングの後はお喋りを！

今朝はさわやかな朝になったので、セージ君とエルダー君は早い目にクラブルームに出て行きました。部屋の様子も見たいからなのですが、育児室の場所を便利な場所に移したいと言う事で、サイクルルームは移動したのです。

ライモン君も帰国したので、病室などから行きやすい場所でなくても良いだろうと、育児室はいずれ外遊びやプールに行きやすい、サイクルクラブルームの場所を明け渡したのです。サイクルクラブは、直接外には出られない部屋で、元診療所だった部屋に移りました。

エレベーターか階段でサイクルロードに出なくてはなりません。ターナー教室の２階に有りますが、少々狭い目ですが、Dr.ターナーやDr.マロウがクラブルームで転寝するには、便利な隠れ部屋です。

クラブルームが狭くなったのは、診療所の場所が少しずれて、処置室が前よりも広く取ったのです。大した引越しではなく、診療所が間仕切り壁を移動させて、同じフロァで、隣の部屋に引っ越しただけなのですが、壁が可動式になっているので、状況によって楽に巧く使えるようになっています。

まさかのちょっとしたBabyブームになったもので、この国では赤ちゃんは宝物なので、将来に向けて良い様に変更したのです。　　　　　　　　
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Dr.ターナー《うぃっす！サイクリングしてきたのかい？

セージ《おはようっす！

エルダー《あれっ！ターナーさん達は、今からサイクリングに行くの？

Dr.マロウ《俺達はもうとっくに、明け方にサイクリングに行ってきたんだよ。

ちょうどリハビリしたい患者さんが居るから、下見がてらね。車椅子の練習場も再確認してきて、ちょっと前に夜勤明けしたんだよ。

セージ《少しは眠れたんですか？凄いなぁ～、ターナー先輩そんな棚みたいなベッドも有ったんだぁ！

エルダー《何処でも休憩が取れるんだね。完全に体力勝負だよなぁ～。昨日はマロウさんも夜勤だったんだ。

Dr.ターナー《昨日は当直が少なかったからね。調子崩した患者がいて、万が一って事で待機していたら、一時的で済んだんだよ。

安定したようなので、ナースに頼んで仮眠室で寝ていたんだ。でも明け方見たら、完全に安定していたから、マロウと折角だから夜明けと共にサイクリングしながら、下見に行ったのさ。

セージ達が来て自転車で出て行って、その後に俺達は戻ってきたんだよ。

Dr.マロウ《いや夜勤じゃぁ無くて、普通に仕事が終わってプールに行って、サウナに入ってさ、心安らかにTVでもみて寝ようかなぁ～って、思ったとたんに緊急連絡だよ。ちょいと急変した患者さんが居るから、そのつもりで！って言うからね。

さっさと一眠りして、念のために出勤したんだよ。

セージ《凄いタフでないと、そんな暮らしばかり続けられないよなぁ～。２人とも歳の割にはお元気ですなぁ～！ケッコウ、ケッコウ。

エルダー《本当に、僕ちゃん達みたいに虚弱だと、医学部は無理ですね。あれっ、セージ、それはロードレースの案内状じゃぁないの？

セージ《うん、小さなロードレースを、オランダでやるみたいだよ。前にサイクルクラブ作るんだってネットで知り合いと話したから、送ってきたんじゃぁないかな？

“出場するようなクラブじゃぁ無いんだ”って言ってあるんだけれどね。

エルダー《５人しか居ないしね。そのうち一人は心臓が悪いし、２人は３０歳過ぎているしってね・笑

Dr.ターナー《お前ら３０歳代を馬鹿にするなよ。ちゃんとトレーニングしたら、まだまだ捨てたもんじゃぁないんだぜ！

Dr.マロウ《俺は３２歳だからな。何だよ考えたらクラブ員の年齢が１０歳も離れていて、間の年齢が居ないんだな。

セージ《でもさ、そのうち年齢制限付きで、２６～７歳のクラブ員が入ってきたら、いい感じの年齢構成になるじゃぁないの？ちゃんとトレーニングしたらね。

長距離じゃぁ無くてさ、１０キロとか５キロ位から有った様に思うよ。

エルダー《おや！セージやる気あるのかい？まぁ２～３年トレーニングしたら、遊びで位のつもりで居たら楽しいかもしれないな！

Dr.マロウ《何だよ、俺は３５～６歳で初レース参加かい？

セージ《そのつもりでって言うだけだよ。ロードレースの選手になんてなったら、もう酷い体になっちゃうんだぜ。

ツールドフランスの選手をTVで俺見たけれど、腰から足が凄くなっちゃってさ！服着ていると皆凄くスリムでかっこよいだろう？

エルダー《なに、脱いだらカッコ良くないのかい？

Dr.ターナー《だろうなぁ～。ちょと筋肉つけたくらいじゃぁ、あんな走りは出来ないよ。やっぱり、皆職業病じゃぁないけれど、あれも体が進化したって言うのか、良く使う所が異常発達するんだよな。

異常変形するっていうかさ。プロのスポーツ選手なんて、もう引退した時には、体中ボロボロなんていう人沢山居るからね。

セージ《そうそう、何でもちょっとばかり良い記録出すとさ、直ぐにスカウトマンみたいな人来るんだけれど、そんな話に乗ったら大変だよ。

まぁその道のプロになりたい人は別だけれどね。

エルダー《それでセージは、一度きりのジュニア大会だけで、水泳を辞めたんだね？

Dr.マロウ《普通は、大喜びでそんな話には飛びついて、オリンピックとか目指すんだろうけれどな・笑金メダル取ったら、のし上がるチャンスだもんなぁ～。

そこがさ、アッパーの家の人はそんな気はさらさらないんだよな。天晴れなくらいやる気しない人多いよな。遊びは別としてさ。

Dr.ターナー《いいんじゃぁないのか、セージは今くらいがセージらしいからな。

がり勉してこの大学に入って研究員になっただけでも、セージの家では変わり者のうちだろうからな。

セージ《うん、うちは爺さんが変わり者だったから、それ以降はDadも考古学を選考して、学芸員になって働いたし、俺も此処の大学受ける事は反対されなかったもの。

でも親族ではずっと変人一家って言われていたんだよ。最近は好きな道の仕事する人が出て来たようだけれどね。

エルダー《セージの家も格式高いんだね？本当は！　だから、ライモンと友達だったんだ。

セージ《ライモンは本当にスペシャルで、大公とは近い血筋なんだよ。あれでもさ、世の中がどう動くかによって、放棄しない限りは、テロとかで、間の継承者が死んじゃったりしたら、大公になるかもしれないんだよ。

エルダー《小さい国だって、言っても偉い人になる可能性もあるんだね。おいライモンなんて言っているのは今のうちだね！

Dr.ターナー《遊び仲間は、関係ないんだよ。ライモンの場合は特に、そうなっても、休暇で此処に来たら、まったくのお忍びで、自由を満喫しに来るだろうね。

一応持病は立派にあるんだからね。定期的に、ストレス解消するのも大事な事だよ。

Dr.マロウ《彼は継承したいのかい？そんな感じじゃぁないけれどな？

セージ《あいつは、いつか抜けたいんだよ。でも親が希望しているんだよね。ライモンは案外素直だから、何かやりたい目的があるわけではないから、言う事は聞いて置くって言う所だよ。

エルダー《それで、結婚も親が選んだ中からの相手と、結婚って言う事で納得しているんだ。もうそのように、洗脳されてしまっているんだね。

Dr.ターナー《特殊な家系がずっと何代も継承されて続いていると、例外も出るかもしれないけれど、遺伝子的に、そう言う立場になるのには、抵抗ないみたいだよ。

だから、血統って大事だともいえるし、面白いんだよな。知識も遺伝するからね。

Dr.マロウ《セージなんてもう完全にお爺さんの遺伝プラス教育も受けているからな。かなり厳しく躾けられても、畑違いの事をやるわけではないから、きっと面白いくらい、躾けの結果が見られたんじゃぁないかな？

医学者だった方だから、例外的に短期に結果が見られたかもしれないから、興味深い孫だったろうなぁ～。

セージ《えぇ~！俺はじゃぁやっぱり、ラットとかモルモットじゃないか。それって酷いよなぁ～。皆もさ、大体家は医者の家でしょう？

やっぱり家族の中で、観察したり分析して見てしまったりするんだろうね？もう、習性だろうからね？

Dr.ターナー《それはあるかもしれないよなぁ～。中には違う道に進む人も居るけれど、何となくやっぱり医学は嫌いじゃぁないものなぁ～。

観察力はある者が多いから、やっぱりリヴェール教授の考え通りに、アートカレッジは、必要な付属学校なんだよな。趣味かねて休みの日に、講座受けている奴結構居るからね。俺も一時彫刻やろうかな？って思った時期有ったからね。

セージ《そう言えばマロウさんなんかも、絵が上手だよね。ターナー先輩も絵が巧いけれどさ！

エルダー《俺が一番絵が下手かもしれないなぁ～。図面は描けるけれどさ絵となるとね。あまり絵は描かなかったしなぁ～。

Dr.マロウ《ターナーなんて裸婦のスケッチなんて、かなり巧いんだAhaha、、、

エルダー《嘘だぁ～。イメージじゃぁないよ。あっ！でも彫刻やろうと思ったっていうならなぁ～。特に外科の学生だったんでしょう？

何だかそう遠い世界ではないみたいな気がするよなぁ～。

セージ《あのさぁ、エルダーの考えは外れては居ないけれど、ちょっとデッサンが狂った絵くらいずれているような気がするよ。

妄想が多すぎるんじゃぁないの？骸骨の全身を描いたりしてとかさ！

Dr.マロウ《それはセージ君の妄想だろうが？外科や整形外科は“基本は骨だから!”とか言いそうだぜ。
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今日も、どうと言う事ない話をしながら、とてもリラックスした時間を過ごしたのです。適当に運動不足解消して、それぞれが仕事などにも趣味をつなげて、そして、似たような感性の年齢の違う仲間が、適当にお喋りする集いになるようです。

けして無駄な時間ではなく、貴重な無駄な時間と言う感じの、サイクルチームクラブになりつつあります。ライモン君も、きっと生まれて始めて、自分がやりたい事のために、知恵を絞って国で色々とやっている事でしょう。どんな連絡が来るか、セージ君とエルダー君はちょっと楽しみに待っているのです。

Dr.ターナー達には、何も言っていませんが、いずれバレてしまうかもでしょうね。

今日も元気にプールです ♪

かなり暖かで、初夏みたいな日でしたが、今朝はちょっとひんやりした朝になりました。今日はプールエクササイズの日ですから、Mrs.Sugarはセージ君を送った後にマダムシャノアールの所に寄って少々お喋りして、家に帰ったら縫い物です。

一応次の季節に着る物を作りかけなのです。次のデザインの講義の時には、新しい服を着ていくつもりです。今日はプールの日でもあるので、少しテキパキと計画的に過ごします。

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Mme.シャノアール《何だかはっきりしない陽気だねぇ～。風引かないようにするんだよ。

ルナル《ジャンは汗かいたらそのままにしないで、ちゃんと着替えるのよ。アンタ大雑把だから、返事だけ良いけれど、若くたって風引くんだからね。

ジャンティ《解っているよ。みんなに移しちゃったら大変だからね。そのくらいはちゃんと自己管理位出来るよ。店やっている者の常識くらいあるんだぜ。

ルナル《最近はよくセルフィーユとプールとか行っているんだってね！

ジャンティ《あぁ、そうしてサウナに入ると、肌がツルツルになるんだぜ・笑　もうね、俺も２２歳だから気をつけないとな。

そろそろ良い相手も見つけないと、ルナルみたいに行きそこなうからな！

Mme.シャノアール《ジャンは言う事だけは一丁前の事言っているけれどさ、精神年齢は一番低いんじゃぁないかねぇ～。

真面目に女性と付き合えるようじゃぁないとね。ナンパばかり巧くたって、何にもならないんだからね！

ジャンティ《何だよぉ。最初はナンパみたいなもので、知り合う事が多いだろう？知り合って気があったら、ちゃんと付き合えば良いんだからさ。

ルナル《まぁ、それはそうなんだけれどね。少し図書館とか行って、本を読んで賢くならないと、この国の女の子は頭良い子が多いですからね。

Mme.シャノアール《そうだよ。アンタ会計士だったっけ“勉強して資格でも取ろうか！”って、何度か聞いたような気がするんだけれどねぇ～。

思うばかり、口先ばかりなら何だっていえるんだよ。なるべく若いうちに、勉強や試験物は取った方が楽だよ。

ジャンティ《判ったよ。そうだ、髪を切りにいって、カラーリングするって予約入れなくちゃぁな。今結構混んでいるみたいなんだよ。

ちょっとスッキリさわやかなイメージにならなくちゃぁ～。そうしたら、気分を変えて始めるよ。

ルナル《そうそう、私も美容院は予約入れてあるのよね。髪の色明るくしようと思ってね！ローズさんのところで、メイクの仕方も習って見ようと思っているのよね🎵　

女っぽく変身だわ。彼女達のお店が出来ているの知っていた？

ジャンティ《CafeのMrs.ローリーなんて、ばっさり髪を切って、メイクも習ったら黙っていたら、もう別人みたいにセクシーな、いい女になったって、セルフィーユが言ってたよ。毎月やるダンスパーティに夫婦で行っているんだってさ。

Mme.シャノアール《黙っていたらってまぁ、言いたい事いっちゃって！　あんた達も金曜日の夜なんだから、めかしこんで誰か誘ってダンスパーティに行ったら良いさ！　パーティの日くらい早く店をしめたって良いんだからね。

ジャンティ《そうだね。今度の時は考えて見るさ。

ルナル《ジャン、アンタ気になる子が誰かいたんじゃぁなかったっけ？

カイザー《おやおや、いいなぁ~気になる子が居るのかい？生意気な！

Mme.シャノアール《なんだい気になる子が居るのかい？そう言うのは、ある程度煮詰まったら、さっさと進めないと、駄目になってしまうんだよ。

何でもタイミングは大事だからね。

ジャンティ《はぁ～、ふぅ～。そのタイミングが合わなくてね。もう終わっちゃったんだ。

ルナル《なんだぁ～。ジャンらしくなく慎重だったのね。結構本気だったんだぁ笑

Mme.シャノアール《でもまぁ、それは縁が無かったのさ。もともともう相手が、居たんじゃぁないのかい？トラブルにならなくて良かったよ。

ルナル《まずは完全に、独り者かどうか確かめてからよね。此処は男女間のトラブルは厳しいからね。

独り者同士の恋愛は、よほどトラブルが起きない限りは自由ですけれどね。

ルナル《あらっ、皆さんお揃いでいらっしゃ～い。

Mrs.Sugar《そこで、皆さんと出会ったのよ🎵

アントニオ《おはようっす。コーヒーをください。

クローネ《よっこらしょっと！何だいMrs.Sugarは今日はもうプールかい？

カイザー《プールは夕方ですよ。親友に逢に来たんでしょう？仲がよいんだからね。

Mme.シャノアール《おや、今朝はセージは一緒じゃぁなかったんだね？

ジャンティ《何となく朝はカップルで現れないと、変な感じだよなぁ～。でも本当に朝一人は珍しいね。そうか、今彼は忙しいんだ！　

何だかやる事があるって、この間皆で来たときに話していたものね。

クローネ《ターナー教室は、結構忙しそうだよな！

アントニオ《セージ君は教室と研究所と、図書館を行ったりきたりしているものなぁ～。

Mrs.Sugar《あらっ、そうなの？　何か作り始めたって言っていたけれどね。まぁ、お仕事は適当に忙しくないとね。

でも特に凄く忙しいとは言っていなかったと思うけれどね。

カイザー《Sugarさん、此処へ座ると良いよ。俺そちら側に行くから！

Mme.シャノアール《あらぁ、悪いわね。私が奥に行っても良いんだけれど、まぁありがとうね。Sugarここで話をしようよ。それで寄ってくれたんだろう？

Mrs.Sugar《ありがとう。あのね、糸や小物も注文したいのよね。新しい服縫っているんだけれど、足りなくなりそうだわ。来るまで時間掛かるでしょう？

ジャンティ《１０日くらいかなぁ～。ちょっと早く荷がつくようになったんですよ。

ルナル《あらっ、今度はどんな服が出来てくるかしら？　何時も見るの楽しみなのよね。カップルのペァのデザインでしょう？　皆きっと楽しみにしているわよ。

カイザー《俺もベスト注文してあるんだよ。後はラフな普段着ね。休みの日はあれ着ていると、着心地良くてさぁ、ほっとするよ。

ゆったりしているのが余計に寛げるんだね。

Mme.シャノアール《３サイズくらいあるんだっけ？セージの大きさならLサイズだろうしさ！でもあの大きさじゃぁ、フランス人などには大きすぎだからね。

ジャンティ《でも俺はLサイズだぜ。背はセージ君よりも少し低いけれど、体格は負けていないからね！

ルナル《ジャンは大柄だからね。セルフィーユなんて、ブカブカ出来ているわよ。

あの子は背は有っても華奢だからね。細長いのよね。

Mrs.Sugar《そうそう、セルフィーユは、前ブティックに来ていたバニラさんが、モデル体型だって言っていたわよ。

“エルダ君ーとセルフィーユはファッションショーの時に借りたいくらいだわ”って言っていたのよ。

カイザー《おや、あの人は以前は、セージ君にもご執心だったのに、変更かい？　気の多い人だったよなぁ。

Mrs.Sugar《私が怪我した時に、セージに睨まれてからは、セージの姿見えると気配を消しちゃうようになったのよ・笑　
男性に睨まれたのは生まれて始めてですって！何時も可愛いってモテていたみたいよ。

Mme.シャノアール《セージが人の事睨むなんて、珍しい事があったものだよね。

カイザー《あれはね、流石にセージ君も許せなかったんだろうね。日頃おおらかな性格の人が怒ったら収まりが付かないんだよね。

年中直ぐに怒る人は、案外寛大だけれどさ。反対に日頃寛大な人が腹を立てた時は、もう絶対に許せないんだろうね。仕方が無いさ。あれだけの事故を、不注意から起こしたんだからね。

皆にも良い薬になったよね。でもSugarさん本当に元気になってよかったですね。

Mme.シャノアール《Sugarは強運なんだよ。手相見ても、もう吃驚するような手相をしているんだよ...でも、女としてはあまり運が強過ぎるのは、幸せにはなれないんだけれど、いい塩梅にセージと結婚したから、Sugarの強い運を代わりに使えば両方が楽になるのさ！

セージなら、良い運を無駄に使う事はないからね。

ジャンティ《強運って言うけれど、どういうのが強運なんだよ？女は運が強いのは良くないというのも、意味不明だよ。手相何て迷信じゃぁないのかい？

Mrs.Sugar《そうそう、私ね何人もの人に“占い師に見てもらったら！”って言われて、占い師って怪しい人のような気がして、学校に行って勉強したのよ。アリストテレスの頃から掌は見たそうよ。

自分で見てもだし、何人ものちゃんと勉強した、色々な占いをする人に見てもらっても、皆に同じ事言われたわ。強運ってどう言うのが強運って言うのか聞いたのよ。

そうしたらね、物凄い事故に巻き込まれて、皆死んじゃったり大怪我しても、かすり傷くらいで済んじゃったりするのとかですって！

でもね、飛行機事故とかで、海に落ちちゃったり、ジャングルの中に落ちて、一人だけかすり傷だったりしたら嫌だわ。

一人でずっと漂流するなんて、凄く大変じゃぁないの。即死の方が私は良いわ！

ルナル《確かにねぇ～。周りは地獄を見る様でしょうしね。

アントニオ《あぁ～、判った！　Mrs.Sugarはだから確か毎年、何だか命落とすくらいの事故に遭ったり、病気しているのに、助かっているんだね。　きっとそれは強運だからだよ。

Mme.シャノアール《それにね。不思議な事に。セージも同じように、夫婦で両手にエンゼルクロスがあるし、ラッキーMがスタンプで押したみたいに、刻まれている同士なんだよ。

２人とも生まれた時や生まれて直ぐに、死ぬような事に出会っているというのも、エンゼルクロスが刻まれる条件だって聞いたよ。

私も沢山の人の掌を見たけれど、そんなカップルは始めてみたもの。もう運命の出会いなんだよ。

セージはSugarの強すぎる運を、上手に吸収して、よい事に使うだろうからね。

ジャンティ《へぇ～そうなんだ！　それにしても、２人揃って暢気で気ままなエンゼルなんだよなぁ～。

ルナル《Ahahaha、、、、確かにね。でもすごいわよね。くっきりとエンゼルクロスが入っているなんて！シャノから聞いていたけれど、本物のエンゼルクロスの入った掌見たの初めてだったわよ。

それも夫婦して、掌がペアルックだなんてね。ほとんど同じ掌なのよ！

Mrs.Sugar《う～ん、まぁ私はこの歳になって、セージと出会って結婚したので、始めてラッキーMだとかエンゼルクロスって、偶然ばかりでなく、運命的出会いかしらねぇ～って思ったんだけれどね。でも似てはいるけれど、同じではないわよ。

確かに私は此処へ移民するまでは、色々大変だったものねぇ～。でもね、何とかなるものよね。それ以上悪いことはないだろうって、普通に過ごすようにしていたわ。

そのとき出来る楽しみは、やってしまおうって、何時も思っていたしね。

さぁて、私は帰ったら縫い物をして...シャノ、夕方はプールで又逢いましょうねぇ！
　　　　💖～～～～～～～～～～～～～～～💕

Mrs.Sugarは皆より一足早く、家に帰る事にしました。何時ものように、気ままな足取りで、周囲にある木々や雑草の花など眺めたりと、道草食いながらの帰宅です。もちろん鼻歌も歌いながら・・・

Thank the stars it's Friday♪　
I'm burning like ...... wild on Saturday~♪
Guess I won't ...... on Sunday♪
I'll be waiting for love, waiting for love♪To come around・・・

と歌いながら、又ちょっぴり若くして亡くなった、遠い国の若者を残念に思ったのでした。

新しい服を縫わなくちゃぁね！

今日は初夏の香りがする風がわずかに吹いている気持ちが良い朝です。　でも時々、とんでもない寒気が入ってくる日もあるので、風邪を引かないように気をつけねばです。
幸い日本のような花粉症はありませんから、朝の散歩も気持ちが良いのです。

途中までセージ君を送っていき、今日は帰ったら縫い物をするつもりです。もう少し新しい服を縫いたいと思っています。毎度の事ながら、疲れるまで根をつめないようにさりげなく言われてしまいます。

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Mrs.Sugar《後２~３枚縫ったら今年はお終いにするつもりよ。美容院も行きたいしね。

セージ《美容院は混んでいたの？予約制なのかい？朝俺がやってあげるよ。

Mrs.Sugar《そうなのよ。予約なのよ。まだちょっと先だわ。やっぱりみんな季節の変わり目はお洒落などしたくなるんでしょうね。

季節が人に与える影響って面白いわよね。目に見えないのに、気分が勝手にそう思ってしまうんですからね。

セージ《そうだね。俺はもう適当に、毎月気が向いた時に行っているよ。センターポイントに用事があった時にね。

Mrs.Sugar《センターポイントてショッピングセンターの事？そんな名前があったの！知らなかったわ。

美容院に予約して行くのは、本当に何年ぶりかしらねぇ？此処にくるときにはもうベリーショートにして来たんですものね。

相性のよい美容師さんが、見つかるかどうか解らなかったんですものね。

セージ《よかったね。気分転換になるなら良いけれど、でも俺で構わなければちゃんと俺と一緒にやればよいんだから、やるからね。

良い美容師さんが見つかって、それではもう暫くこのまま予約して通うんだね。あのピンカールの頭はもう勘弁してよね。痛くて側に寄れないんだもの。
じゃぁ、さっさと仕事が終わったら、帰るからね。
　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～～💑

Mrs.Sugar《さぁて、まずは準備運動に少しダンスをして、それから始めましょうかしらね。
今日はめちゃめちゃオールディズで、The Rolling Stonesね。あの顔でラヴソングって思ってしまうけれど、結構ロマンチックな曲も歌っているのよね。

顔で判断しちゃぁいけないんだけれどね。

Mrs.Sugar《でもこの曲の頃はミックジャガーも可愛いわね。まだ凄く若かったから！　そうそう、ジャックスパロウのお父さん役にキースが出ていたけれど、あんなにピッタリとは思わなかったわ・笑

Mrs.Sugar《But Angie, Angie,.......Everywhere I look I see your eyes　♪　

Mrs.Sugar《But Angie, Angie,ain't it good to be alive　.....🎵
It's good to be aliveて生きているって素晴らしいて言う意味よね？

Mrs.Sugar《英語は英語頭で理解すればよいって昔、英語のレッスン受けた時に言われたわね。

凄い難しいんだけれど、あっけないくらい雰囲気で話したらピッタリだったりするし！

Mrs.Sugar《ふん、ふふん.....♪今でも電話での会話はセージやミント達一部だけ以外は苦手なのよね。そう言うとセージはニヤニヤしてそれでいいんだよって言うんだけれどね。

Mrs.Sugar《あっ！嫌だわ。やっぱりこんな緩いステップなのに、足がもつれそうになるなんて！本当に歳は取りたくないわねぇ～。

出来そうなうちにテニスをやっておきたいと思ったけれど、此処はコートが無いのよね。その内作るって言っていたけれど、その内と何とかはでた事がないっていうからね。

Mrs.Sugar《Lalalala.........🎶そうだわ、事務所に地球儀が届いているって連絡があったそうだけれど、やっぱりこの国では掲示板が便利よね。

一応無期限でどうぞらしいのよね。重たい地球儀らしいからセージについでの時に頼まなくちゃぁね。

Mrs.Sugar《地球儀ってそんなに重かったかしらね？でも楽しみだわぁ～♪　無期限って言われても、もし壊しちゃったら困るわよね。

さて、遊んでいないで縫い物しなくっちゃぁね。最近良くセージが履いているハーフパンツと同じ物を売りたいって言ってたのよね。

見本を１枚縫ってしまいましょう。後は私の服とセージの服縫いたいしね。

Mrs.Sugar《あらっ、新曲？　う~ん、彼も最近ヒット曲出していて.....考えたら歌手も大変な仕事よね。歌は巧くて当たり前ですし、声もね！　好みがあるけれど、曲も良くないと売れないし、見た目も出来るだけ良い方が良いしね。家庭運なんて全くないでしょうしね。

Mrs.Sugar《大当たりしてヒット曲何曲も出したら、セレブになるはずよね。歌手かスポーツ選手が出世の道だそうだからね。
でも有名人になると、ライモン君と同じに、あんまり自由は無いみたいで、家柄が良い人のほうがもっと制約が多くて、気の毒よねぇ。

巧くいったら面白い事になるってセージが言っていたけれど、いったい何が起きるのかしらね。

夏休みまでに結果が出るはずだって言ってたわよね。夏って言えばセージも今年で２２歳になるじゃぁないの！　

始めて来たのは１６歳？になったばかりの日だったものねぇ～６年経ったのね。

Mrs.Sugar《私も何歳まで生きるのか解らないけれど、Nanみたいに元気なら長生きも良いけれど、寝たきりとか、ボケちゃって長生きしてもねぇ～。

幾らセージが優しく介護してくれたって、幸福感は得られないんじゃぁないかしら？

幸せな事だって言ったりするけれど、優しくされればされるほど、辛いって事もあるかもしれないものね。

セージは自分の事だけ判ってくれて、笑ってくれたら、全然大変な事じゃぁないからって！
それは日本人の感覚からしたら、ありえないように思うのよね。男性は介護が下手な人が多いのよねぇ～。

でもセージは日本人じゃぁ無いし、宗教観の違いかもしれないけれど、キリスト教の考え方がそうなのか、プラス個人的な考えよね。
奉仕の精神とか、死に対する気持ちは凄く違うわよね。

この国の考えと同じで、どうする事が人にとって一番よいことなのかが問題なのよね。

介護されて辛くても、相手がそれでも生きていて、側に居てくれた方が幸せだって言うなら、辛いなんて思わないで燃え尽きるまで、生きなければ愛情に応えられないしねぇ～。

１２０歳くらいまで生きられるって言うけれど、そうなったらまだ何十年も生きるのよね。
何だか考えただけで、疲れそうだわぁ～。

Nanは凄くお元気だけれど、セージが本当に幸せなのを、見届けないと死ぬわけには行かないって！
たくましいわよね。あんなに超高齢なのに、まだ孫の心配をしているなんてね。
　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～💖

今日も音楽聴きながら、歌ったり踊ったり、楽しみながら縫い物の日になりましたが、やはり何時も一人になると思うのは、自分の老後はどうなるのかしらと言う事ですね。

これだけは、一人の時ほど気楽に考えられなくなってしまいます。愛情が深くなっていくほどに、悩ましい問題なのですね。長らく思い悩んでいられない性格のMrs.Sugarですから、セージ君が楽しみにしている、５年経ったら１年間の有給休暇にはゆっくりハネムーンの楽しみと言うから、元気に行かなくちゃぁ～♪と考えがコロッと変わったりします。

この国では５年ごとに１年間有給休暇が取れます。ずっと遊んでいても良いし、他国の学校に留学する者も居るのです。とんでもない場所に,旅に行くのも良いかもしれませんね。最終的に楽しい考えの方に行ってしまうのが、Mrs.Sugarなのです。