セージ君の実家に突然招待され、家族の中だけで結婚してしまったのです。

昨晩、もう寝ようと思っていたところにセージがやってきて”突然の事だけれど明日日帰りで、実家に一緒に行って欲しいんだけれど....“と言ってきました。

珍しく情けない顔して、ちょっとイラついた雰囲気で、頼んできたのです。理由はお婆様からの電話で、今ご両親が何年ぶりかで帰ってきて、姉達も来ているしめったになく家族そろっているので”セミフォーマルでSUGARMAMAと一緒に帰ってくるように“と言う願い事だったようです。

もう高齢のお婆様は、皆に紹介しておきたいと言ってきたそうなのです。セージ君は最もな話と分かっていますが、まだ付き合い始めたばかりです。

知り合ってからは何年か経っていますが、SUGARMAMAとは、やっと親密になってきたばかりです。

セージ君も勉強g凄く忙しい時なのです。行くとなると日帰りで朝一で立たないとなりませんから、凄く恐縮した感じで伝えにきたのです。

しかし、そこは結構良くも悪くも能天気なSUGARMAMAですから、セージの気持ちも察して、即ＯＫと言う事になりました。

それでセージ君は、やれやれなのですが、いったいどう言う話の展開になるのかが、気になるところです。何しろ日頃から「我が家系はアメリカ映画の、アダムスファミリーだから・・・」と言う家族なそうで！

ところが良くしたもので、SUGARMAMAはそれを知っていた映画で、物好きですから、興味をそそられてＯＫと言う下心が...。

セージ君ははひとりで、話が壊れるのではと、心痛めているようです。

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セージ/SUGAR 急な話でゴメンネ！　本当に申し訳ない。

SUGARMAMA/あらぁ～気にしないでいいのよ。ご挨拶すればよいだけでしょう？マナーを知らないっていわれないかしら...。

ドレスはセージのリクエストのこのドレスで良いのね。

セージ/うん、ありがとう。セミフォーマルでって言うから、初めてSUGARとダンスを踊ったそのドレス俺好きなんだよ。とてもよく似合っているしぃ💕

SUGARMAMA/皆さんに私気に入っていただけるかどうかわからないけれど、まぁ楽しい旅にしましょう。なるようになるでしょう。

セージ/Nanと両親は、失礼な事聞くかもしれないけれど、気を悪くしないで欲しいんだ。多分ミント達がフォローしてくれていると思うんだけれど、ミントは余計な事も言うからなぁ～マルがいるから大丈夫と思うけれど・・・

SUGARMAMA/万が一何か言われても、私はセージが一緒だから大丈夫よ。ここで気をもんでいても仕方ないじゃぁないの！さぁ遅くなるといけないから行きましょう。

セージ/いずれ家族には逢ってもらいたかったかったんだけれど、あまりにも急だから！SUGAR疲れが溜まらないといいんだけれどなぁ・・・

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と言う事で、超特急でセージの実家に到着して、バトラーの出迎えを受けたのです。今はまだ遅い夏休みを取っている者もいるので、使用人も少ない時だそうですが、メイドさんも一人いました。

Nan/セージたちが来たらまずお部屋にお通しして、一人ずつと私は話があるので、そのように伝えてね。　
SUGARさんを先にお連れしてね。２人で少し話したいのよ。終わったらセージを入れ替わりに呼んで、別々にお話ししたいので・・・

バトラー/かしこまりました。

Nan/そうそう、お茶はお部屋の方で、待っている間に飲めるようにも、用意してくださいね。大事なお客様ですから・・・

バトラー/いらっしゃいませ。お疲れでしょうが、すぐに大奥様は一人ひとりお話ししたいそうなので、セージ様は部屋でお待ちください。SUGAR様はこちらにいらしてください。

SUGARMAMA/初めましてSUGARと申します。今日はお招きいただいてありがとうございます。

Nan/まぁまぁ、急な事でお忙しかったでしょう？　ここの私の隣に座られて、お顔をよく見せてくださいな。

丁度セージの両親が急に帰って参ったものですから、彼らにも息子が愛している方を合わせたくて！仕事が忙しいので、滅多に帰って来ないんですよ。　

むふふ、、、そう言いながら、私もとても貴女にお逢いしたかったのよ。もう歳ですから、何時かって思っていたらお逢いできないことにもなりかねないですからね。今ならまだ足腰は不自由ですが、お口だけは達者ですからね・笑

SUGARMAMA/とてもお元気でいらっしゃると、伺っておりましたよ。

Nan/ハーイ！今のところはね・笑　一番下の孫のセージが結婚するまでは、元気でいたいと思っておりますけれど、こればかりは解りませんからね。

SUGARさんはセージから聞いた以上の方だとわかりますよ。ミントやマルベリーからも、聴いていましたが、今回帰って来た時に詳しく聞かせてもらいました。

失礼ながら色々調べさせても頂きましたよ。パーフエクトでした。

しっかり者の大奥様と言う感じで、ポイントを押さえた会話がテキパキと進みました。今日は少し限よく知りたいので話が長くなりました。

Nan/ではセージの考えを聞いて、こちらでお話しを進めてもよろしいですか？年齢差の事やバツイチである事は気になさらずにね。　

実は家系はみな夫の方が年下なんですのよ・笑　ですからお話を聞いた時には、可笑しかったんですのよ。バツイチの姉孫もいますしね。

あなた達の場合は又年齢差は結構離れていますが、愛情が深ければ、２人で大概の事は乗り越えていけますよ。

早急に話を進めてしまう事になるかもしれませんが、やはり歳の差を考えないとならないところですわ。それと、元気と言いましても、私が元気な間にセージには結婚して欲しかったんですよ。

これをチャンスに、SUGARさんの言われるとおりに、若い気に戻って！幸せになれる事を願っていますからね。
そうそう、私の事は皆と同じにNanと呼んでくださいな。では部屋で休んでお待ちくださいね。セージは何にも話していないので、驚くかもですが！此処へ来るように言ってくださいな。突然の話で、驚かれたでしょうけれど、人生には突然の出来事は有るものですわ。

SUGARMAMA/はい、よく解ります。お任せいたしますので、又後程....。

Nan]/決して悪いようにはいたしませんからね。安心していてくださいね。セージには、これを機会に人生の勉強もしてもらうつもりですから、心配なさらないでね。

セージが歳下でも、SUGARさんはいっぱい彼に甘えてくださいね。男を甘やかしてはいけませんよ。むしろ、良い夫婦になるにはそうしなければなりませんよ。

セージは身も心も任せられる夫になるように勉強をさせなけば.....一応幼い時から躾けてはありますけれど、いよいよ実践ですわね。

それは決まれば、又今日すぐに父親が彼に話すでしょう。

妻一人守れなくては、ジェントルマンとは言えません。あの子はまだまだ苦労が足りなさすぎですからね！Ohohohohoゝ、、、、

Nan/御帰りセージ！突然の事で不満そうね？話は早く進めた方が、良いと思ったのですよ。物事には時期が有りますからね。それにもう何時私もお迎えが来てもおかしく無い歳ですからね。

セージ/俺は自分の家だから良いけれど、彼女は初めて来る家だから、突然今日帰国だなんて、心の準備が出来ていないでしょう？ま、Dad達が急に帰国したそうだけれどね。

Nan/セージあなた、何れは結婚したいのでしょう？人生には心の準備する暇なく、急にの出来事も多々あるんですよ。何か彼女は困っていました？

不満をお前に言ったのかしら？今話したら、そんな感じではありませんでしたよ。

セージ/それが、凄い気楽にＯＫって楽しそうに言ったんだよね。時間の都合もついたんでね。スムーズにスキップも出来て、進級も早く飛ばして、巧く進んだんだよ。

凄くラッキーで、本当に僕はホッとしたよ。

Nan/それこそ良い時期だったのよ。SUGARさんは、セージにはピッタリの相手じゃぁないの！我が家の嫁だわ！突然の出来事に腹を立てたり、文句を言うような女性に、セージの相手は務まらないわ。

セージ/嫁？まだそんな話彼女にしていないよ。やっと付き合い始めたばかりだからね。知り合ってからは、けっこう経つけれどね。

Nan/いいのいいの、私も楽しくお話ししましたよ。彼女もたくさんの笑顔でお話しいたしましたよ。　セージ、あなたはまだ未熟者ですけれど、女性を見る目だけは肥えているわね。　

Nan/どうやらっ女性を見る目だけは、狂ってはいないようね。あなたにとっては最高の相手を見つけたわね。

我が家のファミリーに最適な人でもあるわ。一生責任をもって、大事にしないとだめよ。今のセージはまだまだ、これから沢山苦難もあると思いますからね。

あなたが命かけても、守り切らないと駄目なのよ。わかっているわね？

セージ/もちろん良く判っているよ。でも僕はまだ結婚の話までは、具体的には話し合っていないんだよ。
だって、やっとまだ告白したばかりなんだからね。Kissさえまともにしていないんだよ。SUGARは日本人だから、あまりKissの習慣がない国だそうだしね。

Nan/Ohohoho、、、、そう、ちょっと変わった習慣の国のようですよ。もし彼女がOKだったら、直ぐに結婚しても良いのではないかしら？　私が元気でいるうちは、見守ってあげられるけれど見守るだけですよ。

これから、色々な試練もあると思うわよ。守るのはセージなのよ。自信がなかったら、結婚の話は実らないわ。それから、彼女の年齢を考えたら、介護や看護と言う仕事もあるのを忘れないのよ。甘い夢ばかりではなく、愛する人が居るのは、苦しい事も多くなるんですからね。出来ないなら、今のうちに話は進めない方が良いでしょう。

今日は両親共珍しく帰ってきているのですから、もう結婚したらどうかしら？　彼女はセージに任せるといっていたわ。

まだ考える時間が必要かしら？　少しでも長い時間一緒に過ごしたかったら、同世代ではないんですから、早い方が良いでしょう？

セージ/そりゃぁ彼女がＯＫしてくれれば、僕は結婚したいよ。でも俺なりに計画を立てていたんだよ。色々Dad達と話はしたよ。

Nan/どんなお付き合いしているのか分かりませんけれど、本当に愛していたら、心身とも愛さないとパーフエクトではないわ。プラトニックでは判らない事もありますよ。

では結婚するのね？国際結婚には手間がかかるから、丁度３ヶ月位は、事実上だけの結婚ね。大丈夫と思ったら、手続きをとりましょう。

巧く行きそうになかったら、慰謝料を払って、終わらせると良いわ。試験など遭って、忙しい時期でしょうけれど、そんな事は理由になりませんよ。結婚すると言うのは、困難を２人で乗り越えて行く事ですからね。

では、良いならもうみんなが、揃うでしょうから、又後でね・・・

ミント/はーい！SUGAR思わぬ日になったわね。

 マルベリー/気楽になさってね。こちらが、私たちの両親です。珍しく帰国してきたものですから、丁度良いチャンスかと少しおせっかいやきました。

 Mum/初めまして！よろしくお願いいたしますね。

 SUGARMAMA/SUGARと申します。本日はお招きいただきまして、ありがとうございます。

Dad/初めまして貴女がセージが夢中になってしまった SUGARだね？今日から娘が一人増えるのかな・本当にどちらを向いても我が家は女ばかりだなぁ・・・笑

 Mum /アナタ初めてお会いしたのに失礼ですよ。

セージ/本当に上から下まで女がいっぱい！　まるでアダムスファミリーみたいに変わり者ばかりだから、SUGAR細かい事は気にしないでね。

ミント/すぐにセージはそういうけれど、SUGARは知ってるでしょうけれど、私はモンスターじゃぁない唯一の人間だからね！

マルベリー/アダムスファミリーとはよく言ったもんだわ。AHAHAHA、、、

ミント/セージもやっとプロポーズ出来て、良かったわね。DadとMumみたいにいくつになっても、パワフルにラブラブにならなくちゃぁね。

少し分けてもらったら？　あなた達本当に淡白なカップルって感じで.....セージはそうじゃぁないかと思ってたけれど、結構ポーカフエィスだしぃ。

私が露骨に、何となく聞きにくかったって思ったのが、そもそも微妙な関係だったのよね・笑

Dad/なんだ、なんだ！まだpeck on the cheekばかりじゃぁなぁ～。では、まずは親が模範演技で教えないとかな....。
”You're my only reason　I've got fire for a heart❤“

さぁセージ忘れないうちに・・・情熱的にやらなくちゃぁな・笑　彼女の心に灯がともるように優しく激しくだよ。

ミント/もおぉー子供の前で激しすぎるくらいなんだから、のけぞっちゃうわぁ～吃驚したでしょう？　うちって昔からこうなのよぉ～。

ン？でも他国の習慣と比べたら、これでも控えめかしら？

セージ/ではお言葉どおりに...。皆の前の方が俺は気分は楽なんだよね。せっかくフォーマルで来たんだから、一応誓いをたてるよ。今は式などはあげないけれど
”Be there when you're old To have and to hold　MySUGAR💕“

SUGARMAMA/それでは私もI'll do my best to live up to your expectations 💕で良かったでしょうか！

全員/It is the words that are perfect traditionally.

セージ/それじゃぁ、帰りが遅くなるから帰るよ。昨日から俺の研究課題に付き合ってもらって彼女は疲れているんだ。

 Dad/それじゃぁ２人とも体に気を付けて、毎日が幸せになるんだよ。今回はお前も研究など頑張ったな！　まだまだこれからだよ。

自分の研究ばかりに夢中になって、彼女を忘れるなよ！　最も、その反対で愛してばかりも困るけれど、そこのところは工夫してやるんだよ。

セージ/うんありがとう。久々に熱烈ラブシーンで、刺激されて初Kissできちゃったよ・笑　Dadも体気を付けて！

Dad/なんだお前案外だらしないなぁ・・・うん、ありがとう。お前たちも体に気を付けて元気でな。

Dad/じゃぁ、SUGARセージをよろしくフォローしてやってください。そして、沢山愛してもらうんだよ。歳の差なんて気にならなくなるからね。

これは間違いなしだ。

Mum/ちょっとアナタ！kissが長すぎますよ！　まったく、困ったもんだわ。

Mum/それでは、息子はあなたに差し上げるから、お好きなよう美味しくお料理してちょうだい・笑

SUGARMAMA/はいありがとうございます。遠慮なくフレッシュな素材をいただきます。

Nan/それでは、後はセージと相談して時期が来たら色々と手続きもして決めますが、宜しいですね？

SUGARMAMA/はい、お任せいたします。

Dad/あっ！それから、今日は僕たちからプレゼントがあるから、ぜひ受け取って欲しいんだ。これは儀式的でなく、皆が自分の小遣から寄付してもらったものだから、豪華なものではないんだけれどね。

今夏休み中のガーディナー夫婦やバトラー父から今日来てくれているバトラー息子、それ以外の家族一同からのプレゼントだから！正式な式などは、セージが落ち着いたら挙げたら良いと思うよ。

セージ＆SUGARMAMA/家族一同からのプレゼント？？？

Nan/ホテルのこじんまりしたスィートルームにハネムーンで部屋を取ったから、泊まってゆっくりして、朝一で帰れば十分間に合うでしょう。

セージ/えっ！・・・だって

SUGARMAMA/（いいのよ！セージ）はい、ありがとうございます。喜んで泊まらせていただきます。

ミント/ほら、セージが早く２人になりたいってイライラしているわよ。型にはまったこと嫌いだから、せめて何か記念になる事って思ったのよ。

ホテルだけは何時も利用しているリ◎ツだから、豪華な部屋ではないけれど悪くないはずよ。ちゃんとお式あげる気になったら、私にウェディングドレス作らせてね🎶

セージ/じゃぁ、今日は皆ありがとう。もう行くから・・・あっ！バトラー父さんによろしくね。ガーディナーオジサンたちにも・・・

バトラー息子/はい、皆とても喜んでおりましたよ。おめでとうございます・笑

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まぁ思ってもいない展開になりまして...でもこれは家族皆で、どうしたら２人が幸せになれるか考えた結果なのでしょう。

セージ君は十分考えていたでしょうが、そこは若さでSUGARMAMAはパワーダウンする年齢で、日が経つにつれて、結婚までする気にならなくなり始めていることが実感できないでしょうからね。

そんなことでは、ちょっとモタモタしているセージ君を待っていては、時間が限られてくるので、結果手続きに時間がかかるお国柄なので、実質的な結婚を半ば強引に急がせたのでしょう。

ここで、又勝手に仕切られたり、格式に拘るのは嫌いなセージは、ちょっとプッツンしそうになりましたが、年の功でSUGARMAMAが巧くフォローして纏まったようで、やれやれでしたが・・・めでたく緊急結婚と忙しい日になりましたが物語はさらに続くのでした。