ターナー教室の見学に...

夏休み前のプロジェクトチームのターナー教室に、大使館の人達が見学に来ました。研究所には立ち入り禁止の部屋も有りますが、ターナー教室にはセージ君もいますし、まぁ少しくらい見学しても良いだろうと、許可が下りてやって来ました。

新しく来ると言われていた、領事兼弁護士も赴任してきたので、特別に1回きりのご案内です。それは領事兼弁護士もまだ若い弁護士で、シッカリ仕事を覚えるには、此処の大使館は丁度良いという事で、本人もどのような国か納得してやって来ました。

それは又セージ君はビックリする相手で、パーティ仲間だった友達２名がライモン君とセットで来ているのです。後はそのパートナーや,大使代行の者もくるようです。持病持ちの特別大使ですから、完全サポート状態でないと、大使館設立は無理だったのです。その友人達は皆違う近隣小国出身でしたので、代表はライモン君の国ですが、他の２人は事務官と言いながら、各国の領事官でもあります。

完全にライモン君の、計画的な行動で、仲の良かった２人の友人達に相談とサポートを頼んで、実現した話だったようです。国際弁護士の資格もある者もいますから、最強です。

　　　　💕～～～～～～～～～～～～～～～～～～💖

リヴェール教授《おはよぉ～。ちょっとお邪魔するよ！もう皆大使館が出来るのを知っているね？　今日は皆にご挨拶と見学で来ていただいたよ。大使はセージ君の昔からの友人だそうですからね。

ライモン《急に忙しい時間に失礼します。大使のライモンと言います。後は事務官や事務員です。

それから領事館も併設なので、領事兼弁護士も数日前に着任したので、紹介いたします。宜しくお願いいたします。

ワイス事務官《どうぞ、ワイスです宜しくお願いいたします。僕もセージ君とは昔馴染みです。

プリメル《始めまして、事務員のプリメルです。

カール弁護士《新しく着任しました。領事と弁護士兼任で、ラルシーク共和国から来ました。久しぶりだねセージ・笑　

本当に大きく育ったなぁ～。

セージ《えっ！！！　まさかあのカールじゃぁないよね？嘘ぉ～・・・・・。悪夢！

リヴェール教授《Wahahaha、、、、想像以上に驚いたようだよ。

ライモン《そりゃぁそうですよね。僕だってリストの中にカールの名前見て、まさか！って思ったんですよ。ワイスに調べてもらったら、やっぱり若い時に、パーティ会場で集まっていたデビュー前の仲間内だったんですよ。

ワイス事務官《弁護士になったとは聞いていたけれどね。問い合わせたら間違いなくて、それで相談したら、着任するって言うからね。彼に頼んだんですよ。

プリメル《まぁ、昔の遊び仲間が揃ったんですわね・Ohoho...此処の暮らしもライモン様には、楽しい事になりそうですわね。

ライモン《しかし、プリメルは仕事が多くなるかもしれないけれどね。雑用が案外多そうだよ。

ワイス事務官《大丈夫だよ。彼女は優秀な事務員だからね。秘書の仕事も大部分は彼女がこなしているんだからね。

プリメル《そんな事ないですよ。エーデルさんもお忙しいから、お手伝いするだけなんですよ。

カール弁護士《最初だけ忙しいでしょうけれど、落ち着いたらまぁまぁだから、そうしたら、皆でパブにでもいこうよ。

セージももう成人したんだろう？

Dr.ターナー《責任者のターナーです。まぁ、こんな風に雑然としていますが、皆は結構よい仕事してくれています。こちらが、チームリーダーのイリスです。

イリス《宜しくお願いいたします。

リヴェール教授《このチームは忙しくこき使ってしまってね。だからいつも急な仕事に追われていたりするんですよ。

今回の夏休みは、やっと休みが取れるんじゃぁないかな。
そうしようと言っているんだよ。休息日は大事な日だからね。

セージ《その様に宜しくお願いしま～す。

ライモン《もう少し見せてもらっても良いですか？

リヴェール教授《どうぞ？機械類などお好きですか？

ワイス事務官《自転車作らせてもらって以来、興味が湧いて来たみたいなんですよ。

ライモン《セージがどんな仕事をしているのかとおもってね！彼は器用な手つきで、何でも扱うから.....。

セージ《此処で、ライモンの手のかかったMRSのブレスレット作ったんだよ。

Dr.ターナー《ずっとはめていても、何の違和感もないかい？

リヴェール教授《おぉ～ブレスレット仕上げの端末機を付けたんだね？

ライモン《えぇ、最初ブレスレット見せてもらった時に、何だか凄く惹きつけられたんですよね。

凄く気になっていて、そうしたらその後具合が悪くなったんですよ。

イリス《じゃぁ、セージがいるかどうかは判らないで、此処へ静養にいらしたんですか？

ライモン《そうだよ。一応調べてもらったけれど、簡単には判らなくてね。でも発案者の名前が同じだからね。

でもあのセージが、学問の国の大学に入れるかなぁ～？とも思ったんだけれどね。

セージ《凄い臭覚だよ。でもライモンて,そう言うところはあったからね。変に勘が良いって言うかさ。

ライモン《具合が悪くなった時には、本当に最悪って思ったんだけれど、此処に来たらかなり落ち着いたしね。

昔の仲間に囲まれて、病気くらい気にしない事にしようって思ったんだよ。もし悪くなっても、環境的には凄く嬉しい環境だからね。

リヴェール教授《精神的な影響は大きいですからね。無茶さえしなければ、心臓病の方は案外ご長寿なんですよ。

ワイス事務官《そうだよ。良い事なのですが、此処に来たら、顔色まで良くなって、一見健康そのものですものね。きっと、空気も良いのでしょうね。

Dr.ターナー《それは一番気を付けているから、それで車は許可された物以外は無しなんですよ。歩くか自転車か、最小限の時間に、病院と飛行場行の、コーチなどが走っているだけです。

ライモン《本当に慣れたけれど、最初は歩くのには吃驚したよ。何処行くのにも歩くんだから！なるべく階段も使ってってね。足腰鍛えられるたよねぇ～。

セージ《もう慣れたら、どうってことないよ。歩いても、必要な所は、それほど遠くはないしね。

Dr.ターナー《本当にライモン君元気そうだよなぁ～？

ワイス事務官《それが、自国なのに帰って来た次の日は、顔色悪くなってしまってね。

ライモン《今回は、まぁちょっと言いつけ守れなかったからさぁ...。

イリス《きっと大丈夫ですよ。此処は安全で良い国ですからね。安心して子育ても出来るし、落ち着いて勉強もできますからね。

セージ《ライモンは、俺以上に勉強好きじゃぁなかったからね。今の俺は、勉強する目的が有るからやるけれど、ライモンも何かやったら？

ライモン《セージ、俺は病人だからさ！心臓に悪い事は言うなよな！休みの日は休息日だからね。規則正しく暮らさないとならないんだしね。

セージ《普段は大使館で何仕事をするんだい？凄くハードと言う訳じゃぁ無いんだろう？

ライモン《まぁ、主に情報収集関係の仕事を程々にね。静養も兼ねてだからさ。後は雑用が色々出て来るだろうね。

リヴェール教授《まぁ、興味がおありなら、図書館は何時でも使えますし、映画等見たければ、DVDなどもかなり揃っていますよ。

皆さんでご覧になりたかったら、視聴覚室がありますから、７～８人くらいなら、大画面で一緒に見られますよ。

ライモン《それは素晴らしいですね。まぁ、今は僕は土曜日のクラブが楽しみで、自転車の事等、もう少しセージに教わろうと思っているんですよ。
僕にとっては未知の世界でしたからね。

Dr.ターナー《気分転換になっているみたいだし、俺も自転車は色々と教わりながら、手入れなどもしなくちゃぁな。

セージ《俺、夏休み中は適当だからね。夏休みなんだから.....。

ライモン《カールも来たし、ワイスも居るし、適当に過ごすけれどさ。

ワイス事務官《夏休みは僕も休みですからね。

カール弁護士《俺も休みの時には、ジムなど使わせてもらえるって言うから、プールやジムに通うからね。

セージ《じゃぁ、ライモンはリハビリは、カールに頼んで何かやれば？やって良い事を聞いてさ。大体が、やっちゃぁいけない事が、やりたいんだろうけれどさ。

リヴェール教授《何か希望があるなら、一応Dr.ターナーに聞いて、やってください。今の段階なら、かなり色々出来ますからね。

まぁ、日頃は仕事もされているのですから、ゆっくりお過ごしになられたら、宜しいでしょう。

ライモン《はい、大体は聞いています。そうですね。せっかくの休みですから、僕も此処での仕事はかなり楽ですから.....。

ワイス事務官《ゆっくり過ごしましょうよ。

プリメル《そうですね。調子が宜しいからって、元気過ぎるのも、又悪く成られても困りますでしょう？

ライモン様が一番つらくなるんですよ。

カール弁護士《まるで一人になる事はないでしょうからね。じゃぁお邪魔しました。セージ近いうちに、皆で会おうな！本当に大きくなったよなぁ～。

セージ《なんだよ。みんなしてそればかりで！

リヴェール教授《そんなに皆さん一緒の時は、小柄だったんですか？

ライモン《特に小柄ではなかったんでしょうけれど、背が伸びる時期がちょっと遅かったんでしょうね。僕より気持ち小柄だったと思いますよ。

多分今より10センチ以上小さかったんじゃぁないかなぁ～？着やせするから、華奢にも見えたんですよ。裸になると水泳やっていたから、凄い体していたんだけれどね。

カール弁護士《そうだったよなぁ～。15～6歳だったっけ？

ワイス事務官《そうそう、最後はね。そんなものだったよ。

セージ《でも、それほど小柄だったわけじゃぁ無かったんだぜ。

Dr.ターナー《今は俺とトントンの身長があるんじゃぁないか？それとも追い越されたっけ？

ライモン《僕は完全に見下ろされてしまいましたよ。僕だって、特に小さい訳じゃぁ無いんだけれどね。まぁ普通かな？さて、お邪魔しました。じゃぁセージ又な！
エルダー君も又ね。

セージ＆エルダー《又ね。宜しく...。
　　　　　　💖～～～～～～～～～～～～～～～～～💕

又々やって来たのは、昔の知り合いでした。もちろん誰を頼むかはリストを見て、ライモン君はそこで、知った名前を見つけたからです。彼らが行っていた公的パーティは、格式が高いパーティで、近隣国友好の為のパーティでもあったのです。

後は主だった、親しくしておきたい国の知識人達などでしたから、顔を合わせる事は珍しくは無いとも言えるのですが.....。何時かは休みの日か、仕事が終わった後に皆で集まらないとならないでしょうね。

今のセージ君は、なるべく家で過ごしたいのですが！昔のセージ君しか知らないので、又皆が集まって遊ぶのも良いと、カール弁護士などは思っている様です。