風が強く雨が降りそうな天気です。

天候がよければ、今日は皆でサイクルロードでマイバイクの試乗会をする予定でした。しかし、残念ながら風が強く、結構風はヒンヤリしているので、取りやめてお喋り会になりました。

ライモン君は一応病人ですしね。適当に各自で乗りたいときに、乗れば良いと話は変わりました。ライモン君はDr.ターナーかセラピストと一緒に試乗すると言う事になりました。
もうMrs.Sugarと２人乗りしたセージ君は早速、サイズの事を皆に謝らなければなりません。
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Dr.ターナー《ライモン、出来上がってよかったなぁ～。でも今日は風が強いから試乗会は止めだ！

ライモン《はい、さっき外で少し乗ってみました♪

Dr.マロウ《サイズを間違えたって言ってたけれど、乗り心地はどうだったかい？
俺は乗ってみたけれど、まぁ普通かな?って思ったんだけれどな。
一応普通サイズで問題ないんだろう？

セージ《う～んとね。一応考えて普通よりはワンサイズは大きいのを買ったんだけれど、今の身長だったら、もうひとつ上のサイズが乗りやすいんだよね。スピードも出るし。本当にごめんなさい。自分がこんなに背が伸びたの忘れて居たんだよ。

Dr.ターナー《別にスピードが出ないというだけだし、本格的なロードレース用でもないし、マウンテンバイクでもないんだから、良いいんじゃぁないの?

サドルを上にあげればよいし、むしろセージなんて、やたらに飛ばしそうだからな！

ライモン《僕は凄い久しぶりに乗るから、これで十分だよ。

エルダー《カタログ見ると、あれこれ欲しくなるよなぁ～。そんなに乗ることもないんだけれどさ！
第一俺達の家は、皆自転車に乗るほど、残念ながら教室までが遠くないんだよな。

Dr.マロウ《エルダーの家も割と近いんだ？

セージ《途中まで俺と同じ道を３００m位一緒で、其処が二股に分かれていて、先に俺が曲がるんだけれど、其処からはうちの方が、森の奥へ向かって距離は歩くかな？

エルダー《そうそう、距離的にはセージより後に曲がるんだけれど、家までの距離はうちの方が近いかな？だから、日常は自転車はいらないんだよ。遊びさ、遊び！

ライモン《セージはどんな家に住んでいるんだい？英国式の家なのかな？

Dr.マロウ《此処の一戸建ては、ロッジ風の一戸建てか、英国式セミデタッチかだろう？どちらかと言うと北欧風の軽い感じの家だよな？

Dr.ターナー《俺達みたいに学生の時のままの、シングル用のフラットとは違うんだよ。でもさ、仕事に行くには渡り廊下もあるから、どんな天候でも傘も入らずに通勤も出来るから便利だよな？

Dr.ターナー《そうなんだよなぁ～。まったく今のままで問題ないんだよ。俺なんざぁ自慢じゃぁないけれど、大学と寮と図書館位しか行った事ないくらいだよ。

外に出て行く用事も.....たまにショッピングセンターに髪を切りに行くくらいにしか、出ていないからなぁ～。

Dr.マロウ《ターナー、随分不健康な暮らしぶりだなぁ～。って、俺も似たような暮らししていたけれどな。

今回は、少しアウトサイドの楽しみもしなくちゃぁなって思って、入れてもらう事にしたんだよ。仕事の都合で出たり入ったりも自由だしなぁ～。

Dr.ターナー《そうなんだよ。最初は話をセージから聞いても、ふぅ～んと思っただけなんだけれどな。

ふとサイクルロードの話から、ライモンのリハビリには自転車に乗るのは悪く無いことだろ？付き添って出るなら、俺も自転車作って楽しもうと思ったんだよ。

手軽な遊びだからね。会員はセージとエルダーだからな。人数制限もあるって言うから、早速申し込んだんだよ。

Dr.マロウ《そうそう、だから俺もね、ふと申し込んでみる気になったのさ。自転車を組み立てるというのも面白そうだしな。

ターナーこんなフットボールのボールどうしたんだい。懐かしいなぁ～。子供の時はよくやったよ。

セージ《あ、それはエルダーが持って来たんだよ。ちょっと遊ぶのにも良いからね。サイクルクラブっていっても、メンズクラブって事だから、集ったら色々遊んだり、話したりしても良いだろう？

ライモンも走り回らなければ、ボールを蹴るくらいは良いんだろう？

ライモン《僕はフットボールなんて出来ないよ。

エルダー《だからさ、こうして足先でボールをコントロールするのが、始めの一歩だよ。手はつかっちゃぁいけないんだよ。

Dr.ターナー《あぁ、それは良いかもしれないね。良いリハビリになるかもしれないなぁ～。精神的にもな。

セージ《ライモンは何をしちゃぁいけないの？

ライモン《ジムでのトレーニングは結構制限はあるんだよ。腕立て伏せみたいなのや、重いものを持ち上げたりとかは良くないんだけれど、軽いジョギングくらいや水泳も軽くやるには良いんですよね？

エルダー《何だか中途半端な状態なんだなぁ～。

Dr.ターナー《まぁ大人しく過している分には、今のところ問題はないみたいだよ。

セージ《全部駄目よりも良いだろうけれどね。苦しいとか痛いとかはないのかい？

ライモン《調子が悪かった時は、気分が悪くなったり、胸が痛くなったんだよ。食欲もなかったし、夜も良く眠れなかったりね。　

でも此処に来て暫くしたら、だんだん治ってきたんだ。そうしたらさ、やたらに退屈でね。どうしようかと思ったよ。
セージがいるの判ったけれど、結婚しちゃっているし、勝手に出歩けないしさ。病室の脇はナースルームだから、馬鹿な事もできないしさ。

Dr.ターナー《馬鹿な事って、何をしようと思ったんだい？何かしたい事があったのかな？

ライモン《いやいや、例えばということですよ。

Dr.マロウ《ターナー、お前さん馬鹿な事をしたいって、思った事あるかい？

Dr.ターナー《馬鹿も悧口も、そんな事思う時間が今まではなかったって言う事にしておくさ。やっと最近落着いて来たんだぜ。

だから自由が利くサイクルクラブでも入って、気分転換も良いかなぁ～って思ったんだよ。若者達と触れ合って、馬鹿話も良いかなぁ～ってね・笑

Dr.マロウ《Wahahaha、、、お前モテたからなぁ。そうだよなぁ～。きっと気が若くなるよ。って、セージ達が馬鹿な話しているみたいな事言ってるけれど、例えば話だからな。

セージ《まぁ、確かにそれほど上等な話などしないと思うけれどね。今までは自転車作りが忙しかったけれど、悪天候の時は来たり来なかったりだし、適当に話したりかな？

ライモン《僕は楽しみにしているんだから、天気悪くて自転車乗らなくても、出てきてほしいなぁ～。此処なら周りを気にしないで、話が出来るからね。

エルダー《なら、まぁなるべく出て来るよ。男だけのお喋り会も楽しいかもな！

お茶くらい入れられるように準備するか！

Dr.マロウ《あぁ、じゃぁ電気ポット空いているのがあるから今度持ってくるよ。

Dr.ターナー《Wahahaha、、、何だかままごとみたいで、楽しいかもな。出勤でも午前中の休憩時間は、此処にきてお茶でも飲むか！土曜日だから、そう忙しくないからな。

セージ《そうかぁ、土日は病院の外来はなくても、入院患者の見回りとかあるんだね？

Dr.マロウ《休みでも、何時急患があるか判らないからね。今はこの世情だから、飛行機も来ないから、滅多に急患はなくなったけれどね。

代わりに特患のお預かりは増えたかな？病室は満杯だよ。

ライモン《僕はギリギリ最後の一室に入れたんだね。後はお産とか用に、開けて置かないとならない部屋だけなんでしょう。

エルダー《良かったな、ライモン。症状がそこそこなら、知り合いが誰も居ない病院で療養なんて、本当に退屈で死にそうだよなぁ。

Dr.ターナー《そういえばマロウ、うちのプロジェクトのお嬢さんとは、巧くいっているのかい？その後発展有りなのかい？

エルダー《ターナーさん巧くいってるに決まっているじゃぁないですか！なぁセージ？

セージ《あぁ、ターナー先輩、あのメィスが、もうフエロモン女になっちゃているからね。何時もデスクと椅子に張り付いていたのがね。

一寸した間に消えちゃって、暫く帰ってこないからね。まったくさ、あの民族はイリスもだけれど、取り繕うって事をしないから、バレバレムードで帰って来るからね。目がハートになっているからな。

Dr.マロウ《Wahahaha、、、本当に情熱的なお嬢さんで、なかなか良い性格なんじゃぁないかな？よく勉強もするしね。正直者だし、それに優しい所もあるしね。

Dr.ターナー《そうだったかなぁ～。今度会ったらよく見てみようか！　考えたらじっくり彼女を見た事はなかったよなぁ～。

第一今までは余りプロジェクトに、女性が要るって意識した事なかったしなぁ～。男とは思わなかったけれどな。

セージ《ターナー先輩って、そう言うところが、女性と縁遠くなってしまうんじゃぁないの？恋愛には鈍感なんだよ。

ライモン《わかった！ずっと心に想っている人がいるとか、女性には興味ない性質だったりして？男から見てもDr.ターナーはカッコ良いですからね♪

エルダー《そういえば、そっち系の人から見ても、魅力的かもしれないよ。男っぽくてさ、同性に狙われた事があるんじゃぁないかなぁ～。

Dr.マロウ《そうそう前にさ、盛んに秋波送ってくる患者がいたじゃぁないか！お互いにOKだったら、お前今頃某国の王室内での専属医になっていたかもしれないぜ。

Dr.ターナー《バ～カ！又直ぐにマロウは話に乗せるからな！セージ達はまんまで信じちゃうから、やめてくれよな。

セージは可愛いから、抱きしめちゃうけれど、全然そんな気はないからな。俺は弟って欲しかったんだよ。そっちの気はないからな。

女は面倒くさい場合があるからなぁ～。感情的に成るともう滅茶苦茶だからね。何歳であっても、ヒステリー起すからさ。あれは苦手なんだよ。

セージ《ヒステリー起すって良く聞くけれどさ、俺の家族には女ばかり多いけれど、ヒステリーを起したのを見た事ないんだよなぁ～。

此処の大学に入ってから、酔っ払い女は見た事あるけれどね。

ライモン《女性のヒステリーは、手がつけられないよな。僕は困った事あったからね。急変するからね。女性のヒステリーに敵うものはないんじゃぁないの？

エルダー《おいおい、ライモンそんな経験があるのかい？。それはスゲェ体験だよ。あれ？ターナーさんも経験有りなのかな？

Dr.ターナー《ン？まぁ人生長くやっているから、君達より色々経験もしているよ。医者としてもだけれどね。なんだよセージ、そんな心配そうな顔して見るなよ。
セージの所は、そんな事はなさそうだよ。彼女の性格ならね。
代わりに愛想付かされたりして......

セージ《嘘ぉ～・　・　・　・　・　。

Dr.マロウ《ターナー、セージはもっと心配そうな顔に成っちまったぜ。からかうのは止めて置けよ。セージの方がヒステリー起してもこまるからな。

エルダー《ホント、その話題だけはセージにとってはアキレス腱だからね。

ライモン《僕もセージには吃驚なんですよ。絶対に女性には夢中になるとは思えなかったもの。皆一番興味があるときに、ひとりで、シラァ～っとした顔していたんだよ。

まるで気まぐれみたいに、凄い魅力的な女の子に誘われて、ちょっと付き合っても、時間の問題で直ぐに付き合いをやめちゃってね。　
女の子も自信満々な子って、別れた後は自分の恥になると思うのか、まるで自分が振ったみたいな顔してね。

でも僕達はセージが振ったって思っているんだよ。セージの性格知っているからね。それがさ、今はまるで別人だものね。

Dr.ターナー《ライモンはここでトラブル起すなよ。君はかなり興味の対象にはなっているからね。ただ、皆普通の若者とは違うって感じてるから、興味は有っても遠巻きに見ているだけだけれどね。

君もガールフレンドは欲しいだろうけれど、まぁ、今は自転車に乗るだけの楽しみにしろよ。
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やっぱり、若い男性ばかり集ると、相手がいても居なくても、話題は女性の話しに成るようで、身近な女性の話から、好みの女優さんの話や、歌手などの話などで盛り上がっていました。

意外と芸能人のゴシップ話は、皆よく知っているようで、まぁ当たり障りは無い噂話ですね。何処からニュースソースを仕入れてくるのか、結構よく知って居るようです。

そのうちこれはセージ君の影響ですが、皆日本のアニメの話になったりもしたのです。Dr.ターナーやDr.マロウくらいになっても、男性はアニメは好きなようで、宿直の時などは、ネットでみたりするようです。