進歩は過去に戻る事だと！

今日はリハビリスーツよりも先に、セパレーツ型リハビリ服を仕上げて、実際に使う事にしようとのミーティングをしました。
以前からセパレーツ型の服は、以前半分完成していた服と合わせて、実用化させて使うのを先にしようと言う事にしました。先日リヴェール教授達とメィスさんが打ち合わせて、その件も話していたのです。

リハビリスーツの方は追って、セージ君は研究して、もう少し良い物に完成させる予定です。今のままでも十分使えるのですけれど、目標はもう少し上と思っています。

急にバタバタと少し方向性は変わりましたが、セパレーツ型になどと、話が進んだ？戻った？のです。以前セパレーツ型のリハビリスーツは作っています。
今夜はセージ君が返してもらったオールインワンのリハビリスーツを持ち帰り、帰宅後にMrs.Sugarに着てもらって、あれこれチェックをして完成させる様に記録を取るつもりです。

　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～💖

リヴェール教授《なかなか良い調子ではないかね。セパレーツ型リハビリスーツも、ちょっと途中だったのが、今回の新しいリハビリスーツの方が出来上がったら、両方の機能を合わせれば、以前のセパレーツ型はもう１歩で完成品になるし、それが終ったら新しいスーツの方も追って完成と言う事になるぞ。

Dr.マリアンヌ《研究開発って面白いものね。計画通りにそればかりやっていた訳ではないのに、近い物を手がけていたら、あっという間に両方が繋がって、凄く良い物が出来上がったのね♪

思わぬところで、女性最年少のファブリックの研究開発での登録者も出たしね！そうでなくちゃぁね。

Dr.ローソン《医学部からではなく工学部からだったけれど、Dr.マリアンヌの希望していたように『女性ももっと活躍できる場にしたい』が叶ったではないですか・笑

ルネ理事長《それも、此処の大学と大学院を出た者からは嬉しいですなぁ～。

モーリス学長《ほんとうに！セージ君もまるっきりこの国の大学からの研究者ですからね。実用的で良い研究テーマを持ったプロジェクトじゃぁないですか！

リヴェール教授《一見地味なものですけれどね。それだけに本当に使い勝手が、良い物だといえるでしょう。

研究者のセージ君が、名を上げる事にはまったく囚われない若者だったのが良かったよ。

メィスさんも、本当に楽しんで学問をしているというのが、健康的だし良いよなぁ～。

Dr.マリアンヌ《医学部の方もDr.ローソンが今まで何年もかかって、コツコツと国民のメディカルデーターを、集めてくれていたお陰で、サイバー問題などが起きても、国民達の個人情報は完全に守られていますしね。

リヴェールの古臭いと言われていた考えが、結局は一番進歩的だったと証明が出来たようなものね。半世紀前位に、考え始めた事ですものね。

Dr.ローソン《本当の良い意味での進歩が、実は過去に巧く戻る事だと、判った事がよかったですね。

ルネ理事長《そのバランスを巧く取るためには、やっぱり学校ではその意味合いが、良く理解出来る頭の持ち主が、学生でいてくれないとならないですな。

モーリス学長《次の学生を募集するのはもう少し先と言う事で、今居る学生がなるべくドロップアウトしないで、卒業してほしいですな。

厳しいかも知れないけれど、学ぶ事では少々絞り上げて、人としての愛ある教育をしないとですなぁ～。

それに気がつけば、無事に大学を終えて、大学院へ進めるんだけれどなぁ～。そして、そのまま研究員になってくれたらなぁ～。

リヴェール教授《そうすると何かい？一番若い年代はセージ君と同じ年齢と言う事なのかな？

Dr.マリアンヌ《多分そうですよ。ストレートで入学した学生は少なかったですからね。色々問題も見えてきて、受験資格も厳しくしましたからね。

学生が減ったかのようでしたが、最後までやり遂げてドロップアウトする者が減ったのは、年齢も関係があったのかもしれませんよ。

Dr.ローソン《学力は有っても、精神的に育っていないと言う事ですかね。学力が高いと、社会的にトレーニング受けるチャンスが少ないですからね。

早くから遊ぶ事もしないで、ただ勉強だけして来た者は、忍耐には弱いですからね。

ルネ理事長《勉強で溜まったストレスを、上手に解消する方法も、知らなかったりするんですよ。

叩かれ弱くってね。直ぐに音を上げやすい。

モーリス学長《そうそう、それからすると、１回社会に出たり浪人したりして入って来た学生は、やはり大事な勉強もしてきていますから、ドロップアウトする学生が減ったんでしょう。　

覚悟して入って来ているでしょうからね。

リヴェール教授《そうなんだろうね。試験にも強くその他の経験も豊かでないとね。一番のエッセイを基準にしたのが良かったよな。

やっぱり色々な経験してきたものや、感性が豊かな受験生は、未完成であっても着眼点が良かったり、面白い文を書くからね。

Dr.マリアンヌ《後は、本当に学問する事が喜びである特殊な学生ね。これがこれで、自分の至らぬ事が理解出来ているから、益々学ぶ事に喜びを感じて勉強がストレスにはならないのでしょうね。大概が頑固ですしね。

リヴェール教授《Ahahaha、、、結局は、難しい条件ではなく、ごくシンプルな考えが合っていると言う事だよね。

大体僕達が若い頃に、この国を作ろうと話した時も、ある意味若気の至りみたいに、皆で冗談話から、こんな国が実は一番進んだ考えなのではないかって言う事でね。

でも、どんどん科学が発達してしまうと、逆戻りできる考えが出来るものは少ないだろうって話していたんだよ。

僕達はそれをやろうって事で、それぞれの分野でひたすら目的に向かってやってきた結果の国だよ。それなりに理解してくれる、配偶者も必要だったしね。

Dr.ローソン《色々と大変だった時が遭ったでしょう？よくやり遂げられましたね。

ルネ理事長《何人かは、理事会の役員は入れ替わったんですがね。まぁ何とか今に至ったと言う事ですね。

モーリス学長《しかし、皆で想定していたよりも早くに、混乱した世の中に成ってきて、サイバー攻撃などと言うものまで出てきましたし、まぁ今後何年かの間に、皆この国に入国して暮らすようになるでしょう。

とんでもない世の中の手先に成る前にね。此処の国みたいな国が、他にもあるかも知れませんが、国民からは絶対に犯罪者や、殺人者は出さない国にしなくてはね。
　　　　　　　❤～～～～～～～～～～～～～～～～～～❤

Dr.ローソン《それで、セージにリハビリスーツを渡したんだね？

Dr.トーマス《あぁ、嬉しそうに持って帰ったよ。作ったのは良いけれど、直ぐに取り上げられて、なかなか戻って来なかったからね。

セパレーツ型のほうも追って出来てくるそうだよ。以前作ってあるものがあるからね。

Dr.ターナー《あぁ、今週中には出来上がってくるはずだよ。何だか前の始めの形の物と同時に、軽くレギンス型の物も頼んだらしいんだよ。

上はともかく、やはり腰から下が弱ってくる者が多いと聞いて、転倒防止用の体幹保持のレギンスも発注したそうだよ。

男女共転倒して骨折事故が、圧倒的に高齢に成ると多いからね。それが運動不足の者が若年化して居るからね。

着用するものが、当てにし過ぎないような程度の仕上がりが良いんだよ。もっと性能が良いという事は、楽になり過ぎない物を作る事だって、セージは理解しているようだから、良いのが出来るだろう。

Dr.ローソン《豊か過ぎて、偏食の者も若年者ほど多いからなぁ～。やっぱり基本は日頃の食生活を見直さないとね。

運動不足に関しては、此処の国に着てからは、歩くしかないから、そこそこ足腰は鍛えられているだろうしね。使っても自転車だからね。

Dr.トーマス《最初話を聞いた時は、なんてぇ国だって思ったけれど、幸い僕達夫婦は、遺跡調査会に就いて行って、もっと不便で環境の悪い所で仕事していたから、夫婦で休みのローテーションが一緒で働けるのと、のんびり暮らせて緑の多い国は魅力的だったからね。

Dr.ターナー《そうしたら、まさかのクランベリーさんの姉妹と、弟が居る国だったんだね？まぁ両親共が過去の世界の研究をしている家系の者だったら、不思議はないんだけれどね。

Dr.ローソン《今年はターナー教室は、色々と研究が進みそうじゃぁないかな？他のフランツ君達も太陽電池モジュール等の研究をしていたんだけれど、今ではそれは他のプロジェクトに譲ったんだろう？

Dr.ターナー《２人体勢でグラフェンを液体状で使えるようになったので、それを利用して、今回のリハビリスーツなどや、その他必要に応じて、医療用ファブリックに利用できる人体が発する電気を利用する方法を研究しているんだよ。

Dr.トーマス《身の回りから電気を「収穫」する技術、エネルギー・ハーベスティングってやつかい？

Dr.ターナー《人や家畜の体温、機械の振動や人の運動、無線通信の電磁波には微小なエネルギーがあるからね。

これを集めて電力に変換するって言うのを研究する事になったんだよ。セージの希望で“そう出来ないかなぁ～？”って、何時もの気楽な感じのリクエストでね・笑

だから、フランツとエルダーで、電磁波や静電気やその他、まぁ色々研究しだしたよ。もっと色々な種類の電気が人の体内にはあるからね。

Dr.ローソン《大物は他のプロジェクトに任せてね。元々太陽エネルギーなどの開発などしているプロジェクトがあるからね。

彼らは出来るだけコードレスかノンエネルギー設計の物を研究開発しているんだよ。
セージが考えているものは、どれもそれが基本だからね。

　　　　　　❤～～～～～～～～～～～～～～～～～～～❤

Mrs.Sugar《セージ、着たわよ。やっぱり家の中だと開放的気分になれるわぁ～♪

セージ《うん、そうでなくちゃぁ困るんだよね。外でもそのまんまで開放的で、あまり良い気分になられてもね！

Mrs.Sugar《本当に、これは、皮膚１枚増えた位の感覚なのよねぇ～♪自分で触れても、何も着ていないで触っているような感触なのよ。

セージも自分用のを作ってみたらよかったのにぃ！　みてみて何の抵抗も無く手も上げ下げ出来るし！完成かしら？

セージ《完成はまだずっと先で、とりあえず１着って思っていた物だからね。それで、着た感触をもっと具体的に言ってくれよ。まずは着る時は着にくかった？

Mrs.Sugar《最初手に持った時は、ストッキングみたいで、そっと持たなくちゃぁみたいな感じだったんだけれどね。
意外としっかりしているから、慣れたら凄いストレッチ力だから、楽々着られたわ。着にくいと言えば着にくいかもだけれど！

セージ《うんうん、他に何か、もっとこうだったらって思った事はなかった？

Mrs.Sugar《う～ん。。。。。。多分無かったわ。どんなポーズも自由自在だし、本当に裸で居るのと変わらないくらいだし、体が軽くなった感じがするわよ。

セージ《そんな感じだね。捻りも問題なしで、肌に吸着したように、ピッタリフィットしていると.......

Mrs.Sugar《そうだわ！この間は外だったから私下着の上に着たけれど、よくみたら中側はこれ自体が下着仕上げになっているから、今日は本当に裸のまま着たから尚更軽くて、何も着ていないような感じなんだわ！

セージ《あっ、そうなんだ。ちょっと待って、それも報告しておかないとね。はい、じゃぁお疲れ様。

セージ《I have a break a little."Come closer"The warmth of the your is very comfortable.　I want to feel your warmth. Hold on me.

Mrs.Sugar《Warm skin, your touch.We want to hold each other.
Oh, baby, 'cause it feel so good.Just to be this close.You've got me up so high.

セージ《そうだ、ついでにマッサージしてみようか、そのスーツ着てマッサージはどんな感じがするか？

Mrs.Sugar《う～ン、滅茶苦茶気持ちが良いわぁ～。

セージ《何時もとは違う感触がする？俺は何時も通りにやっているんだけれど？

Mrs.Sugar《全然別物よ。凄くセクシーに感じている人に触られているようで、うっふ～んって言う感じ！かな。

セージ《そ、そんな事報告文に書けないだろう！もっと違う言い方ないのかよ。

Mrs.Sugar《だって、半分は冗談よ！でも多分きっと、そう言った感じじゃぁないかとおもうのよ！

セージ《どうやって書いたら伝わるかなぁ～？もう変な事言うんだから・・・でもメィスが言うとおりに、触る方も本当に抱きしめたくなるような感触だよね。

これはでも記録して、この素材を身に付けると、きっと体から発する電気に反応するのかもしれないよな。

マッサージすると、又俺の手から出る電気に反応して、触る方も凄く滑らかで気持ちが良い肌触りだよなぁ～。でも誤解されないような表現で書かないとね。変な事言うから難しいよなぁ～。しかし、凄い分かりやすいって言うか.....

Mrs.Sugar《あぁ～、足が気持ちよいわぁ～、痛いんだけれどぉ～.....止めないでよぉ。はぁ～。

セージ《あのさ、家の中だからよいけれど、妙な気分に成るような声だすなよ。他の声に変えてくれるかなぁ～。
まったく、ついでにマッサージはしたけれど、俺、今仕事中だったの忘れる所だったぜ。
　　　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～～～～💖

思わぬことで、又このリハビリスーツは、思いもしない感覚が鋭くなるという事も判ったのですが、セージ君は報告書には、何て書いたんでしょうね？
まさか『凄くセクシーに感じている人に......うっふ～んって言う感じ！』とは書かなかったと思うのですが.....

素材がまだ詳しく判りませんが、これは体内電気の事なども研究している、エルダー君達ともミーティングしてスーツを着る事で、どのような事が体の中に起きているかも調べてみる必要もあるかもしれません。
又日を改めて、再チェックで何か新たな事が判るかもしれません。